JPH05319554A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JPH05319554A
JPH05319554A JP14856692A JP14856692A JPH05319554A JP H05319554 A JPH05319554 A JP H05319554A JP 14856692 A JP14856692 A JP 14856692A JP 14856692 A JP14856692 A JP 14856692A JP H05319554 A JPH05319554 A JP H05319554A
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JP
Japan
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conveyor device
conveyor
gear
rack
cylinder
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Application number
JP14856692A
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English (en)
Inventor
Takayuki Matsuzaki
隆行 松崎
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Miyama Inc
Original Assignee
Miyama Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のコンベア装置を具備する搬送装置にお
いて、装置の構造および制御手段を簡略化し、安価で使
用し易い搬送装置を提供すること。 【構成】 第1のコンベア装置10と、駆動力を伝達す
る第1の従動歯車15と、第1のコンベア装置10と所
定の間隔をおいて配設され、第2のコンベア装置25
と、駆動力を伝達する第2の従動歯車25と、第1のコ
ンベア装置10と第2のコンベア装置20との間を往復
動可能に設けられた第3のコンベア装置30と、第3の
コンベア装置30を往復動させる往復動装置40と、第
3のコンベア装置30を駆動する駆動モータ37と、第
3のコンベア装置30の回転力を出力し、第1の従動歯
車15、第2の従動歯車25に直接もしくは歯車装置5
0、55を介して噛合して第1のコンベア装置10、第
2のコンベア装置20を第3のコンベア装置30と同方
向に駆動する原動歯車35a、35bとを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送装置に関し、さら
に詳細には、複数のコンベア装置によって被搬送物を搬
送する搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図9に示すような第1のコン
ベア装置310、第2のコンベア装置320および第3
のコンベア装置330から成る三台のコンベア装置の各
々に駆動モータが設けられた搬送装置がある。この搬送
装置によれば、被搬送物を側方から供給し、上昇させ、
側方へ排出することができる。上記第1のコンベア装置
310は、装置の中央部に設けれられた駆動モータ31
2が回転することによって回転軸314を図面上反時計
方向に回転させ、スプロット316を介してチェーンガ
イド318を駆動させることができる。これによって、
側方から該チェーンガイド318上に載置された被搬送
物であるラック等を、第3のコンベア装置320に供給
することができる。
【0003】第2のコンベア装置320は、供給される
ラック等に干渉しないように装置の側方に設けられた駆
動モータ322が回転することによって回転軸314を
図面上時計方向に回転させ、スプロット326を介して
チェーンガイド328を駆動させることができる。これ
によって、該チェーンガイド328に載置されたラック
等を、側方に排出することができる。
【0004】また、第3のコンベア装置330は、第1
のコンベア装置310と同一のレベルにある際に、装置
の中央部に設けれられた駆動モータ332が回転するこ
とによって回転軸334を図面上反時計方向に回転さ
せ、スプロット336を介してチェーンガイド338を
駆動させることができる。これによって、第1のコンベ
ア装置310から供給されるラック等を、第3のコンベ
ア装置330の所定の位置に載置することができる。そ
して、この第3のコンベア装置330が第2のコンベア
装置320と同一のレベル(二点鎖線で示す位置)にあ
る際には、前記駆動モータ332が反対に回転すること
によって回転軸334を図面上時計方向に回転させ、ス
プロット336を介してチェーンガイド338を駆動さ
せることによって、載置されたラック等を第2のコンベ
ア装置320に排出することができる。また、この第3
のコンベア装置330は、間欠的に所定の高さづつ上昇
可能に上下動する上下駆動装置によって第1のコンベア
