JPH05316917A - 建物の内部空間をガス駆除する方法 - Google Patents
建物の内部空間をガス駆除する方法Info
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- JPH05316917A JPH05316917A JP30917192A JP30917192A JPH05316917A JP H05316917 A JPH05316917 A JP H05316917A JP 30917192 A JP30917192 A JP 30917192A JP 30917192 A JP30917192 A JP 30917192A JP H05316917 A JPH05316917 A JP H05316917A
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- Japan
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- building
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- interior space
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01M—CATCHING, TRAPPING OR SCARING OF ANIMALS; APPARATUS FOR THE DESTRUCTION OF NOXIOUS ANIMALS OR NOXIOUS PLANTS
- A01M13/00—Fumigators; Apparatus for distributing gases
- A01M13/003—Enclosures for fumigation, e.g. containers, bags or housings
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
- A23L3/00—Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs
- A23L3/34—Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs by treatment with chemicals
- A23L3/3409—Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs by treatment with chemicals in the form of gases, e.g. fumigation; Compositions or apparatus therefor
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L2/00—Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
- A61L2/16—Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using chemical substances
- A61L2/20—Gaseous substances, e.g. vapours
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 建物の内部空間,特に大容積のホールのよう
な建物の内部空間,をガス駆除する方法において,処理
ガスが建物の内部空間へ導入されかつ作用時間の経過後
に除去される,組込み部分又は装備部分又は貯蔵物品,
例えば食料品,の材料又は貯蔵品保護処理を行う。 【効果】 建物の内部空間が均一に,しかし組込み部分
又は装備部分が配置されている範囲においてのみガス駆
除されることが達成され,処理されるべき組込み部分又
は装備部分が存在しない建物の内部空間の空所は,少な
くとも一部が充填体により占められ,従つて処理ガスを
受けず,それによつて,建物の内部空間のガス駆除のた
めに必要なガス量は著しく減少され,この結果,作用時
間の経過後に建物の内部空間への給気の際にそれだけ少
ないガス量だけが周囲へ流出し又は吸引されさえすれば
よく,それによつて,この方法の環境との折り合いが著
しく改善される。
な建物の内部空間,をガス駆除する方法において,処理
ガスが建物の内部空間へ導入されかつ作用時間の経過後
に除去される,組込み部分又は装備部分又は貯蔵物品,
例えば食料品,の材料又は貯蔵品保護処理を行う。 【効果】 建物の内部空間が均一に,しかし組込み部分
又は装備部分が配置されている範囲においてのみガス駆
除されることが達成され,処理されるべき組込み部分又
