JPH11199134A - ワイヤリングハーネスの巻取装置 - Google Patents

ワイヤリングハーネスの巻取装置

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JPH11199134A
JPH11199134A JP10020221A JP2022198A JPH11199134A JP H11199134 A JPH11199134 A JP H11199134A JP 10020221 A JP10020221 A JP 10020221A JP 2022198 A JP2022198 A JP 2022198A JP H11199134 A JPH11199134 A JP H11199134A
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JP
Japan
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wiring harness
anvil
winding
impact wrench
shaft
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JP10020221A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Amami
達也 天見
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Kuken Co Ltd
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Kuken Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
    • B65H54/56Winding of hanks or skeins
    • B65H54/58Swifts or reels adapted solely for the formation of hanks or skeins
    • B65H54/585Reels for rolling tape-like material, e.g. flat hose or strap, into flat spiral form; Means for retaining the roll after removal of the reel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2402/00Constructional details of the handling apparatus
    • B65H2402/40Details of frames, housings or mountings of the whole handling apparatus
    • B65H2402/41Portable or hand-held apparatus
    • B65H2402/414Manual tools for filamentary material, e.g. for mounting or removing a bobbin, measuring tension or splicing

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  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃車解体時にワイヤリングハーネスを確実且
つ能率よく車体内から引き出して除去し得るワイヤリン
グハーネスの巻取装置を提供する。 【解決手段】 回転ハンマ6によって回転力が伝達され
るアンビル1の外周面に該アンビル1を一方向にのみ回
転させ、逆方向の回転を阻止するワンウェイロック機構
2を配設してなるインパクトレンチAと、上記アンビル
1の先端角軸部1aに基端ソケット部21を着脱自在に装着
させる巻取軸20を有するワイヤリングハーネス巻取工具
Bとからなり、回転ハンマ6による大きな打撃回転力に
よって巻取り軸20の先端係止溝孔23に挿通、係止させた
ワイヤリングハーネスを巻取軸20に巻き取るように構成
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の点火、充
電、駆動などの配線を束ねてなるワイヤリングハーネス
を廃車解体時に除去するワイヤリングハーネスの巻取装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車に配設されているワイ
