JPH05320562A - 塗料組成物 - Google Patents
塗料組成物Info
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- JPH05320562A JPH05320562A JP16023992A JP16023992A JPH05320562A JP H05320562 A JPH05320562 A JP H05320562A JP 16023992 A JP16023992 A JP 16023992A JP 16023992 A JP16023992 A JP 16023992A JP H05320562 A JPH05320562 A JP H05320562A
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Abstract
モノマー及び炭素数4〜24の1価アルコールのアクリ
ル酸エステルモノマーで構成される水酸基価60〜14
0 mgKOH/g樹脂、重量平均分子量3,000〜30,0
00のアクリル系共重合体であって、かつ該スチレンモ
ノマーの含有量が45〜55重量%であるアクリル系共
重合体 90〜50
重量% (B)アミノ樹脂及び/又は(ブロック)ポリイソシア
ネート化合物10〜50重量% を硬化性樹脂組成物として含有する塗料組成物。 【効果】 塗膜の仕上り外観、耐候性、対酸性に優れた
塗膜が形成できる。
Description
性、耐擦り傷性に優れた塗膜を形成でき、自動車塗装用
上塗り塗料に適した塗料として好適な塗料組成物に関す
る。
重要性能として、平滑性、光沢、鮮映性等の仕上り外観
の優れた塗膜を形成することが挙げられる。現在用いら
れている水酸基含有アクリル樹脂とアミノ樹脂とを主成
分とする自動車塗装用上塗り塗料により、仕上り外観、
耐候性、物理的機能等に優れた塗膜を得ることができ
る。しかし、近年、大気汚染が進み、森林が枯れるなど
酸性雨による被害が深刻な社会問題となっており、特に
上記塗膜が塗装されている自動車外板は、表面劣化しや
すいという欠点を有している。また、屋外で使用されて
いる物品に塗装された塗膜においても酸性雨によってエ
ッチングされたり、塗膜に白化、シミ等が発生するとい
う問題があり、耐酸性の良い塗膜が非常に強く要望され
ている。更に、自動車外板等に塗装されている塗膜は洗
浄ブラシ等による摩擦による擦り傷がつきやすく、外観
低下の原因の1つになっており、上塗り塗膜の耐擦り傷
性向上の要求も非常に強い。
上り外観、耐候性、物理的性質等を損なうことなく、大
幅に耐酸性が向上した塗膜を形成する上塗り塗料の開発
を目的として、鋭意研究を重ねた結果、スチレンモノマ
ーを45〜55重量%含有し、かつ該スチレンと特定の
アクリル酸エステル系モノマーとを共重合反応させて得
られる水酸基含有アクリル系共重合体及びアミノ樹脂又
は(ブロック)ポリイソシアネート化合物を硬化樹脂成
分として含有する塗料組成物が耐酸性及び耐候性に優れ
た塗膜を提供するものであることを見い出し、本発明を
完成するに至った。
モノマー及び炭素数4〜24の1価アルコールのアクリ
ル酸エステルモノマー(以下、このものを「長鎖アクリ
ル酸エステルモノマー」と略すことがある。)で構成さ
れる水酸基価60〜140 mgKOH/g樹脂、重量平均分子
量3,000〜30,000のアクリル系共重合体であ
って、かつ該スチレンモノマーの含有量が45〜55重
量%であるアクリル系共重合体90〜50重量% (B)アミノ樹脂及び/又は(ブロック)ポリイソシア
ネート化合物10〜50重量% を硬化性樹脂組成物として含有する塗料組成物に係る。
合体は、水酸基価60〜140 mgKOH/g樹脂、好ましく
は90〜120 mgKOH/g樹脂の範囲及び重量平均分子量
3,000〜30,000、好ましくは5,000〜2
0,000の範囲である。該水酸基価が60mgKOH/g 樹
脂を下回ると耐酸性、耐擦り傷性などの塗膜性能が劣
り、140mgKOH/g 樹脂を越えるとアミノ樹脂や(ブロ
ック)ポリイソシアネートなどの架橋剤との相溶性が損
なわれるため塗装仕上り外観が悪くなる。また、重量平
均分子量が3,000を下回ると耐酸性、耐候性などの
塗膜性能が劣り、30,000を越えると塗装仕上り外
観が悪くなる。
ー、水酸基含有モノアクリレートモノマー及び長鎖アク
リル酸エステルモノマーを共重合反応させることによっ
て得られるものである。
ノアクリレートモノマーは、1分子中に1個のアクリロ
イル基と1個以上の水酸基を含有するモノマーであっ
て、2価アルコールのモノアクリル酸エステル、ε−カ
プロラクトン変性アクリルモノマー等が包含される。
ては、例えば、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、アク
リル酸ヒドロキシプロピル、アクリル酸2,3−ジヒド
ロキシプロピル、1,4−ブタンジオールモノアクリレ
ート、(ポリ)エチレングリコールモノアクリレート等
が挙げられる。これらの中でも1,4−ブタンジオール
モノアクリレートが好ましい。
としては、次式 CH2 =CH−COOCH2 CH2 O(COC5 H10O)n H
されるモノマーが包含され、例えば、「プラクセルFA
−1」、「プラクセルFA−2」、「プラクセルFA−
