JP3900076B2 - 可搬式電動工具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、掛止用フックを備えて腰ベルト等に引掛けておくことのできる可搬式電動工具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、電動工具本体に掛止用フックを突設し、この掛止用フックを作業者の腰ベルト等に掛止めすることで電動工具本体を吊下げ可能にした可搬式電動工具が提案されている(特許文献1参照)。図10には、従来の可搬式電動工具に突設した掛止用フック50の先端部分を、作業者33と腰ベルト31との間に上方から挿入して引掛けた場合を示している。作業者33と腰ベルト31との間には電動工具本体(図示せず)の重みで上側ほど大きな隙間が生じるが、従来の掛止用フック50の先端部分は略均一な厚みを有する断面略矩形状であったことから、掛止用フック50はその内側の面50aの一部分でしか腰ベルト31と接触せず、従って、腰ベルト31から脱落し易いものであった。これに対して、掛止用フック50の全長を大きくすれば腰ベルト31からの脱落は防止されるが、この場合には大型化された掛止用フック50が邪魔となって作業性の低下等を招いてしまうといった問題がある。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−254358号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、腰ベルト等に確実に掛止めすることのできるコンパクトな掛止用フックを備えた可搬式電動工具を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明を、電池パックを接続させて用いる電動工具本体に、該電動工具本体を固定対象物に引掛けて吊下げる為のヘ字状の掛止用フックを突設して成る可搬式電動工具において、前記掛止用フックを、先端側ほど厚みが小さくなるような楔型に形成し、電池パックの幅内に端部位置が収まるように電動工具本体に回転自在に装着させるとともに、掛止用フックにおける固定対象物との接触面と反対側を向く外表面を、該掛止用フックの回転軸と垂直に設けたことを特徴としたものとする。作業者の装着した腰ベルトを固定対象物とし、この固定対象物に掛止用フックを上方から引掛けて用いた場合に、固定対象物と作業者との間には電動工具本体の重みにより略V字状の隙間が生じるが、このように掛止用フックを楔型にすることで、掛止用フックが固定対象物と広範囲で接触するようになり、固定対象物と腰ベルトとの間の摩擦力が向上するので、掛止用フックを大型化せずとも固定対象物からの脱落を確実に防止することができる。
【0006】
更に本発明にあっては、掛止用フックの端部を電池パックの幅内に収めながらも、電動工具本体と掛止用フックの先端との間の隙間を大きく形成することができ、掛止用フックを使用している状態であっても電動工具本体を操作し易いものとなる。
【0007】
また、掛止用フックの固定対象物との接触面に、滑り止め用の凸部を形成することも好ましい。このようにすることで、掛止用フックと固定対象物との間の摩擦力を向上させて、更に確実に固定対象物からの脱落を防止することができる。
【0008】
また、掛止用フックの少なくとも固定対象物との接触面側を、エラストマーやゴムのような滑り止め用の軟質体で形成することも好ましい。このようにすることで、掛止用フックと固定対象物との間の摩擦力を向上させて、更に確実に固定対象物からの脱落を防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施の形態に基づいて説明する。図6には、本発明の実施の形態における一例の可搬式電動工具の全体を示している。一例の可搬式電動工具は、電動工具本体1と電池パック2とで主体を構成する例えば電動ドライバであって、電動工具本体1の略T型を成す本体ハウジング3内には、動力源である電池パック2から供給される電気エネルギにより回転駆動されるモータ4や、モータ4の回転を締結作業や穴あけ作業に適した回転数等に変換して伝達する減速機ブロック6を備え、スイッチ5の操作に基づいて、モータ4の回転力をチャック7に保持した先端工具(図示せず)にまで伝達して作業を行うようになっている。なお、以下の説明文中において、電動工具本体1のチャック7を設けた側を正面側、電池パック2を接続した側を下側とする。
【0010】
図7、図8に示すように、本体ハウジング3の把持部分であるグリップ部3aの背面には、フック保持部8を背方に向けて延設している。フック保持部8は、両側方に開口した貫通穴9を備えて略円筒状をなすものであり、本体ハウジング3と同一の樹脂によって同時に成形される。貫通穴9を構成する中央穴部10と両側穴部11,11とでは、中央穴部10が両側穴部11,11よりも段部12,12を介して小径に形成されており、この小径の中央穴部10が後述する掛止用フック16の挿入穴13となっている。また、両段部12,12には、挿入穴13の軸方向に向けて波型の凹凸を成す係合部14,14をそれぞれ突設しており、両側穴部11,11の内周壁には、回転規制溝15,15を周方向に伸びるようにそれぞれ凹設している。