ヤリングハーネスを廃車解体時に除去するには、作業員
がプライヤー等を使用してワイヤリングハーネスを挟着
したのち、人力により引き抜き方向に張引して除去して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなワイヤリングハーネスの除去方法では、作業員が
プライヤー等の工具を使用して人手により引き抜きを行
っているために、著しい労力を要するばかりでなく、ワ
イヤリングハーネスが絡み合ったりしてその撤去作業に
手間を要し、作業能率が低下するという問題点があっ
た。
【0004】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところはインパクトレンチの
高トルクを利用して容易に且つ能率よくワイヤリングハ
ーネスを除去し得るワイヤリングハーネスの巻取装置を
提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のワイヤリングハーネスの巻取装置は、回転ハ
ンマによる打撃回転力をアンビルに伝達するように構成
したインパクトレンチと、このインパクトレンチの上記
アンビルの先端角軸部に着脱自在に被嵌してアンビルと
一体回転するワイヤリングハーネス巻取工具とからな
り、インパクトレンチには上記アンビルの回転を一方向
にのみ行わせて逆方向の回転を阻止するワンウェイロッ
ク機構が備えられている一方、ワイヤリングハーネス巻
取工具は、巻取軸の基端に上記角軸部に着脱自在に被嵌
させるソケット部を有し且つ先端部にワイヤリングハー
ネスの係止溝孔を形成してなる構造を有している。
【0006】上記構成のワイヤリングハーネスの巻取装
置において、請求項2に係る発明は上記ワイヤリングハ
ーネス巻取工具の巻取軸のソケット部の外周にL字状の
反力受け部材の基端筒体部を遊嵌させると共に該筒体部
の後部を上記インパクトレンチの先端部外周面に回転不
能に且つ着脱自在に被嵌させていることを特徴ととして
いる。
【0007】
【作用】ワイヤリングハーネスの除去作業開始時には、
インパクトレンチのアンビル先端の角軸部にワイヤリン
グハーネス工具の巻取軸の基端ソケット部を装着する。
この状態にして複数条のワイヤリングハーネスの一部を
巻取軸の係止溝孔に挿通状態に係止させ、インパクトレ
ンチを作動させると、回転ハンマが回転してその回転力
をアンビルから巻取軸に伝達し、ワイヤリングハーネス
はこの巻取軸の回転によって該巻取軸上に巻き取られる
ものである。
【0008】ワイヤリングハーネスの巻取中に巻取抵抗
が増大すると、アンビルがワイヤリングハーネス側から
の巻取抵抗力によって巻き戻し方向に逆回転しようとす
るが、インパクトレンチ内に設けているワンウェイロッ
ク機構によって逆回転するのを阻止されると共に回転ハ
ンマによる打撃回転力によってアンビルが大きな回転ト
ルクでもって回転させられ、ワイヤリングハーネスを巻
取軸に積極的に巻取ることができるものである。
【0009】また、請求項2に係る発明は、インパクト
レンチの先端部にL字状の反力受け部材を装着しておく
ものであるから、この反力受け部材を作業現場における
インパクトレンチ近傍部の適所に係止させておくことに
よって、巻取軸からワンウェイロック機構を介してイン
パクトレンチに作用する巻き戻し方向の反力を該反受け
部材によって受止させることができ、インパクトレンチ
を安定した状態で把持しながらワイヤリングハーネスの
巻取作業を行うことができるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の具体的な実施の形
態を図面について説明すると、図1、図2において、ワ
イヤリングハーネスの巻取装置は、アンビル1を一方向
にのみ回転させ且つ逆方向の回転を阻止するワンウェイ
ロック機構2を内装してなるインパクトレンチAと、こ
のインパクトレンチAの上記アンビル1の先端角軸部1a
に着脱自在に装着してワイヤリングハーネスの巻き取り
を行う巻取軸20を有するワイヤリングハーネス巻取工具
Bと、反対受け部材Cとから構成されている。
【0011】インパクトレンチAは周知のように、ケー
シング3の後部内に圧縮空気によって回転させられるエ
アーモータ4を内装していると共に把手部3aに外部から
ホースを通じて供給される圧縮空気を上記エアーモータ
4側に流入させるための開閉弁(図示せず)の開閉レバ
ー5を設けてあり、上記エアモータ4の前方側における
ケーシング3の前部内に円筒形状の回転ハンマ6を内装
