JPH0531933U - 組立製品の部品固定構造 - Google Patents

組立製品の部品固定構造

Info

Publication number
JPH0531933U
JPH0531933U JP080536U JP8053691U JPH0531933U JP H0531933 U JPH0531933 U JP H0531933U JP 080536 U JP080536 U JP 080536U JP 8053691 U JP8053691 U JP 8053691U JP H0531933 U JPH0531933 U JP H0531933U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plastic
component
energized
parts
fixing structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP080536U
Other languages
English (en)
Inventor
繁芳 西村
泰郎 貴道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP080536U priority Critical patent/JPH0531933U/ja
Publication of JPH0531933U publication Critical patent/JPH0531933U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Landscapes

  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】各部品、特に、プラスチック部品を他の部品か
ら容器に分離することができる組立製品の部品固定構造
を提供することを目的としている。 【構成】通電することによって発熱する部材を介してプ
ラスチック部品と他の部品とを一体化するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プラスチック部品と金属等の他の素材で形成された部品等を組み合 わせて形成されている組立製品の部品固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車、オートバイ、家電製品等の組立製品は、当初、殆どが金属部品を組み 立てることによって形成されていた。 ところが、軽さ、造形性、経済性と言う利点に加え、強度や耐食性等の点で金 属より優れたプラスチック材料が次々に開発され、これら組立製品にも、プラス チック部品の使用が増大している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
また、これらの組立製品は、ロボットを使っての複雑な組立構造となっている ことが多く、部品を1つずつ分解するのに非常に手間がかかるものである。 したがって、通常、廃棄されたこれら組立製品は、焼却してプラスチック部品 を分解したのち、金属部品部分のみを回収して再利用を図っているのが現状であ る。
【0004】 因に、自動車のバンパーひとつを採ってみても、図4にみるように、外装バン パー表面(フェイシャまたはビーム)a、クラッシュ式E.A.材料(発泡体ま たはハニカム)b、構造用バンパービーム(強化物またはバッキングビーム)c 、取付用ブラッケット(ストローク式またはリジッド)d等の複数のプラスチッ ク部品および金属部品から構成されていて、これら部品がボルトとナット、ビス 、クリップ等の固定具を介して一体に組み立てられ、さらに、車体eに取り付け られるようになっている。
【0005】 しかし、石油等の天然資源の減少から、省資源が叫ばれており、プラスチック 部品も回収再利用が強く要望されている。 本考案は、このような事情に鑑みて、各部品の分離作業を簡単に行うことがで きる組立製品の部品固定構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、このような目的を達成するために、プラスチック部品を含む複数の 部品を組み合わせて形成される組立製品の部品固定構造において、通電すること によって発熱する部材を介してプラスチック部品と他の部品とが一体化されてい ることを特徴とする組立製品の部品固定構造を要旨としている。
【0007】 なお、通電する方法としては、分解する際に、所望の部材のところに通電装置 のプラス電極およびマイナス電極を直接押し当てる方法や、外部から見えない部 分の部材がある場合には、予め、部材の所望部分に電気的に接続された2本の導 線を外部から見える場所まで引き出した構造にしておき、分解する際にこの導線 を介して通電する方法等がある。
【0008】
【作用】
上記構成によれば、各部品同士を分離させる際に、まず、通電することによっ て発熱する部材に通電する。この通電により前記発熱する部材が発熱し、その周 囲に位置するプラスチック部品の一部が溶融、或いは、炭化する。その状態で部 品間に分離する方向に少しの力を加えると、プラスチック部品の固定部周辺が簡 単に破壊され、プラスチック部品をボルト、ビス、クリップなどの固定具を解除 しなくても簡単に分離することができる。
【0009】
【実施例】
以下に、本考案を、その実施例をあらわす図面を参照しつつ詳しく説明する。 図1は、本考案にかかる組立部品の部品固定構造の第1実施例を横から見た断 面であらわしている。 図にみるように、この組立部品は、金属部品1とプラスチック部品2とが、金 属製や炭素製のフィラー3が分散されたプラスチック製の台座4および通電時に 発熱する金属材料からなるビス5を介して一体化されている。