は装備部分が存在しない建物の内部空間の空所は,少な
くとも一部が充填体により占められ,従つて処理ガスを
受けず,それによつて,建物の内部空間のガス駆除のた
めに必要なガス量は著しく減少され,この結果,作用時
間の経過後に建物の内部空間への給気の際にそれだけ少
ないガス量だけが周囲へ流出し又は吸引されさえすれば
よく,それによつて,この方法の環境との折り合いが著
しく改善される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,処理ガスが建物の内部
空間へ導入されかつ作用時間の経過後に除去される,組
込み部分又は装備部分又は貯蔵物品,例えば食料品,の
材料又は貯蔵品保護処理を行うための,建物の内乱空
間,持に大容積のホールのような建物の内部空間,をガ
ス駆除する方法に関する。
空間へ導入されかつ作用時間の経過後に除去される,組
込み部分又は装備部分又は貯蔵物品,例えば食料品,の
材料又は貯蔵品保護処理を行うための,建物の内乱空
間,持に大容積のホールのような建物の内部空間,をガ
ス駆除する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】教会では,祭壇,説教壇,椅子席又は装
飾部分のような,芸術史上貴重な木製組込み部分又は装
備部分が木材害虫に襲われることがしばしばある。特別
の工場におけるこれらすべての部分の解体及び保護処理
は実際上不可能であるから,実際上教会の内部空間全体
が外皮において密封され,次いで処理ガスで満たされ
る。この処理ガスはすべての組込み部分又は装備部分に
達する。例えは数日の作用時間の経過後に,教会の内部
空間は周囲へ排気される。
飾部分のような,芸術史上貴重な木製組込み部分又は装
備部分が木材害虫に襲われることがしばしばある。特別
の工場におけるこれらすべての部分の解体及び保護処理
は実際上不可能であるから,実際上教会の内部空間全体
が外皮において密封され,次いで処理ガスで満たされ
る。この処理ガスはすべての組込み部分又は装備部分に
達する。例えは数日の作用時間の経過後に,教会の内部
空間は周囲へ排気される。
【0003】公知の方法では教会の内部空間の全容積
が,害虫の撲滅のために必要なガス濃度の処理ガスで満
たされなければならないから,必然的に非常に多量のガ
スが使用される。このガス量は作用時間の経過後に周囲
へ放出されなければならない。これは環境悪化に関して
憂慮すべきである。なぜならば処理ガスは大抵有毒であ
るからである。
が,害虫の撲滅のために必要なガス濃度の処理ガスで満
たされなければならないから,必然的に非常に多量のガ
スが使用される。このガス量は作用時間の経過後に周囲
へ放出されなければならない。これは環境悪化に関して
憂慮すべきである。なぜならば処理ガスは大抵有毒であ
るからである。
【0004】1989年4月発行の雑誌「Restau
ro」の283ないし287頁に,ガスを使用して,襲
われた木材対象にいる害虫を駆除することが説明されて
いる。使用されたガスも挙げられている。そこでは,ガ
ス駆除されるべき対象が例えば箔又はシートに包み込ま
れ,次いでこの包みの中にガスが入れられることから出
発している。このような方法は面倒である。なせならば
教会の内部空間において多数の対象が包み込まれなけれ
ばならずかつ個々の包みがガスで満たされなければなら
ないからである。
ro」の283ないし287頁に,ガスを使用して,襲
われた木材対象にいる害虫を駆除することが説明されて
いる。使用されたガスも挙げられている。そこでは,ガ
ス駆除されるべき対象が例えば箔又はシートに包み込ま
れ,次いでこの包みの中にガスが入れられることから出
発している。このような方法は面倒である。なせならば
教会の内部空間において多数の対象が包み込まれなけれ
ばならずかつ個々の包みがガスで満たされなければなら
ないからである。
【0006】1991年4月発行の雑誌「Restau
ro」の245ないし251頁に,芸術作品における,
木材を破壊する昆虫を駆除するための窒素の使用が記載
されている。この場合は,個々の対象がガス駆除前に気
密な包みの中に溶接されることから出発している。
ro」の245ないし251頁に,芸術作品における,
木材を破壊する昆虫を駆除するための窒素の使用が記載
されている。この場合は,個々の対象がガス駆除前に気
密な包みの中に溶接されることから出発している。
【0007】ブラウンシユヴアイクにおいて1990年
5月発行の刊行物「連邦農林業生物庁」(Biolog
ische Bundesanstalt fuer
Land− und Forstwirtschaf
t)の説明書第66号に,貯蔵品害虫のガス駆除の際の
倉庫の密封が記載されている。倉庫室の容積が貯蔵物品
