JPH0761059B2 - ルート識別方式 - Google Patents

ルート識別方式

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JPH0761059B2
JPH0761059B2 JP63251337A JP25133788A JPH0761059B2 JP H0761059 B2 JPH0761059 B2 JP H0761059B2 JP 63251337 A JP63251337 A JP 63251337A JP 25133788 A JP25133788 A JP 25133788A JP H0761059 B2 JPH0761059 B2 JP H0761059B2
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JP
Japan
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bit
specific bit
inverted
error
route
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JP63251337A
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久保  直人
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NEC Corp
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NEC Corp
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Publication of JPH0761059B2 publication Critical patent/JPH0761059B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はルート識別方式に関し、特にディジタル無線通
信システムにおけるルート識別方式に関する。
〔従来の技術〕
無線通信システムでは、フェージングにより受信電界が
低下し、併設ルート,分岐ルート等他ルートからの干渉
信号を正規のルートの受信信号と誤って受信してしまう
可能性がある。ディジタル無線通信システムでは、通
常、無線区間の監視制御用の副データ信号を主データ信
号に多重化して伝送しているので、副データ信号中にル
ート識別コードを含ませ、回線の受端でこのルート識別
コードを検出することにより受信したデータ信号が正規
のルートで伝送されたデータ信号であることを確認する
ルート識別方式が用いられてきた。
ところで、伝送すべきデータ信号を誤り訂正符号化して
送出し受信側で誤り訂正復号するフォワード・エラー・
コレクション(forward error correction;FEC)が行わ
れており、誤り訂正符号にブロック符号を用いる場合、
各符号語中の特定位置のビットを反転して送出し、反転
したビットの位置に基づいて受信側でワード同期するワ
ード同期方式が知られている。このワード同期方式は、
各符号語中の特定位置のビットが反転して送出されてい
る前提のもとで誤り訂正復号が行われ、ワード同期が外
れていれば(伝送符号誤りを無視すれば)各符号語ごと
に必ずビット誤りが発生するので、誤り同期防止性能が
高い。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のルート識別方式は、主データ信号にルー
ト識別コードを多重化して伝送する必要があるので、回
線の伝送効率が低下する欠点がある。
本発明の目的は、上述したワード同期方式をとるFECを
行うディジタル無線通信システムにおいてルート識別コ
ードのような特別なビットを伝送することなしにルート
識別ができるルート識別方式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のルート識別方式は、伝送すべきデータ信号を誤
り訂正符号化する符号器及びこの符号器から入力した誤
り訂正符号語のあらかじめ定めた位置の特定ビットを反
転する特定ビット反転器を送信側に備え、 前記送信信号を受け生成多項式で割算しその余りを計算
し、前記特定ビットが反転された場合にシンドローム・
パターンを出力せず、前記特定ビットが反転されない場
合にシンドローム・パターンを出力する割算回路と、 前記割算回路の出力を受け前記特定ビットが反転された
場合に、前記特定ビットに対応するビットを修正しシン
ドローム・パターンを出力するビットパターン修正回路
と、 前記ビットパターン修正回路の出力するシンドローム・
パターンによりワードの同期を確立し誤り位置を検出す
る同期検出回路と、 前記同期検出回路の出力より得られる誤り位置情報によ
り誤り訂正復号するFEC復号器とを受信側に備えたディ
ジタル通信システムにおいて、 前記特定ビットの位置をそれぞれのルートで異ならせる
ことによりルート識別を行うように構成される。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。
第1図に示す実施例は、FEC符号器1,特定ビット反転器
2及び変調器3を送信側に備え、復調器4,割算回路5,ビ
ットパターン修正回路6,同期検出回路7,FEC復号器8及
び排他的論理和回路9を受信側に備えて構成されてい
る。
FEC符号器1は伝送すべきデータ信号をブロック符号に
誤り訂正符号化する。特定ビット反転器2は、FEC符号
器1から入力した各符号語の特定の位置のビットを反転
して変調器3へ出力する。ビットを反転する特定の位置
は、ディジタル無線通信システムにおけるそれぞれのル
ートを示すルート識別コードに対応して、ルートごとに
異らせて設定される。変調器3は入力したデータ信号で
変調した変調信号を無線回線(図示せず)へ送出する。
復調器4は無線回線で伝送されてきた変調信号を復調し