3」、「プラクセルFA−4」、「プラクセルFA−
5」(いずれもダイセル化学(株)製、商品名、ε−カ
プロラクトン変性アクリル酸2−ヒドロキシエチル類)
等を挙げることができるが、これに限定するものではな
い。
リレートモノマーとして、特にε−カプロラクトン変性
アクリルモノマー及び/又は1,4−ブタンジオールモ
ノアクリレートモノマーを必須成分として用いることに
より、耐擦り傷性に優れた塗膜が形成できることから好
ましい。また、これらのモノマーを用いる場合には全モ
ノマー成分中に該モノマーを10重量%以上含有するこ
とが好ましい。
モノマーは、炭素数4〜24の1価のアルコールのアク
リル酸エステルモノマーである。該長鎖アクリルモノマ
ーの炭素数が4未満になると加工性、耐酸性、耐擦り傷
性などの塗膜性能が低下し、24を上回ると汚染性や耐
擦り傷性などの塗膜性能が低下するので好ましくない。
該長鎖アクリルモノマーとして、具体的には、例えばn
−ブチルアクリレート、イソブチルアクリレート、te
rt−ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリ
レート、n−オクチルアクリレート、ラウリルアクリレ
ート、トリデシルアクリレート、ステアリルアクリレー
ト等が挙げられる。
成分の割合は、スチレンモノマーを45〜55重量%、
水酸基含有モノアクリレートモノマーを共重合体の水酸
価が60〜140mgKOH/g 樹脂に見合う量、通常、約1
2〜40重量%及び長鎖アクリルモノマーを残りの割
合、通常、約5〜43重量%の範囲が望ましい。スチレ
ンモノマー割合が45重量%を下回ると耐酸性、表面硬
度などの塗膜性能が劣り、55重量%を上回ると耐候性
などの塗膜性能が劣るので好ましくない。また、長鎖ア
クリルモノマーの割合が約5重量%を下回ると加工性な
どの塗膜性能が低下し、約43重量%を上回ると耐酸
性、表面硬度などの塗膜性能が低下するので好ましくな
い。
知のラジカル重合性モノマーを適宜選択して使用するこ
とができる。具体的にはアクリル酸、マレイン酸、無水
マレイン酸、アクリロニトリル等が挙げられる。該モノ
マーは、全モノマー成分中で約5重量%以下の範囲で配
合できる。
レートモノマー、及び長鎖アクリルモノマーの共重合反
応は、通常のアクリル樹脂もしくはビニル樹脂等の合成
方法と同様にして行うことができる。例えば、上記成分
を有機溶媒に溶解もしくは分散せしめ、ラジカル重合開
始剤の存在下で60〜180℃程度の温度で撹拌しなが
ら加熱することにより実施できる。反応時間は通常1〜
10時間程度とすれば良い。
トルエン、キシレン、オクタン、ミネラルスピリット等
の炭化水素系溶媒、酢酸エチル、酢酸n−ブチル、酢酸
イソブチル、メチルセロソルブアセテート、ブチルカル
ビトールアセテート等のエステル系溶媒、メチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトン、ジイソブチルケトン
等のケトン系溶媒、メタノール、エタノール、イソプロ
パノール、n−ブタノール、sec−ブタノール、イソ
ブタノール等のアルコール系溶媒、n−ブチルエーテ
ル、ジオキサン、エチレングリコールモノメチルエーテ
ル、エチレングリコールモノエチルエーテル等のエーテ
ル系の溶媒等を使用できる。これらの内、炭化水素系溶
媒を用いる場合には、溶解性の点から他の溶媒を併用す
ることが好ましい。また、ラジカル開始剤としては通常
用いられるものをいずれも用いることができ、その一例
として過酸化ベンゾイル、tert−ブチルパーオキシ
−2−エチルヘキサノエート等の過酸化物、アゾビスイ
ソブチロニトリル、アゾビスジメチルバレロニトリル等
のアゾ化合物等を示すことができる。
(ブロック)ポリイソシアネート化合物は、前記水酸基
含有アクリル系共重合体を架橋するためのものである。
硬化性アクリル樹脂塗料に汎用されているメラミン樹脂
を用いることができる。例えば、メラミン、尿素、ベン
ゾグアナミン、アセトグアナミン、スピログアナミン、
ジシアンジアミド等のアミノ成分とアルデヒドとの反応
によって得られる公知の部分もしくは完全メチロール化
アミノ樹脂が挙げられる。アルデヒドとしては、ホルム
アルデヒド、パラホルムアルデヒド、アセトアルデヒ
ド、ベンズアルデヒド等が挙げられる。また、このメチ
ロール化アミノ樹脂を適当なアルコールによってエーテ
ル化したものも使用でき、エーテル化に用いられるアル
コールの例としてはメチルアルコール、エチルアルコー
ル、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコー
ル、n−ブチルアルコール、イソブチルアルコール、2
−エチルブタノール、2−エチルヘキサノール等が挙げ
られる。本発明においては、特にヘキサメトキシメチル
メラミンやそのメトキシ基の一部又は全部をC4 以上の
アルコールで置換したエーテル化メラミン樹脂を用いる
ことが好ましい。この場合パラトルエンスルホン酸、ド
デシルベンゼンスルホン酸のような通常の硬化触媒を添
加するのが好ましい。
合、1液型塗料としての貯蔵安定性を付与させるために
トリエチルアミン、ジエタノールアミン、2−アミノ−
2−メチルプロパノール等のアミン化合物で中和(ブロ
ック)しても良い。
ばブチル化メラミン樹脂(三井東圧製ユーバン20SE
