JPH05322261A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH05322261A
JPH05322261A JP4128696A JP12869692A JPH05322261A JP H05322261 A JPH05322261 A JP H05322261A JP 4128696 A JP4128696 A JP 4128696A JP 12869692 A JP12869692 A JP 12869692A JP H05322261 A JPH05322261 A JP H05322261A
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JP
Japan
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circuit
current
overcurrent
detection circuit
set value
Prior art date
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Pending
Application number
JP4128696A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Oka
孝昭 岡
Masaru Matsuzaki
勝 松崎
Haruyasu Kenmochi
晴康 剱持
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 空調機の圧縮機等に流れる電流の検出手段を
簡略化し、コストダウンを図り、消費電力を抑える。 【構成】 電流検出の電流センサ4の出力信号は第1の
過電流検出回路5と、第2の過電流検出回路6と、総電
流検出回路7とに入力する。第1の過電流検出回路5は
インバータを構成するパワートランジスタに規定値を超
えた電流が所定時間流れると作動する回路である。第2
の過電流検出回路6は前記パワートランジスタが短絡事
故を起こしたりして過電流が流れたとき、その過電流を
速やかに検出する回路である。総電流検出回路7は通常
の運転状態において、圧縮機等に流れる総電流を検出す
るための回路である。8はNAND回路である。第1の
過電流検出回路5または第2の過電流検出回路6で過電
流が検出されるとマイクロコンピュータ9は直ちに圧縮
機の動作を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機の圧縮機に電
力を供給するインバータ部の電流検出手段に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の室外機には圧縮機をインバ
ータ制御するためのインバータ装置が設けられている。
図3はこのインバータ装置の概略構成を表したもので、
21は入力交流を所定の直流電圧に変換するコンバータ
部、22はコンバータ部21よりの直流入力を交流に変換し
て圧縮機23に供給するインバータ部、24はインバータ部
22の過電流を検出するための過電流検出器、25は圧縮機
23に流れる電流を検出するための電流センサである。過
電流検出器24よりの出力信号は図4に示されるような第
1の過電流検出回路26と、第2の過電流検出回路27とに
入力され、これら二つの過電流検出回路26,27の出力信
号はNAND回路28に入力され、そのNAND回路28の
出力信号はマイクロコンピュータ29の所定の入力ポート
に入力されるようになっており、二つの過電流検出回路
26,27の何れかにより過電流が検出されると、マイクロ
コンピュータ29はインバータ部22の制御信号を停止して
圧縮機23の動作を停止させるようになっている。なお、
第1の過電流検出回路26は、インバータ部22を構成して
いるパワートランジスタ(トランジスタモジュール)の
寿命に悪影響を及ぼす程度の過電流が所定時間連続して
検出されると作動するように構成されていて、フォトカ
プラ30の回路と積分回路31とからなっている。また、第
2の過電流検出回路27は例えばインバータ部22を構成し
ているパワートランジスタが短絡事故を起こしたりして
大電流となった場合に、その過電流を速やかに検出する
ためのもので、この回路にもフォトカプラ32が使用され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
インバータ装置では過電流と圧縮機に流れる電流とを別
々の電流検出手段により検出するようになっているた
め、回路構成も複雑になっており、組立も面倒であるた
め、コスト的にも問題がある。また、従来の過電流の検
出には抵抗素子を使用していたため、僅かではあるが電
力を消費し、電流値が大きくなると発熱の恐れもあり、
信頼性の面でも問題があった。したがって、本発明にお
いては、これらの課題を解決することのできる電流検出
