JPS63300030A - 自動給紙装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ファクシミリ、複写機等において、原稿及び
記録紙を自動的に給紙する自動給紙装置に関する。

従来の技術 従来、ファクシミリ等の、原稿の読取機能及び記録紙へ
の記録機能を有する装置においては、原稿を装着する原
稿台及びその原稿台上にセットした原稿を１枚ずつ給紙
する給紙装置と、記録紙を収納して所定位置にセットさ
れる記録紙力セント及びその記録紙カセット内の記録紙
を１枚ずつ給紙する給紙装置とを備えており、原稿台に
原稿を積載することによって原稿の給紙が行われ、又、
記録紙を記録紙カセットにセットし、給紙位置にセント
することにより給紙が行われていた。

発明が解決しようとする問題点 しかし、かかる構成によれば、原稿をセットするための
原稿台と、記録紙をセットするための記録紙力セクトと
を別個に必要とし、且つそれぞれの給紙装置を必要とす
るため、装置全体が複雑、大型化するという問題があっ
た。

本発明は、上述の問題点に鑑みて為されたもので、装置
を大型、複雑化することなく、原稿及び記録紙を給送す
ることができる自動給紙装置を提供することを目的とす
る。

問題点を解決するだめの手段 本発明は上述の問題点を解決するため、記録紙を給紙位
置にセットするために着脱可能な記録紙カセットとして
、給紙位置に装着された状態で、上面側に原稿を乗せる
平坦面を備え、下面側に記録紙を収納するとともに記録
紙の脱落防止用の爪を備えた給紙カセットを用い、給紙
位置には、所定位置に装着された給紙力セント上面の原
稿と下面の記録紙とに接触可能な一対の給紙ローラを上
下に移動可能に設けると共に、各給紙ローラを前記原稿
と前記記録紙とにそれぞれ押付ける弾性部材を設け、更
に、前記給紙ローラによって送り出された原稿及び記録
紙が通過する位置に、原稿の重送を防止する分離機構を
設けるという構成を備えたものである。

作用 本発明は上述の構成によって、記録紙を収納した給紙力
セントを記録紙が下面側になるように給紙位置にセント
し、下面から下側の給紙ローラによって記録紙を給紙し
、また、この給紙力セントの上面に原稿をセントし、給
紙カセット上面から上側の給紙ローラによって原稿を給
紙し、給紙カセットから給紙された記録紙及び原稿を同
じ分離機構を通して読取位置或いは記録位置に送ること
ができ、原稿、記録紙の給送経路が一体化されるため、
装置の小型化が可能となる。

実施例 以下、図面に示す本発明の詳細な説明する。

第１図〜第４図は本発明の一実施例による自動給紙装置
を示す概略断面図であり、それぞれ異なる動作時を示し
ている。同図において、１は感熱カット紙等の記録紙２
を収納した給紙カセｙ　ｔ・でちる。この給紙カセット
１は、図示のように記録紙２を下側から取り出すように
セットされるものであり、記録紙２が脱落しないよう、
脱落防止用爪３を備えている。この爪３は、記録紙２の
先端で且つ両端近傍を支持するように設けられており、
後述する給紙ローラによって記録紙２が繰り出されるの
を防止する分離爪としても作用する。第１図に示す状態
における給紙カセット１の上面は、原稿を乗せるための
原稿台として作用するものであり、原稿を乗せることが
できるよう平坦に形成されており、且つ原稿を積載した
時のスリップを防止するためのゴム等のスリップ防止材
４が貼付されている。

５及び６はそれぞれ上下に移動可能な給紙ローラであり
、第２図に示すように、給紙カセット１を所定の給紙位
置にセットした際、その給紙カ七ノｔ□　１の上下面に
接触することができるように配置されている。７は給紙
ローラ５を給紙カセット１の上面に押付けるばね、８は
給紙ローラ６を給紙カセット１内の記録紙２の下面に押
付けるばねである。なお、図示は省略しているが、給紙
ローラ５及び６には、給紙カセット１を第１図で矢印Ａ
で示す方向に押し込んでセットする際、給紙ローラ５及
び６を給紙カセット１の挿入に支障を生じないよう上下
に移動させ、給紙カセット１が所定の給紙位置に移動し
た後は解除するような機構が設けられている。

９．１０は、主として原稿の重送を防止する分離機構を
構成する給送分離ローラであυ、給紙カセット１から給
紙ローラ５によって送り出される原稿及び給紙ローラ６
によって送り出される記録紙２が供給される位置に設け
られている。なお、給紙ローラ５，６によって送り出さ
れる原稿或いは記録紙が確実に給送分離ローラ９，１ｏ
のニノグ部に導かれるように、適当なガイドを設けても
よい。

上側の給送分離ローラ９は、矢印Ｂで示す方向に回転す
るように駆動装置（図示せず）に連結されている。他方
の給送分離ローラ１０はフリー状態では矢印Ｃで示す方
向に回転するように、すべりクラノチ１１を介して駆動
装置に連結されている。