−60、ユーバン225、大日本インキ製スーパーベッ
カミンG840、スーパーベッカミンG821等)、メ
チル化メラミン樹脂(三井サイアナミド(株)製サイメ
ル303、住友化学製スミマールM−100、スミマー
ルM−40S等)、メチルエーテル化メラミン樹脂(三
井サイアナミド(株)製サイメル303、サイメル32
5、サイメル327、サイメル350、サイメル37
0、三和ケミカル製ニカラックMS17、ニカラックM
S15、モンサント社製レジミン741、住友化学
(株)製スミマールM55等)、メチル化、ブチル化混
合エーテル化メラミン樹脂(三井サイアナミド(株)製
サイメル235、サイメル202、サイメル238、サ
イメル254、サイメル272、サイメル1130、住
友化学製スミマールM66B等)、メチル化、イソブチ
ル化混合エーテル化メラミン樹脂(三井サイアナミド
(株)製サイメルXV805、三和ケミカル製ニカラッ
クMS95等)等のメラミン樹脂を用いることができ
る。
ト化合物としてはフリーのイソシアネート化合物であっ
てもよいし、ブロックされたイソシアネート化合物でも
よい。フリーのイソシアネート基を有するポリイソシア
ネート化合物としては、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、もしくはトリメチルヘキサメチレンジイソシアネー
ト等の脂肪族ジイソシアネート類、キシレンジイソシア
ネート、もしくはイソホロンジイソシアネート等の環状
脂肪族ジイソシアネート類、トリレンジイソシアネート
もしくは4,4´−ジフェニルメタンジイソシアネート
等の芳香族ジイソシアネート類等の有機ジイソシアネー
トそれ自体、又はこれらの各有機ジイソシアネートの過
剰量と多価アルコール、低分子量ポリエステル樹脂もし
くは水等との付加物、あるいは上掲した各有機ジイソシ
アネート同志の重合体、更にはイソシアネート・ビウレ
ット体等が挙げられるが、それらの代表的な市販品の例
としては「バーノックD−750、−800、DN−9
50、−970もしくは15−455」(以上、大日本
インキ化学工業(株)製品)、「ディスモジュールL、
N、HL、もしくはN3390」(西ドイツ国バイエル
社製品)、「タケネートD−102、−202、−11
0もしくは−123N」(武田薬品工業(株)製品)、
「コロネートEH、L、HLもしくは203」(日本ポ
リウレタン工業(株)製品)又は「デゥラネート24A
−90CX」(旭化成工業(株)製品)等が挙げられ
る。ブロックされたイソシアネート基を有するポリイソ
シアネート化合物としては、上記、フリーのイソシアネ
ート基を有するポリイソシアネート化合物をオキシム、
フェノール、アルコール、ラクタム、マロン酸エステ
ル、メルカプタン等の公知のブロック剤でブロックした
ものが挙げられる。これらの代表的な市販品の例として
は「バーノックD−550」(大日本インキ化学工業
(株)製品)、「タケネートB−815−N」(武田薬
品工業(株)製品)、「アディトールVXL−80」
(西ドイツ国ヘキスト社製品)又は「コロネート250
7」[(日本ポリウレタン工業(株)製品)]等が挙げ
られる。
合体とアミノ樹脂及び/又は(ブロック)ポリイソシア
ネート化合物とを配合することによって得られる。該ア
クリル系共重合体は、両者の合計量当たり、90〜50
重量%、好ましくは80〜60重量%の範囲で配合され
る。アクリル系共重合体の配合割合が上記した範囲をは
ずれると十分な架橋塗膜が形成されず耐候性、耐酸性、
耐擦り傷性などの塗膜性能が悪くなるので好ましくな
い。
に平均粒子径0.01〜1μm の範囲のポリマー微粒子
が配合できる。該微粒子を構成するポリマーは本発明塗
料組成物で用いる有機溶剤に不溶性でなければならな
い。また、該ポリマーは架橋もしくは未架橋であっても
かまわないが好ましくは架橋したものが望ましい。該微
粒子はそれ自体公知のものであり、従来のものから適宜
選択して使用できるが、特に下記したものを使用するこ
とが好ましい。
定剤及び有機溶剤の存在下で少なくとも1種のビニルモ
ノマーを分散重合させてなるものである。高分子分散安
定剤としては、従来から非水ディスパージョンの分野で
使用されている既知のものを使用でき、例えば下記
(1)〜(9)のものを例示することができる。
水酸基を含有する脂肪酸の自己縮合ポリエステルとアク
リル酸グリシジル又はメタクリル酸グリシジルを付加し
て分子中に約1.0個の重合性二重結合を導入したポリ
エステルマクロモノマー。
ノマーとメチルメタクリレート及び/又はその他の(メ
タ)アクリル酸エステル、ビニルモノマーを共重合した
櫛型ポリマー。
タ)アクリレートを共重合させておき、そのグリシジル
基に後から(メタ)アクリル酸を付加して二重結合を導
入したもの。
(メタ)アクリル酸エステルを少なくとも20重量%共
重合してなる水酸基含有アクリル共重合体。
分子当り0.3以上の二重結合を導入する方法として
は、例えば、もとのアクリル共重合体中に少量の(メ
タ)アクリル酸グリシジルを共重合しておき、後からそ
のグリシジル基に(メタ)アクリル酸を付加する方法が
挙げられる。
ルキルメラミン樹脂。
/又はそれに重合性二重結合を導入する方法としたも
の。重合性二重結合を導入する方法としては、例えばア
ルキド樹脂中のカルボキシル基に(メタ)アクリル酸グ
