JPH05315972A - 短縮bch符号誤り訂正方式の位相確定方法 - Google Patents

短縮bch符号誤り訂正方式の位相確定方法

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JPH05315972A
JPH05315972A JP11704992A JP11704992A JPH05315972A JP H05315972 A JPH05315972 A JP H05315972A JP 11704992 A JP11704992 A JP 11704992A JP 11704992 A JP11704992 A JP 11704992A JP H05315972 A JPH05315972 A JP H05315972A
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JP
Japan
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bits
syndrome
terms
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JP11704992A
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Toshimitsu Togashi
利光 冨樫
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 回路規模が小さくて位相を確定出来る方法を
提供する。 【構成】 変則短縮BCH符号器1にて、被除数X11
10+・・・X4 を、符号ビット数15に対する生成多
項式X4 +X+1にて割った余りの4ビットを検査ビッ
トとし、8ビットの情報ビットの次に該4ビットの検査
ビットを送るようにした短縮BCH符号の、Xと1の項
はその儘で、X2 〜X11の項は次数を1つ上げた変則短
縮BCH符号語を作り送信し、受信側の誤り訂正回路2
では、送られてきた変則短縮BCH符号語の内X11+X
10+・・・X3 の項は、入力信号を生成多項式X4 +X
+1にて割り求めたシンドロームを誤り訂正部21に送
り誤りを訂正させるシンドローム計算回路21の、一桁
上に入力し、Xと1の項は通常の入力に入力し、求めた
シンドローム値がガロア体の冪表現α2 のベクトル表現
の0100の時は、誤り訂正部21では位相反転と判定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位相変調方式の無線機
等に用いる短縮BCH符号誤り訂正方式の位相確定方法
の改良に関する。
【0002】位相変調方式の無線機では、例えばI相と
Q相が入れ替わる等の位相反転が生ずることがあるの
で、初期設定時、受信側で位相が反転しているかしてい
ないかを確定しないと、BCH符号及び短縮BCH符号
を用いた誤り訂正方式では、伝送中の誤りを訂正するこ
とが出来ない。
【0003】この受信側で位相が反転しているかしてい
ないかを確定するには回路規模が小さくて可能なことが
望まれている。
【0004】
【従来の技術】図5は従来例の短縮BCH符号を用い誤
り訂正を行う回路のブロック図、図6は従来例の検査ビ
ットを求める符号器のブロック図、図7は従来例のシン
ドローム計算回路の回路図、図8は1例の各種BCH符
号を示す図、図9はαがX4 +X+1の根の場合のガロ
ア体のαの冪表現に対するベクトル表現を示す図であ
る。
【0005】先ずBCH符号の場合の誤り訂正につき説
明する。15ビットのBCH符号は、図8(A)に示す
如く、被除数X14+X13+・・・X4 を、符号ビット数
15に対する生成多項式X4 +X+1にて割った余りの
4ビットを検査ビットとし、11ビットの情報ビットの
次に該4ビットの検査ビットを送るようにしたもので、
受信側では、送られてきた15ビットの信号をシンドロ
ーム計算回路に入力し、生成多項式X4 +X+1にて割
った4ビットのシンドロームを求め、シンドロームの値
が図9に示すガロア体のベクトル表現の、例えば011
0となると、これに対応する冪表現α5 の項、図8
(A)ではX5の所が誤っているので、誤り訂正部で
は、例えば1であれば0に反転することで誤りを訂正
し、検査ビットを除き11ビットを情報ビットとして出
力するようにしている。
【0006】次に本発明に適用する短縮BCH符号よる
誤り訂正につき説明する。本発明に適用する短縮BCH
符号は、図8(B)に示す如く、15ビットのBCH符
号のX14,X13,X12の項の3ビットを0と考えたもの
であり、検査ビットとしては、被除数X11+X10+・・
・X4 を、符号ビット数15に対する生成多項式X4
X+1にて割った余りの4ビットを検査ビットとし、図
5の短縮BCH符号器1’より、8ビットの情報ビット
の次に4ビットの検査ビットを付し短縮BCH符号とし
て送信し、受信側では、送られてきた12ビットの信号
をシンドローム計算回路20’に入力し、生成多項式X
