JPH05317991A - パンチホルダ及びタレット装置 - Google Patents

パンチホルダ及びタレット装置

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JPH05317991A
JPH05317991A JP23621991A JP23621991A JPH05317991A JP H05317991 A JPH05317991 A JP H05317991A JP 23621991 A JP23621991 A JP 23621991A JP 23621991 A JP23621991 A JP 23621991A JP H05317991 A JPH05317991 A JP H05317991A
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JP
Japan
Prior art keywords
punch
holder
turret
punch holder
tool
Prior art date
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Pending
Application number
JP23621991A
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English (en)
Inventor
Yasushi Hasegawa
康 長谷川
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工時間を短縮できるパンチホルダ及びタレ
ット装置を提供する。 【構成】 第1,第2パンチホルダ20,21は、パン
チプレス機1のラムに一端が係合可能であり、他端にパ
ンチを保持するものであって、ホルダ本体22と、セッ
トボルト24とを備えている。ホルダ本体22は、断面
が長軸と短軸とを有する細長形状である。セットボルト
24は、ホルダ本体22の一端に細長形状のパンチ工具
23を保持するためのものである。タレット装置は、パ
ンチホルダを周方向に収納するものであって、上部タレ
ット12と、第1パンチホルダ20と、第1パンチホル
ダ20と長軸を直交させた第2パンチホルダ21と、パ
ンチ工具23とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パンチホルダ及びそれ
を収納するタレット装置、特に、長寸穴加工用のパンチ
工具を保持するパンチホルダ及びタレット装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】パンチプレス加工では、追い抜き加工と
呼ばれる加工が行われる。追い抜き加工は、加工箇所を
重複させて、大板からある部分を切り離すときに行われ
る。追い抜き加工では、ワンパンチ毎に動力を遮断し、
断続的にパンチ加工を行っている。追い抜き等に用いら
れるパンチ工具は、通常のパンチ工具と同様であり、円
柱状のパンチホルダに保持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】追い抜き加工を行う場
合には、追い抜き時の最大送りピッチが装置により制限
されているので、加工長さが長いパンチ工具が有利とな
る。つまり、追い抜き加工においては、可及的に細長い
孔を開けられるパンチ工具を用いた方が加工効率がよ
い。しかしながら、従来のパンチホルダの形状が円柱状
であるため、パンチ工具の加工長さが円柱の半径により
制限されている。したがって、例えば従来は加工長さ
は、100mm程度と短かった。
【0004】このため、大きな孔を開ける際に、多数回
のパンチ加工が必要となり、追い抜き加工の加工時間が
長くなるという問題がある。また100m程度以上の長
孔を加工するには、追い抜きが必要となり、加工時間が
長くなる。本発明の目的は、長孔の加工時間を短縮でき
るパンチホルダ及びタレット装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るパンチ
ホルダは、パンチプレス機のラムに一端が係合可能であ
り、他端にパンチを保持するパンチホルダであって、ホ
ルダ本体と、パンチ工具保持手段とを備えている。ホル
ダ本体は、断面が長軸と短軸とを有する細長形状であ
る。パンチ工具保持手段は、ホルダ本体の一端に細長形
状のパンチ工具を保持するためのものである。
【0006】第2の発明に係るタレット装置は、タレッ
ト本体と、第1及び第2パンチホルダと、パンチ工具と
を備えている。タレット本体は、回転可能な円板状であ
る。第1及び第2パンチホルダは、それぞれ断面が長軸