リシジルを付加する方法が挙げられる。
イルフリーポリエステル樹脂、油長15%以上のアルキ
ド樹脂及び/又はそれに重合性二重結合を導入したも
の。
スアセテートブチレート。重合性二重結合を導入する方
法としては、例えばセルロースアセテートブチレートに
イソシアネートエチルメタクリレートを付加する方法が
挙げられる。
タイプのものを組合わせて用いられる。
特に好適な分散安定剤は、脂肪族炭化水素等の比較的低
極性溶剤に溶解可能であって、しかも塗膜性能上の要求
をもある程度満たすことができるものであり、その様な
条件を満たす分散安定剤としては、殊に分子量、ガラス
転移温度、極性(ポリマーのSP値)、水酸基価、酸価
等を容易に調整することができ、耐候性にも優れている
上記(4)及び(5)のアクリル系共重合体が好適であ
る。更に分散微粒子とグラフト重合可能な重合性二重結
合を分子中に平均して約0.2〜1.2個有するアクリ
ル系共重合体が好適である。
パージョン型ビニル樹脂は、上記高分子分散安定剤の存
在下、該分散安定剤及び分散微粒子を形成する後記ビニ
ルモノマーは溶解するが、該ビニルモノマーから生成す
る重合体微粒子は実質的に溶解しない脂肪族炭化水素を
主体とする有機溶剤中で、少なくとも1種のビニルモノ
マーを分散重合することによって容易に製造される。
ニル系共重合体を形成するモノマーの成分及び上記分散
微粒子を形成するビニルモノマーとしては、ラジカル重
合性不飽和単量体であれば特に制限されることなく、各
種のものを使用することができる。その代表的なものを
例示すれば以下の通りである。
テル:例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、
アクリル酸プロピル、アクリル酸イソプロピル、アクリ
ル酸ブチル、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸オクチ
ル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸ステアリル、メタ
クリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プ
ロピル、メタクリル酸イソプロピル、メタクリル酸ブチ
ル、メタクリル酸ヘキシル、メタクリル酸オクチル、メ
タクリル酸ラウリル、メタクリル酸ステアリル等のアク
リル酸又はメタクリル酸のC1-18アルキルエステル:グ
リシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート:ア
リルアクリレート、アリルメタクリレート等のアクリル
酸又はメタクリル酸のC2-8 アルケニルエステル:ヒド
ロキシエチルアクリレート、ヒドロキシエチルメタクリ
レート、ヒドロキシプロピルアクリレート、ヒドロキシ
プロピルメタクリレート等のアクリル酸又はメタクリル
酸のC2-8 ヒドロキシアルキルエステル:アリルオキシ
エチルアクリレート、アリルオキシエチルメタクリレー
ト等のアクリル酸又はメタクリル酸のC3-18アルケニル
オキシアルキルエステル等。
レン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、p−クロ
ルスチレン、ビニルピリジン等。
ば、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸等。
ミド:例えば、アクリルアミド、メタクリルアクリルア
ミド、n−ブトキシメチルアクリルアミド、n−メチロ
ールアクリルアミド、n−ブトキシメチルメタクリルア
ミド、n−メチロールメタクリルアミド等。
ル、メタクリロニトリル、メチルイソプロペニルケト
ン;酢酸ビニル、ベオバモノマー(シェル化学社製)、
ビニルプロピオネート、ビニルピバレート、イソシアネ
ートエチルメタクリレート、パーフルオロシクロヘキシ
ル(メタ)アクリレート、p−スチレンスルホンアミ
ド、N−メチル−p−スチレンスルホンアミド、γ−メ
タクリロキシプロピルトリメトキシシラン等。
なるビニル系共重合体の調製に好適に用いられるもの
は、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸2−エチル
ヘキシル、メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸ラウリ
ル、メタクリル酸ステアリル等の比較的長鎖の低極性単
量体を主体とし、これに必要に応じてスチレン、(メ
タ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、
(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)ア
クリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸等を併用した単
量体混合物である。
シジル(メタ)アクリレート又はイソシアネートエチル
メタクリレートを後付加して重合性二重結合を導入した
ものが好適である。
ル重合開始剤を用い、従来公知の溶液重合法によって容
易に製造される。
〜50,000程度の範囲が好ましく、3,000〜2
0,000程度の範囲がより好ましい。
粒子を形成するビニルモノマーとして好適なものは、