１２は、記録紙に対する記録を行う記録ヘッド、１３は
記録紙を記録ヘッド１２に押付けながら搬送するプラテ
ンローラ、１４はプラテンローラ１３で搬送される原稿
を読み取るだめのイメージセンサ、１５は原稿面をイメ
ージセンサ１４に結像するロッドレンズアレイ等のレン
ズ系、１６は光源、１７はレンズである。

以上の構成になる自動給紙装置について、以下その動作
を説明する。

給紙カセット１内に記録紙２を収納した後、第１図に示
すように、給紙カセット１を内部の記録紙２が下側にな
るようにして、矢印Ａ方向に押し込み、セットする。給
紙カセット１の挿入時、給紙ローラ５，６はそれぞれ上
下に、給紙カセｙ　ｌ・１の挿入に支障のない位置に移
動し、給紙力セント１が所定位置まで挿入された後、給
紙ローラ５゜６は解除され、第２図に示すように、ばね
７，８により給紙カセット１の上面及び記録紙２下面に
押付けられる。

この状態において、原稿給紙を行うには、給紙カセット
１の上面に原稿１８を、その先端が給紙ローラ５に接触
するようにセットする。次に、第３図に示すように、上
側の給紙ローラ５が回転し、原稿１８を原稿載置位置か
ら繰り出し、給送分離ローラ９，１０のニップ部に供給
する。この時、給送分離コーラ９は矢印Ｂ方向に回転し
ており、また、給送分離ローラ１０は給送分離ローラ９
との摩擦により矢印り方向に回転しておシ、原稿の繰り
込み動作をしている。この給送分離ローラ９，１０間に
供給された原稿１８は、原稿工８が１枚の時には、その
まま搬送され、プラテンローラ１３位置に送られ、プラ
テンローラ１３で搬送される途中、イメージセンサ１４
によって読み取られる。なお、給送分離ローラ９，１０
間に同時に複数枚の原稿が供給された場合には、下側の
給送分離ローラ１０に加わる摩擦力が減少し、すべりク
ラノチ１１を介して伝達される駆動力により矢印り方向
とは反対方向に回転し、重送されてきた原稿を分離する
。これにより、原稿】８は常に１枚ずつプラテンローラ
１３に送り出される。

次に、記録紙を給送する場合には、第４図に示すように
、下側の給紙ローラ６が回転して給紙カセット１内の記
録紙２を繰り出す。この際、爪３が複数枚の記録紙２の
繰り出しを防止するので、記録紙２は１枚ずつ繰り出さ
れる。繰り出された記録紙２は、矢印Ｂ、Ｄ方向に回転
中の給送分離ローラ９，１０間に供給され、給送分離ロ
ーラ９゜１０を経てプラテンローラ１４に給送され、記
録ヘッド１２によって記録が行われる。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は、記録紙を給
紙位置にセットするために着脱可能な記録紙カセットと
して、給紙位置に装着された状態で、上面側に原稿を乗
せる平坦面を備え、下面側に記録紙を収納するとともに
記録紙の脱落防止用の爪を備えた給紙カセットを用い、
給紙位置には、所定位置に装着された給紙カセット上面
の原稿と下面の記録紙とに接触可能な一対の給紙ローラ
を上下に移動可能に設けると共に、各給紙ローラを前記
原稿と前記記録紙とにそれぞれ押付ける弾性部材を設け
、更に、前記給紙ローラによって送シ出された原稿及び
記録紙が通過する位置に、原稿の重送を防止する分離機
構を設けるという構成とすることによって、原稿は給紙
力セントの上にセントして上取りし、記録紙は下面から
下取りし、共通の分離機構を経て読取位置或いは記録位
置に送ることが可能となり、原稿、記録紙の給送経路が
一体化されるだめ、装置の小型化が可能となるという効
果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図、第３図、第４図は本発明の一実施例に
よる自動給紙装置を示す概略断面図であり、それぞれ異
なる動作時を示している。 ｌ・・・給紙力セント、２・・・記録紙、３・・・爪、
５゜６・・・給紙ローダ、７．８・・・ばね、９．１０
・・・給送分離ローラ、１２・・・記録ヘッド、１３・
・・プラテンローラ、１４・・・イメージセンサ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名１２
図　　　　　　７２−原稿 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 給紙位置に着脱可能な給紙カセットであって、前記給紙
   位置に装着された状態で、上面側に原稿を乗せる平坦面
   を備え、下面側に記録紙を収納するとともに記録紙の脱
   落防止用の爪を備えた給紙カセットと、それぞれ上下に
   移動可能に配置され、給紙位置に装着された給紙カセッ
   ト上面の原稿と下面の記録紙とに接触可能な一対の給紙
   ローラと、各給紙ローラを前記原稿と前記記録紙とにそ
   れぞれ押付ける弾性部材と、前記給紙ローラによって送
   り出された原稿及び記録紙が通過する位置に配置され、
   原稿の重送を防止する分離機構とを有することを特徴と
   する自動給紙装置。