4 +X+1にて割った4ビットのシンドロームを求め、
求めたシンドロームの値にてBCH符号の場合と同じく
誤り訂正部21にて誤りを訂正し、検査ビットを除き8
ビットを情報ビットとして出力するようにするものであ
る。
【0007】この場合の検査ビットを求める符号器を示
すと図6に示す如くで、フリップフロップ(以下FFと
称す)40〜43、排他的論理和回路(以下EXーOR
と称す)50,52を用いた巡回符号形式のもので、X
11+X10+・・・X4 に相当するデータをEXーOR5
2に入力し、生成多項式X4 +X+1にて割った余りの
4ビットを次数の高い方よりFF43〜40の入力にて
求め、これを検査ビットとしている。
【0008】又シンドローム計算回路20’は図7に示
す如くで、FF60〜63とEXーOR70,71を用
いた巡回符号形式のもので、受信した図8(B)に示す
11の項が先頭である入力データを、EXーOR70よ
り入力し、生成多項式X4 +X+1にて割った結果のシ
ンドロームを次数の高い方よりFF63〜60の入力に
て求め、誤り訂正部21に送り誤りを訂正させるように
している。
【0009】しかし、位相変調方式の無線機に適用した
場合は、位相反転の生ずることがあり、初期設定時に、
受信側で位相が反転しているかどうかの位相を確定する
必要がある。
【0010】この為に、従来は図5に示す如く、誤り訂
正回路2’の前に、位相反転検出回路30を設け、短縮
BCH符号の入力情報の位相が反転しているかどうかを
見つけ、誤り訂正部21に知らせ入力情報の位相を確定
するようにしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
短縮BCH符号を用い誤り訂正を行う回路では、位相反
転検出回路が必要であり回路規模が大きくなる問題点が
ある。
【0012】本発明は回路規模が小さくて位相を確定出
来る短縮BCH符号誤り訂正方式の位相確定方法の提供
を目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。図1に示す如く、変則短縮BCH符号器
1にて、被除数X11+X10+・・・X 4 を、符号ビット
数15に対する生成多項式X4 +X+1にて割った余り
の4ビットを検査ビットとし、8ビットの情報ビットの
次に該4ビットの検査ビットを送るようにした1ブロッ
ク11次の短縮BCH符号の、Xと1の項はその儘で、
2 〜X11の項は次数を1つ上げた変則短縮BCH符号
語を作り送信し、受信側の誤り訂正回路2では、送られ
てきた変則短縮BCH符号語の内X11+X 10+・・・X
3 の項は、入力信号を上記生成多項式X4 +X+1にて
割りシンドロームを求め、求めたシンドロームを誤り訂
正部21に送り誤りを訂正させるシンドローム計算回路
21の、通常の入力より一桁上に入力し、Xと1の項は
通常の入力に入力し、求めたシンドローム値がガロア体
の冪表現α2 のベクトル表現の0100の時は、誤り訂
正部21では位相反転と判定して位相を確定するように
する。
【0014】
【作用】位相反転がなければシンドローム計算回路20
のシンドローム出力よりはガロア体の冪表現α2 のベク
トル表現0100が出力されないようにする為に、図9
に示すガロア体の冪表現α13とα14のベクトル表現のE
XーORが冪表現α2 のベクトル表現の0100になる
点も考慮し、変則短縮BCH符号器1では、15ビット
BCH符号の、X14,X13,X12に相当する先頭の3ビ
ットは送らない8ビットの情報ビットとし、4ビットの
検査ビットを付した短縮BCH符号を作り、且つX2
当の項を無くする為に、Xと1の項はその儘で、X〜X
11の項は次数を1つ上げ変則短縮BCH符号語として送
信する。
【0015】受信側の誤り訂正回路2では、送られてき
た変則短縮BCH符号語の内X11+X10+・・・X3
項は、入力信号を上記生成多項式X4 +X+1にて割り
シンドロームを求め、求めたシンドロームを誤り訂正部
21に送り誤りを訂正させるシンドローム計算回路21
の、一桁上に入力し、Xと1の項は通常の入力に入力
し、求めたシンドローム値がガロア体の冪表現α2 のベ
クトル表現の0100の時は、誤り訂正部21では位相
反転と判定して位相を確定し、以後は入力するシンドロ
ームの値にて誤りを訂正するようにする。
【0016】即ち、誤り訂正用のシンドローム計算回路
を用い、位相反転も検出出来るようにしているので、回
路規模を小さくすることが出来る。
【0017】
【実施例】図2は本発明の実施例の検査ビットを求める
符号器のブロック図、図3は本発明の実施例のシンドロ
ーム計算回路の回路図、図4は図3の各部のタイムチャ
ートである。
【0018】本発明の場合で、図5の従来例と異なる点
は、送信側では、変則短縮BCH符号器1にての検査ビ
ットを求める回路と、受信側では、位相反転検出回路3
0を除いた点と、シンドローム計算回路であるので、こ
の異なる点を中心に以下説明する。
【0019】図1の変則短縮BCH符号器1にて検査ビ
