JPH05323856A - 透明ホログラムディスプレー及びディスプレー装置 - Google Patents

透明ホログラムディスプレー及びディスプレー装置

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JPH05323856A
JPH05323856A JP15117892A JP15117892A JPH05323856A JP H05323856 A JPH05323856 A JP H05323856A JP 15117892 A JP15117892 A JP 15117892A JP 15117892 A JP15117892 A JP 15117892A JP H05323856 A JPH05323856 A JP H05323856A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transparent
hologram
display
film
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP15117892A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobukatsu Asano
宣勝 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Totsuya KK
Original Assignee
Totsuya KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Totsuya KK filed Critical Totsuya KK
Priority to JP15117892A priority Critical patent/JPH05323856A/ja
Publication of JPH05323856A publication Critical patent/JPH05323856A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03HHOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
    • G03H2250/00Laminate comprising a hologram layer
    • G03H2250/12Special arrangement of layers

Landscapes

  • Holo Graphy (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 看板等の衝立やステンドグラス等のデザイン
グラスなどに使用することができ、立体像を有して美観
を呈する透明ホログラムディスプレー及びこれを利用し
たディスプレー装置を提案する。 【構成】 透明基材5の一部若しくは全面に、一面側の
一部若しくは全面にホログラム層2が形成され、且つ他
面側に粘着剤層4が設けられた透明または半透明フィル
ム3を貼合させてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、看板等の衝立やステン
ドグラス等のデザイングラス、パチンコ機用ガラス等の
遊技施設などに使用することができ、立体像を有して美
観を呈する透明ホログラムディスプレー及びこれを利用
したディスプレー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、従来の看板やステンドグ
ラスは、無機質或いは有機質のガラスに印刷シートや着
色フィルムなどを積層させて構成されている。或いは、
ガラスに塗装を施したものやガラス自体を着色したもの
等も近年提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の看板などは、いかなるインクや塗装を使用してい
かなる印刷或いは塗装を施しても所詮デザインや配色、
使用顔料等を配慮、工夫して視覚的な面白みを出そうと
するものに過ぎないので、十分な視覚的効果を有するも
のではなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑み提案
されたもので、透明基材の一部若しくは全面に、一面側
の一部若しくは全面にホログラム層が形成され、且つ他
面側に粘着剤層が設けられた透明または半透明フィルム
を貼合させてなることを特徴とする透明ホログラムディ
スプレーに関するものである。
【0005】上記本発明に使用する透明基材としては、
硬質のものでは汎用の或いは特殊な用途に使用される無
機質ガラスや、アクリル板、ポリカーボ板等の有機質ガ
ラス板などがあり、軟質のものでは各種プラスティック
フィルム、各種プラスチックシートなどがある。
【0006】また、一面側の一部若しくは全面にホログ
ラム層が形成される透明または半透明フィルムは、特に
その作製方法を限定するものではなく、例えば市販品を
使用しても良いし、或いは支持フィルムの一部若しくは
全面に、紫外線(或いは電子線)硬化性樹脂液を塗布
し、市販ホログラムフィルムを圧着して紫外線(或いは
電子線)を照射して硬化させ、市販ホログラムフィルム
を剥離させて紫外線(或いは電子線)硬化性樹脂層の表
面にホログラム凹凸を形成させる方法(以下、転写法と
いう)により作製したものを使用しても良い。
【0007】そして、上記透明または半透明フィルムの
他面側に粘着剤層を形成するのであるが、使用する粘着
剤及びその加工方法についても特に限定するものではな
い。例えば、通常ゴム系或いはアクリル系の粘着剤を使
用するが、その具体的な組成などは使用する透明または
半透明フィルムの材質や透明基材の材質等により適宜に
選定すれば良いし、その加工方法も透明または半透明フ
ィルムの他面側に直接粘着剤溶液をコーティングして乾
燥する方法、或いは剥離紙等にコーティングして乾燥さ
せた粘着剤層を転写させる方法等を適宜に選択して作製
すれば良い。
【0008】本発明の透明ホログラムディスプレーは、
前記透明基材の一部若しくは全面に上記透明または半透
明フィルムを貼合してなるものであり、例えば一定パタ
ーンを連続して設けたようなホログラムを使用した場合
には、見る角度によっては通常の透明ガラスとして見え
たり、或いは偏光により種々の色彩を有するガラスとし
て見えたりするので、視覚的な面白みを有するものとな
る。
【0009】尚、上記透明ホログラムディスプレーにお
いて、粘着剤層を設ける代わりにヒートシール剤を設け
るようにしてもよい。この場合、例えば前述の転写法に
おける支持フィルムの他面側に一部もしくは全面にヒー
トシール剤を設け、これを透明基材の表面に熱転写し、
その後、市販ホログラムフィルムを剥離して作製するこ
