JPH0323915B2 - - Google Patents

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JPH0323915B2
JPH0323915B2 JP60223731A JP22373185A JPH0323915B2 JP H0323915 B2 JPH0323915 B2 JP H0323915B2 JP 60223731 A JP60223731 A JP 60223731A JP 22373185 A JP22373185 A JP 22373185A JP H0323915 B2 JPH0323915 B2 JP H0323915B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
vacuum metallizing
coating film
forming
vacuum
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60223731A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6283783A (ja
Inventor
Hideo Akami
Akihiko Ringo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MARUI KOGYO KK
Original Assignee
MARUI KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by MARUI KOGYO KK filed Critical MARUI KOGYO KK
Priority to JP60223731A priority Critical patent/JPS6283783A/ja
Publication of JPS6283783A publication Critical patent/JPS6283783A/ja
Publication of JPH0323915B2 publication Critical patent/JPH0323915B2/ja
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  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、表裏いずれか一方の面をおもて面と
して光源の手前に置かれ、所定の情報をカラー表
示するために着色透光層および真空メタライジン
グ層を有する透光表示板の製造方法に関する
(IPC:G09F)。
〔従来技術〕
従来から、真空メタライジング層を含むこの種
の表示板は、化学的処理工程を経て製造されるの
が普通であつた。しかし、化学的処理工程ではエ
ツチング液等が使用され、これには環境汚染上の
問題が伴うという欠点があつた。なお、本願発明
とは技術分野が異なるものの、面発熱体用の金属
箔積層シートの加工方法として、先ず、CO2レー
ザのような長波長のレーザ光を照射して表面のプ
ラスチツクシートを除去する工程と、その結果表
面に露出された金属箔層に対して、次に、YAG
レーザのような短波長のレーザ光を照射して該金
属箔を除去する工程とを含む加工方法が知られて
いる(特開昭56−121766号公報参照)。
〔発明の目的〕
本発明はYAGレーザ加工によつて塗膜の内側
にある真空メタライジング層を蒸発除去し、同時
に、該真空メタライジング層に隣接する外側の塗
膜を蒸発除去し、或いは、該真空メタライジング
層が無くなつた結果、剥離し易くなつた該外側の
塗膜を粘着テープを用いて除去することによる、
化学的処理によらない、新規な着色透光表示板の
製造方法を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
すなわち、本発明は、着色透光表示板の製造方
法において、透光基板上に内層塗膜を形成する工
程と、該内層塗膜上に真空メタライジング層を形
成する工程と、該真空メタライジング層上に外層
塗膜を形成する工程と、YAGレーザを照射する
ことにより選択的に該真空メタライジング層を蒸
発除去する工程とからなることを特徴とするもの
で、以下、図面に示す実施例に従つて本発明を詳
細に説明する。
〔実施例〕
第1図に加工前の素材といての透光基板1を示
し、該透光基板としてはアクリル樹脂やポリカー
ボネート樹脂等の合成樹脂板あるいはガラス板が
使用される。この透光基板に対して、先ず最初
に、その上面に有機塗料によるベースコート2が
第2図に示すように施される。該ベースコートを
施す目的は、第1に後述する真空メタライジング
層と該基板との密着性を良くし、第2に該基板面
上に透光着色層を形成する点にある。したがつ
て、該ベースコートは顔料又は塗料を含有した塗
料による単層のものであつても、また、それぞれ
密着性あるいは着色のための塗膜を個別に多層に
施したものであつてもよい。次に、第3図に示す
ようにアルミニウム等の金属の薄膜3がスパツタ
リング、真空蒸着等の真空メタライジング法によ
つて該ベースコート上に形成される。該真空メタ
ライジング層は所望によりその厚さが400オング
ストローム以下の透光性を有するものとすること
もできる。該真空メタライジング層の上面には第
4図に示すように該真空メタライジング層を保護
する目的で所望により透明なトツプコート4が施
される。このようにして形成された真空メタライ
ジング層は、次にYAGレーザビームで文字、図
形等の所望の形状の部分が、また逆に、それ以外
の部分が第5図に示すように部分的に除去されて
光を良く透過すべき表示部が形成される。このと
き、真空メタライジング層の厚みに従いレーザの
出力を選択することによつて、ベースコートを損
傷することなく、対応する部分のトツプコートを
同時に除去することも可能である。しかし、除去
されていない場合にはこの後で、真空メタライジ
ング層が無くなつた結果、剥がれ易くなつた部分
のトツプコートがそれより幅広の粘着テープを用
いて除去される。このようにして第6図に示す表
示板が作られる。
なお、前述したベースコートを密着性のためと
着色のためとの2層となし、かつ、該着色層を多
数のドツトで構成した実施例における該ドツトの
色の配列を示す拡大図を第7図に示し、横線は赤
を、右斜線は黄色を、左斜線は青を表す。この実
施例では、30度、90度、150度の方向に赤、黄、
青の各ドツトが順番に配列され、これらに対応し
て、真空メタライジング層も所望の色彩で表示部
が表されるように選択的にドツト状に除去され
る。
〔考案の効果〕
本発明は以上のように構成されているから、真
空メタライジング層の外側に隣接する外層塗膜
を、該真空メタライジング層を蒸発除去すること
により同時に蒸発除去することができ、または、
本来粘着テープだけでは剥離させることの出来な
い該外層塗膜を粘着テープを用いて剥ぎ取ること
ができ、炭酸ガスレーザ発生装置等の大型の装置
を使用せずに、外層の塗膜及び真空メタライジン
グ層が所望の形状に除去された着色透光表示板を
安価に製造することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明に係る表示板の一
実施例の製造工程を示す断面図で、第7図は他の
実施例における着色層の拡大平面図である。 1……透光基板、2……ベースコート、3……
金属薄膜、4……トツプコート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 透光基板上に内層塗膜を形成する工程と、 該内層塗膜上に真空メタライジング層を形成す
    る工程と、 該真空メタライジング層上に外層塗膜を形成す
    る工程と、 YAGレーザを照射することにより、該内層塗
    膜を実質的に除去することなく、選択的に該真空
    メタライジング層およびこれに対応する外層塗膜
    を同時に蒸発除去する工程と からなる着色透光表示板の製造方法。 2 透光基板上に内層塗膜を形成する工程と、 該内層塗膜上に真空メタライジング層を形成す
    る工程と、 該真空メタライジング層上に外層塗膜を形成す
    る工程と、 YAGレーザを照射することにより、該内層塗
    膜を実質的に除去することなく、選択的に該真空
    メタライジング層を蒸発除去する工程と、 該除去された真空メタライジング層に対応する
    該上層塗膜部分を粘着テープを用いて剥ぎ取る工
    程と からなる着色透光表示板の製造方法。
JP60223731A 1985-10-09 1985-10-09 着色透光表示板の製造方法 Granted JPS6283783A (ja)

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JPS6283783A JPS6283783A (ja) 1987-04-17
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