の容積よりはるかに大きい場合は,保護ガス駆除のため
に必要なガス量よりはるかに大きいガス量が使用され
る。
5月発行の刊行物「連邦農林業生物庁」(Biolog
ische Bundesanstalt fuer
Land− und Forstwirtschaf
t)の説明書第66号に,貯蔵品害虫のガス駆除の際の
倉庫の密封が記載されている。倉庫室の容積が貯蔵物品
の容積よりはるかに大きい場合は,保護ガス駆除のため
に必要なガス量よりはるかに大きいガス量が使用され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は,建物
の内部空間のガス駆除のために必要なガス量の減少によ
り環境にやさしい,冒頭に挙げたような方法を提案する
ことである。
の内部空間のガス駆除のために必要なガス量の減少によ
り環境にやさしい,冒頭に挙げたような方法を提案する
ことである。
【0009】
【問題を解決するための手段】本発明によれば上述の課
題は,冒頭にあげたような方法で,処理ガスの導入前に
少なくとも1つの充填体が建物の内部空間へ入れられ,
この充填体が,処理ガスを吸収する建物の内部空間の容
積を残り容積に限り,その後に,処理ガスが建物の内部
空間のこの残り容積へ入れられることによつて解決され
る。
題は,冒頭にあげたような方法で,処理ガスの導入前に
少なくとも1つの充填体が建物の内部空間へ入れられ,
この充填体が,処理ガスを吸収する建物の内部空間の容
積を残り容積に限り,その後に,処理ガスが建物の内部
空間のこの残り容積へ入れられることによつて解決され
る。
【0010】それによつて,建物の内部空間が均一に,
しかし組込み部分又は装備部分が配置されている範囲に
おいてのみガス駆除されることが達成される。処理され
るべき組込み部分又は装備部分が存在しない建物の内部
空間の空所は,少なくとも一部が充填体により占めら
れ,従つて処理ガスを受けない。それによつて,建物の
内部空間のガス駆除のために必要なガス量は著しく減少
される。この結果,作用時間の経過後に建物の内部空間
への給気の際にそれだけ少ないガス量だけが周囲へ流出
し又は吸引されさえすればよい。それによつて,この方
法の環境との折り合いが著しく改善される。
しかし組込み部分又は装備部分が配置されている範囲に
おいてのみガス駆除されることが達成される。処理され
るべき組込み部分又は装備部分が存在しない建物の内部
空間の空所は,少なくとも一部が充填体により占めら
れ,従つて処理ガスを受けない。それによつて,建物の
内部空間のガス駆除のために必要なガス量は著しく減少
される。この結果,作用時間の経過後に建物の内部空間
への給気の際にそれだけ少ないガス量だけが周囲へ流出
し又は吸引されさえすればよい。それによつて,この方
法の環境との折り合いが著しく改善される。
【0011】建物の内部空間,特に教会の内部空間,の
大きさに関して,なるべく複数の充填体が使用されるの
が好ましい。しかし一層小さい空間では1つの充填体で
も十分である。
大きさに関して,なるべく複数の充填体が使用されるの
が好ましい。しかし一層小さい空間では1つの充填体で
も十分である。
【0012】なるべく充填体は,処理ガスを通さない表
面を持つ中空体であるのが好ましい。なるべく中空体は
膨らむことができるのが好ましい。このために中空体は
処理ガスをできるだけ通さない箔から製造されている。
面を持つ中空体であるのが好ましい。なるべく中空体は
膨らむことができるのが好ましい。このために中空体は
処理ガスをできるだけ通さない箔から製造されている。
【0013】本発明の拡張において,充填体は,膨らむ
ことができる中空体として,まだ膨らんでいない状態で
建物の内部空間へ入れられ,次いで,充填体が建物の内
部空間を一部満たす際の所定の形をとるまで,空気で膨
らまされる。作用時間の経過後に,膨らむことができる
中空体は排気されるので,この中空体は祈り畳み後に建
物の内部空間から搬送され得る。
ことができる中空体として,まだ膨らんでいない状態で
建物の内部空間へ入れられ,次いで,充填体が建物の内
部空間を一部満たす際の所定の形をとるまで,空気で膨
らまされる。作用時間の経過後に,膨らむことができる
中空体は排気されるので,この中空体は祈り畳み後に建
物の内部空間から搬送され得る。
【0014】本発明による方法のそれ以外の特徴は処理
ガスの除去に関しても明らかになる。作用時間の経過後
にかつ処理ガスの除去前に空気が,膨らんでいる中空体
から吸引される場合は,建物の内部空間内の処理ガスの
濃度は著しく低下されるので,建物の内部空間への給気
の際に処理ガスは低下された濃度でのみ周囲へ流出する
にすぎない。
ガスの除去に関しても明らかになる。作用時間の経過後