装置310と第2のコンベア装置320との間を上下動
可能に設けられている。
【0005】この搬送装置に装置によれば、先ず、第1
のコンベア装置310と第3のコンベア装置330とが
同一の水平レベルに位置された際に、第1のコンベア装
置310上に載置されたラック等を、駆動モータ312
および駆動モータ332の駆動力によって、自動的に昇
降コンベア320上に載置するように移送することがで
きる。次に、上下駆動装置によって第3のコンベア装置
330が上方に移動され、昇降コンベア330とが同一
の水平レベルに位置された際に、第3のコンベア装置3
30上に載置されたラック等を、駆動モータ332およ
び駆動モータ322の駆動力によって、自動的に該搬送
装置の側方に排出することができる。なお、各駆動モー
タの回転駆動は、シーケンス制御によってラック等が載
置された際に適宜作動するように制御されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来の搬送装置に
よれば、自動的にラック等の被搬送物を、側方から供給
し、間欠的に上昇させた後、側方へ排出することができ
る。しかしながら、上記従来の搬送装置によれば、三台
のコンベア装置310、320、330の各々に駆動モ
ータ312、322、332を設ける必要があり、装置
が複雑になると共に製造コストが高くなる。また、三個
の駆動モータを個々に制御する必要があるため、制御手
段も複雑になり使用しにくいという課題がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、複数のコンベア
装置によって被搬送物を搬送する搬送装置において、装
置の構造および制御手段を簡略化し、安価で使用し易い
搬送装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、本発明は、
被搬送物を搬送する第1のコンベア装置と、該第1のコ
ンベア装置に駆動力を伝達する第1の従動歯車と、第1
のコンベア装置と所定の間隔をおいて配設され、被搬送
物を搬送する第2のコンベア装置と、該第2のコンベア
装置に駆動力を伝達する第2の従動歯車と、該第1のコ
ンベア装置と第2のコンベア装置との間を往復動可能に
設けられ、それぞれの移動位置で第1のコンベア装置、
第2のコンベア装置に接続し、被搬送物を搬送する第3
のコンベア装置と、該第3のコンベア装置を往復動させ
る往復動装置と、第3のコンベア装置を駆動する駆動モ
ータと、第3のコンベア装置の回転力を出力し、第3の
コンベア装置が前記第1のコンベア装置、第2のコンベ
ア装置と接続する際、第1の従動歯車、第2の従動歯車
に直接もしくは歯車装置を介して噛合して第1のコンベ
ア装置、第2のコンベア装置を第3のコンベア装置と同
方向に回転駆動する少なくとも一つの原動歯車とを具備
することを特徴とする搬送装置にある。なお、上記第1
のコンベア装置および第2のコンベア装置とは、コンベ
ア装置が二つあるものと限定的に意味するものではな
く、複数のコンベア装置の一部を意味する場合もある。
すなわち、前記の構成には、第3のコンベア装置が複数
のコンベア装置の各々に接続できるように移動可能に設
けられるような場合も含まれる。
【0009】また、前記搬送装置にあって、第3のコン
ベア装置が、往復動装置に回転台を介して回転可能に設
けられ、該第3のコンベア装置が、第1のコンベア装置
と接続する方向に対して所定角度回転した方向で前記第
2のコンベア装置に接続可能に設けられていることによ
り、所望の角度方向にも被搬送物を搬送することができ
る。
【0010】さらに、従動歯車と該従動歯車に対応する
原動歯車とが、対応するコンベア装置の回転方向と反対
方向に空回り可能にワンウェイクラッチを介して設けら
れていることにより、歯車同士の噛合がスムースになさ
れ、各無限軌道の回転による位置ずれを防止することが
できる。
【0011】
【作用】本発明の搬送装置によれば、第3のコンベア装
置が第1のコンベア装置と接続する際には、第1従動歯
車と原動歯車とが歯車装置を介して噛合し、第3のコン
ベア装置の駆動モータの駆動力によって第3のコンベア
装置および第1のコンベア装置が同方向に回転駆動され
る。これにより、例えば、被搬送物を第3のコンベア装
置上に載置するように被搬送物を搬送することができ
る。また、被搬送物が第3のコンベア装置上に載置され
た状態で、第3のコンベア装置を第2のコンベア装置と
接続するように往復動装置によって移動することができ
る。このとき、第2従動歯車と原動歯車とが歯車装置を
介して噛合し、第3のコンベア装置の駆動モータの駆動
力によって第3のコンベア装置および第2のコンベア装
置が同方向に回転駆動される。これにより、例えば、第
3のコンベア装置上に載置された被搬送物を側方へ排出
することができる。すなわち、第3のコンベア装置に設
けられた駆動モータのみによって、各コンベア装置を駆
動することができ、その駆動モータのみを制御すること
で、被搬送物を供給し或いは排出する方向に搬送するこ
とができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。図1は本発明にかかる搬送装置
の一実施例を示す側面図であり、図2は図1の実施例の
平面図、図3は図1の実施例の駆動機構を説明する説明
図である。図1に示すように、この搬送装置は、第1の
コンベア装置10、第2のコンベア装置20、第3のコ
ンベア装置30、昇降駆動装置40、第1連繋歯車50
および第2連繋歯車55等によって構成されており、被
搬送物200を側方から供給し、上昇させ、側方へ排出
することができる。
【0013】前記第1のコンベア装置10は、スプロケ
ット13および該スプロケット13間に張設されたチェ
ーンガイド14からなる第1の無限軌道12と、スプロ
ケット13を連結し、該スプロケット13を回転駆動す
る第1の回転軸11とから構成されている。また、第1
の回転軸11には、第1従動歯車15が同軸に設けられ
ており、この第1従動歯車に動力が伝達されることで第
1の回転軸11が回転駆動されるのである。このため、
図1の図面上において第1の回転軸11が反時計方向に
回転駆動されると、第1の無限軌道12がその回転方向
に駆動し、第1のコンベア装置10上に載置された被搬
送物200が前記第3のコンベア装置30上へ搬送・供
給される。
【0014】前記第2のコンベア装置20は、第1のコ
ンベア装置10の直上に位置し、スプロケット23およ
び該スプロケット23間に張設されたチェーンガイド2
4からなる第2の無限軌道22と、スプロケット23を
連結し、該スプロケット23を回転駆動する第2の回転
軸21とから構成されている。また、第2の回転軸21
には、第2従動歯車25が同軸に設けられており、この
第2従動歯車25に動力が伝達されることで第2の回転
軸21が回転駆動されるのである。このため、図1の図
面上において第2の回転軸21が時計方向に回転駆動さ
れると、第2の無限軌道22がその回転方向に駆動し、
第2のコンベア装置20上に載置された被搬送物200
が、第1のコンベア装置10の搬送方向とは反対方向に
搬送され、装置の側方へ排出される。
【0015】また、第3のコンベア装置30は、スプロ
ケット33および該スプロケット33間に張設されたチ
ェーンガイド34からなる第3の無限軌道32と、スプ
ロケット33を連結し、該スプロケット33を回転駆動
する第3の回転軸31と、この第3の回転軸31を回転
駆動させる駆動モータであるレリースモータ37から構
成されている。上記第3の回転軸31には、図2に示す
ように、第1原動歯車35aが前記第1従動歯車15に
対応し、第2駆動歯車35bが前記第2従動歯車25に
対応して設けられている。また、第3の無限軌道32
は、両方向に回転できるレリースモータ37によって第
3の回転軸31が回転駆動されることにより、被搬送物
200が、第1のコンベア装置10から搬入される方向
および前記第2のコンベア装置20へ排出する方向の両
方向に駆動する。なお、38はレリースモータ37の回
転軸および第3の回転軸31に設けられたスプロケット
であり、チェーン39と一体になって、レリースモータ
37の駆動力を第3の回転軸31に伝達できる。
【0016】図1に示すように、前記昇降駆動装置40
は、上下の回転軸42間に張設されたベルト41を、下
方に位置する駆動モータ45の駆動力によって作動させ
ることで、そのベルト41に連結された第3のコンベア
装置30を上下動させることができる。すなわち、駆動
モータ45の動力が、クラッチブレーキ46およびベル
ト47を介して、下方に位置する回転軸42に伝達され
て、ベルト41を駆動させることができる。また、62
はガイドであり、図2に示す第3のコンベア装置30に
連結した軸状体64を上下方向に移動自在にその両端を
ガイドして、第3のコンベア装置30の上下動をガイド
することができる。なお、前記軸状体64は、図2に示
すように、ベルト41のループ内で上下に移動可能に設
けられており、昇降降コンベア装置30の基体30aに
連結され、かつ、ベルト41にも連結された枠部61を
介して第3のコンベア装置30に連結している。
【0017】50は第1連繋歯車であり、第3のコンベ
ア装置30が第1のコンベア装置10と同一の水平レベ
ルに位置する際に、前記第1従動歯車15と前記第1原
動歯車35aとに噛合して、第3のコンベア装置30の
駆動装置であるレリースモータ37の駆動力によって前
記第1の回転軸11および第3の回転軸31が同時に回
転駆動されるように、軸51に両方向に回転自在に軸着
されている。なお、この第1連繋歯車50は、第1コン
ベア装置10または第3のコンベア装置30のいずれか
に配設されればよい。また、55は第2連繋歯車であ
り、第3のコンベア装置30が第2のコンベア装置20
と同一の水平レベルに位置する際に、前記第2従動歯車
25と前記第2駆動歯車35bとに噛合して、前記レリ
ースモータ37の駆動力によって第2の回転軸21およ
び第3の回転軸31が同軸に回転駆動されるように、軸
56に両方向に回転自在に軸着されている。なお、この
第2連繋歯車55は、第2コンベア装置20または第3
のコンベア装置30のいずれかに配設されればよい。