して該回転ハンマ6の円板状後部壁の中心部を上記エア
モータ4のロータ軸の前端にスプライン嵌合させてエア
モータ4と一体的に回転するようにし、さらに、ケーシ
ング3の前端部にはその回転軸芯を上記回転ハンマ6と
同一回転軸芯に一致させた上記アンビル1が回転自在に
支承され、このアンビル1上に左右方向に揺動自在に配
設しているアンビル片7を回転ハンマ6に係合させるこ
とによって回転ハンマ6の回転力をアンビル1に伝達す
るように構成しているものである。
【0012】上記回転ハンマ6の前端部内周面は、図3
に示すようにアンビル片7の前端に装着しているカム8
の円形状カム摺動面6aに形成していると共にその一部を
一定の円弧長だけ外径方向に拡大させてカム8が中立姿
勢で通過可能な深さを有するカム通過溝9を形成してあ
り、さらに、この回転ハンマ6の内周面において、上記
カム通過溝9の円弧長の中央位置における後方部には図
4に示すように、山形状の打撃突起10を回転ハンマ6の
長さ方向に突設していると共に該打撃突起10の両側面を
凹弧状溝部を介して回転ハンマ6の内周面に連続させて
いる。
【0013】上記アンビル片7はアンビル1に長さ方向
に刻設している断面半円形状の支持溝11にその半円形状
の下周面を左右揺動自在に載置してあり、揺動によって
支持溝11から露出する両側面を上記回転ハンマ6の打撃
突起10との衝突係合面7aに形成している。一方、上記カ
ム8はその上部を下周面の両側端から上方に突出する山
形状の突部8aに形成し、該突部8aを支持溝11から回転ハ
ンマ6のカム摺動面6aに向かって突出させている。アン
ビル1の回転中心からこのカム8の突部8aの先端までの
距離は、回転ハンマ6の上記円形状のカム摺動面6aの半
径よりもやゝ長くされてあり、従って、カム8の突部8a
をカム摺動面6aに摺接させた状態においては、カム8が
回転ハンマ6の回転方向にアンビル片7と共に傾斜した
状態となり、カム通過溝9に入ると、アンビル片7と共
に中立姿勢、即ち、突部8aが回転ハンマ6の直径方向に
向くように構成している。
【0014】このような中立姿勢に保持するための手段
としては、公知のように、アンビル1の長さ方向の中央
部に上記支持溝11から垂直方向に貫通孔12を設けて該貫
通孔12の上下部にアンビル片押圧部材13とスプリング受
止部材14とを夫々摺動自在に内装し、アンビル片押圧部
材13とスプリング受止部材14との対向面間にスプリング
15を圧入すると共にスプリング受止部材14の下端から突
設した脚片16を回転ハンマ6の内周面に設けている周溝
17に摺接させる一方、アンビル押圧部材13の上面によっ
てアンビル片7の円弧状下面を押圧して該アンビル片7
が中立姿勢となるように付勢している。
【0015】このように構成したインパクトレンチAに
おいて、ケーシング3の前端部内周面にアンビル1を一
方向にのみ回転させ且つ逆方向の回転を阻止するワンウ
ェイロック機構2を装着している。このワンウェイロッ
ク機構2としては、公知の構造のものを採用すればよい
が、この実施例においては図5に示すように、ケーシン
グ3の前端部内周面に固着した円筒部材2aの内周面複数
個所に三角形状の切欠2bを設け、各切欠2b内にアンビル
1の外周面に摺接した円形断面のピン2cを入れ、このピ
ン2cを軽いバネ2dによって三角形状の切欠2bに食い込ま
せる方向に押圧し、常態においては円筒部材2aの内周面
とアンビル1の円形外周面とに接触させている。
【0016】ワイヤリングハーネス巻取工具Bは、一定
長さを有する巻取軸20の基端にインパクトレンチAの上
記アンビル1の先端角軸部1aに着脱自在に被嵌させる角
孔を有するソケット部21を一体に設けていると共に先端
部を二股フォーク形状に形成してそのフォーク部22、22
間に先端が巻取軸20の先端面に開口し且つ両側が巻取軸
20の両側面に貫通した断面U字状の係止溝孔23を形成し
てなるものである。
【0017】一方、反力受け部材CはL字状に屈曲した
金属棒40と上記インパクトレンチAの先端部に回転不能
に且つ着脱自在に取付ける筒体部43とからなる。筒体部
43はその前半部をワイヤリングハーネス巻取工具Bの巻
取軸20のソケット部21における外周面に遊嵌させる内径
に形成した小径筒部に形成していると共に後半部を大径
筒部に形成してその内周面に、周方向に一定間隔毎に長
さ方向の突条部44を一体に形成してこれらの突条部44を
インパクトレンチAの先端部外周面に固着したロックブ
ッシュ16の外周面に周方向に一定間隔毎に形成している
凹条部17に着脱可能にスプライン嵌合させている。ま