ットを求めるには図2に示す如く、図6の従来例の符号
器に、EXーOR51を加え、図8(B)に示す8ビッ
トの情報ビットの中のX4 ,X5 相当のビットはスイッ
チSWを実線側にして入力し、後のX6 〜X11相当のビ
ットはスイッチSWを点線側にして入力することで、生
成多項式X4 +X+1にて割った余りの検査ビットを図
8(C)に示す如く1,X,X3 ,X4 の項の4ビット
の検査ビットを得、情報ビットも図8(C)に示す如く
次数を1つあげたX5 〜X12のものとし送信する。
【0020】受信側の図1の誤り訂正回路2のシンドロ
ーム計算回路20としては、図3に示す如き、図7の従
来例のシンドローム計算回路に、入力切り替えの為にア
ンド回路80,81を設けたものを使用する。
【0021】このシンドローム計算回路20のアンド回
路80,81には図4(B)に示す如き切替信号が入力
しており、図4(A)に示す符号語が送られてくると、
先頭よりX12〜X3 の項はアンド回路80を介してEX
ーOR71に入力し、Xと1の項はアンド回路81を介
して普通の入力の如くEXーOR70に入力し、1ブロ
ックの信号を入力し終わると図4(C)に示すクリア信
号でクリアされるが、クリアされる前の値を、生成多項
式X4 +X+1にて割ったシンドロームとする。
【0022】この場合、送信側の変則短縮BCH符号器
1より送信する符号語は、シンドローム計算回路20に
てシンドロームを求めた時、位相が反転しなければ、図
9に示すガロア体の冪表現α2 のベクトル表現の010
0は表れなくしてあるので、初期設定時、シンドローム
として0100が表れると位相反転したとして位相を確
定し、以後はシンドロームの値にて誤り訂正部21にて
誤りを訂正するようにする。
【0023】勿論、検査ビットを求める符号器として図
2に示すものを用い、シンドローム計算回路としては図
3に示すものを用いると、シンドロームは、図7の従来
例のシンドローム計算回路と同じく誤り場所を示すもの
となる。
【0024】即ち、位相が反転しているかどうかを検出
し位相を確定するのに、位相反転検出回路を用いずに可
能となるので、回路規模が小さくて位相を確定すること
が出来るようになる。
【0025】
【発明の効果】以上詳細に説明せる如く本発明によれ
ば、回路規模が小さくて位相が反転しているかどうかを
検出し位相を確定することが出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の原理ブロック図、
【図2】は本発明の実施例の検査ビットを求める符号器
のブロック図、
【図3】は本発明の実施例のシンドローム計算回路の回
路図、
【図4】は図3の各部のタイムチャート、
【図5】は従来例の短縮BCH符号を用い誤り訂正を行
う回路のブロック図、
【図6】は従来例の検査ビットを求める符号器のブロッ
ク図、
【図7】は従来例のシンドローム計算回路の回路図、
【図8】は1例の各種BCH符号を示す図、
【図9】はαがX4 +X+1の根の場合のガロア体のα
の冪表現に対するベクトル表現を示す図である。
【符号の説明】
1は変則短縮BCH符号器、1’は短縮BCH符号器、
2,2’は誤り訂正回路、20,20’はシンドローム
計算回路、21は誤り訂正部、30は位相反転検出回
路、40〜43,60〜63はフリップフロップ、50
〜53,70,71は排他的論理和回路、80,81は
アンド回路を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変則短縮BCH符号器(1)にて、被除
    数X11+X10+・・・X4 を、符号ビット数15に対す
    る生成多項式X4 +X+1にて割った余りの4ビットを
    検査ビットとし、入力する8ビットの情報ビットの次に
    該4ビットの検査ビットを送るようにした1ブロック1
    1次の短縮BCH符号の、Xと1の項はその儘で、X2
    〜X11の項は次数を1つ上げた変則短縮BCH符号語を
    作り送信し、 受信側の誤り訂正回路(2)では、送られてきた変則短
    縮BCH符号語の内X11+X10+・・・X3 の項は、入
    力信号を上記生成多項式X4 +X+1にて割りシンドロ
    ームを求め求めたシンドロームを誤り訂正部(21)に
    送り誤りを訂正させるシンドローム計算回路(21)
    の、通常の入力より一桁上に入力し、Xと1の項は通常
    の入力に入力し、求めたシンドローム値がガロア体の冪
    表現α2 のベクトル表現の0100の時は、誤り訂正部
    (21)では位相反転と判定して位相を確定することを
    特徴とする短縮BCH符号誤り訂正方式の位相確定方
    法。
JP11704992A 1992-05-11 1992-05-11 短縮bch符号誤り訂正方式の位相確定方法 Withdrawn JPH05315972A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990803