【0011】
掛止用フック16は、略ヘ字状のハンドル部17とこれの根元部分に突設した略円柱状の軸部18とで主体を構成している。更に軸部18は根元部19と先端部20とから成り、先端部20は段部21を介して根元部19より小径に形成している。先端部20は前記挿入穴13と嵌合し且つこの嵌合状態で軸中心に回転摺動可能となるものであり、根元部19はその側面に回転規制リブ22を突設している。この回転規制リブ22は、先端部20と挿入穴13との嵌合状態において回転規制溝15内に位置し、該回転規制溝15内で回転摺動自在となるものである。段部21には、軸部18の先端部20側を向く軸方向に波型の凹凸を成す被係合部25を、先端部20と挿入穴13との嵌合状態において係合部14と対向して係合可能となるように形成している。また、軸部18には金属ねじ23をインサート成形しており、軸部18を構成する先端部20の先端からこの金属ねじ23を一部突出させて高強度の螺合部24としている。なお、強度面で問題がなければ螺合部24を、掛止用フック16の他の部分と同一材料であるアルミダイキャストや強化プラスチックを用いて一体成形しても構わない。
【0012】
軸部18の先端部20が挿入穴13に嵌合し、且つ、係合部14と被係合部25とが係合した状態において、軸部18の螺合部24は、連通穴9の両側穴部11,11のうち被係合部25が位置する側と逆側の側穴部11(以下、側穴部11´という)の開口部分に位置する。金属ナット30をインサート成形して成る抜け止め部26においては、金属ナット30の内周側の雌ねじ部分を露出させて高強度の被螺合部27としており、この被螺合部27と軸部18の螺合部24との螺合によって、軸部18に抜け止め部26を固定させている。なお、強度面で問題がなければ被螺合部25を、抜け止め部26の他の部分と同一材料であるアルミダイキャストや強化プラスチックを用いて一体成形しても構わない。抜け止め部26には溝部28を凹設しており、該溝部28にコイン等を嵌め込んで回転させることで軸部18とは容易に着脱可能となっている。
【0013】
そして、上記のようにして抜け止め部26を軸部18に固定した状態において、フック保持部8の側穴部11´にある係合部14と、抜け止め部26の該係合部14との対向箇所との間には、弾性体29を圧縮配設している。弾性体29は例えばゴム管や板ばねやコイルばねであり、該弾性体29が発生させる付勢力は、抜け止め部26と掛止用フック16を一体に図中のA方向に付勢する力となり、これにより被係合部25が係合部14に押付けられている。
【0014】
上記の掛止用フック16を電動工具本体1に装着するには、掛止用フック16の軸部18をフック保持部8の貫通穴9内に一方の側穴部11側から挿入し、該側穴部11側の係合部14と被係合部25とを係合させた状態で、他方の側穴部11´側に弾性体29を挿入して、該弾性体29をフック保持部8との間で圧縮させながら抜け止め部26を軸部18の螺合部24に螺合させていけば良い。ここで、弾性体29としてコイルばねを使用する場合には、弾性体29として左巻きのものを使用し且つその先端を研磨しておくことが好適である。というのも、弾性体29がコイルばねである場合には、抜け止め部26の回転と連動して該弾性体29がフック保持部8にその先端を突き刺すように動いて作業に支障をきたす恐れがあるからである。
【0015】
上記のような掛止用フック16の装着完了状態において、係合部14と被係合部25とは、弾性体29の付勢力によりその係合方向に付勢されながら係合しているので、仮に掛止用フック16のハンドル部17に回転負荷がかかったとしても、該回転負荷が所定値を超えない限りは、掛止用フック16はその角度のままで電動工具本体1に係止される。そして、ハンドル部17にかかる回転負荷が所定値を超えた場合には、弾性体29の付勢力に抗して係合部14と被係合部25との係合が解除されて、被係合部25が係合部14を乗り越えながら回転し、その後に弾性体29の付勢力によって係合部14と被係合部25とは回転前と別の噛合い状態で再度係合する。係合部14及び被係合部25はそれぞれ周方向に多数の凹凸を連設した波型形状であるので、掛止用フック16が電動工具本体1に対して多段階の角度に位置する場合において、それぞれ対応する噛合い状態で係合部14と被係合部25とを係合させて掛止用フック16をその角度に係止することができ、更に、所定値以上の回転負荷を与えれば回転により他のいずれの角度にも問題なく変更可能である。回転負荷の所定値としては、固定対象物32である腰ベルト31等に引掛けて使用する可搬式電動工具が安全面から小型のものに限定されることを考慮して、掛止用フック16の使用中に容易に角度変更がされない程度であれば良い。