【0018】さらに、図2に示すように、第1従動歯車
15はワンウェイクラッチを介して第1の回転軸11
に、第1原動歯車35aはワンウェイクラッチを介して
第3の回転軸31に、各々同軸に設けられている。そし
て、図3に矢印で示すように、上記ワンウェイクラッチ
によって、第1従動歯車15および第1原動歯車35a
は、被搬送物200を供給する際の回転方向と反対方向
のみに空回り自在に設けられている。また、図2に示す
ように、第2従動歯車25はワンウェイクラッチを介し
て第2の回転軸21に、第2原動歯車35bはワンウェ
イクラッチを介して第3の回転軸31に、各々同軸に設
けられている。そして、図3に矢印で示すように、上記
ワンウェイクラッチによって、第2従動歯車25および
第2駆動歯車35bは、被搬送物200を排出する際の
回転方向と反対方向のみに空回り自在に設けられてい
る。このような構成により、歯車同士が噛合する際には
各歯車が適宜空回りすることができ、歯車同士の噛合が
スムースになされると共に、歯車の噛合による各回転軸
の回転をなくすことができるため、各無限軌道の位置ず
れを防止することができる。これによって、位置ずれに
起因するタイミングのずれたセンサの作動等を未然に防
止することができ、正確な送りをすることが可能とな
る。従って、本搬送装置は、特に精密な送りを要求され
る用途に有効に使用できる。
【0019】例えば、図1の搬送装置は、電子回路の基
板を加工装置に一枚ずつ送る送り装置として用いること
ができる。この搬送装置によれば、図5および図8に示
す如く、被搬送物220であるラックに等間隔に積層さ
れた基板1を、順次、送りのための所定高さ位置に供給
するために、前記第3のコンベア装置30を昇降させる
昇降駆動装置40は、間欠的に所定の高さずつ上昇でき
るように制御される。そして、図1に示した第2のコン
ベア装置20に固定されたシリンダ装置100のロッド
が伸長して、規定の高さレベルに保持された基板1を側
方から押圧する。これにより、基板1が、図1の図面上
左方向に移動されて、次工程の加工位置に一枚ずつ供給
されるのである。
【0020】図4は前記シリンダ装置100の一実施例
を示す多段のシリンダ装置の断面図であり、三段のピス
トンロッドが伸長した状態を示している。このシリンダ
装置100によれば、多段にロッドが伸長するため、シ
リンダ装置100の全長の長さに比べストロークを長く
とることが可能であり、装置全体をコンパクトに形成す
る際には有効に利用される。以下に図4に基づいて、こ
の三段のシリンダ装置100を詳細に説明する。
【0021】110は第1シリンダであり、第1ピスト
ン120が往復動自在に嵌入されている。124は第2
シリンダであり、第1シリンダ110内で往復動する第
1ピストン120と、その第1ピストン120に延設さ
れたピストンロッド122との内部に設けられていお
り、第2ピストン130が往復動自在に嵌入されてい
る。また、134は第3シリンダであり、前記第2シリ
ンダ124内で往復動する第2ピストン130と、その
第2ピストン130に延設されたピストンロッド132
との内部に設けられており、第3ピストン140が往復
動自在に嵌入されている。この第3ピストン140には
ピストンロッド142が延設されており、ピストンロッ
ド142の先端が被搬送物に当接し、規定の高さレベル
に保持された基板1を押圧することができる。なお、1
50はO−リングであり、第1ピストン120の外周に
設けられた溝部に配設され、第1シリンダ110と第1
ピストン120との間の気密をしており、同様に各々の
ピストン部の外周に設けられた溝部にはO−リングが配
設され、これによって、各シリンダと各ピストンとの気
密がなされており、同様に、O−リングによって各シリ
ンダと各ピストンロッドとの気密がなされている。
【0022】前記第1シリンダ110の根元側の第1シ
リンダ110と第1ピストン120とによって仕切られ
る第1根元側シリンダ室110aに、前記第1ピストン
ロッド122を突出させるための圧縮空気が導入できる
ように、ポート114が第1シリンダ110の根元側端
部の側壁に穿設されている。また、前記第2シリンダ1
24の根元側の第2シリンダ124と第2ピストン13
0によって仕切られる第2根元側シリンダ室124aに
前記第2ピストンロッド132を突出させるための圧縮
空気を導入できるように、第1ピストン120の端部に
第1シリンダ110と第2シリンダ124との間を貫通
する第1連通孔126が設けられている。同様に、前記
第3シリンダ134の根元側の第3シリンダ134と第
3ピストン140によって仕切られる第3根元側シリン
ダ室134aに第3ピストンロッド142を突出させる
ための圧縮空気を導入できるように、第1ピストン13
0の端部に第2シリンダ124と第3シリンダ134と
の間を貫通する第2連通孔136が設けられている。
【0023】また、第1シリンダ110の先端側、すな
わち、第1ピストンロッド122が突出する側の第1シ
リンダ110と第1ピストン120とによって仕切られ
る第1突出側シリンダ室110bに、第1ピストンロッ