(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチ
ル、アクリル酸n−ブチル、アクリロニトリル等の比較
的高極性単量体を主体とし、これに必要に応じて、(メ
タ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエ
チルを併用したものを挙げることができる。またジビニ
ルベンゼンやエチレングリコールジメタクリレート等の
多官能モノマーを少量併用するか、メタクリル酸グリシ
ジルとメタクリル酸のようにお互いに反応する官能基を
有する複数のモノマーを共重合するか、N−アルコキシ
メチル化アクリルアミドやγ−メタクリロキシトリアル
コキシシランのように自己反応性のモノマーを共重合す
ることによって粒子内を架橋しゲル化粒子としてもよ
い。
散微粒子となるビニルモノマーとの配合割合としては、
重量比で5/95〜80/20、好ましくは10/90
〜60/40の範囲内とするのがよく、分散重合はラジ
カル重合開始剤の存在下で従来公知の方法に従い行い得
る。
マーを含有するモノマー混合物を水系媒体中でアニオン
または非イオン性界面活性剤を用いて乳化重合させて得
られるポリマー微粒子の水分散液であって、そして該水
分散液からポリマー微粒子を分離した粉末状のものもし
くは水を有機溶剤で置換して得られる有機溶剤の分散液
の形のものが使用できる。
47107号公報に記載されるゲル化微粒子重合体及び
その製造方法において反応性乳化剤としてアニオン性又
は非イオン性のものを用いたものが好適に使用できる。
該ゲル化微粒子重合体については該公報に記載されてい
るので、ここでは該引用をもって詳細な記述に代える。
子を用いることによって、更に仕上り外観及び耐久性に
優れた塗膜が形成できる。
性能などによって適宜配合できるが、通常、前記アクリ
ル系共重合体及びアミノ樹脂及び(ブロック)ポリイソ
シアネート化合物との総合計量100重量部に対して約
0.1〜50重量部、好ましくは約1〜30重量部の範
囲がよい。
にセルロースアセテートブチル、エポキシ樹脂、ポリエ
ステル樹脂、アルキド樹脂、アクリル樹脂等の変性樹脂
を少量併用してもよい。また、必要に応じて、有機溶
剤、顔料、硬化触媒、紫外線吸収剤、塗面調整剤、酸化
防止剤、流動性調整剤、顔料分散剤、シランカップリン
グ剤等の添加剤等を配合せしめることができる。
ン、キシレン、オクタン、ミネラルスピリット等の炭化
水素系溶媒、酢酸エチル、酢酸n−ブチル、酢酸イソブ
チル、メチルセロソルブアセテート、ブチルカルビトー
ルアセテート等のエステル系溶媒、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、ジイソブチルケトン等の
ケトン系溶媒、メタノール、エタノール、イソプロパノ
ール、n−ブタノール、sec−ブタノール、イソブタ
ノール等のアルコール系溶媒,n−ブチルエーテル、ジ
オキサン、エチレングリコールモノメチルエーテル、エ
チレングリコールモノエチルエーテル等のエーテル系、
コスモ石油社製の商品名スワゾール310、スワゾール
1000、スワゾール1500等の芳香族石油溶剤系等
を挙げることができる。該有機溶剤は1種もしくは2種
以上混合して使用できる。又、硬化性の点からは沸点が
150℃程度以下のものが好ましいが、これに限定され
るものではない。
としては、例えば有機顔料(例えばキナクリドン等のキ
ナクリドン系、ピグメントレッド等のアゾ系、フタロシ
アニンブルー、フタロシアニングリーン等のフタロシア
ニン系等)、無機顔料(例えば、酸化チタン、硫酸バリ
ウム、炭酸カルシウム、バリタ、クレー、シリカ等)、
炭素系顔料(カーボンブラック)、メタリック粉末(例
えばアルミニウム、雲母状酸化鉄、ステンレススチール
等)、防錆顔料(例えば、ベンガラ、ストロンチューム
クロメート等)が使用できる。
ポリイソシアネート化合物である場合にはジブチル錫ジ
アセテート、ジブチル錫ジオクテート、ジブチル錫ラウ
レート、トリエチルアミン、又はジエタノールアミン等
が挙げられる。
面処理鋼板等)、プラスチック等の被塗物素材に直接又
は被塗物素材にプライマーもしくはプライマー/中塗り
を施した塗膜面に塗布できる。また、自動車用塗料とし
て使用する場合には、例えば、2コート1ベーク、2コ
ート2ベーク等の上塗りエナメル塗料及びクリヤートッ
プコート用塗料、1コート1ベーク等のソリッドカラー
塗料として使用できる。
ル型等)、エアースプレー塗装等の手段により、乾燥膜
厚10〜60μm 程度に塗装し、120〜180℃程度
の温度で10〜60分間程度加熱を行うことによって塗
膜を形成することができる。
ク、2コート2ベーク等のクリヤートップコート用塗料
として用いる場合には、特に紫外線吸収剤、紫外線安定
剤等の添加剤を配合することが好ましい。
ベンゾフェノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノ
ン、2,2´,4,4´−テトラヒドロキシベンゾフェ
ノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、
2,2´−ジヒドロキシ−4,4´−ジメトキシベンゾ
フェノン、2,2´−ジヒドロキシ−4−メトキシベン
ゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフ
ェノン、2−ヒドロキシ−4−ドデシルキシベンゾフェ
ノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルフォベ
ンゾフェノン、5−クロロ−2−ヒドロキシベンゾフェ
ノン、2,2´−ジヒドロキシ−4,4´−ジメトキシ
−5−スルフォベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−
メトキシ−2´−カルボキシベンゾフェノン、2−ヒド
ロキシ−4−(2−ヒドロキシ−3−メチルアクリロキ
シ)プロポキシベンゾフェノン等の如きベンゾフェノン
系化合物;2−(2´−ヒドロキシ−5´−メチル−フ
ェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2´−ヒドロキシ
−3´,5´−ジ−tert−ブチル−フェニル)ベン
ゾトリアゾール、2−(2´−ヒドロキシ−3´−te
rt−ブチル−5´−メチル−フェニル)ベンゾトリア
ゾール、2−(2´−ヒドロキシ−3´,5´−ジ−t
ert−ブチル−フェニル)−5−クロロベンゾトリア
ゾール、2−(2´−ヒドロキシ−3´,5´−ジ−t
ert−イソアミル・フェニル)ベンゾトリアゾール、
2−(ヒドロキシ−5−tert−ブチル−フェニル)
ベンゾトリアゾール等の如きベンゾトリアゾール系化合
物;エチル−2−シアノ−3,3´−ジフェニルアクリ
レート、2−エチルヘキシル−2−シアノ−3,3´−
ジフェニル−アクリレート等の如きアクリレート系;フ
ェニルサリシレート、4−tert−ブチル−フェニル
サリシレート、パラ−オクチル−フェニルサリシレート
等の如きサリシレート系;エタンジアミド−N−(2−
エトキシフェニル)−N´−(4−イソドデシルフェニ
ル)、2−エチル−2´−エトキシオキザルアニリド、
2−エトキシ−5−tert−ブチル−2´−エチル−
オキザルアニリド及び商品名としてサンドーズ社のサン
ドボア EPU.USU 3206等の蓚酸アニリド系
化合物;ヒドロキシ−5−メトキシ−アセトフェノン、
2−ヒドロキシ−ナフトフェノン、2−エトキシエチル
−パラ−メトキシシンナメート、ニッケル−ビスオクチ
ルフェニルスルフィド、[2,2´−チオビス(4−t
ert−オクチルフェノラト)]−n−ブチルアミン−
ニッケル等のその他の化合物等が挙げられる。これらの
ものは1種もしくは2種以上組合わせて使用できる。
2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニル)−2−
ブチル−2−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−tert
−ブチルベンジル)プロパンジオエート、ビス(1,
2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)セバ
ケート、8−アセチル−3−ドデシル−7,7,9,9
−テトラメチル−1,3,8−トリアザスピロ[4,
5]デカン−2,4−ジオン及び商品名としてチヌビン
144、292、440(以上、チバガイギー社製)、
サノールLS−770(三共(株)製)等のヒンダード
アミン系等が挙げられる。
できるが、本発明においては、特にこのものと紫外線安
定剤と組合わせて用いることが望ましい。これらの添加
剤は前記ビニル系共重合体架橋剤との総合計量100重
量部当たり約0.1〜4重量部の範囲が望ましい。
添加することなく用いられるがこのものに着色ベース塗
膜が隠蔽しない程度の着色顔料を配合することができ
る。
述べる。該2コート1ベークは例えば前記した素材に着
色ベースコート用塗料組成物を塗布し、次いで前記クリ
ヤートップコート用塗料を塗装し、焼き付けることによ
って実施できる。着色ベース及びクリヤートップコート
用塗料組成物の塗装は、通常の塗装方式、例えば静電塗
装もしくは非静電塗装機を用いて行える。また、着色ベ
ースコートの膜厚は10〜50μm 程度(硬化後)が好
ましい。該塗料を塗装後、数分間室温に放置するか、5
0〜80℃位で数分間強制乾燥した後、クリヤーコート
塗料組成物を塗装する。クリヤー塗膜の厚さは10〜6
0μm (硬化後)が好ましい。次いで120〜180℃
程度の温度で20〜40分間程度加熱が行われる。
ましくは金属フレーク粉末及び/又はマイカ粉末を含有
してなる硬化形塗料組成物であって、このような着色ベ
ース塗料自体はすでに公知であり、具体的にはアクリル
樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル・ポリエステル樹脂
等を基体樹脂とし、アミノ樹脂、(ブロック)ポリイソ
シアネート等を架橋剤とし、更に必要に応じて、セルロ
ースアセテートブチレート、着色顔料、体質顔料、有機
重合体微粒子、沈降防止剤、タレ止め防止剤、顔料分散
剤、紫外線吸収剤及びその他塗料用添加剤等を配合して
なる有機溶剤形(ハイソリッド、非水分散型も含む)塗
料、水性塗料等の硬化形塗料が使用できる。該金属フレ
ーク粉末としては、例えばアルミニウムフレーク、ニッ
ケルフレーク、銅フレーク、ステンレスフレーク、真鍮
フレーク及びクロムフレーク等が挙げられ、また、マイ
