JPH0532337A - 自動給紙装置 - Google Patents

自動給紙装置

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Publication number
JPH0532337A
JPH0532337A JP3191822A JP19182291A JPH0532337A JP H0532337 A JPH0532337 A JP H0532337A JP 3191822 A JP3191822 A JP 3191822A JP 19182291 A JP19182291 A JP 19182291A JP H0532337 A JPH0532337 A JP H0532337A
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JP
Japan
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separating
roller
pressing
original
piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP3191822A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Omae
裕之 大前
Kenki Hara
健喜 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Graphic Communication Systems Inc filed Critical Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Priority to JP3191822A priority Critical patent/JPH0532337A/ja
Publication of JPH0532337A publication Critical patent/JPH0532337A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 異なる種類の用紙を自動給紙可能とする。 【構成】 給紙ローラ11に対して、異なる特性の二つ
の分離片12A、12B及びそれを給紙ローラ11に押
し付ける押圧部材13A、13Bを設け、更に、いずれ
か一方の押圧部材13A又は13Bを非作動位置に保持
する切替えレバー17を設け、使用する原稿に応じて切
替えレバー17の操作により好ましい側の分離片及び押
圧部材のみを作動状態とし、これによって良好な自動給
紙を可能とし、異なる種類の原稿を自動給紙可能とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置や複
写機において使用する自動給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置における原稿読
取系として図4に示すように、ガイド板1上にセットさ
れた複数の原稿2を1枚ずつ分離して給紙する自動給紙
装置3と、その下流に配置された搬送ローラ4及び従動
ローラ5と、読取ユニット6及び読取ローラ7と、排出
ローラ8及び従動ローラ9とを備えたものが広く使用さ
れている。この自動給紙装置3は、給紙ローラ11と、
それに押し付けられるように設けられたゴム板からなる
分離片12と、その分離片12を給紙ローラ11に押し
付ける押圧部材13と、押圧部材13に押圧力を付与す
るばね14と、上ガイド板15等を備えており、給紙ロ
ーラ11の矢印A方向の回転により、ガイド板1上の原
稿2を給紙ローラ11と分離片12の間に繰り込み、分
離片12が原稿の重送を防止することにより、原稿が1
枚ずつ分離され、給紙されていた。ここで、原稿の良好
な分離及び給紙を行うためには、給紙ローラ11と原稿
2との間の摩擦係数μ1 、原稿2間の摩擦係数μ2 、原
稿2と分離片12との間の摩擦係数μ3 との間に、 μ
1 >μ3 >μ2 となる関係が生じることが必要であ
り、その関係を満たすように、分離片12の材質、硬度
等が定められていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動給紙装置は、使用する原稿として通常の用紙を想定
しており、その用紙に対して適当な摩擦係数の分離片を
用いているため、通常の用紙に対しては支障なく給紙で
きるが、特殊な原稿、例えば光沢のある原稿(コーティ
ング紙、カタログ、写真の印画紙等)や薬品処理されて
いる原稿を使用する場合には問題があった。すなわち、
光沢のある原稿では、表面の平滑度が高いため、分離片
に対する摩擦係数が高く、給紙時に分離片と密着してし
まい、給紙できないとか、或いは給紙できるとしてもス
ティッキング(くっついたり、はなれたりする)を起こ
し、異音(ビビリ音)を発生するという問題があった。
また、薬品処理されている原稿では、その薬品が分離片
を劣化させ、短期間で使用不能となるという問題があっ
た。
【0004】そこで、従来はこのような特殊な原稿を使
用する場合には、原稿を1枚ずつキャリアシートにはさ
み、給紙するという方法を取っているが、この場合には
連続給紙ができないため不便であるという問題があっ
た。
【0005】本発明は、上述の問題点に鑑みて為された
もので、通常の原稿のみならず、特殊な原稿をも良好に
自動給紙可能な自動給紙装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点を
解決するため、給紙ローラに対して、互いに異なる特性
を有する複数の分離片を配置し、それぞれの分離片に
は、それを給紙ローラに押し付ける押圧部材とその押圧
部材に押圧力を付与するばねとを組み合わせ、更に、前
記複数の押圧部材を選択的に非作動位置に保持する切替
え手段を設けるという構成を備えたものである。
【0007】
【作用】本発明は上述のように複数の分離片が設けられ
ているので、使用する原稿に対して適切な分離片を除
き、他の分離片に組み合わせられている押圧部材を切替
え手段によって非作動位置とすることにより、使用する
原稿に対して適切な分離片のみが所定の押圧力で給紙ロ
ーラに押し付けられ、これによってその原稿を良好に分
離、給紙することができ、この切替え手段による切替え
により、異なる種類の原稿を良好に自動給紙することが
可能となる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例による自動給紙装置
を概略的に示す斜視図、図2はその概略断面図であり、
図4に示す従来例と同一部品には同一符号を付けて示し
ている。図1、図2において、1は原稿2を乗せるよう
になったガイド板、3Aは自動給紙装置である。この自
動給紙装置3Aは、給紙ローラ11と、その給紙ローラ
11に押し付けられるように設けられた二つの分離片1
2A、12Bと、その分離片12A、12Bをそれぞれ
給紙ローラ11に押し付ける二つの押圧部材13A、1
3Bと、各押圧部材13A、13Bに押圧力を付与する
ばね14A、14Bと、分離片12A、12B及び押圧
部材13A、13Bを保持した分離部ホルダー16A、
16Bと、切替えレバー17等を備えている。ここで、
二つの分離片12A、12Bは、それぞれが異なる原稿
に対して好適なように互いに異なる特性のものが使用さ
れており、例えば、一方の分離片12Aは通常の用紙に
対して好適なように適当な摩擦係数を持ったものが、他