ド122を収縮させるための圧縮空気が導入できるよう
に、ポート116が第1シリンダ110の先端部の周壁
に穿設されている。また、前記第1突出側シリンダ室1
10bと、第2シリンダ124の第2ピストンロッド1
32の突出側の第2シリンダ124および第2ピストン
130によって仕切られる第2突出側シリンダ室124
bとを連通する通路128が、ピストンロッド122の
周壁部および第2シリンダ124の周壁内に設けられて
いる。これによって、第1突出側シリンダ室110bの
圧縮空気を第2突出側シリンダ室124bへ導入でき、
その圧力で第2ピストンロッド132を収縮させること
ができる。同様に、前記第2突出側シリンダ室124b
と、第3シリンダ134の第3ピストンロッド142の
突出側の第3シリンダ134および第3ピストン142
によって仕切られる第3突出側シリンダ室134bとを
連通する通路138が、ピストンロッド132の周壁部
でもある第3シリンダ134の周壁内に設けられてい
る。これによって、第2突出側シリンダ室124bの圧
縮空気を第3突出側シリンダ室134bへ導入でき、そ
の圧力で第2ピストンロッド142を収縮させることが
できる。
【0024】次に、上記シリンダ装置100の作動状態
について説明する。このシリンダ装置100が最も収縮
した状態において、第1ポート114から圧縮空気を導
入すると、第1シリンダ110の第1根元側シリンダ室
110aと第2シリンダ124の第2根元側シリンダ室
124aとは第1連通孔126によって連通されてお
り、第2根元側シリンダ室124aと第3シリンダの第
3根元側シリンダ室124aとは第2連通孔136によ
って連通されているため、三つのシリンダ110、12
4、134の各々の根元側シリンダ室110a、124
a、134a内に圧縮空気が一気に流入する。この圧縮
空気の圧力によって、三つのピストンロッド122、1
32、142は、一気に伸長し、図4の状態に延長でき
る。
【0025】そして、図4に示すようにこのシリンダ装
置100が最も延長された状態において、第2ポート1
16から圧縮空気を導入すると、第1突出側シリンダ室
110bと第2突出側シリンダ室124bとは第1通路
128によって連通されており、第2突出側シリンダ室
124bと第3突出側シリンダ室134bとは第2通路
138によって連通されているため、突出側シリンダ室
110b、124b、134b内に圧縮空気が一気に流
入する。この圧縮空気の圧力によって、三つのピストン
ロッド122、132、142は、一気に収縮すること
ができる。
【0026】この三段のシリンダ装置100によれば、
ピストンロッドの突出側の各シリンダ室が通路によって
連通されているため、第1段目の突出側シリンダ室に高
圧流体を導入するためのポートから高圧流体を導入する
ことで、ピストンロッドを一気に収縮することができ
る。このため、二つのポートにおいて、高圧流体の負荷
を選択するだけで、シリンダから突出する多段のピスト
ンロッドを一気に伸長し、また、一気に収縮することの
できるという著効を奏する。さらに、多段に分割したこ
とによってピストンロッドが先端で下方に垂れることを
防止することもできる。なお、この搬送装置において
は、三段のシリンダ装置を使用したが、二段のシリンダ
装置または四段以上の多段のシリンダ装置によっても同
様の効果が得られるのは勿論である。
【0027】さらに、本搬送装置を利用することによっ
て、ラックの基板等を保持するための保持間隔を、異な
る種類の基板に対応して変更・調整する工程を容易に行
うことも可能である。図5(A)は、基板等を保持する
ための保持間隔を調整できる自動調整機構を具備し、図
1の搬送装置によって搬送されるラックの一実施例を示
す平面図であり、図5(B)は、図5(A)の正面図で
ある。また、図6は図5の駆動機構の詳細を示す説明図
である。
【0028】210は(ワイヤ式の保持間隔の自動調整
機構を具備する)ラックであり、図5および図6に示す
ように、固定ラック部材212と可動ラック部材214
との間に複数の基板1を保持することができ、ワイヤ2
20の作動で可動ラック部材214が移動することによ
って、基板1を保持する間隔を変更することができる。
すなわち、図6に示すように、ワイヤ220がラック2
10の上下の平面内においてジグザグの経路に配設さ
れ、そのワイヤ220と可動ラック部材214とが、四
箇所のクランプ部225において連結されている。この
四箇所のクランプ部225はワイヤ220が一方向に移
動する経路間に設けられているため、ワイヤが作動する
ことで、可動ラック部材214が平行に前記固定ラック
212に対して接離方向に往復動することできる。これ
によって、基板1を保持する固定ラック部材212と可
動ラック部材214との間隔を所望の間隔に変更するこ
とができる。
【0029】なお、上記可動ラック部材214は、この
可動ラック部材214に設けられたガイド車215と、
ラック210の外形を形成する枠体211の上下板に設
けられたレール216によって、枠体211内でスムー
スに移動自在となっている。また、この可動ラック部材