手段を設けた空気調和機を提供することを目的としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、圧縮機に電力を供給
するインバータの直流入力電流を検出する電流センサ
と、同電流センサにより検出される電流が第1の設定値
を超えて所定時間流れると出力信号レベルを切り換える
第1の過電流検出回路と、前記電流センサにより検出さ
れる電流が前記第1の設定値よりも高い第2の設定値を
超えると出力信号レベルを切り換える第2の過電流検出
回路と、前記インバータ等を制御するマイクロコンピュ
ータの割込信号入力ポートへ前記第1および第2の過電
流検出回路よりの入力信号を反転させて出力する反転回
路と、前記電流センサにより検出される直流入力電流を
直流電圧に変換し、前記マイクロコンピュータのA/D
変換入力ポートへ出力する総電流検出回路とを室外機に
設けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】上記の構成であれば、一つの電流センサから得
られるインバータの直流入力電流を第1の過電流検出回
路と、第2の過電流検出回路と、総電流検出回路とによ
り、それぞれ検出し、第1の過電流検出回路では予め設
定されている第1の設定値を超えた電流が所定時間を過
ぎても流れると出力信号レベルを切り換え、第2の過電
流検出回路では前記第1の設定値よりも高い第2の設定
値を超えた電流が流れると直ちに出力信号レベルを切り
換え、これらの出力信号は反転回路よりマイクロコンピ
ュータの割込信号入力ポートへ入力するようになってい
るのでインバータ等を過電流から保護することができ、
また、総電流検出回路では電流センサにより検出される
直流入力電流を直流電圧に変換し、前記マイクロコンピ
ュータのA/D変換入力ポートへ入力するようになって
いるので正常動作時の入力電流等の制御を行うことがで
きる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図2に基づ
いて説明する。図1は圧縮機をインバータ制御するイン
バータ装置の回路構成を簡単に表したもので、1は入力
交流を所定の直流電圧に変換するコンバータ部、2はコ
ンバータ部1よりの直流入力を交流に変換して圧縮機3
に供給するインバータ部、4はインバータ部2の直流入
力電流を検出するための電流センサである。この電流セ
ンサ4の出力信号は図2に示される第1の過電流検出回
路5と、第2の過電流検出回路6と、総電流検出回路7
とに入力され、第1の過電流検出回路5および第2の過
電流検出回路6の出力信号はそれぞれ入力信号を反転さ
せて出力する反転回路(以下、NAND回路という)8
に入力され、その出力信号はコンバータ部1の図示して
ないスイッチング素子をスイッチングするドライブ回路
や、インバータ部2の図示してない複数のパワートラン
ジスタをスイッチングするドライブ回路等の制御信号を
生成するマイクロコンピュータ9の割込信号入力ポート
へ入力され、また、総電流検出回路7の出力信号は前記
マイクロコンピュータ9のA/D変換入力ポートへ入力
されるようになっている。
【0007】第1の過電流検出回路5はインバータ部2
等の何らかの異常により、電流センサ4により検出され
る電流が第1の設定値を超えて所定時間流れると出力信
号レベルがHIからLOWに切り換わるように構成され
た回路であり、分圧抵抗R2,R3で得られる基準電圧
と、電流センサ4からの入力信号電圧とを比較する比較
器10の回路と、コンデンサC1と抵抗R5とからなる積
分回路等で構成され、出力側はNAND回路8の入力端
に結合されている。第2の過電流検出回路6は例えばイ
ンバータ部2を構成しているパワートランジスタが短絡
事故を起こしたりしてインバータ部2の直流入力電流が
大電流となり、その電流が前記第1の設定値よりも高い
第2の設定値を超えると、出力信号レベルがHIからL
OWに切り換わるように構成された回路であり、分圧抵
抗R7,R8で得られる基準電圧と、電流センサ4から
の入力信号電圧とを比較する比較器11の回路と、抵抗R
9,R10とコンデンサC2等からなる回路とで構成さ
れ、出力側はNAND回路8のもう一つの入力端に結合
されている。
【0008】NAND回路8はその二つの入力端の内、
何れか一方の入力端の信号レベルがLOWになると出力
信号レベルは反転したHIレベルとなる。すると、マイ
クロコンピュータ9はインバータ部2を制御するための
制御信号の出力を停止し、圧縮機3の動作を停止させ
る。このようにして、インバータ部2等の回路部品を過
電流から保護したり、例えインバータ部2のパワートラ
ンジスタが短絡事故を起こしてもそれ以上の事故の拡大
を防止することができるのである。また、総電流検出回
路7は通常の運転において、圧縮機3等に流れる総電流
を検出するための回路で、整流素子D1,D2、コンデ
ンサC3、抵抗R11,R12,R13等で構成され、その出