カ粉末としては、例えばパールマイカ、着色パールマイ
カ等が挙げられる。
化樹脂成分であるアクリル系共重合体は、特に該共重合
体を構成するモノマー成分としてスチレンモノマーを主
成分とし、かつ該スチレンモノマーと共重合反応させる
モノマー成分としてアクリル酸エステル系モノマーを選
択することにより耐候性及び耐酸性などに優れた塗膜が
形成できる。この様な優れた効果を発揮する理由として
は、本発明で用いたスチレンモノマーのスチリル基及び
アクリル酸エステル系モノマーのアクリロイル基同志で
のラジカル共重合反応性が良いことから、スチレンホモ
ポリマーの少ない共重合体が合成され、従来、スチレン
モノマーを45〜55重量%含有するアクリル系樹脂か
らは予想もつかないほど大幅な塗膜の耐候性を向上させ
ることができ、しかも共重合されたスチレンモノマー成
分は化学的に安定であるため酸などにおかされ難く耐酸
性に優れた塗膜を形成させることができたと推察され
る。
ル系共重合体を構成するモノマー成分として、1,4−
ブタンジオールモノアクリレートモノマー及び/又はε
−カプロラクトン変性アクリレートモノマーを水酸基含
有モノアクリレートモノマーを用いることにより、アク
リル系共重合体分子中に均一に1級水酸基を導入するこ
とができ、かつ該モノマー成分自体の性質から耐擦り傷
性に優れた硬化塗膜が形成できるといった効果を発揮す
る。
発明をより一層明らかにする。尚、特に断らない限り
「部」及び「%」は、それぞれ「重量部」、「重量%」
を意味する。
ル樹脂反応槽に、スワゾール1000〔コスモ石油
(株)製、芳香族系溶剤〕45部を仕込み、加熱撹拌
し、125℃に達してから下記の単量体混合物を3時間
で滴下した。
に保持した後、アゾビスジメチルバレロニトリル0.5
部及びスワゾール1000を20部の混合物を1時間要
して滴下した。その後1時間125℃に保ったまま撹拌
を続けた後冷却した。このものにn−ブタノールを1
4.8部加え希釈し、固形分濃度55%の水酸基含有ア
クリル樹脂Aを得た。このアクリル樹脂の重量平均分子
量(MW)は、13,000及びアクリル樹脂中のベン
ゼン環濃度(単量体成分の全配合量に対するベンゼン環
の濃度)は37%であった。アクリル樹脂中のベンゼン
環濃度は、下式で求めた。
液B〜Gの製造 製造例1と同様の方法でアクリル樹脂溶液B〜Gを製造
した。固形分濃度は全て55重量%であった。アクリル
樹脂溶液B〜Gの組成とそれらの重量平均分子量(M
W)を表1に示した。
樹脂の製造 撹拌機、温度計、還流冷却機等の備わった通常のアクリ
ル樹脂反応槽にキシロールを45.7部、n−ブタノー
ル5部を仕込み、加熱撹拌し、125℃に達してから下
記の単量体混合物を3時間で滴下した。
に保持した後、アゾビスジメチルバレロニトリル0.5
部及びキシロールを16部の混合物を1時間要して滴下
し、更に5時間熟成を行った。得られた樹脂溶液の固形
分は60%であった。
t−ブチルピロカテコール0.03部、グリシジルメタ
クリレート2部を加えて125℃にて5時間反応を行
い、重合性二重結合を導入した。この生成物90部及び
キシロール48部、ヘプタン105部をフラスコに仕込
み、90℃で下記の単量体及び重合開始剤を4時間かけ
て滴下した。更に、tert−ブチルパーオクトエート
0.5部を添加し、その後3時間熟成して、非水ディス
パージョン型ビニル樹脂を得た。
物であった。
1フラスコに、脱イオン水3536.5部、乳化剤(*
1)を51部加え、撹拌しながら90℃まで昇温した。
これに重合開始剤(*2)12.5部を脱イオン水50
0部に溶解した水溶液20%を加えた。15分後にモノ
マー混合物(*3)の5%を加えた。次いで、更に30
分間撹拌した後、残りのモノマー混合物及び重合開始剤
の滴下を開始した、モノマー混合物の滴下は3時間で、
重合開始剤の滴下は3.5時間かけてそれぞれ行い、そ
の間重合温度は90℃に保った。重合開始剤水溶液の滴
下終了後も30分間加熱して90℃に保った後室温に冷
却し、濾布を用いて取出し、固形分20%の水性ゲル化
微粒子重合体水分散液を得た。
60℃の電気熱風式乾燥機中で乾燥させ、固形樹脂とし
て取り出した。しかるのち、60℃に加熱したキシレン
/n−ブチルアルコール=50/50(重量比)の混合
溶剤中に分散させて固形分濃度20%のゲル化微粒子重
合体分散液(平均粒子径82nm)を調製した。
(39%水溶液) スルホコハク酸系アリル基含有アニオン性反応性乳化
剤、市販品、三洋化成。
−メチル−N−[1,1−ビス(ヒドロキシメチル)−
2−ヒドロキシエチル]プロピオンアミド}、市販品
和光純薬工業。
チルアクリレート/1,6−ヘキサンジオールアクリレ
ート=470/470/60(部)。
36部(固形分量で75部)、サイメルXV805(注
1)25部、表面調製剤(注2)0.1部、及び紫外線
吸収剤(注3)2部の混合物を撹拌し、次いでスワゾー
ル1500(注4)/n−ブタノール=9/1の混合溶
剤を加えて塗料粘度25秒(フォードカップ#4/25
℃)に調整して試験に供した。
ナミド(株)製、固形分約100%のメチル、イソブチ
ル混合エーテル化モノメリックメラミン樹脂。
YK−300溶液、
製、チヌビン900。
(株)製、芳香族系溶剤。
施例1と同様に行い、それぞれ、塗料粘度25秒(フォ
ードカップ#4/25℃)に調整して試験に供した。