【0016】
掛止用フック16の軸部18を中心とした回転は、回転規制溝15内を回転規制リブ22が移動する範囲内に規制されており、例えば図9に示すように、ハンドル部17が略水平となる位置Pから、ハンドル部17が略垂直となる位置Pにまで、軸部18を中心とした略90度の範囲内で回転可能となっている。本体ハウジング3の下端部であってフック保持部8の近傍となる部分には、電池パック2を嵌合により接続する電池パック取付部3bを、左右方向において最も幅広に形成しており、掛止用フック16がいずれの角度に係止されている場合であっても、上方から見て該掛止用フック16が本体ハウジング3の電池パック取付部3bから側方にはみ出さないようにしている。
【0017】
左右方向において、電池パック取付部3bの幅は電池パック2の幅と略一致するように形成しているので、掛止用フック16の左右方向の端部位置Qは電池パック2の幅内に納められることとなる。これにより、電動工具本体1が落下した場合にも、掛止用フック16が先に地面等に衝突して破損を生じることが回避されるとともに、掛止用フック16の装着、未装着によって可搬式電動工具全体に生じる寸法の差が小さくなり、収納ケース等を共用することが容易になる。また、上記の位置Pは掛止用フック16の非使用時の収納位置であって、該収納位置にあるときはハンドル部17の先端部を本体ハウジング3の電池パック取付部3bに押し当てた状態となるようにしている。これにより、落下等により掛止用フック16が衝撃を受けた場合も軸部18側にだけ負荷が集中するのでなく先端側にも分散されるので、掛止用フック16の破損が更に確実に防止されるものである。
【0018】
以下、掛止用フック16の形状について更に詳しく説明する。図1に示すように、掛止用フック16のハンドル部17は略ヘ字状に屈曲形成したものであり、このハンドル部17の屈曲した内側の面17aが、掛止用フック16の接触面34となり、ハンドル部17の屈曲した外側の面17bが、掛止用フック16の前記接触面34とは逆方向を向く外表面35となっている。前記掛止用フック16を可搬式電動工具の固定対象物32である腰ベルト31に上方から引掛けると、掛止用フック16の接触面34が腰ベルト31の内表面31aに接触するとともに、掛止用フック16の外表面35が腰ベルト31を巻付けた作業者33の腰部表面33aに接触し、これにより、掛止用フック16を介して電動工具本体1が作業者33の腰ベルト31に吊下げられるものである。
【0019】
そして、一例の可搬式電動工具の特徴的構成として、掛止用フック16の接触面34と外表面35との間の厚みTを先端側ほど小さくなるように形成し、これにより掛止用フック16を断面略V字状の楔型を成すものとしている。通常、腰ベルト31は硬く、掛止用フック16を介して吊り下げた電動工具本体1の重みにより、作業者33と腰ベルト31との間には上側ほど大きな断面略V字状の隙間36が生じるが、上記のように掛止用フック16を断面略V字状の楔型として隙間36の形状に対応させたことで、接触面34の大部分が腰ベルト31の内周面31aと接触するようになっている。これにより、掛止用フック16と腰ベルト31との間には大きな摩擦力が働き、腰ベルト31からの脱落は確実に防止されるものである。
【0020】
図2(a)には、掛止用フック16の外表面35を該掛止用フック16の回転軸rと略垂直に設けた場合を示しており、図2(b)には、掛止用フック16の接触面34を回転軸rと略垂直に設けた場合を示している。既述したように、掛止用フック16はその端部位置Qが電池パック2の幅内に納まるように設ける必要があるので、本体ハウジング3のグリップ部3aと掛止用フック16の先端との間の距離を図2(a)の場合にDとして図2(b)の場合にDとすれば、両者D,Dを共に出来るだけ大きくしようとしても、結果的にD>Dとなる。つまり、同じように掛止用フック16を楔型に形成するとしても、外表面35側を回転軸rと略垂直に設けた場合には、本体ハウジング3のグリップ部3aと掛止用フック16の先端との間に大きな隙間を形成して、掛止用フック16の使用時であってもスイッチ5を操作し易くすることができる。
【0021】
また、掛止用フック16と腰ベルト31との間に働く摩擦力を更に大きくして腰ベルト31からの脱落を確実に防止するには、例えば図3に示すように、接触面34側に滑り止め用の凸部37を多数形成すれば良い。これら凸部37の形状は、正面からみて図4(a)〜(c)に示すような形状のものや、図4(d)〜(f)に示すような断面形状のもの等、様々な形態のものが適用可能である。加えて、上記凸部37と同様の凸部(図示せず)を掛止用フック16の外表面35側に形成しても良く、この場合は掛止用フック16と作業者35の腰部表面33aとの間に働く摩擦力を大きくして腰ベルト31からの脱落を更に確実に防止することができる。