と短軸とを有する細長形状であり、その長軸が互いに直
交するように前記タレット本体に配置されている。パン
チ工具は、断面細長形状であり、長軸が、第1及び第2
パンチホルダの長軸に沿うように第1及び第2パンチホ
ルダに保持されている。
【0007】
【作用】第1の発明に係るパンチホルダでは、パンチホ
ルダのホルダ本体の断面形状が、長軸と短軸とを有する
細長形状である。また、ホルダ本体の一端に、細長形状
のパンチ工具を保持できる。このため、円筒形のパンチ
ホルダに比べ、長軸方向の長さを長くすることができ、
その一端に取り付けられたパンチ工具の長さを長くでき
る。したがって、1回の加工で長手方向長さの長い加工
を行え、追い抜き加工0000孔加工時のパンチ加工の
回数を減少でき、加工時間を短縮できる。
【0008】第2の発明に係るタレット装置では、第1
パンチホルダの長軸と、第2パンチホルダの長軸とが直
交する方向に配置されている。このため、直交する2方
向の細長穴加工をそれぞれのパンチホルダに収納された
パンチ工具により行えるので、それらの方向でのパンチ
加工の時間を減少できる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例を採用したパンチプ
レス機を示している。図において、パンチプレス機1
は、主に、下部フレーム2と、下部フレーム2の上方に
配置された上部フレーム3と、これらを後方で支持する
スロート部4とから構成されている。下部フレーム2の
上面中央には、固定テーブル10が配置されている。ま
た下部フレーム2の上面両側部には、1対のガイドレー
ル5,6が配置されている。ガイドレール5,6上に
は、キャリッジ7が奥行き方向(Y軸方向)に移動可能
に配置されている。キャリッジ7には、固定テーブル1
0の両側方に配置された移動テーブル8,9が固定され
ている。
【0010】また、キャリッジ7には図示しないクロス
スライドが左右方向(X軸方向)に移動可能に設けられ
ている。このクロススライドには、ワーク11を把持す
るためのワークホルダ(図示せず)が装着されている。
上部フレーム3には、複数のパンチ工具が装着される上
部タレット12が回転可能に設けられている。一方、下
部フレーム2側には、複数のダイが装着される下部タレ
ット16が回転可能に設けられている。一方、下部フレ
ーム2側には、複数のダイが装着される下部タレット1
6が回転可能に設けられている。これらの上部タレット
12及び下部タレット16により、タレット装置が構成
される。上部フレーム3内には、図示しない駆動モータ
及びフライホイール等によって駆動されるクランク機構
14が設けられている。このクランク機構14によっ
て、ピットマン及びラム等で構成される昇降機構が昇降
されるようになっている。
【0011】また、加工部前方の上部フレーム3には、
ワーク11の持ち替え時にワーク11を一時的に保持す
るためのレポジションパッド13が設けられている。ま
たクランク機構14内のラムは、主ラム及び副ラムの2
つのラムの一方を選択可能となっている。これらのラム
は、後述する外トラック及び内トラックに配置されたパ
ンチ工具を選択する際に切替えられる。
【0012】図2は上部タレット12のタレットレイア
ウトを示している。ここには、S1〜S57の57個の
ステーションが配置されている。S1〜S18,S20
〜S36の35個の外トラックに配置されたステーショ
ンは、主ラムでパンチ加工されるようになっている。ま
た、S37〜S57,S19の内トラックに配置された
ステーションは、副ラムにてパンチ加工が施される。内
トラックに配置されたステーションS19には、長円状
の第1パンチホルダ20を収納可能となっている。ま
た、ステーションS19と対向する外トラックに配置さ
れたステーションS1には、同様に長円状の第2パンチ
ホルダ21を収納可能となっている。第1パンチホルダ
20はその長軸が上部タレット12の径方向に沿うよう
に配置され、第2パンチホルダ21はその長軸が上部タ
レット12の周方向に沿うように配置されている。した
がって第1パンチホルダ20ととパンチホルダ21と
は、その長軸の方向が直交するように配置されている。
また、57個のステーションには、A〜Lの12種類の
パンチ工具が収納可能となっている。
【0013】また、下部タレット16も同様なタレット
レイアウトになっている。図3及び図4は、第1パンチ
ホルダ20を示している。第1パンチホルダ20は、断
面視長円状のホルダ本体22と、ホルダ本体22の下部
に嵌入されたパンチ23を固定するためのセットボルト
24とを備えている。ホルダ本体22の頂部には、副ラ
ムと係合する係合突起25が形成されている。係合突起