割合は、固形分量及び有効成分量に換算した量(部)で
ある。
グ、インダストリイズ社製、有効成分約25%のドデシ
ルベンゼンスルホン酸アミン中和物、商品名。
レタン(株)製、無黄変型ポリイソシアネート(NCO
含有率16.5%、固形分濃度75%)。
5で得た水酸基含有アクリル樹脂(E)をUV検出器
(紫外線分光検出器、254nmの波長でベンゼン環を検
出)を装備したGPC(ゲルパーミネーションクロマト
グラフィー)を用いて両アクリル樹脂を分析した結果を
それぞれ図1及び図2に示した。これらの図からは、そ
れぞれのポリマー中のスチレンの分布状態を観察するこ
とができる。アクリル樹脂(A)においては低分子領域
(MW2,000以下)におけるスチレンリッチのオリ
ゴマーはほとんど存在していない。これに対してアクリ
ル樹脂(E)のように、スチレンとメタクリル酸エステ
ルを多く共重合した場合には低分子領域にスチレンリッ
チのオリゴマーがかなり存在することがわかる。この結
果から、明らかに、本発明のようにスチレンとアクリル
酸エステルを共重合することにより、耐候性への悪影響
要因の一つにあげられる低分子量スチレンリッチのオリ
ゴマーの生成を抑制することができる。
装及び硬化塗膜の作成を行った。
のダル鋼板上にエポキシ系カチオン電着塗料を乾燥塗膜
約20μm となるように電着塗装し、焼き付けた電着塗
膜上に自動車中塗りサーフェーサーを乾燥塗膜厚約20
μm となるように塗装焼き付けした後、#400のサン
ドペーパーで水研ぎし、水切り乾燥し、次いで石油ベン
ジンで脱脂し試験用の素材とした。
−22(関西ペイント社製、メタリック塗料、商品名)
をエアースプレーガンF5(明治機械製作所製、商品
名)を用いて硬化膜厚で約15μm となるように塗装
し、室温で約3分間放置後、実施例1〜15及び比較例
1〜5の粘度調整した塗料を、前記エアースプレーガン
F5を用いて硬化膜厚で約40μm の厚さになるように
塗装した後、約10分間室温に放置セッティングした。
次いで、このものを電気熱風乾燥機で140℃、30分
間加熱硬化せしめた。
〜7及び比較例1〜3をブリキ板に硬化膜厚が約40μ
m の厚さになるよう塗装した。
種々の試験を行った。その試験結果を表3に示す。
て行った。
の基準で評価した。 ◎:非常に良好、○:良好、×:不良。
た。
筆引っ掻き値を表示した。
し、85℃に加熱したホットプレート上で、15分間加
熱した後、水洗し、塗面を観察し、次の基準で評価し
た。 ○:全く変化のないもの、△:塗面に異常はないが、滴
下部と非滴下部の境界にわずかに段差が認められるも
の、×:塗面が白化したもの。
19.6g、KNO3 1mg/g溶液を5.2g、CaCl
2 ・2H2 O 1mg/g溶液を3.7g、MgSO4 ・7
H2O 1mg/g溶液を8.2g、(NH4 )2 SO4 1m
g/g溶液を73.3g、0.1N H2 SO4 を30.
0g、0.1N HNO3 を20.0g、0.05NH
Clを10.0g及びNaF 1mg/g溶液を4.7gを
配合し、pHをH2SO4 で1に調整したものを使用し
た。
た後、水洗し、塗面を観察し、次の基準で評価した。 ○:全く変化のないもの、△:わずかにツヤ引けするも
の。
ゼで塗面を10回払拭した後、塗面を観察し、次の基準
で評価した。 ○:全く変化のないもの、△:塗面にキズが目立つも
の、×:塗面が膨潤し、白化傾向にあるもの。
けた自動車を洗車機で5回洗車した後の該塗板の塗面状
態を観察した。洗車機はヤスイ産業製「PO 20FW
RC」を用いた。評価基準は次の通りである。 ◎:目視観察でほとんど擦り傷が見つからず、合格、
○:少し擦り傷が見つかるが、その程度は軽い、△:目
視観察で擦り傷が目立ち、不合格、×:目視観察ではっ
きりと著しい擦り傷が判り、不合格。
00メッシュのステンレススチール製の網状容器に入
れ、アセトン/メタノール=1/1溶媒を用いて6時間
抽出させた後、次式に従ってゲル分率を計算した。 ゲル分率(%)=(抽出後の試料の重量/抽出前の試料
の重量)×100
1600時間曝露した後の塗膜を観察し、次のように評
価した。 ○:異常なし、△:小さいひび割れが少し発生、×:ひ
び割れ。
をGPCで分析した結果である。
をGPCで分析した結果である。
Claims (3)
- 【請求項1】 下記成分 (A)スチレンモノマー、水酸基含有モノアクリレート
モノマー及び炭素数4〜24の1価アルコールのアクリ
ル酸エステルモノマーで構成される水酸基価60〜14
0 mgKOH/g樹脂、重量平均分子量3,000〜30,0
00のアクリル系共重合体であって、かつ該スチレンモ
ノマーの含有量が45〜55重量%であるアクリル系共
重合体 90〜50
重量% (B)アミノ樹脂及び/又は(ブロック)ポリイソシア
ネート化合物10〜50重量% を硬化性樹脂組成物として含有することを特徴とする塗
料組成物。 - 【請求項2】 水酸基含有モノアクリレートモノマーと
して1,4−ブタンジオールモノアクリレートモノマー
及び/又はε−カプロラクトン変性アクリレートモノマ
ーを含有する請求項1記載の塗料組成物。 - 【請求項3】 塗料組成物が上塗り塗料組成物である請
求項1記載の塗料組成物。
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