た、上記L字状の金属棒40は、筒体部43の一側面に一体
に固着してこの一側面から該筒体部43の外側方に向かっ
て突設した一定長さの杆部41と該杆部41の先端から上記
巻取軸20に平行に前方に向かって突設した杆部42とから
なる。
【0018】以上のように構成したインパクトレンチA
とワイヤリングハーネス巻取工具B及び反力受け部材C
とからなるワイヤリングハーネス巻取装置の使用態様を
説明すると、まず、インパクトレンチAのアンビル1の
先端角軸部1aにワイヤリングハーネス巻取工具Bの巻取
軸20のソケット部21を被嵌する。この際、該ソケット部
21に反力受け部材Cの筒体部43の前半部を被嵌させてお
き、該筒体部43の後半部をインパクトレンチAの先端部
にスプライン嵌合させて一体に回転不能に連結し、巻取
軸20の外方において平行に突出した杆部42を車体等の適
所に係止させておく。
【0019】この状態にしたのち、巻取軸20の先端部係
止溝孔23に複数条のワイヤリングハーネスWの一部を巻
取軸20に直交する方向に挿通、係止させ、しかるのち、
インパクトレンチAを作動させてアンビル1を一方方向
に回転させることにより、巻取軸20を一体に回転させて
ワイヤリングハーネスWを該巻取軸20に巻き取る。
【0020】インパクトレンチAの作動は周知のよう
に、開閉レバー5を押してエアーモータ4に圧縮空気を
供給することにより該エアーモータ4を回転させて回転
ハンマ6を図3、図4に示す矢印方向(時計方向に)に
回転させると、カム8の突部8aに回転ハンマ6のカム通
過溝9の一方の側端面が当接して該カム6をアンビル片
7と共に同一方向に回動、傾斜させ、その突部8aの一側
面部(左側面部)をカム摺動面6aに摺接させる共に傾斜
したアンビル片7の衝突係合面7aが回転ハンマ6の打撃
突起10に衝突、係止して回転ハンマ6の回転力が該アン
ビル片7を介してアンビル1に伝達し、上記巻取軸20を
回転させてワイヤリングハーネスWを巻き取るものであ
る。
【0021】この際、アンビル1の回転によってワンウ
ェイロック機構2のピン2cはバネ2dの弾発力に抗して三
角形状の切欠2bの広がり方向に移動して円筒部材2aの内
周面から離れるので、アンビル1は矢印方向に自由に回
転し得るものである。
【0022】ワイヤリングハーネスWの巻取作業中にそ
の巻取抵抗が増大すると、アンビル1が徐々にその回転
速度を減少させながら停止に近づく。従って、アンビル
片7に作用する遠心力は小さくなり、該遠心力がなくな
るとアンビル片7を中立姿勢になる方向に付勢している
スプリンク15が打撃突起10とアンビル片7間の静止摩擦
力に打ち勝ってアンビル片7と打撃突起10との係合が外
れて中立姿勢となり、カム8の突部8aをカム通過溝9に
通過させながら回転ハンマ6が時計方向にフリーランニ
ングを行う。この時、アンビル1がワイヤリングハーネ
スW側からの引き戻し力によって逆方向に回転しようと
するが、ワンウェイロック機構2のピン2cが切欠2bに食
い込んで逆回転を阻止する。
【0023】上記回転ハンマ6のフリーランニングによ
ってカム8の突部8aがカム通過溝9を通過したのち、再
び、その突部8aがカム通過溝9の一端部に当接して傾動
し、この傾動によって傾斜したアンビル片7の衝突係合
面7aが回転ハンマ6の打撃突起10に衝撃的に係合してア
ンビル1に大きな回転トルクを発生させ、この回転トル
クによって巻取軸20を回転させてワイヤリングハーネス
Wの巻き取りを行う。このように、巻取軸20側の巻取抵
抗力が増大する毎にアンビル片7と打撃突起10とを衝撃
的に係合させ、この衝撃打を繰り返すことによってワイ
ヤリングハーネスWを大きな巻取力によって巻き取って
いくものである。
【0024】巻取軸20に対するワイヤリングハーネスW
の巻取径が増大するに従って、巻取抵抗が大きくなり、
その巻取抵抗力が反力として巻取軸20からワンウェイロ
ック機構2を介してインパクトレンチAに作用するが、
インパクトレンチAにはその先端部に反力受け部材Cを
取付けてあり、この反力受け部材Cを介して車体等の適
所に反力を受止させることができる。こうして巻取軸20
に巻き取られたワイヤリングハーネスWは該巻取軸20か
ら抜き取ることによって除去される。なお、以上の実施
例においては、エアモータによって打撃回転力を発生さ
せるインパクトレンチを用いたが、電動(充電式も含
む)によるインパクトレンチを用いてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明のワイヤリングハー
ネスの巻取装置によれば、回転ハンマによる打撃回転力
