JPH0532398U - 折りたたみ式ジヤツキハンドル - Google Patents

折りたたみ式ジヤツキハンドル

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JPH0532398U
JPH0532398U JP8999791U JP8999791U JPH0532398U JP H0532398 U JPH0532398 U JP H0532398U JP 8999791 U JP8999791 U JP 8999791U JP 8999791 U JP8999791 U JP 8999791U JP H0532398 U JPH0532398 U JP H0532398U
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博 栗山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車内に収納して走行する際に、走行時の
振動でがたついたり異音を発生したりすることがないよ
うにする。 【構成】 連結部24を介してロッド12に折りたたみ
可能に連結されたレバー14を、実線で示されている折
りたたみ状態において、中間部がカラー20に当接させ
られるとともにグリップ16の側面がロッド12に接触
させられるように、連結部24の軸心と直角な方向から
傾斜した方向へ延び出させた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車載用ジャッキのねじ棒を回転駆動するジャッキハンドルに係り、特 に、自動車にコンパクトに収納し得る折りたたみ式のジャッキハンドルに関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
車載用ジャッキのねじ棒を回転駆動して昇降させるジャッキハンドルとして、 (a)車載用ジャッキのねじ棒に係止される係止部が先端に設けられたロッドと 、(b)そのロッドの後端部にそのロッドの軸心に対して直角な一回動軸まわり の回動可能に連結されるとともにその一回動軸から略直角な方向へ延び出すレバ ーと、(c)そのレバーの先端部にそのレバーの軸心に対して直角な方向へ延び 出すように設けられたグリップとを備え、前記レバーが前記ロッドに対して略直 角となる回転操作位置へ回動させられた状態で前記グリップを把持してそのロッ ドの軸心まわりに回転操作されることにより前記ねじ棒を回転駆動する一方、前 記レバーが前記ロッドと同じ方向へ折りたたまれた状態で自動車に収納される折 りたたみ式のものが提案されている。図2は、かかる折りたたみ式ジャッキハン ドルの一例であり、ロッド30にはジョイント32を介してレバー34が回動可 能に設けられ、使用時にはそのレバー34を一点鎖線で示す回転操作位置まで矢 印に従って回動させる一方、収納時には逆まわりに回動させて実線で示すように ロッド30と同じ方向へ倒して折りたたむのである。このような折りたたみ式ジ ャッキハンドルによれば、自動車内の比較的小さなスペースにコンパクトに収納 できる利点がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来の折りたたみ式ジャッキハンドルは、レバーがロッ ドと同じ方向へ倒れるようにしただけであるため、これをそのまま自動車へ収納 すると、走行時の振動でレバーとロッドとががたついて異音を発生することがあ った。
【0004】 本考案は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、 走行時の振動でがたついたり異音を発生したりすることがないようにすることに ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本考案は、(a)車載用ジャッキのねじ棒に係 止される係止部が先端に設けられたロッドと、(b)そのロッドの後端部にその ロッドの軸心に対して直角な一回動軸まわりの回動可能に連結されるとともにそ の一回動軸から略直角な方向へ延び出すレバーと、(c)そのレバーの先端部に そのレバーの軸心に対して直角な方向へ延び出すように設けられたグリップとを 備え、前記レバーが前記ロッドに対して略直角となる回転操作位置へ回動させら れた状態で前記グリップを把持してそのロッドの軸心まわりに回転操作されるこ とにより前記ねじ棒を回転駆動する一方、前記レバーが前記ロッドと同じ方向へ 折りたたまれた状態で自動車に収納される折りたたみ式ジャッキハンドルにおい て、前記レバーは、折りたたみ状態においてその中間部が前記ロッドに当接させ られるとともに前記グリップの側面がそのロッドに接触させられるように、前記 一回動軸と直角な方向から傾斜した方向へ延び出していることを特徴とする。
【0006】
【作用および考案の効果】
このような折りたたみ式ジャッキハンドルにおいては、レバーの中間部がロッ ドに当接させられることにより折りたたみ状態が規定されるとともに、その折り たたみ状態では、レバーの先端部に設けられたグリップの側面がロッドに接触さ せられるため、そのグリップとロッドとの摺動抵抗によりレバーの自由な回動が 阻止されて、レバーが折りたたみ状態に保持される。したがって、これをそのま ま自動車へ収納しても、走行時の振動でレバーとロッドとががたついて異音を発 生する恐れがない。また、本考案では、レバーがロッドに当接するとともにグリ ップの側面がロッドに接触するように、レバーの形状すなわち一回動軸からの延 び出し方向を変更するだけでよいため、締結具や位置決め具等を用いてレバーと ロッドとを位置決めする場合に比較して、部品点数や重量が増加することがなく 、ジャッキハンドルが簡単で軽量且つ安価に構成される利点がある。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0008】 図1は、本考案の一実施例である折りたたみ式ジャッキハンドル10の斜視図 であり、この折りたたみ式ジャッキハンドル10はロッド12,レバー14,グ リップ16等を備えて構成されている。ロッド12は略一直線状を成し、先端に は図示しない車載用ジャッキのねじ棒に係止される係止部18が一体に設けられ ているとともに、中間部には作業者によって把持される樹脂製のカラー20が軸 方向の移動不能且つ軸心まわりの回転可能に取り付けられている。また、ロッド 12の後端には、コの字形状のジョイント22の背板部がロッド12に対して直 角となる姿勢で溶接等により一体的に固設されている。