【0010】 したがって、ビス5および台座4の何れか一方に通電すると、ビス5或いは台 座4が発熱して、台座4およびプラスチック部品2のビス5周囲が加熱溶融状態 になり、この状態で金属部品1とプラスチック部品2との間に分離する方向に力 を少し加えると、ビス5周辺のプラスチック部品2の一部および台座4が破壊さ れて、ビス5の螺合状態を解除しなくても、両部品1,2を簡単に分離させるこ とができる。
【0011】 なお、ビス5としては、特に限定されないが、小さな電流で大きな発熱を得ら れることから比較的電気抵抗の大きい材料が望まれる。また、ビス5の中心部に 周囲を絶縁被覆したニクロム線などを埋め込み、ニクロム線の両端に導線の一端 を接続しておき、分解時にこの導線を介してニクロム線に通電してニクロム線の 発熱によりビス5全体を加熱するようにしてもよい。
【0012】 図2は、本考案にかかる組立部品の部品固定構造の第2実施例を横から見た断 面であらわしている。 図にみるように、この組立部品は、金属部品1とプラスチック部品2とが通電 により発熱するボルト6と加熱により溶融しやすい合成樹脂材料で形成されたナ ット7を介して固定されている。
【0013】 したがって、この組立部品は、ボルト6に通電してこれを発熱させると、ナッ ト7が溶融してボルト6を解かなくても金属部品1とプラスチック部品2とを分 離できる。 なお、ボルト6としては、特に限定されないが、小さな電流で大きな発熱を得 られることから比較的電気抵抗の大きい材料が望まれる。また、ボルト6の中心 部に周囲を絶縁被覆したニクロム線などを埋め込み、ニクロム線の両端に導線の 一端を接続しておき、分解時にこの導線を介してニクロム線に通電してニクロム 線の発熱によりボルト6全体を加熱するようにしてもよい。
【0014】 また、ナット7もボルト6と同様に通電することよって発熱する材料で形成し ても構わない。 図3は本考案にかかる組立部品の固定部の第3実施例を横から見た断面であら わしている。 図にみるように、この組立部品は、金属部品1とプラスチック部品2とがプッ シュオンクリップ8を介して固定されている。
【0015】 クリップ8は、通電することによって発熱する炭素フィラー81が分散された プラスチック製の第1部材82および第2部材83とから構成されていて、第1 部材82あるいは第2部材83に通電することによってクリップ8が発熱し、ク リップ8自体が溶融するとともに、その周囲のプラスチック部品の一部も溶融す る。したがって、第1および第2実施例と同様に、クリップ8を解除しなくても 、簡単に金属部品1とプラスチック部品2とを分離することができる。
【0016】 本考案にかかる組立製品は、上記の実施例に限定されない。たとえば、上記の 実施例では、金属部品とプラスチック部品との固定しか開示していないが、プラ スチック部品同士を固定するようにしても構わない。また、ボルト挿通孔の周囲 に通電すると発熱するようなフィラーを分散させたプラスチック部品を用いるよ うにしても構わない。
【0017】
【考案の効果】
本考案にかかる組立製品は、以上のように構成されているので、固定部材とし てのビス,クリップ,ボルトなどに通電することにより、簡単にプラスチック部 品とそのプラスチック部品と固定された他の部品とを簡単に分離することができ 、プラスチック材料の分別回収を容易に行うことができるようになる。
【0018】 したがって、プラスチックの再利用を容易に行うことができ、省資源化を図る ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる組立部品の固定部の第1実施例
をあらわす断面図である。
【図2】本考案にかかる組立部品の固定部の第2実施例
をあらわす断面図である。
【図3】本考案にかかる組立部品の固定部の第3実施例
をあらわす断面図である。
【図4】組立製品の1例としての自動車のバンパー部の
構造をあらわす分解斜視図である。
【符号の説明】
1 金属部品(他の部品) 2 プラスチック部品 5 ビス(通電することによって発熱する部材) 6 ボルト(通電することによって発熱する部材) 8 プッシュオンクリップ(通電することによって発熱
する部材)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチック部品を含む複数の部品を組み
    合わせて形成される組立製品において、通電することに
    よって発熱する部材を介してプラスチック部品と他の部
    品とが一体化されていることを特徴とする組立製品。
JP080536U 1991-10-03 1991-10-03 組立製品の部品固定構造 Pending JPH0531933U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP080536U JPH0531933U (ja) 1991-10-03 1991-10-03 組立製品の部品固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP080536U JPH0531933U (ja) 1991-10-03 1991-10-03 組立製品の部品固定構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0531933U true JPH0531933U (ja) 1993-04-27

