JP2755061B2 - フレーム同期方式 - Google Patents

フレーム同期方式

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JP2755061B2
JP2755061B2 JP4234449A JP23444992A JP2755061B2 JP 2755061 B2 JP2755061 B2 JP 2755061B2 JP 4234449 A JP4234449 A JP 4234449A JP 23444992 A JP23444992 A JP 23444992A JP 2755061 B2 JP2755061 B2 JP 2755061B2
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久保  直人
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル無線通信シ
ステムにおけるビットインタリーブ変換を行ったディジ
タル信号のフレーム同期方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビットインタリーブ変換を行った
ディジタル信号のフレーム同期を確立するためには、図
2のような構成をとっていた。まず、送信側では、入力
信号を符号化回路1においてブロック符号に誤り訂正符
号化を行った後に、受信側で誤同期を防止するために、
特定ビット反転回路2Aにて全てのワードに対してある
特定の位置のビットを反転する。インタリーブ回路3で
は、特定ビット反転回路2Aの出力信号に対しインタリ
ーブ変換を行い、無線回線へ送出する。次に、受信側で
は、無線回線を介して伝送されてきた信号を(1−N)
変換回路で1列の信号からN列の信号列に変換する。こ
のN列の信号列はN個の割算回路5−1〜5−Nにて、
ある特定の生成多項式により割算され、次に誤同期防止
のため送信側である特定の位置のビットを反転したこと
による影響をシンドローム・パターン補正回路16−1
〜16−Nで補正し、さらに同期検出回路7−1〜7−
Nで同期が確立しているかどうかを判断する。タイミン
グ信号発生回路8では、N個の同期検出回路の同期が確
立している場合に出力される信号を入力し、これにより
インタリーブのフレームの区切りを表わすタイミング信
号を発生する。このタイミング信号を元にデインタリー
ブ回路9でインタリーブ逆変換を行い、また誤り訂正回
路10では伝送路上で発生した誤りの訂正を行って信号
を出力していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のインタリー
ブ用フレーム同期回路では、送信側で誤同期防止のため
に反転されるビットの位置が全てのワードにおいて同じ
であるため、(1−N)変換後のN列全ての信号列に対
してワード同期を確立し、タイミング信号発生回路にお
いては、N個の同期検出回路から同期が確立している場
合に出力される信号を入力し、これによりインタリーブ
のフレームの区切を表すタイミング信号を発生させなけ
ればならなかったので、割算回路がN個必要となり、回
路規模がたいへん大きくなるという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のフレーム同期方
式は、ブロック符号を用いて誤り訂正を行なう機能と、
バースト誤りの分散を図るインタリーブ変換を施す機能
とを有するディジタル無線通信システムのフレーム同期
方式において、送信側には、ブロック符号を用いて入力
信号を誤り訂正符号化し、符号語を出力する符号化回路
と、1ワード中のある任意の位置のビットを反転させる
可変ビット反転回路と、深さN(Nは自然数)のインタ
リーブ変換を行うインタリーブ回路とを備え、受信側に
は、タイミング信号に基づき受信信号1例をN列に変換
する(1−N)変換回路と、前記(1−N)変換回路に
てN列に変換された信号を入力しシンドローム・パター
ンを得る割算回路と、送信側で符号化後の信号に対して
任意の位置のビットを反転した信号に対応するシンドロ
ーム・パターンを補正する1個の補正回路を含むN個の
シンドローム・パターン補正回路と、前記シンドローム
・パターン補正回路からの補正されたシンドローム・パ
ターンによりワード同期を確立するN個の同期検出回路
と、前記N個の同期検出回路のうちどの同期検出回路で
同期が確立しているかを判定し、前記(1−N)変換回
路に入力される前記タイミング信号を発生するタイミン
グ信号発生回路と、送信側で行ったインタリーブ変換の
逆変換であるデインタリーブ変換を行うデインタリーブ
回路と、無線伝送路で生じた誤りを訂正する誤り訂正回
路とを備えている。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の一実施例のブロック図である。図
1に示す実施例は送信側は符号化回路1、可変ビット反
転回路2、インタリーブ回路3を備え、受信側は(1−
N)変換回路4、割算回路5、シンドローム・パターン
補正回路16−1〜16−N、同期検出回路7−1〜7
−N、タイミング信号検出回路8、デインタリーブ回路
9、誤り訂正回路10を備えている。符号化回路1で
は、入力信号を誤り訂正符号化する。可変ビット反転回
路2では、受信側で誤同期を防止するため、符号化回路
1で符号化された後の信号の任意の位置のビットをイン
タリーブ回路3からのタイミング信号により反転する。
インタリーブ回路3では、可変ビット反転回路2からの
信号Nブロック分のビットに対してインタリーブ変換を
行い、無線回線へ送出する。
【0006】無線回線を介して伝送されてきた受信信号
は、(1−N)変換回路4及びデインタリーブ回路9に
入力される。(1−N)変換回路4では、受信信号をタ
イミング信号発生回路8からのタイミング信号を元にし
て1列の信号からN列の信号列に変換する。このN列の
信号列のうち、いずれか1列の信号が割算回路5に入力
され、ある特定の生成多項式により割算される。シンド
ローム・パターン補正回路6−1〜6−Nでは、送信側
において符号化後に可変ビット反転回路2における任意
のビットの反転がシンドローム・パターンに及ぼす影響
を取り除くように割算回路5からの出力を送信側の可変
ビット反転回路2で反転されたビットの位置によってそ
れぞれ補正して出力する。補正されたシンドローム・パ
ターンは同期検出回路7−1〜7−Nにそれぞれ入力さ
れ、シンドローム・パターンが全て“0”にである確率
があるしきい値以上であるかどうかを判断し、正しくワ
ード同期が確立しているかどうかを検出する。タイミン
グ信号発生回路8では、N個の同期検出回路7−1〜7