にかつ処理ガスの除去前に空気が,膨らんでいる中空体
から吸引される場合は,建物の内部空間内の処理ガスの
濃度は著しく低下されるので,建物の内部空間への給気
の際に処理ガスは低下された濃度でのみ周囲へ流出する
にすぎない。
【0015】その代わりに,作用時間の経過後に空気
を,膨らんでいる中空体から建物の内部空間のガス駆除
された残り容積の中へ放出することもできる。それによ
つてもガス濃度は低下する。更に,中空体の空気の正圧
は建物の内部空間の排気に促進するように作用する。
を,膨らんでいる中空体から建物の内部空間のガス駆除
された残り容積の中へ放出することもできる。それによ
つてもガス濃度は低下する。更に,中空体の空気の正圧
は建物の内部空間の排気に促進するように作用する。
【0016】作用時間の経過後に,中空体がまだ膨らん
でいる際に処理ガスが残り容積から吸引されるようにす
ることもできる。この場合,ガスは,ガスの有毒成分が
結合される洗浄器を通ることができる。
でいる際に処理ガスが残り容積から吸引されるようにす
ることもできる。この場合,ガスは,ガスの有毒成分が
結合される洗浄器を通ることができる。
【0017】上述した方法は,例えば教会,宮殿のよう
な建物の内部空間にある組込み部分又は装備部分の材料
保護処理のためにも,そして又貯蔵室内の貯蔵物品,例
えば食料品,の貯蔵品保護処理の際にも使用され得る。
な建物の内部空間にある組込み部分又は装備部分の材料
保護処理のためにも,そして又貯蔵室内の貯蔵物品,例
えば食料品,の貯蔵品保護処理の際にも使用され得る。
【0018】
【実施例】本発明の別の有利な構成は,従属請求項及び
実施例の以下の説明から明らかになる。
実施例の以下の説明から明らかになる。
【0019】教会の内部空間には,例えば祭壇1,説教
壇2,オルガン4のある椅子席3及び腰掛け列5が組み
込まれている。これらの構成部分は木材害虫の駆除のた
めにガス駆除されなければならない。
壇2,オルガン4のある椅子席3及び腰掛け列5が組み
込まれている。これらの構成部分は木材害虫の駆除のた
めにガス駆除されなければならない。
【0020】先ず壁開口が密封される。次いで内部空間
に,まだ膨らんでいない,折り畳まれている,膨らむこ
とができる中空体6,7,8,9が置かれる。中空体
6,7はそれぞれ腰掛け列5上に掛けられる。中空体8
は祭壇1の前にある。中空体9は祭壇1の後ろの内陣に
配置されている。
に,まだ膨らんでいない,折り畳まれている,膨らむこ
とができる中空体6,7,8,9が置かれる。中空体
6,7はそれぞれ腰掛け列5上に掛けられる。中空体8
は祭壇1の前にある。中空体9は祭壇1の後ろの内陣に
配置されている。
【0021】続いて,中空体6ないし9は管片10によ
り接続されかつ中空体6から管片11が外部の圧縮機1
2へ案内される。
り接続されかつ中空体6から管片11が外部の圧縮機1
2へ案内される。
【0022】中空体6ないし9は,例えば十分に気密な
箔の縁溶接された裁断部から製造されている。
箔の縁溶接された裁断部から製造されている。
【0023】続いて,圧縮機12によつて管片10,1
1を介して中空体6ないし9は空気圧送される。その
際,これらの中空体は膨らみかつほぼ図面に示された形
をとる。中空体6ないし9が十分な形状安定性をもつて
所望の形をとらない場合は,内部空間に,中空体6ない
し9を膨らむ際に案内及び支持する枠が組み込まれ得
る。
1を介して中空体6ないし9は空気圧送される。その
際,これらの中空体は膨らみかつほぼ図面に示された形
をとる。中空体6ないし9が十分な形状安定性をもつて
所望の形をとらない場合は,内部空間に,中空体6ない
し9を膨らむ際に案内及び支持する枠が組み込まれ得
る。
【0024】中空体6ないし9が膨らんでいる場合,こ
れらの中空体は内部空間の容積の大部分を占める。自由
空間は残り容積に限られている。この残り容積の中に,
上述の装備部分又は装置部分1ないし5がある。
れらの中空体は内部空間の容積の大部分を占める。自由
空間は残り容積に限られている。この残り容積の中に,
上述の装備部分又は装置部分1ないし5がある。
【0025】続いて,この残り容積の中へ処理ガスが入
れられる。これけ通常のやり方で,複数のガスボンベが
置かれかつ開放されることによつて行われる。入れられ
るべきガスの量は,木材害虫を無害化するために必要な
ガス濃度が残り容積に生ずるような大きさである。処理
ガスはすべての木材部分に達する。処理ガスの作用時
間,例えば数日,の間,中空体6ないし9は所定の形に
保たれている。
れられる。これけ通常のやり方で,複数のガスボンベが
置かれかつ開放されることによつて行われる。入れられ
るべきガスの量は,木材害虫を無害化するために必要な
ガス濃度が残り容積に生ずるような大きさである。処理