Family

ID=13721077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP080536U Pending JPH0531933U (ja) 1991-10-03 1991-10-03 組立製品の部品固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0531933U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000310209A (ja) * 1999-04-28 2000-11-07 Hayashi Gijutsu Kenkyusho:Kk 樹脂部材の取付構造

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4916768A (ja) * 1972-06-02 1974-02-14
JPS56161116A (en) * 1980-05-16 1981-12-11 Yano Giken Kk Welding method of thermoplastic resin members
JPS61274920A (ja) * 1985-05-16 1986-12-05 セントラル・プラステイクス・カンパニ− 熱可塑性管状継手の電熱溶接法及び電熱溶接装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4916768A (ja) * 1972-06-02 1974-02-14
JPS56161116A (en) * 1980-05-16 1981-12-11 Yano Giken Kk Welding method of thermoplastic resin members
JPS61274920A (ja) * 1985-05-16 1986-12-05 セントラル・プラステイクス・カンパニ− 熱可塑性管状継手の電熱溶接法及び電熱溶接装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000310209A (ja) * 1999-04-28 2000-11-07 Hayashi Gijutsu Kenkyusho:Kk 樹脂部材の取付構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5849089B2 (ja) 構造部品接合部ならびに構造部品の接合方法
US20130112664A1 (en) Tool and method for joining material layers
EP2117879B1 (en) Resistive implant welding for structural bonds in automotive applications
CN102770259A (zh) 用于热塑性应用和热固性应用的粘合剂硬化用电阻植入式熔接
JPH0531933U (ja) 組立製品の部品固定構造
ITTO980547A1 (it) Procedimento per l'esecuzione di punti di saldatura elettrica a resi- stenza fra una prima lamiera costituita da un materiale non saldabile
JP3944166B2 (ja) 自動車サブアッセンブリ
CN106163770B (zh) 使用高导电性网对碳纤维热塑性塑料的电阻植入焊接
US9868475B2 (en) Multi-material joint assembly, joint and method for a vehicle
KR101832741B1 (ko) 플라스틱 복합소재 구조체 및 이의 제조방법
JP2003178822A (ja) アース端子
JPS6453761U (ja)
CN114080350B (zh) 摆臂固定吊架
JPH0221327Y2 (ja)
JPH05111918A (ja) 組立製品の部品解体方法
JP2012111090A (ja) Cfrp体と金属体との連結構造
JP3838767B2 (ja) ワイヤハーネス類の係止構造
JP3134617B2 (ja) 自動車用操作ペダルブラケットの取付構造
JPS6248623B2 (ja)
JP4425519B2 (ja) アルミ板の基材への接合構造
JPH10140733A (ja) 構造物の外装材及び外装材に対する内装材の固定方法
JP4831460B2 (ja) スラブ分岐器用電気融雪装置構成体
JP2576612Y2 (ja) バスバーの接続装置
JPH0440017Y2 (ja)
JP2003061224A (ja) 電気接続箱及びその固定構造