JPH0531810B2 - - Google Patents

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JPH0531810B2
JPH0531810B2 JP60161890A JP16189085A JPH0531810B2 JP H0531810 B2 JPH0531810 B2 JP H0531810B2 JP 60161890 A JP60161890 A JP 60161890A JP 16189085 A JP16189085 A JP 16189085A JP H0531810 B2 JPH0531810 B2 JP H0531810B2
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JP
Japan
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coil bobbin
low
voltage coil
primary coil
bobbin
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JP60161890A
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JPS6223101A (ja
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Hideyuki Mochida
Yoshihiko Sugawara
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Hitachi Ltd
Hitachi Media Electronics Co Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Mizusawa Electronics Co Ltd
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Publication of JPH0531810B2 publication Critical patent/JPH0531810B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F38/00Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
    • H01F38/42Flyback transformers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F5/00Coils
    • H01F5/02Coils wound on non-magnetic supports, e.g. formers
    • H01F2005/022Coils wound on non-magnetic supports, e.g. formers wound on formers with several winding chambers separated by flanges, e.g. for high voltage applications

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Details Of Television Scanning (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、テレビジヨン受信機に使用される絶
縁型フライバツクトランスに関するものである。
〔発明の背景〕
テレビジヨン受信機において用いられるフライ
バツクトランスは、水平回路の帰線期間に発生す
るパルス電圧を昇圧、整流して直流高電圧を得る
とともに、上記パルス電圧を逆に低電圧に変換
し、テレビジヨン受信機内の各回路(例えば、ビ
デオ、音声、選局回路等)の電源として供給して
いる。
一方、この様なフライバツクトランスや水平回
路に供給される電源は、外部電源である商用電源
(例えば、AC100V)からの電圧を整流・平滑回
路、レギユレータ等を介して得ている。
ところで、最近のテレビジヨン受信機には、ビ
デオテープレコーダ等を接続するための端子や、
外部スピーカを接続するための端子などがたくさ
ん設けられてるが、これらの外部露出端子はそれ
ぞれ先程述べた様なテレビジヨン受信機内の各回
路につながつている。例えば、外部スピーカ用端
子であれば音声回路と言つた具合である。
従つて、使用者がこの様な外部露出端子に触れ
た場合、例えば外部スピーカ用端子であれば、音
声回路、そしてフライバツクトランス、最後にレ
ギユレータ、整流・平滑回路等を介して商用電源
につながつている為、場合によつては使用者は商
用電源に直接触れたと同じことになり、感電する
危険性がある。このような感電の危険から使用者
を保護する為に、すべての外部露出端子と商用電
源との間を、テレビ受信機内部において何らかの
形で絶縁する必要がある。従来では、一般的に、
絶縁トランスを用い、例えば、商用電源から得た
電圧を絶縁トランスを介して整流・平滑回路に入
力するなどして、絶縁を確保していた。しかし、
絶縁トランスは非常に高価なものである為、これ
を用いると全体的にコスト高になつてしまうとい
う問題があつた。
そこで、絶縁トランスを用いる代りに、前述し
たフライバツクトランスの絶縁トランスの機能を
持たせ、それにより絶縁を確保するという方法が
考えられた。即ち、フライバツクトランスは元々
存在するものであるから、これを利用することに
