JPH0613915A - 誤り検出方法 - Google Patents

誤り検出方法

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Publication number
JPH0613915A
JPH0613915A JP16719292A JP16719292A JPH0613915A JP H0613915 A JPH0613915 A JP H0613915A JP 16719292 A JP16719292 A JP 16719292A JP 16719292 A JP16719292 A JP 16719292A JP H0613915 A JPH0613915 A JP H0613915A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bits
crc
bit
information
shift register
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16719292A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Yamada
大輔 山田
Osamu Kato
修 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP16719292A priority Critical patent/JPH0613915A/ja
Publication of JPH0613915A publication Critical patent/JPH0613915A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 情報ビット中にエラーが存在するにもかかわ
らず、正しく受信されたと判断する誤受信率を低減でき
る誤り検出方法を提供する。 【構成】 情報ビット4に対して、CRC符号器1の各
シフトレジスタの初期値をある値としてCRCビット5
を生成し、CRC符号器1の各シフトレジスタの初期値
をCRCビット5とは異なる値としてCRCビット6を
生成する。受信側では、両方のCRC規則が成立した場
合に情報ビットが正しく受信したと判断する構成を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル無線伝送等
に使用する誤り検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の誤り検出方法の構成を示
している。図2において、10はCRC(Cyclic Redun
dancy Check)ビットであり、情報ビット9をI0〜I
k-1のkビットとして、(数1)をm次のCRC生成多
項式C(x)で除算した乗余多項式(数2)の係数P0
〜Pm-1のmビットで与えられる。
【0003】
【数1】
【0004】
【数2】
【0005】上記CRCビットの生成規則11で生成さ
れたCRCビットは、情報ビットとともに送信される。
受信側では、I0〜Ik-1、P0〜Pm-1に対する受信再生
ビットをI0′〜Ik-1′、P0′〜Pm-1′として(数
3)がC(x)で割り切れる場合に情報ビット(kビッ
ト)が正しく伝送されたと判断する。送信された情報ビ
ットおよびCRCビットにエラーが発生していなければ
(数3)は、(数4)と等しく、送信側におけるP0
m-1の生成規則からして、C(x)で割り切れる。
【0006】
【数3】
【0007】
【数4】
【0008】このように従来の誤り検出方法では、送信
された情報ビットおよびCRCビットにエラーの発生が
ない場合には、受信側で、情報ビットにエラーの発生が
なく、正しく受信されたことを判断できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
誤り検出方法では、受信ビットパターンと送信ビットパ
ターンの差、すなわち(数5)が、0でなくても、C
(x)で割り切れる場合には、エラーが発生しているに
もかかわらず情報ビット(kビット)が正しく伝送され
たと判断してしまう問題があった。
【0010】
【数5】
【0011】例えば、m=16の場合としてCCITT
の16ビットCRCの標準とされているCRC生成多項
式C(x)=x16+x12+x5+1を用いると、C
(x)=x16+x12+x5+1は、(x+1)を因数に
持つので、エラーパターン(数5)のe0〜ek+m-1のう
ち1であるものの個数が奇数個の場合は(数5)がC
(x)で割り切れることはないが、e0〜ek+m-1のうち
1であるものの個数が偶数個の場合は割り切れることも
ある。
【0012】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、情報ビット中にエラーが発生しているにも
かかわらず、情報ビットが正しく伝送されたと誤った判
断をする確率を低減できる誤り訂正方法の提供を目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、同一の情報ビットに対して、CRC生成
符号器の各シフトレジスタ(n個)の初期値を異なる値
として、各々CRCビットを生成して、情報ビットとと
もに送信し、受信側で、CRC規則が両者共に成立した
場合に、情報ビットが正しく伝送されたと判断する構成
を有する。
【0014】
【作用】したがって本発明によると、情報ビットI0
k-1に対して、CRC生成多項式C(x)のCRC符
号器のシフトレジスタ(n個)の初期値を異なる値と
し、CRC符号器に情報ビット(kビット)を入力し、
入力が完了したときのシフトレジスタの値P0〜Pn-1
nビットおよびR0〜Rn-1のnビットを生成し、情報ビ
ットとともに、2nビットのCRCビットを送信し、I
0〜Ik-1、P0〜Pn-1、R0〜Rn-1に対する受信再生ビ
ットをI0′〜Ik-1′、P0′〜Pn-1′、R0′〜
n-1′として、I0′〜Ik-1′を用いてCRCビット
(P0″〜Pn-1″、R0″〜Rn-1″)を生成し、P0
〜Pn-1′とP0″〜Pn-1″およびR0′〜Rn -1′と
0″〜Rn-1″の両方ともが一致した場合に情報ビット
(kビット)が正しく伝送されたと判断するので、情報
ビット中にエラーが発生しているにもかかわらず情報ビ
ットが正しく伝送されたと誤った判断をする確率を低減
するように作用する。
【0015】
【実施例】図1は本発明の一実施例の誤り検出方法の構
成を示している。図1において、5は、CRCビットで