ガスはすべての木材部分に達する。処理ガスの作用時
間,例えば数日,の間,中空体6ないし9は所定の形に
保たれている。
【0026】作用時間の経過後に空気は中空体6ないし
9から吸引される。それによりこれらの中空体は収縮す
る。それにより内部空間内のガス濃度は低下する。今
や,内部空間は排気され得る。
9から吸引される。それによりこれらの中空体は収縮す
る。それにより内部空間内のガス濃度は低下する。今
や,内部空間は排気され得る。
【0027】最後に,中空体6又は9を形成する箔は折
り畳まれかつ内部空間から除去される。これらの箔は,
更に使用する場合に再び使える。
り畳まれかつ内部空間から除去される。これらの箔は,
更に使用する場合に再び使える。
【0028】中空体6ないし9は,膨らんでいる状態で
ほぼ直方体の形をとるように形成されている。しかし中
空体6ないし9を角柱又は台形の形をとるように形成す
ることもできる。複数の中空体の使用により内部空間が
できるだけ大きい容積で充填され得るようにするため
に,これらの中空体に,多方面に使用できる形を与える
のが好ましい。
ほぼ直方体の形をとるように形成されている。しかし中
空体6ないし9を角柱又は台形の形をとるように形成す
ることもできる。複数の中空体の使用により内部空間が
できるだけ大きい容積で充填され得るようにするため
に,これらの中空体に,多方面に使用できる形を与える
のが好ましい。
【図1】膨らんでいる中空体がある教会の内部空間の平
面図である。
面図である。
【図2】教会の内部空間の縦断面図である。
【図3】教会の内部空間の横断面図である。
6,7,8,9 中空体
Claims (10)
- 【請求項1】 処理ガスが建物の内部空間へ導入されか
つ作用時間の経過後に除去される,組込み部分又は装備
部分又は貯蔵物品の材料又は貯蔵品保護処理を行うため
の,建物の内部空間をガス駆除する方法において,処理
ガスの導入前に少なくとも1つの充填体(6ないし9)
が建物の内部空間へ入れられ,この充填体が,処理ガス
を吸収する建物の内部空間の容積を残り容積に限り,そ
の後に,処理ガスが建物の内部空間のこの残り容積へ入
れられることを特徴とする,建物の内部空間をガス駆除
する方法。 - 【請求項2】 充填体として,処理ガスを通さない表面
を持つ中空体が使用されることを特徴とする,請求項1
に記載の方法。 - 【請求項3】 充填体が,膨らむことができる中空体と
して,まだ膨らんでいない状態で建物の内部空間へ入れ
られ,次いで空気で膨らまされることを特徴とする,請
求項1又は2に記載の方法。 - 【請求項4】 中空体が,膨らんでいる状態で角柱又は
直方体状の形をとることを特徴とする,請求項1ないし
3のうち1つに記戴の方法。 - 【請求項5】 建物の内部空間にある,膨らむことがで
きる中空体の空所が互いに接続されることを特徴とす
る,請求項1ないし4のうち1つに記載の方法。 - 【請求項6】 作用時間の経過後にかつ処理ガスの除去
前に空気が,膨らんでいる中空体から吸引されることを
特徴とする,請求項1ないし5のうち1つに記載の方
法。 - 【請求項7】 作用時間の経過後に空気が,膨らんでい
る中空体から建物の内部空間のガス駆除された残り容積
の中へ放出されることを特徴とする,請求項1ないし5
のうち1つに記載の方法。 - 【請求項8】 作用時間の経過後に,中空体がまだ膨ら
んでいる際に処理ガスが残り容積から吸引されることを
特徴とする,請求項1ないし5のうち1つに記載の方
法。 - 【請求項9】 吸引されたガスが洗浄器に通されること
を特徴とする,請求項8に記載の方法。 - 【請求項10】 中空体の膨らむ前に枠が建物の内部空
間に設置されかつ中空体が膨らむ際に骨組により外部か
ら支持されることを特徴とする,請求項1ないし9のう
ち1つに記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19914134093 DE4134093C2 (de) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | Verfahren zur Begasung eines Gebäudeinnenraums |
DE4134093.0 | 1991-10-15 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05316917A true JPH05316917A (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=6442717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30917192A Pending JPH05316917A (ja) | 1991-10-15 | 1992-10-08 | 建物の内部空間をガス駆除する方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05316917A (ja) |