力側はマイクロコンピュータのA/D変換入力ポートに
結合されている。このA/D変換入力ポートから取り込
まれる総電流検出回路7の出力信号はマイクロコンピュ
ータ9が内蔵するA/D変換部で所定のタイミングでA
/D変換され、その値は予め記憶部が記憶している設定
値と比較され、値によっては圧縮機3を停止させたり、
運転周波数を下降させたりして過電流にならないように
制御するようになっている。
【0009】
【発明の効果】以上、説明したような空気調和機である
ならば、一つの電流センサから得られるインバータの直
流入力電流を第1の過電流検出回路と、第2の過電流検
出回路と、総電流検出回路とにより、それぞれ検出し、
第1の過電流検出回路では第1の設定値を超えた電流が
所定時間を過ぎても流れると出力信号レベルを切り換
え、第2の過電流検出回路ではインバータの直流入力電
流が第1の設定値よりも高い第2の設定値を超えると直
ちに出力信号レベルを切り換え、これらの出力信号を反
転回路により反転させてマイクロコンピュータの割込信
号入力ポートへ入力し、また、総電流検出回路では電流
センサにより検出される直流入力電流を直流電圧に変換
し、マイクロコンピュータのA/D変換入力ポートへ入
力するようになっているので、従来のように電流センサ
と過電流検出器とを併用する必要性はなくなり、過電流
検出器が要らなくなるので組立が簡単になると共に、僅
かではあるが省電力が図れ、また、コストダウンにもな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すインバータ部の概略構
成図である。
【図2】本発明の一実施例を示すインバータ部の電流検
出回路図である。
【図3】従来例を示すインバータ部の概略構成図であ
る。
【図4】従来例を示すインバータ部の過電流検出回路図
である。
【符号の説明】
1 コンバータ部 2 インバータ部 3 圧縮機 4 電流センサ 5 第1の過電流検出回路 6 第2の過電流検出回路 7 総電流検出回路 8 NAND回路 9 マイクロコンピュータ 10 比較器 11 比較器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機に電力を供給するインバータの直
    流入力電流を検出する電流センサと、同電流センサによ
    り検出される電流が第1の設定値を超えて所定時間流れ
    ると出力信号レベルを切り換える第1の過電流検出回路
    と、前記電流センサにより検出される電流が前記第1の
    設定値よりも高い第2の設定値を超えると出力信号レベ
    ルを切り換える第2の過電流検出回路と、前記インバー
    タ等を制御するマイクロコンピュータの割込信号入力ポ
    ートへ前記第1および第2の過電流検出回路よりの入力
    信号を反転させて出力する反転回路と、前記電流センサ
    により検出される直流入力電流を直流電圧に変換し、前
    記マイクロコンピュータのA/D変換入力ポートへ出力
    する総電流検出回路とを設けてなることを特徴とする空
    気調和機。
  2. 【請求項2】 前記第1の過電流検出回路が前記第1の
    設定値を出力する分圧抵抗の回路と、同分圧抵抗の回路
    から得られる前記第1の設定値と前記電流センサからの
    入力信号電圧とを比較する比較回路と、出力信号のタイ
    ミングを遅らせる積分回路とからなる請求項1記載の空
    気調和機。
  3. 【請求項3】 前記第2の過電流検出回路が前記第2の
    設定値を出力する分圧抵抗の回路と、同分圧抵抗の回路
    から得られる前記第2の設定値と前記電流センサからの
    入力信号電圧とを比較する比較回路とからなる請求項1
    記載の空気調和機。
JP4128696A 1992-05-21 1992-05-21 空気調和機 Pending JPH05322261A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7117124B2 (en) 2002-06-12 2006-10-03 Omron Corporation Trouble detection method, trouble detection apparatus, and temperature controller
KR20150037512A (ko) * 2013-09-30 2015-04-08 산켄덴키 가부시키가이샤 모터 드라이버

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JP2015070728A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 サンケン電気株式会社 モータドライバ

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