方の分離片12Bは光沢のある用紙に対して好適なよう
に摩擦係数の低いものが使用される。切替えレバー17
は、装置のパネル面18に移動可能に保持されており、
上面に操作つまみ17aを、下面に押圧部材13A、1
3Bに係合してこれを非作動位置に移動させるための突
起17bを有している。かくして、操作つまみ17aを
移動させて、下面の突起17bを一方の押圧部材13A
又は13Bのいずれかに係合させることにより、その押
圧部材を非作動位置に保持することができる。この切替
えレバー17は、複数の押圧部材を選択的に非作動位置
に保持する切替え手段を構成する。パネル面18には、
図3に示すように、切替えレバー17の位置を示すため
の標識19が設けられている。
【0009】なお、図2において、4は搬送ローラ、5
は従動ローラ、15は上ガイド板である。
【0010】以上の構成になる自動給紙装置について、
以下その動作を説明する。通常の原稿を自動給紙する場
合には、パネル面18の切替えレバー17を普通の原稿
の位置に移動させておく。これにより、その切替えレバ
ー17の突起17bが押圧部材13Bに係合し、これを
ばね14Bに抗して移動させ、下端が分離片12Bから
離れた非作動位置に保持する。このため、押圧部材13
Aのみが分離片12Aを給紙ローラ11に押し付けてお
り、原稿2はその分離片12Aと給紙ローラ11とによ
って給紙される。この際、分離片12Aは通常の原稿に
対して好適なものであるので、良好に自動給紙できる。
【0011】次に、光沢のある原稿を送信する場合に
は、切替えレバー17を光沢のある原稿の位置に移動さ
せておく。これにより、その切替えレバー17の突起1
7bが今度は押圧部材13Aに係合し、これをばね14
Aに抗して移動させ、下端が分離片12Aから離れた非
作動位置に保持する。同時に、他方の押圧部材13Bは
切替えレバー17から解放されるため、ばね14Bによ
って押され、その押圧部材13Bが分離片12Bを給紙
ローラ11に押し付ける。かくして、原稿2はその分離
片12Bと給紙ローラ11とによって給紙される。この
際、分離片12Aは光沢のある原稿に対して好適なもの
であるので、良好に自動給紙できる。このように、切替
えレバー17の切替えにより、通常の原稿でも、光沢の
ある原稿でも良好に自動給紙することができる。
【0012】なお、上記実施例は、2枚の分離片を用い
た場合を示したが、本発明はこれに限らず、3枚以上の
分離片を用いてもよい。また、上記実施例では、通常の
原稿と光沢のある原稿とを給紙するため、分離片とし
て、摩擦係数の高いものと、低いものとを用いたが、本
発明はこれに限らず、使用する原稿に対して好ましい特
性の分離片を用いればよい。例えば、薬品処理されてい
る原稿を使用する場合には、その薬品に対する耐薬品性
に優れた特性の分離片を配置するように構成すればよ
い。更に、上記実施例では、切替え手段として、横方向
に移動可能な切替えレバー17を用いたが、切替え手段
としてもこの構成に限らず適宜変更可能であり、要する
に、使用しない分離片に組み合わせている押圧部材を非
作動位置に保持できる構成のものであればよい。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、給紙ローラに対して、互いに異なる特性を有する複
数の分離片を配置し、それぞれの分離片には、それを給
紙ローラに押し付ける押圧部材とその押圧部材に押圧力
を付与するばねとを組み合わせ、更に、前記複数の押圧
部材を選択的に非作動位置に保持する切替え手段を設け
ているので、ある原稿を送信する場合には、その原稿に
対して不要な分離片に組み合わせている押圧部材を切替
えレバーによって非作動位置に保持し、必要な分離片の
みを使用することができ、このため、その原稿を良好に
分離、給紙することができ、しかも、その切替え手段に
よる切替えにより、異なる種類の原稿を良好に自動給紙
することが可能となり、自動給紙可能な原稿の種類を増
やすことができるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による自動給紙装置を概略的
に示す斜視図
【図2】その自動給紙装置の概略断面図
【図3】上記自動給紙装置における切替えレバー取り付
け部の概略平面図
【図4】従来の自動給紙装置を備えたファクシミリ装置
の要部の概略断面図
【符号の説明】
1 ガイド板 2 原稿 3、3A 自動給紙装置 4 搬送ローラ 5 従動ローラ 11 給紙ローラ 12A、12B 分離片 13A、13B 押圧部材 14A、14B ばね 15 上ガイド板 16A、16B 分離部ホルダー 17 切替えレバー 18 パネル面

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 給紙ローラと、この給紙ローラに押し付
    けられるように設けられ、互いに異なる特性を有する複
    数の分離片と、前記分離片をそれぞれ給紙ローラに押し
    付ける複数の押圧部材と、各押圧部材に押圧力を付与す
    るばねと、前記複数の押圧部材を選択的に非作動位置に
    保持する切替え手段とを有する自動給紙装置。
JP3191822A 1991-07-31 1991-07-31 自動給紙装置 Pending JPH0532337A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3191822A JPH0532337A (ja) 1991-07-31 1991-07-31 自動給紙装置

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JP3191822A JPH0532337A (ja) 1991-07-31 1991-07-31 自動給紙装置

Publications (1)

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JPH0532337A true JPH0532337A (ja) 1993-02-09

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ID=16281102

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JP3191822A Pending JPH0532337A (ja) 1991-07-31 1991-07-31 自動給紙装置

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JP (1) JPH0532337A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011105498A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Duplo Corp 給紙装置
JP5523621B1 (ja) * 2013-11-05 2014-06-18 江沢事務器株式会社 薄形搬送物送給装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011105498A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Duplo Corp 給紙装置
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