DE (1) | DE4134093C2 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4316572C2 (de) * | 1993-05-18 | 1997-09-04 | Binker Materialschutz Gmbh | Verfahren zum Bekämpfen von Schädlingen |
DE4401338C5 (de) * | 1994-01-18 | 2006-01-12 | Binker Materialschutz Gmbh | Verfahren zum Ableiten eines Gas-Luftgemisches aus einem Raum |
DE4429850C2 (de) * | 1994-08-23 | 1996-09-12 | Binker Materialschutz Gmbh | Verfahren zum Abtöten von Schädlingen in Gegenständen |
DE4441628C2 (de) * | 1994-11-23 | 1998-06-18 | Binker Materialschutz Gmbh | Verfahren zur Begasung eines Raumes |
DE4441796A1 (de) * | 1994-11-24 | 1996-05-30 | Binker Materialschutz Gmbh | Verfahren zum Ableiten eines toxischen Gas-Luftgemisches aus einem Behandlungsraum |
DE19506200C2 (de) * | 1995-02-23 | 2001-07-05 | Angermeier S Schaedlingsbekaem | Verfahren und Einrichtung zum Bekämpfen von Schädlingen und zur Aufbewahrung von Gegenständen gegen Umwelteinflüsse |
DE19506631C2 (de) * | 1995-02-25 | 1997-04-10 | Binker Materialschutz Gmbh | Verfahren und Einrichtung zur Begasung von schädlingsbefallenen Gegenständen oder Vorräten |
DE19507477C2 (de) * | 1995-03-03 | 2001-11-08 | Angermeier S Schaedlingsbekaem | Verfahren zum Begasen eines Behandlungsraumes |
DE19538758A1 (de) * | 1995-10-18 | 1997-04-24 | Angermeier S Schaedlingsbekaem | Verfahren zur Inertbegasung gegen Schädlinge ohne Kondensation |
DE19540331C2 (de) * | 1995-10-28 | 2003-02-20 | Binker Materialschutz Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Begasen eines Behandlungsraumes |
DE19607053C1 (de) * | 1996-02-24 | 1997-07-03 | Binker Materialschutz Gmbh | Verfahren und Einrichtung zur Begasung eines Raumes mit schrumpfendem Hohlkörper |
DE19747648C2 (de) * | 1997-10-29 | 2000-08-03 | Binker Materialschutz Gmbh | Kombinierte Schädlingsbekämpfung |
MXPA01010611A (es) * | 1999-04-20 | 2003-09-04 | Asiaworld Shipping Serv Pty | Aparato de fumigacion. |
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