【0022】
また、掛止用フック16と腰ベルト31との間に働く摩擦力を更に大きくして腰ベルト31からの脱落を防止するには、例えば図5に示すように、掛止用フック16の接触面34側を、エラストマーやゴムのような滑り止め用の軟質体38を用いて形成すると良い。加えて、上記軟質体38と同様の軟質体(図示せず)で掛止用フック16の外表面35側を形成しても良く、この場合は掛止用フック16と作業者35の腰部表面33aとの間に働く摩擦力を大きくして腰ベルト31からの脱落を更に確実に防止することができる。更に、強度面で問題がなければ、上記軟質体38と同様の軟質体(図示せず)で掛止用フック16全体を形成することも好適である。
【0023】
しかして、上記の特徴的構成を備えた可搬式電動工具によれば、腰ベルト31からの電動工具本体1の脱落を確実に防止することができ、且つ、掛止用フック16が邪魔となって作業性の低下等を招いてしまうことがないものとなる。
【0024】
【発明の効果】
上記のように請求項1記載の発明にあっては、作業者の装着した腰ベルトを固定対象物とし、この固定対象物に掛止用フックを上方から引掛けて用いた場合には、電動工具本体の重みにより固定対象物と作業者との間に略V字状の隙間が形成されるものの、この隙間形状に対応して掛止用フックを広範囲で固定対象物と接触させることができ、固定対象物と腰ベルトとの間で発生する大きな摩擦力により、掛止用フックを大型化せずとも固定対象物からの脱落を確実に防止することができるという効果がある。
【0025】
加えて、請求項記載の発明にあっては、掛止用フックの端部を電池パックの幅内に収めながらも、電動工具本体と掛止用フックの先端との間の隙間を大きく形成することができ、掛止用フックを使用している状態であっても電動工具本体を操作し易くなるという効果がある。
【0026】
また、請求項記載の発明にあっては、請求項記載の発明の効果に加えて、掛止用フックと固定対象物との間の摩擦力を向上させて、更に確実に固定対象物からの脱落を防止することができるという効果がある。
【0027】
また、請求項記載の発明にあっては、請求項1又は2記載の発明の効果に加えて、掛止用フックと固定対象物との間の摩擦力を向上させて、更に確実に固定対象物からの脱落を防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における一例の可搬式電動工具の腰ベルトへの吊下げ状態を示す説明図である。
【図2】同上の可搬式電動工具の掛止用フックとグリップ部との間の距離を示す説明図であり、(a)は掛止用フックの外表面を該掛止用フックの回転軸と略垂直に設けた場合、(b)は、掛止用フックの接触面を該掛止用フックの回転軸と略垂直に設けた場合である。
【図3】同上の可搬式電動工具において、接触面に滑り止め用の凸部を設けた場合の腰ベルトへの吊下げ状態を示す説明図である。
【図4】同上の凸部形状の説明図であり、(a)〜(c)は正面からみた場合の形状、(d)〜(f)は断面形状である。
【図5】同上の可搬式電動工具において、接触面側を滑り止め用の軟質材で形成した場合の腰ベルトへの吊下げ状態を示す説明図である。
【図6】同上の可搬式電動工具の全体を示す斜視図である。
【図7】同上の可搬式電動工具の一部分解斜視図である。
【図8】同上の可搬式電動工具における掛止用フックの接続構造を示す水平断面図である。
【図9】同上の可搬式電動工具における掛止用フックの係止位置を示す説明図である。
【図10】従来の可搬式電動工具の腰ベルトへの吊下げ状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 電動工具本体
16 掛止用フック
32 固定対象物
34 接触面
35 外表面
37 凸部
38 軟質体
r 回転軸
T 厚み

Claims (3)

  1. 電池パックを接続させて用いる電動工具本体に、該電動工具本体を固定対象物に引掛けて吊下げる為のヘ字状の掛止用フックを突設して成る可搬式電動工具において、前記掛止用フックを、先端側ほど厚みが小さくなるような楔型に形成し、電池パックの幅内に端部位置が収まるように電動工具本体に回転自在に装着させるとともに、掛止用フックにおける固定対象物との接触面と反対側を向く外表面を、該掛止用フックの回転軸と垂直に設けたことを特徴とする可搬式電動工具。
  2. 掛止用フックの固定対象物との接触面に、滑り止め用の凸部を形成したことを特徴とする請求項1記載の可搬式電動工具。
  3. 掛止用フックの少なくとも固定対象物との接触面側を、エラストマーやゴムのような滑り止め用の軟質体で形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の可搬式電動工具。
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