−Nからの検出結果により、(1−N)変換回路4にて
N列に変換され割算回路5に入力された信号が、N個の
シンドローム・パターン補正回路6−1〜6−Nのうち
どの補正回路で正しく補正されているかを判断すること
により、インタリーブのフレーム周期のタイミング信号
を発生する。このタイミング信号に基づき、デインタリ
ーブ回路9ではインタリーブ逆変換を行う。誤り訂正回
路10ではインタリーブにより誤りが分散された信号を
逆変換して、伝送路上でバースト的に誤りが発生した信
号の誤りを訂正する。
【0007】さて、伝送路上での誤りがない場合には、
(1−N)変換回路4にてN列に変換されるそれぞれの
信号列は、送信側の可変ビット反転回路2の出力であ
る、任意の位置のビットが反転された符号語となってい
る。また、(1−N)変換回路4にてN列の信号列に変
換するタイミングは、ワード同期が確立してタイミング
信号発生回路8からのタイミング信号が供給されるまで
フリーラン状態にある。したがって、インタリーブのフ
レームの先頭ビットがN列の信号列のどの信号列に入力
されるか一意に決まらず、N通りの場合がある。割算回
路5から出力される結果にもN通りの場合がある。
【0008】ここで、伝送路上での誤りはないものと
し、送信側の可変ビット反転回路2で反転されるビット
の位置が全て同じ場合には、割算回路5から出力される
シンドローム・パターンはN通りのいずれの場合も同じ
ものとなり、インタリーブのフレームの区切りを検出す
ることはできないが、送信側の可変ビット反転回路2で
反転されるビット位置を、1つのインタリーブのフレー
ムを構成するN個のワード毎に全て異ならせることによ
り、割算回路5に入力される信号がN列のうちいずれの
信号であるかによって割算回路5から出力されるシンド
ローム・パターンはそれぞれ異なる。よって、可変ビッ
ト反転回路2で任意のビットが反転されたことによりシ
ンドローム・パターンへの影響を打ち消すための補正方
法は、ビット反転位置がN通りあるのでN個存在する。
このN個の補正方法をシンドローム・パターン補正回路
6−1〜6−Nとして用意しておけば、例えばシンドロ
ーム・ワターン補正回路のi番目が反転しているとすれ
ば、そのi番目のシンドローム・パターン補正回路のみ
で正しく補正が行われ、同期検出回路7−1〜7−Nに
て同期が確立していることが検出されるのは1列だけで
ある。このことから、割算回路5に入力された信号列
が、インタリーブのフレームを構成するN個のワードの
うち何番目のワードであるかが分かり、デインタリーブ
の基準となるタイミング信号を発生することができる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明のフレーム同
期方式では、受信側で誤同期防止のために行われるビッ
トの反転位置を、インタリーブのフレームを構成するN
個のワード毎に全て異ならせることにより、インタリー
ブのフレーム同期を確立するために割算回路をN個分用
意する必要がなく、従来に比べて回路規模を縮小できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来のフレーム同期方式のブロック図である。
【符号の説明】
1 符号化回路 2 ァヘンビット反転回路 2A 特定ビット反転回路 3 インタリーブ回路 4 (1−N)変換回路 5 割算回路 6−1〜6−N,16−1〜16−N シンドローム
・パターン補正回路 7−1〜7−N 同期検出回路 8 タイミング信号発生回路 9 デインタリーブ回路 10 誤り訂正回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 7/08 H03M 13/22 H04L 1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロック符号を用いて誤り訂正を行なう
    機能と、バースト誤りの分散を図るインタリーブ変換を
    施す機能とを有するディジタル無線通信システムのフレ
    ーム同期方式において、送信側には、ブロック符号を用
    いて入力信号を誤り訂正符号化し、符号語を出力する符
    号化回路と、1ワード中のある任意の位置のビットを反
    転させる可変ビット反転回路と、深さN(Nは自然数)
    のインタリーブ変換を行うインタリーブ回路とを備え、
    受信側には、タイミング信号に基づき受信信号1例をN
    列に変換する(1−N)変換回路と、前記(1−N)変
    換回路にてN列に変換された信号を入力しシンドローム
    ・パターンを得る割算回路と、送信側で符号化後の信号
    に対して任意の位置のビットを反転した信号に対応する
    シンドローム・パターンを補正する1個の補正回路を含
    むN個のシンドローム・パターン補正回路と、前記シン
    ドローム・パターン補正回路からの補正されたシンドロ
    ーム・パターンによりワード同期を確立するN個の同期
    検出回路と、前記N個の同期検出回路のうちどの同期検
    出回路で同期が確立しているかを判定し、前記(1−
    N)変換回路に入力される前記タイミング信号を発生す
    るタイミング信号発生回路と、送信側で行ったインタリ
    ーブ変換の逆変換であるデインタリーブ変換を行うデイ
    ンタリーブ回路と、無線伝送路で生じた誤りを訂正する
    誤り訂正回路とを備えていることを特徴とするフレーム
    同期方式。
  2. 【請求項2】 前記可変ビット反転回路が反転させるビ
    ットの位置をインタリーブのフレームを構成するN個の
    ワード毎に異ならせることにより受信側でフレーム同期
    を確立することを特徴とする請求項1記載のフレーム同
    期方式。
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JPH11145945A (ja) 1997-11-12 1999-05-28 Fujitsu Ltd 符号化フレーム同期方法及び符号化フレーム同期回路
BR0006859B1 (pt) 1999-06-25 2015-02-10 Samsung Electronics Co Ltd Aparelho e método para codificação de canal e multiplexação em sistema de comunicação cdma e dispositivo para recepção de canal

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