214は、基板1を保持するため、ラック210の内側
に複数の基板1の端部がガイドされるように複数の溝部
が設けられている。また、上記固定ラック部材212
は、前記可動ラック部材214に対向して枠体211の
側方部材に固定されており、ラック210の内側に基板
1の端部がガイドされるように複数の溝部が設けられて
いる。
【0030】222は駆動プーリーであり、前記枠体2
11を形成する上板に設けられ、搬送装置側に設けられ
た駆動装置の回転駆動によってワイヤ220を作動する
ことができる。224はブレーキであり、作動するワイ
ヤ220を適当な位置で停止することができる。226
はプーリーであり、ワイヤ220を所定の方向に張設す
るために配設されている。また、228はガイドブロッ
クであり、ワイヤ220が上下間で所望の経路を移動で
きるように、ワイヤ220をガイドするように配設され
ている。なお、図6に示すように、ワイヤ220はワイ
ヤ継ぎ手221によってループ状に連結されている。
【0031】図7は、上記駆動プーリー222を詳細に
説明する断面図であり、枠体211にベアリング234
によって回転自在に設けられた回転体230の外周の溝
部にワイヤ220が巻き付けられていおり、回転体23
0の上部には、外部の駆動装置と連結するための連結部
232が設けられいる。なお、回転体230には、滑り
防止のために、ワイヤ220が二重に巻き付けられてい
る。
【0032】次に、図1および図6に基づいて、ラック
210における基板1の保持間隔を調整する工程につい
て説明する。先ず、図1の搬送装置の第1のコンベア装
置10にラック210を載置し、ラック210を第3の
コンベア装置30に送る。第3のコンベア装置30上に
は、例えば、移送されたラック210の外部を囲うよう
に枠部材242が設けられており、この枠部材242の
上部には、ラック210の駆動プーリー222に対応す
るように駆動装置240が設けられている。これによっ
て、ラック210が第3のコンベア装置30上に送られ
て所定の位置に位置した際に、この駆動装置240が駆
動プーリー222に連結部232で連結し、その駆動プ
ーリー222を回転することができる。なお、枠部材2
42は、通常、ラックを第3のコンベア装置30上の所
定の位置に的確に位置決めするために用いられる。
【0033】この駆動プーリー222が、図6に示すよ
うに、時計方向に回転すれば、ワイヤ220が矢印の方
向に移動して、そのワイヤ220にクランプ部225で
連結した可動ラック部材214が、固定ラック部材21
2に近接する方向に移動される。また、駆動プーリー2
22が、時計方向と反対方向に回転すれば、可動ラック
部材214が固定ラック212と離反する方向に移動す
るのは勿論である。なお、この可動ラック部材214が
スムースに移動されるように、枠体211に設けられた
レール216に沿って移動可能に、ガイド車215が可
動ラック部材214に設けられている。そして、駆動プ
ーリー222が回転しないときには、ワイヤ220はブ
レーキ224によって保持されるため、可動ラック部材
214は外力によって容易に移動することはない。次
に、このようにして、基板を保持する保持間隔が所定の
間隔に調整されたラック210が、第3のコンベア装置
30と共に昇降動装置40によって上昇された後、第3
のコンベア装置30と第2のコンベア装置20によって
搬送装置の側方に排出される。
【0034】また、図8(A)は、基板等を保持するた
めの保持間隔を調整できる自動調整機構を具備し、図1
の搬送装置によって搬送されるラックの他の実施例を示
す平面図であり、図8(B)は図8(A)の正面図であ
る。250は(精密ネジによる保持間隔の自動調整機構
を具備する)ラックであり、図8に示すように、固定ラ
ック部材252と可動ラック部材254との間に複数の
基板1を保持することができ、精密ネジ260の作用に
より可動ラック部材254を移動させることによって、
基板1を保持する間隔を変更することができる。
【0035】すなわち、図8に示すように、ラック25
0の枠体251の上下板に回転可能に各二本ずつ設けら
れた精密ネジ260が、その各精密ネジ260の端部に
設けられた各駆動輪部262に係合するベルト264に
よって同一の回転方向に回転できるように連繋されてお
り、この各精密ネジ260に、可動ラック部材254が
上下に各二ヵ所で螺着されている。このため、搬送装置
の設けられた駆動装置270の回転駆動によって、一本
の精密ネジ260を回転することによって、上下各二本
の精密ネジ260を回転させ、可動ラック部材254を
固定ラック部材252に対して接離動させることができ
る。なお、精密ネジ260を駆動装置270に連結する
ために、精密ネジ260の一本には、駆動装置270に
連結するための連結部266が設けられている。
【0036】なお、上記可動ラック部材254には、基
板1を保持するため、ラック210の内側に複数の基板
1の端部がガイドされるように複数の溝部が設けられて
いる。また、上記固定ラック部材252は、前記可動ラ
ック部材214に対向して枠体211の側方部材に固定