より、新たに絶縁に関する回路等を設ける必要が
ないわけである。
第2図は一般的なフライバツクトランスの回路
構成を示す回路図であり、1は一次コイル、2は
高圧コイル、3は高圧コイル2と直列に接続した
ダイオード、4は各回路に電源を供給するための
低圧コイル、5はコアである。
第2図において、一次コイル1にはテレビジヨ
ン受信機の前述した様な入力電源側回路(以下充
電部とよぶ)が接続され、低圧コイル4には前述
した様な外部露出端子側回路(以下、非充電部と
よぶ)が接続される。
さて、この様なフライバツクトランスが絶縁ト
ランジスタと同等の機能を持つためには、充電部
に接続される一次コイル1と非充電部に接続され
る低圧コイル4の間に、テレビ受信機使用者が感
電する危険性のない十分な絶縁能力を持たせる必
要がある。当然のことながら、一般的なフライバ
ツクトランスにおいても、一次コイル1と低圧コ
イル4とは機能上絶縁されてはいるが、その様な
レベルの絶縁では不十分なのである。即ち、ここ
で言う十分な絶縁能力とは、その絶縁が電気関係
の法律等によつて、人が感電しない様にと、定め
られている絶縁等に関する規定に十分かなつたも
のであるという意味である。
以下、この様な絶縁トランス、同等の機能を持
つたフライバツクトランスを絶縁型フライバツク
トランスと称することにする。尚、この様なフラ
イバツクトランスとして関連するものには、例え
ば、実開昭59−117116号公報、実開昭59−117118
号公報等が挙げられる。
第3図は、従来の絶縁型フライバツクトランス
を示す断面図であり、第2図と同じ部分に相当す
る箇所には同一番号を記してある。
また、第4図は第3図においてA方向より見た
正面図である。尚、コア5は省略してある。
第3図に示す様に一次コイルボビン6は、複数
個の鍔を有した分割ボビンであり、プラスチツク
で成形される。充電部に接続される一次コイル1
は、この一次コイルボビン6の分割溝に巻装され
ている。又、一次コイルボビン6の一端には、第
4図に示す様に花弁状(放射状)の形をした花弁
状鍔16が設けられており、そこには各巻線タツ
プ引出し用端子7を植設してある。
一方、低圧コイル4は、第3図に示す様に高圧
コイル2の影響を少なくするため、高圧コイルボ
ビン8の横に配置されており、即ち、一次コイル
ボビン6の前述した分割溝の一部が低圧コイル用
溝6′となつていて、そこに巻装されている。な
お、この場合、低圧コイル4が一次コイル1より
離れることにより、両者間の結合度が悪くなり、
低圧コイル4の電圧変動が大となるのを防止する
ため、低圧コイル用溝6′内にも一次コイル1の
一部1′を巻装し、両者間の結合度を改善してい
る。
従つて、以上の様な構成において、充電部に接
続される一次コイル1と非充電部に接続される低
圧コイル4との間の絶縁を強化するためには、低
圧コイル用溝6′において、一次コイル1′と低圧
コイル4との間に、絶縁するための絶縁層9を設
ける必要がある。
従来では、この様な絶縁層9は、所定の絶縁厚
が得られるように、フイルムテープを1次コイル
1′の周りに数十回も巻いて作成していたため、
製造コストが高くつくといつた問題があつた。
又、低圧コイル用溝6′の幅に対し巻かれるフイ
ルムテープの幅が狭ければ、その周りに低圧コイ
ル4を巻装したとき、低圧コイル4がすき間に落
ちこみ、所定の絶縁厚が得られなくなるという危
険性が高くなり、又、逆にフイルムテープの幅が
広ければ、数十回も重ねて巻くという作業が困難
となる。
これらのことを改善する為、例えば第5図に示
すように、プラスチツク製の絶縁筒10を用い、
低圧コイル用溝6′内において低圧コイル1′の周
りに取付け、絶縁層9とする方法もあるが、この
絶縁筒10の取付け作業が困難なこと、又、低圧
コイル1′の巻数によつては取付けが出来ない等
の問題があつた。又、更に一次コイル1′の巻線
仕上り外径が大きくなると、取付け後絶縁筒10
が広がつて割溝10′が開いたまゝとなり、一次
コイル1′と低圧コイル4との間の絶縁間隔が必
要な値だけとれなくなるという危険性があつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記した従来技術の問題点を
解し、作成が容易で製造コストが安く、しかも十
分な絶縁能力を有する絶縁型フライバツクトラン
スを提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明では、低圧コイル用の低圧コイルボビン
を別に設け、これを一次コイルボビンに嵌合して
用いることにより、上記した目的を達成するよう
にしたものである。
〔発明の実施例〕
以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第6
図は第1図のB部を拡大しその主要部を示した断
面図、第7図は本発明において用いられる低圧コ
イルボビンの一具体例を示す斜視図である。
これらの図において、従来例と同様のもについ
ては同一の番号が付してある。
さて、本実施例では、第3図で示した従来の絶
縁層9に相当するものとして、第7図に示す様な
低圧コイルボビン11を用いる。これは、プラス
チツクで成型したもので、円筒14の一端に鍔1
5を設け、他端には突起12を設けたものであ
る。
本実施例では、この低圧コイルボビン11を、
第1図において、一次コイルボビン6にコア5及
び高圧コイルボビン8を取り付ける前に、一次コ
イルボビン6の右端より貫入して、低圧コイル用
溝6′の外側に取り付ける。
ここで、第6図に示す様に低圧コイル用溝6′
を構成する一方の鍔6″は、一次コイル1′の巻線
分の高さと同じかそれより高くしてあり、その上