をアンビルに伝達するように構成したインパクトレンチ
と、このインパクトレンチの上記アンビルの先端角軸部
に着脱自在に被嵌してアンビルと一体回転するワイヤリ
ングハーネス巻取工具とからなり、インパクトレンチに
は上記アンビルの回転を一方向にのみ行わせて逆方向の
回転を阻止するワンウェイロック機構が備えられている
一方、ワイヤリングハーネス巻取工具は、巻取軸の基端
に上記角軸部に着脱自在に被嵌させるソケット部を有し
且つ先端部にワイヤリングハーネスの係止溝孔を形成し
てなるものであるから、インパクトレンチのアンビルの
先端角軸部に巻取軸の基端ソケット部を装着したのち、
インパクトレンチを作動させることによって巻取軸を回
転させてワイヤリングハーネスを能率良く該巻取軸に巻
き取ることができる。
【0026】上記ワイヤリングハーネスの巻取を行うに
際して、該ワイヤリングハーネスの先端部等の一部を巻
取軸の先端部に設けている係止溝孔に直交状態で挿通、
係止させることによってスリップを生じさせることなく
複数条のワイヤリングハーネスを一体的に収束状態で確
実に巻取軸に巻き取ることができるものである。また、
ワイヤリングハーネスの巻取中に巻取抵抗が増大して
も、インパクトレンチ内にワンウェイロック機構を設け
ているのでアンビルが逆回転することはなく、ワイヤリ
ングハーネスを巻取軸に巻き取った状態を確実に維持で
きると共にインパクトレンチの回転ハンマによる打撃回
転力によってアンビルを大きな回転トルクでもって回転
させることができるので、上記巻取抵抗力に抗して巻取
軸を積極的に回転させてワイヤリングハーネスを巻取軸
に円滑に巻取ることができるものである。
【0027】また、請求項2に係る発明によれば、上記
ワイヤリングハーネス巻取工具の巻取軸のソケット部の
外周にL字状の反力受け部材の基端筒体部を遊嵌させる
と共に該筒体部の開口端部を上記インパクトレンチの先
端部外周面に回転不能に且つ着脱自在に被嵌させている
ので、この反力受け部材を作業現場におけるインパクト
レンチ近傍部の適所に係止させておくことによって、巻
取軸からワンウェイロック機構を介してインパクトレン
チに作用する巻き戻し方向の反力を該反受け部材によっ
て確実に受止させることができ、インパクトレンチを安
定した状態で把持しながらワイヤリングハーネスの巻取
作業を行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワイヤリングハーネス巻取装置の一部を断面し
た側面図、
【図2】その斜視図、
【図3】そのX1ーX1線における縦断正面図、
【図4】X2ーX2線における縦断正面図、
【図5】ワンウェイロック機構の断面図。
【符号の説明】 1 アンビル 1a 先端角軸部 2 ワンウェイロック機構 4 エアーモータ 6 回転ハンマ 7 アンビル片 10 打撃突起 A インパクトレンチ B ワイヤリングハーネス巻取工具 C 反力受け部材 20 巻取軸 21 ソケット部 23 係止溝孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ハンマによる打撃回転力をアンビル
    に伝達するように構成したインパクトレンチと、このイ
    ンパクトレンチの上記アンビルの先端角軸部に着脱自在
    に被嵌してアンビルと一体回転するワイヤリングハーネ
    ス巻取工具とからなり、インパクトレンチには上記アン
    ビルの回転を一方向にのみ行わせて逆方向の回転を阻止
    するワンウェイロック機構が備えられている一方、ワイ
    ヤリングハーネス巻取工具は、巻取軸の基端に上記角軸
    部に着脱自在に被嵌させるソケット部を有し且つ先端部
    にワイヤリングハーネスの係止溝孔を形成してなること
    を特徴とするワイヤリングハーネスの巻取装置。
  2. 【請求項2】 上記ワイヤリングハーネス巻取工具の巻
    取軸のソケット部の外周にL字状の反力受け部材の基端
    筒体部を遊嵌させると共に該筒体部の後部を上記インパ
    クトレンチの先端部外周面に回転不能に且つ着脱自在に
    被嵌させていることを特徴とする請求項1に記載のワイ
    ヤリングハーネスの巻取装置。
JP10020221A 1998-01-16 1998-01-16 ワイヤリングハーネスの巻取装置 Pending JPH11199134A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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