あり、情報ビット4をI0〜Ik-1のkビットとして、C
RC符号器1の各シフトレジスタ2の初期値をある値
(例えば0)にして、CRC符号器1に情報ビット4
(kビット)を入力し、入力が完了したときのシフトレ
ジスタ2の値P0〜Pn-1のnビットで与えられる。6も
CRCビットであり、上記I0〜Ik-1に対して、CRC
符号器1の各シフトレジスタ2の初期値をCRCビット
5とは異なる値にして、CRC符号器に情報ビット4
(kビット)を入力し、入力が完了したときのシフトレ
ジスタ2の値R0〜Rn-1のnビットで与えられる。生成
されたCRCビット(2nビット)は、情報ビットとと
もに送信される。受信側では、I0〜Ik-1、P0
n-1、R0〜Rn-1に対する受信再生ビットをI0′〜I
k-1′、P0′〜Pn-1′、R0′〜Rn-1′として、I0
〜Ik-1′を用いてCRC符号器1を用いてCRCビッ
ト(P0″〜Pn-1″、R0″〜Rn-1″)を生成し、
0′〜Pn-1′とP0″〜Pn-1″およびR0′〜Rn-1
とR0″〜Rn-1″の両方ともが一致した場合に情報ビッ
ト(kビット)が正しく伝送されたと判断する。
【0016】一般に、回線ビットエラー率は、劣悪な無
線回線でも数%以下であり、情報ビットI0〜Ik-1に発
生するエラー個数の確率分布は、エラー個数が小さい値
である程、確率が大きいような分布となる。したがっ
て、エラー個数が小さい値に対して、P0′〜Pn-1′と
0″〜Pn-1″が一致し、かつR0′〜Rn-1′とR0
〜Rn-1″が一致しないようにCRC符号器の各シフト
レジスタの初期値を設定することで、情報ビット中にエ
ラーが発生しているにもかかわらず情報ビットが正しく
伝送されたと誤った判断をする確率を低減できる。ま
た、n=8とすれば、CRCビット数は、2種類のCR
Cの合計で16ビットとなり、従来例での16ビットC
RCを用いる場合(m=16)と比較して符号化による
伝送速度の上昇率は等しい。
【0017】このように本実施例によると、情報ビット
に対して、CRC符号器の各シフトレジスタの初期値を
ある値として第1のCRCビットを生成し、CRC符号
器の各シフトレジスタの初期値を第1のCRCビットと
は異なる値として第2のCRCビットを生成し、受信側
では両方のCRC規則が成立した場合に正しく受信した
と判断するので、エラーがあるにもかかわらず正しく受
信したと判断する誤受信率を低減できる。
【0018】なお、本実施例では、情報ビットに対して
生成するCRCビットは2通りとしたが、3通り以上の
場合も同様な効果が得られることは明らかである。
【0019】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、情報ビットに対して、同一の多項式を用いるがCR
C符号器の各シフトレジスタの初期値を異なる値にし
て、CRCビットを生成し、受信側では、両方のCRC
規則が成立した場合に、情報ビットが正しく伝送された
と判断しているので、情報ビット中にエラーが発生して
いるにもかかわらず情報ビットが正しく伝送されたと誤
った判断をする確率を低減する誤り検出方法を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の誤り検出方法の構成を示す
ブロック図および信号フォーマット図
【図2】従来の誤り検出方法における信号フォーマット
【符号の説明】
1 CRC符号器 2 シフトレジスタ 5 CRCビット(第1のCRCビット) 6 CRCビット(第2のCRCビット)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報ビット(kビット)に対して、n次の
    CRC生成多項式C(x)でCRC符号器の各シフトレ
    ジスタ(n個)の初期値を第1の値として、nビットの
    第1のCRCビットを生成し、また、CRC符号器の各
    シフトレジスタ(n個)の初期値を第2の値として、n
    ビットの第2のCRCビットを生成し、情報ビットとと
    もにCRCビット(合計2nビット)を送信し、受信側
    で情報ビット、2nビットのCRCビットに対してC
    (x)で定まるCRC規則が成立した場合に、情報ビッ
    トが正しく伝送されたと判断する誤り検出方法。
JP16719292A 1992-06-25 1992-06-25 誤り検出方法 Pending JPH0613915A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5892340A (en) * 1996-06-07 1999-04-06 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Vehicle sliding door opening/closing control device
US5898284A (en) * 1996-06-12 1999-04-27 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Vehicle sliding door opening/closing control device
US9407289B2 (en) 2012-10-04 2016-08-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Method of operating cyclic redundancy check in memory system and memory controller using the same
US10122303B2 (en) 2012-04-18 2018-11-06 Mitsuba Corporation Motor control device

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US5898284A (en) * 1996-06-12 1999-04-27 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Vehicle sliding door opening/closing control device
US10122303B2 (en) 2012-04-18 2018-11-06 Mitsuba Corporation Motor control device
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