されており、ラック210の内側に基板1の端部がガイ
ドされるように複数の溝部が設けられている。
【0037】このラック250によれば、ラックを搬送
装置で搬送する間に、搬送装置内に設けられた駆動装置
270が精密ネジ260と前記連結部266において連
結し、精密ネジ260を回転させることによって、前述
したラック210と同様に、ラックを搬送装置で搬送す
る間に、固定ラック部材252と可動ラック部材254
の間隔を所望の間隔に調整することができる。
【0038】次に、基板1を保持した被搬送物であるラ
ック200を搬送する際の搬送装置の全体の作用につい
て図1および図6に基づいて説明する。先ず、上記の保
持間隔の自動調整機構によって、ラック200が搬送装
置内を搬送される間に、ラック200が所定の基板1を
保持可能となるように、ラック200の基板を保持する
間隔が調整される。このため、保持間隔を調整するため
の特別な装置または治工具を必要とすることなく、ラッ
ク200の基板等を保持する間隔を容易に調整すること
ができるのである。このラック200に複数の基板が保
持された状態で、第1のコンベア装置10上の載置位置
200aにラックが供給される。
【0039】このとき、第3のコンベア装置30が第1
のコンベア装置10と同一の水平レベルに位置し、第1
連繋歯車50は第1従動歯車15と第1原動歯車35a
とに噛合しており、第3のコンベア装置30の駆動モー
タであるレリースモータ37の駆動力によって、第1の
無限軌道12および第3の無限軌道32が同時に駆動さ
れて、ラック200が第3のコンベア装置30上の所定
の載置位置200bまで移送される。なお、ラック20
0は第3のコンベア装置に設けられた係止部材によっ
て、所定の載置位置に停止されるのである。
【0040】次に、昇降駆動装置40が駆動し、ラック
200が間欠的に上昇される。そして、シリンダ装置1
00の高さレベルに到達した基板1を、昇降駆動装置4
0に同期してシリンダ装置100から伸長するロッドが
押圧して、次の工程の加工位置に一枚ずつ送る。このよ
うにして、複数の基板1が順次送られて、ラックが上部
位置200cに達した際、すなわち、第3のコンベア装
置30が第2のコンベア装置20と同一の水平レベルに
位置した際には、第2連繋歯車55が第2従動歯車25
と第2原動歯車35bとに噛合する。これによって、第
3のコンベア装置30のレリースモータ37の駆動力に
よって、第2の無限軌道22および第3の無限軌道32
が同時に駆動されて、ラックが第2のコンベア装置20
上の載置位置200dを通過して搬出装置の側方に搬出
されるのである。このため、この搬送装置によれば、第
3のコンベア装置30に具備された一台のレリースモー
タ37の駆動力によってラックを搬入し、排出すること
ができる。
【0041】上記の実施例においては、精密な送りを必
要とする場合について説明してきたが、歯車のずれ程度
の位置ずれによる誤差が許容される単なる重量物等を搬
送する搬送装置として、この機構を利用できるのは勿論
である。その際には、歯車のずれが許容されるため、ワ
ンウェイクラッチによって各歯車を各回転軸に設ける必
要はなく、第2従動歯車を第1従動歯車の直上に配し、
第1原動歯車のみを第3の回転軸に設け、第1連繋歯車
のみを第3のコンベア装置に設けるだけでもよい。すな
わち、図1の実施例の第2駆動歯車および第2連繋歯車
を削除しても使用条件によっては同等の効果を得ること
ができる。これによって、さらに搬送装置の構造を簡略
化することができる。
【0042】なお、上記の実施例においては、第1のコ
ンベア装置および第2のコンベア装置に、第3のコンベ
ア装置が連結可能に設けられいたが、これに限定される
ことはなく、本発明は、第3のコンベア装置が複数のコ
ンベア装置の各々に接続できるように移動可能に設けら
れるような場合等、複合的な搬送装置にも利用できる。
【0043】また、第3のコンベア装置が、昇降駆動装
置等の往復動装置に回転台を介して回転可能に設けるこ
とで、所望の角度方向にも被搬送物を搬送することがで
きる。すなわち、第3のコンベア装置が、第1のコンベ
ア装置と接続する方向に対して所定角度回転した方向で
前記第2のコンベア装置に接続可能に設けられることに
より、被搬送物をあらゆる方向に受渡しすることができ
る。
【0044】さらに、第3のコンベア装置による搬送物
の搬送方向は上方に限られるものではなく、下方に搬送
する場合、前後方向、左右方向、またはこれらの方向を
組み合わせた方向に搬送物を搬送する際にも利用できる
のは勿論である。
【0045】また、上記の実施例においては、チェーン
ガイドからなる無限軌道を具備するコンベア装置を利用
した場合について説明したが、無限軌道はベルト等であ
ってもよく、さらに、コンベア装置としては上記の如き
無限軌道を有するものに限られることはなく、複数のロ
ーラが回転駆動するローラコンベアであってもよい。な
お、従動歯車と原動歯車とを連繋するには上記の如き連
繋歯車に限られることはなく、少なくとも一個の歯車か
らなる歯車装置であればよい。さらに、従動歯車と原動