【0009】 前記レバー14は略直角に曲成された連結部24を一体に備えており、その連 結部24は、前記ジョイント22の一対の側壁部を貫通する状態で軸心まわりの 回動可能にそのジョイント22に連結されている。連結部24は、その軸心が前 記ロッド12の軸心と直角な一回動軸に相当し、レバー14は、その連結部24 の軸心まわりの回動可能にロッド12に連結されているとともに、その連結部2 4の軸心と略直角な方向へ延び出している。レバー14の延び出し方向は、連結 部24の軸心に対して完全に直角な方向でなく僅かに傾斜しており、連結部24 の軸心まわりに回動させられると、図1に実線で示されているように、その中間 部がロッド12に配設された前記カラー20に当接させられるようになっている 。かかるレバー14の先端部は略直角に曲成されており、その先端部には、前記 グリップ16が軸心まわりの回転可能に取り付けられている。グリップ16は、 ポリプロピレン等の合成樹脂にて構成されているとともに、先端側程僅かに大径 となるテーパ形状を成している。上記のようにレバー14の中間部がカラー20 に当接するまでレバー14が回動させられると、グリップ16は、その基端側の 外周面がロッド12に接触させられる。グリップ16は先端側程僅かに大径とな るテーパ形状を成しているため、レバー14の回動時には先ず先端側がロッド1 2と干渉するが、レバー14の弾性変形によってグリップ16の先端側はロッド 12を乗り越え、レバー14の中間部がカラー20に当接する時には小径の基端 側においてロッド12に接触させられる。
【0010】 以上のように構成された折りたたみ式ジャッキハンドル10は、レバー14が 連結部24を中心として図1において左まわりに回動させられ、実線で示されて いるように中間部がカラー20に当接させられることにより、折りたたみ状態が 規定される。その折りたたみ状態では、レバー14の先端部に設けられたグリッ プ16の側面がロッド12に接触させられるため、そのグリップ16とロッド1 2との摺動抵抗によりレバー14の自由な回動が阻止され、レバー14は折りた たみ状態に保持される。特に、グリップ16は先端側程僅かに大径となるテーパ 形状を成しているため、レバー14の回動が一層効果的に防止される。かかる折 りたたみ式ジャッキハンドル10は、このようにレバー14を折りたたむことに より、自動車内の比較的小さなスペースにコンパクトに収納される。
【0011】 一方、かかる折りたたみ式ジャッキハンドル10を用いてパンタグラフ式ジャ ッキ等のねじ棒を回転駆動する際には、先ず、グリップ16とロッド12との摺 動抵抗に抗してレバー14を図1の右まわりに約270゜回動させ、一点鎖線で 示されているようにロッド12に対してレバー14が略直角となる姿勢とする。 この一点鎖線で示されている位置が回転操作位置であり、その状態で、一方の手 でカラー20を把持するとともに他方の手でグリップ16を把持し、係止部18 をジャッキのねじ棒に係止してレバー14をロッド12の軸心まわりに回転操作 することにより、ねじ棒が回転駆動されてジャッキが昇降させられる。上記回転 操作位置は、例えば連結部24にかしめ加工によって半径方向へ突き出す突起を 設け、ジョイント22の背板部または背板部から突き出すロッド12の端部等に その突起が係合させられるようにするなどによって規定されている。
【0012】 ここで、本実施例の折りたたみ式ジャッキハンドル10は、レバー14を折り たたんだ際に、その中間部がカラー20に当接させられるとともにグリップ16 の側面がロッド12に接触させられ、そのグリップ16とロッド12との摺動抵 抗によりレバー14が折りたたみ状態に保持されるようになっているため、これ をそのまま自動車へ収納しても、走行時の振動でレバー14とロッド12とがが たついて異音を発生する恐れがない。特に、本実施例ではグリップ16およびカ ラー20がそれぞれ合成樹脂製であるため、異音の発生が一層効果的に防止され る。
【0013】 また、図2に示されている従来装置に比較して、レバー14がカラー20に当 接するとともにグリップ16の側面がロッド12に接触するように、レバー14 の形状すなわち連結部24からの延び出し方向を変更しただけであるため、締結 具や位置決め具等を用いてレバーとロッドとを位置決めする場合に比較して、部 品点数や重量が増加することがなく、折りたたみ式ジャッキハンドル10が簡単 で軽量且つ安価に構成される。
【0014】 以上、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、例えばグリップ 16およびカラー20を回転不能に固設したり省略したりしても差支えないなど 、本考案は当業者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実施するこ とができる。グリップ16を省略した場合、略直角に曲成されたレバー14の先 端部がグリップとして機能する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である折りたたみ式ジャッキ
ハンドルの斜視図である。
【図2】従来の折りたたみ式ジャッキハンドルの一例を
示す斜視図である。
【符号の説明】
10:折りたたみ式ジャッキハンドル 12:ロッド 14:レバー 16:グリップ 18:係止部 24:連結部(一回動軸)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車載用ジャッキのねじ棒に係止される係
    止部が先端に設けられたロッドと、該ロッドの後端部に
    該ロッドの軸心に対して直角な一回動軸まわりの回動可
    能に連結されるとともに該一回動軸から略直角な方向へ
    延び出すレバーと、該レバーの先端部に該レバーの軸心
    に対して直角な方向へ延び出すように設けられたグリッ
    プとを備え、前記レバーが前記ロッドに対して略直角と
    なる回転操作位置へ回動させられた状態で前記グリップ
    を把持して該ロッドの軸心まわりに回転操作されること
    により前記ねじ棒を回転駆動する一方、前記レバーが前
    記ロッドと同じ方向へ折りたたまれた状態で自動車に収
    納される折りたたみ式ジャッキハンドルにおいて、 前記レバーは、折りたたみ状態においてその中間部が前
    記ロッドに当接させられるとともに前記グリップの側面
    が該ロッドに接触させられるように、前記一回動軸と直
    角な方向から傾斜した方向へ延び出していることを特徴
    とする折りたたみ式ジャッキハンドル。
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