に低圧コイルボビン11は嵌合される。又、低圧
コイルボビン11の円筒14は低圧コイル用溝
6′と同幅とし、円筒14に設けた突起12は第
4図で示した様な形状を有する花弁鍔16の花弁
の間に挿入される。この突起12により低圧コイ
ルボビン11の回転を防止することができる。
第8図は本発明において用いられる低圧コイル
ボビンの他の具体例を示す斜視図である。
第8図に示す様に、低圧コイルボビン11にお
いて、突起12の先端にフツク13を設け、この
フツク13が花弁状鍔16に引掛けるようにする
と、低圧コイルボビン11の回転を防止るだけで
なく、抜け防止も可能となる。第9図に、一次コ
イルボビン6に第8図に示す低圧コイルボビン1
1を嵌合した状態を示す。
以上の様にして低圧コイルボビン11を一次コ
イルボビン6の低圧コイル用溝6′の外側に取り
付けた後、第6図に示す様に花弁状鍔16と鍔1
5との間の円筒14の外周に、低圧コイル4が巻
装される。
第10図は本発明において用いられる一次コイ
ルボビンの他の具体例を示す断面図である。
第6図において、もし仮に一次コイルボビン6
の花弁状鍔16と低圧コイルボビン11の円筒1
4との間に、隙き間が生じていたとすると、低圧
コイルボビン11に低圧コイル4を巻装したとき
その一部がその隙き間に落ち込み、十分な絶縁が
得られないということも考えられるので、第10
図に示すように、一次コイルボビン6の花弁状鍔
16の部分に段17を設け、この段17に低圧コ
イルボビン11の円筒14が重なるようにするこ
とにより、より確実な絶縁が可能となる。
以上のように、円筒14の片側に外周方向に鍔
15を設けると共に、反対側に軸方向(円筒方
向)に一次コイルボビン6の花弁状鍔16と係合
するための突起12を設けて、低圧コイルボビン
11と成し、これを一次コイルボビン6の低圧コ
イル用溝6′の外側に配置して、これに低圧コイ
ル4を巻装するようにすることにより、、充電部
に接続される一次コイル1と非充電部に接続され
る低圧コイル4との間の絶縁を確実にすることが
できる。なお、低圧コイルボビン4はプラスチツ
クで成型し一次コイルボビン6と嵌合しているた
め、一次コイルボビン6に巻線するのと同様に巻
線が可能であり、作業が容易となる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、作成が容易になり、製造コス
トを安くすることができ、又、十分な絶縁能力が
得られるだめ、充電部と非充電部との間の絶縁を
確実にして、安全性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2
図は一般的なフライバツクトランスの回路構成を
示す回路図、第3図は従来の絶縁型フライバツク
トランスを示す断面図、第4図は第3図のA方向
より見た正面図、第5図は従来において用いられ
ていた絶縁筒を示す斜視図、第6図は第1図のB
部拡大図、第7図は本発明において用いられる低
圧コイルボビンの一具体例を示す斜視図、第8図
は同じく低圧コイルボビンの他の具体例を示す斜
視図、第9図は一次コイルボビンに第8図の低圧
コイルボビンを嵌合した状態を示す斜視図、第1
0図は本発明において用いられる一次コイルボビ
ンの一具体例を示す断面図である。 1:一次コイル、4:低圧コイル、6:一次コ
イルボビン、7:巻線タツプ引出し用端子、1
1:低圧コイルボビン、12:低圧コイルボビン
の突起、13:フツク、14:低圧コイルボビン
の円筒、15:低圧コイルボビンの鍔、16:花
弁状鍔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外周方向に複数個の第1の鍔を有した一次コ
    イルボビン6の一端に放射状(花弁状)の形をし
    た第2の鍔16を設け、これに巻線タツプ引出し
    用端子7を植設し、前記各鍔間の少なくとも一溝
    6′の外側に、前記第1の鍔の外径寸法より大き
    な寸法の内周をもつ第2のコイルボビン11を配
    置し、該第2のコイルボビン11の一端にはその
    外周方向に第3の鍔15を設け、他端には前記第
    2の鍔16と係合するための突起12を有した絶
    縁型フライバツクトランスにおいて、 前記一次コイルボビン6の外周において前記鍔
    間に、入力電源側回路に接続される一次コイル
    1,1′を、前記第2のコイルボビン11の外周
    において前記第3の鍔15と第2の鍔16との間
    に、外部露出端子側回路に接続される低圧コイル
    4をそれぞれ巻装するようにしたことを特徴とす
    る絶縁型フライバツクトランス。
JP60161890A 1985-07-24 1985-07-24 絶縁型フライバツクトランス Granted JPS6223101A (ja)

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JP60161890A JPS6223101A (ja) 1985-07-24 1985-07-24 絶縁型フライバツクトランス

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JPS6223101A JPS6223101A (ja) 1987-01-31
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JP60161890A Granted JPS6223101A (ja) 1985-07-24 1985-07-24 絶縁型フライバツクトランス

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