とができる。
【0010】また、本発明は透明基材の一部若しくは全
面に、透明または半透明な紫外線硬化性樹脂液或いは電
子線硬化性樹脂液を塗布し、ホログラムフィルムを圧着
して紫外線或いは電子線を照射して硬化させ、その後ホ
ログラムフィルムを剥離して紫外線硬化性樹脂層或いは
電子線硬化性樹脂層の表面にホログラム凹凸を形成させ
てなることを特徴とする透明ホログラムディスプレーを
も提案する。即ち、この透明ホログラムディスプレー
は、前述の転写法における支持フィルムを透明基材に代
えてなるものであり、透明基材の一部若しくは全面にホ
ログラム層が接着してなる構成である。
【0011】以上のように本発明は3種の構成を有する
透明ホログラムディスプレーを提案するものであるが、
いずれの場合においても原材料となる透明基材や透明ま
たは半透明フィルム等の供給形態を適宜に選定し、製品
をロール(巻物)状の長尺な連続体として得るようにし
ても良いし、短尺な枚葉のものとして得るようにしても
良い。
【0012】こうして得られる透明ホログラムディスプ
レーは、特に照明装置を近傍に臨ませることにより、よ
り一層視覚的効果を高めることができる。即ち、照明装
置から光を照射すると、照射部分にホログラム像が浮か
び上がったり、複雑な色彩に変化し、照明装置の光源自
体とあいまって視覚的な面白みは倍増する。
【0013】また、上記の照明装置の光源を断続的に或
いは他の電気的な制御にしたがって点滅するように構成
すると、上記視覚的効果はさらに向上する。
【0014】さらに、照明装置を移動可能(例えば透明
ホログラムディスプレーに平行に摺動するように構成す
る)に構成して照射部分を移動させると、前記視覚的効
果はより一層向上する。
【0015】
【実施例】以下に本発明を図面の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0016】実施例1 予め、貼合用材料1を作製する。この貼合用材料1は、
図1に示すように片面にホログラム層2が設けられてい
る透明(または半透明)フィルム3の他面側に粘着剤層
4を設けてなる。そして、上記貼合用材料1に透明基材
5を積層して圧着し、製品6とする。
【0017】実施例2 予め、熱転写用材料7を作製する。この熱転写用材料7
は、図2に示すように片面にホログラム層8が設けられ
ている透明(または半透明)フィルム9の他面側にヒー
トシール剤層10を設けてなる。そして、上記熱転写用
材料7に透明基材11を積層して圧着し、製品12とす
る。
【0018】実施例3 図3に示すように透明基材13の表面に紫外線(或いは
電子線)硬化性樹脂液14を塗布し、市販ホログラムフ
ィルム15を圧着し、紫外線(或いは電子線)を照射し
た後、市販ホログラムフィルム15を剥離する。こうし
て作製された製品16は、透明基材13の表面に紫外線
(或いは電子線)硬化性樹脂層14であるホログラム層
が形成される構成となる。
【0019】以上本発明を実施例に基づいて説明した
が、本発明は前記した実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限りど
のようにでも実施することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明の透明ホログ
ラムディスプレーは、透明基材の表面にホログラム層を
設けたので、従来の無処理の透明基材や単に着色したに
過ぎない透明基材、或いは着色シートなどを積層した透
明基材に比べて極めて視覚的な面白みが高いものとな
る。
【0021】また、本発明のディスプレー装置は、上記
透明ホログラムディスプレーに照明装置を臨ませてなる
ので、照明装置の光源自体の視覚的刺激(明暗)は勿
論、照明装置からの光が照射された部分は、複雑な色彩
になったり、或いは像が浮かび上がったりして視覚的面
白みが高いものとなり、この照明装置自体の視覚的刺激
と透明ホログラムディスプレーの視覚的面白みとがあい
まって極めて視覚的効果の高いものとなる。
【0022】さらに、この照射装置の光源を断続的に或
いは他の電気的な制御にしたがって点滅させたり、照明
装置を移動可能に構成して光の照射部分を移動させたり
すると、上記視覚的効果をより一層を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示す断面図である。
【図2】本発明の他の実施例の構成を示す断面図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例の構成を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
2,8,14 ホログラム層 3,9 透明(または半透明)フィルム 5,11,13 透明基材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基材の一部若しくは全面に、一面側
    の一部若しくは全面にホログラム層が形成され、且つ他
    面側に粘着剤層が設けられた透明または半透明フィルム
    を貼合させてなることを特徴とする透明ホログラムディ
    スプレー。
  2. 【請求項2】 透明基材の一部若しくは全面に、一面側
    の一部若しくは全面にホログラム層が形成され、且つ他
    面側にヒートシール剤層が設けられた透明または半透明
    フィルムを熱転写させてなることを特徴とする透明ホロ
    グラムディスプレー。
  3. 【請求項3】 透明基材の一部若しくは全面に、透明ま
    たは半透明な紫外線硬化性樹脂液或いは電子線硬化性樹
    脂液を塗布し、ホログラムフィルムを圧着して紫外線或
    いは電子線を照射して硬化させ、その後ホログラムフィ
    ルムを剥離して紫外線硬化性樹脂層或いは電子線硬化性
    樹脂層の表面にホログラム凹凸を形成させてなることを
    特徴とする透明ホログラムディスプレー。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3に記載の透明ホログラム
    ディスプレーに光を照射する照明装置を臨ませてなるこ
    とを特徴とするディスプレー装置。
  5. 【請求項5】 照明装置の光源が点滅可能に設けられて
    いることを特徴とする請求項4に記載のディスプレー装
    置。
  6. 【請求項6】 照明装置が移動可能に設けられているこ
    とを特徴とする請求項4乃至5に記載のディスプレー装
    置。
JP15117892A 1992-05-20 1992-05-20 透明ホログラムディスプレー及びディスプレー装置 Pending JPH05323856A (ja)

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