25の両側面には、上部タレット12の周方向に沿って
延びる係合溝25aが形成されている。また、ホルダ本
体22の下面には、パンチ23を嵌入するための断面長
円状の取り付け穴26が形成されている。ホルダ本体2
2の下面の周囲には、ウレタンストリッパ27が嵌め込
まれている。
【0014】パンチ23は、取り付け穴26に嵌入され
る取り付け部28と、刃物部29とを備えている。刃物
部29の外周形状は図3に点線で示すような矩形状とな
っている。図5及び図6は、第2パンチホルダ21を示
している。第2パンチホルダ21は、第1パンチホルダ
20と略同様な構成であり、その相違は、係合突起25
の形成方向である。つまり、第1パンチホルダ20で
は、係合突起25の係合溝25aが、長軸の方向に形成
されているが、パンチホルダ21では、係合溝25a
が、長軸と一致する方向に形成されている。この点だけ
が相違する点である。なお、図4は、長軸方向で切断し
た断面図であり、図6は短軸方向で切断した断面図であ
る。
【0015】このように構成されたパンチホルダ及びそ
れを収納したタレット装置では、追い抜き加工等の長孔
加工を行う際に、X方向の加工を行う場合には、第2パ
ンチホルダ21に収納されたパンチ23を用いて加工
し、Y方向に追い抜き加工を行う場合には、第1パンチ
ホルダ20に収納されたパンチ23を用いる。これによ
り、直交する2方向での追い抜き加工時のパンチ加工回
数が減少し、追い抜き加工時間を短縮できる。
【0016】〔他の実施例〕 (a) 前記実施例では、内トラック及び外トラックの
2トラックのタレットレイアウトに本発明を適用した場
合を説明したが、1トラックのタレットであっても本発
明は適用できる。 (b) 前記実施例では、パンチホルダ20とパンチホ
ルダ21とを対向位置に配置したが、この配置はこれに
限定されるものではない。 (c) 前記実施例では、パンチホルダの断面を長円状
としたが、これは矩形状であっても、楕円状であっても
良い。
【0017】
【発明の効果】本発明に係るパンチホルダ及びタレット
装置では、パンチホルダの断面形状が、細長形状である
ので、パンチホルダで保持されるパンチ工具の形状も細
長形状とすることができる。このため、加工長さが長く
でき、追い抜き加工等の長孔加工時のパンチ加工の回数
が減少し、加工時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を採用したパンチプレス機の
斜視図。
【図2】タレットレイアウトを示す平面図。
【図3】タレットホルダの平面図。
【図4】図3のIV-IV 線断面図。
【図5】タレットホルダの平面図。
【図6】図5のVI-VI 線断面図。
【符号の説明】
1 パンチプレス機 12 上部タレット 16 下部タレット 20,21 第1,第2ツールホルダ 22 ホルダ本体 23 パンチ 24 セットボルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パンチプレス機のラムに一端が係合可能で
    あり、他端にパンチ工具を保持するパンチホルダであっ
    て、断面が長軸と短軸とを有する細長形状のホルダ本体
    と、前記ホルダ本体の一端に細長形状のパンチ工具を保
    持するためのパンチ工具保持手段と、を備えたパンチホ
    ルダ。
  2. 【請求項2】回転可能な円板状のタレット本体と、それ
    ぞれ断面が長軸と短軸とを有する細長形状であり、その
    長軸が互いに直交するように前記タレット本体に配置さ
    れた第1及び第2パンチホルダと、長軸が前記第1及び
    第2パンチホルダの長軸に沿うように前記第1及び第2
    パンチホルダに保持された断面細長形状のパンチ工具
    と、を備えたタレット装置。
JP23621991A 1991-09-17 1991-09-17 パンチホルダ及びタレット装置 Pending JPH05317991A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006130543A (ja) * 2004-11-08 2006-05-25 Amada Co Ltd タレットパンチプレス

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006130543A (ja) * 2004-11-08 2006-05-25 Amada Co Ltd タレットパンチプレス
JP4547234B2 (ja) * 2004-11-08 2010-09-22 株式会社アマダ タレットパンチプレス

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