歯車と直接噛合し、従動歯車または原動歯車のいずれか
一方において、該歯車とコンベア装置との回転方向が逆
転するようにしておけば、接続された二つのコンベア装
置を同方向に回転させることができる。以上、本発明に
つき好適な実施例を挙げて種々説明してきたが、本発明
はこの実施例に限定されるものでなく、発明の精神を逸
脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは勿論のこと
である。
【0046】
【発明の効果】本発明の搬送装置によれば、第3のコン
ベア装置が第1のコンベア装置に接続した際には、歯車
装置等を介して第1従動歯車と第1原動歯車とが噛合
し、第3のコンベア装置の駆動モータの駆動力によって
第1の無限軌道と第3の無限軌道とが駆動され、第3の
コンベア装置が第2のコンベア装置に接続した際には、
歯車装置等を介し第2従動歯車と第2駆動歯車とが噛合
し、第3の無限軌道と第2の無限軌道が駆動される。す
なわち、第3のコンベア装置に設けられた駆動モータの
みによって、各コンベア装置を駆動することができ、そ
の駆動モータのみを制御することで、被搬送物を適宜搬
送することができる。このように、本発明によれば、構
造および制御手段を簡略化することができるため、安価
で使用し易い搬送装置を提供できるという著効を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる搬送装置の一実施例を示す側面
図である。
【図2】図1の実施例の平面図である。
【図3】図1の実施例の駆動機構を説明する説明図であ
る。
【図4】本発明にかかるシリンダ装置の一実施例を示す
断面図
【図5】本発明にかかるラックの一実施例を示す平面図
および正面図である。
【図6】図5の実施例の駆動機構を説明する説明図であ
る。
【図7】図5の実施例の動力伝達機構の一部を示す断面
図。
【図8】本発明にかかるラックの他の実施例を示す平面
図および正面図である。
【図9】従来の搬送装置の駆動機構を説明する説明図で
ある。
【符号の説明】
10 第1のコンベア装置 11 第1の回転軸 12 第1の無限軌道 15 第1従動歯車 16 ワンウェイクラッチ 20 第2のコンベア装置 21 第2の回転軸 22 第2の無限軌道 25 第2従動歯車 26 ワンウェイクラッチ 30 第3のコンベア装置 31 第3の回転軸 32 第3の無限軌道 35a 第1原動歯車 35b 第2原動歯車 36a ワンウェイクラッチ 36b ワンウェイクラッチ 37 レリースモータ 40 昇降駆動装置 50 第1連繋歯車 55 第2連繋歯車 100 シリンダ装置 210 ラック 250 ラック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被搬送物を搬送する第1のコンベア装置
    と、 該第1のコンベア装置に駆動力を伝達する第1の従動歯
    車と、 第1のコンベア装置と所定の間隔をおいて配設され、被
    搬送物を搬送する第2のコンベア装置と、 該第2のコンベア装置に駆動力を伝達する第2の従動歯
    車と、 該第1のコンベア装置と第2のコンベア装置との間を往
    復動可能に設けられ、それぞれの移動位置で第1のコン
    ベア装置、第2のコンベア装置に接続し、被搬送物を搬
    送する第3のコンベア装置と、 該第3のコンベア装置を往復動させる往復動装置と、 第3のコンベア装置を駆動する駆動モータと、 第3のコンベア装置の回転力を出力し、第3のコンベア
    装置が前記第1のコンベア装置、第2のコンベア装置と
    接続する際、第1の従動歯車、第2の従動歯車に直接も
    しくは歯車装置を介して噛合して第1のコンベア装置、
    第2のコンベア装置を第3のコンベア装置と同方向に回
    転駆動する少なくとも一つの原動歯車とを具備すること
    を特徴とする搬送装置。
  2. 【請求項2】 第3のコンベア装置が、往復動装置に回
    転台を介して回転可能に設けられ、該第3のコンベア装
    置が、第1のコンベア装置と接続する方向に対して所定
    角度回転した方向で前記第2のコンベア装置に接続可能
    に設けられている請求項1記載の搬送装置。
  3. 【請求項3】 従動歯車と該従動歯車に対応する原動歯
    車とが、対応するコンベア装置の回転方向と反対方向に
    空回り可能にワンウェイクラッチを介して設けられてい
    る請求項1記載の搬送装置。
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Cited By (2)

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WO2007062146A3 (en) * 2005-11-23 2009-05-14 White Conveyors Inc Twin caterpillar drive assembly
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