てデータ信号を出力する。このデータ信号は、伝送符号
誤りを無視すれば、変調器3に入力したデータ信号と同
じデータ信号である。割算回路5は、復調器4から入力
したデータ信号を同期検出回路7から指定されたタイミ
ングで符号語の長さにブロック化し、各ブロックを生成
多項式で割算して余りを出力する。ブロック化のタイミ
ングが正しくワード同期していて各ブロックが符号語に
一致し、しかも、特定ビット反転器2による特定ビット
の反転もなければ、割算回路5の出力はシンドロームで
あり、伝送符号誤りがないとき“0"になる。しかし、特
定ビット反転器2による特定ビットの反転のため、ワー
ド同期が正しくとれていて伝送符号誤りがないとき、割
算回路5の出力は“0"にならない。
ビットパターン修正回路6は、特定ビット反転器2での
特定ビットの反転によってシンドロームが受ける変化を
元に戻すように割算回路5の出力したビットパターンを
修正して出力する。この修正のための論理操作はビット
パターン修正回路6に入力するルート識別コード、いい
かえれば、特定ビット反転器2においてビットを反転す
る特定の位置によって一義的に定まる。割算回路5のワ
ード同期が正しければ、ビットパターン修正回路6の出
力はシンドロームである。
同期検出回路7は、ビットパターン修正回路6からの
“0"以外の発生確率があるしきい値以上のときワード同
期が正しくないとして割算回路5のブロック化のタイミ
ングを修正し、ワード同期がとれたと判断すると、ビッ
トパターン修正回路6からの入力をシンドロームとして
FEC復号器8へ出力し、又、符号語中の反転されている
ビットに対応する復号されたビットのタイムスロットで
のみ“1"となりその他のビットに対応する復号されたビ
ットのタイムスロットでは“0"となる信号を排他的論理
和回路9へ出力する。
FEC復号器8は、同期検出回路7から入力したシンドロ
ームを用いて復調器4からのデータ信号を復号すること
により伝送符号誤りを訂正する。FEC復号器8が出力し
たデータ信号中の反転されているビットのタイムスロッ
トでは排他的論理和回路9の一方の入力が“1"になって
いるので、反転されているビットは排他的論理和回路9
で再び反転され、排他的論理和回路9が出力するデータ
信号は、伝送符号誤りが訂正された特定ビットの反転が
元に戻された、伝送されたデータ信号となっている。
復調器4が他ルートからのデータ信号を誤って出力した
場合、このデータ信号はビットパターン修正回路6に入
力するルート識別コードに対応する特定ビットの反転が
送信側でなされていないので、ビットパターン修正回路
6の出力が正しいシンドロームになることはなく、従っ
て、ワード同期がとれたと同期検出回路7が判断するこ
とがないので、他ルートからのデータ信号を正規のルー
トで伝送されたデータ信号であると誤認することはな
い。
データ信号がN1列並列に伝送され、1符号語中各列の最
大N2ビットを反転するものとし、ワード同期のため1符
号語中最小1ビットは反転するものとすれば2N1・N2−1
通りのルート識別が可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、ワード同期のために反転
するビットの位置をルートごとに異らせることにより、
ルート識別コードのような特別なビットを伝送すること
なくルート識別ができ、回線の伝送効率を向上できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。 1……FEC符号器、2……特定ビット反転器、3……変
調器、4……復調器、5……割算回路、6……ビットパ
ターン修正回路、7……同期検出回路、8……FEC復号
器、9……排他的論理和回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送すべきデータ信号を誤り訂正符号化す
    る符号器及びこの符号器から入力した誤り訂正符号語の
    あらかじめ定めた位置の特定ビットを反転する特定ビッ
    ト反転器を送信側に備え、 前記送信信号を受け生成多項式で割算しその余りを計算
    し、前記特定ビットが反転された場合にシンドローム・
    パターンを出力せず、前記特定ビットが反転されない場
    合にシンドローム・パターンを出力する割算回路と、 前記割算回路の出力を受け前記特定ビットが反転された
    場合に、前記特定ビットに対応するビットを修正しシン
    ドローム・パターンを出力するビットパターン修正回路
    と、 前記ビットパターン修正回路の出力するシンドローム・
    パターンによりワードの同期を確立し誤り位置を検出す
    る同期検出回路と、 前記同期検出回路の出力より得られる誤り位置情報によ
    り誤り訂正復号するFEC復号器とを受信側に備えたディ
    ジタル通信システムにおいて、 前記特定ビットの位置をそれぞれのルートで異ならせる
    ことによりルート識別を行うことを特徴とするルート識
    別方式。
JP63251337A 1988-10-04 1988-10-04 ルート識別方式 Expired - Lifetime JPH0761059B2 (ja)

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JP63251337A JPH0761059B2 (ja) 1988-10-04 1988-10-04 ルート識別方式

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JPH0298245A JPH0298245A (ja) 1990-04-10
JPH0761059B2 true JPH0761059B2 (ja) 1995-06-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05122109A (ja) * 1991-10-29 1993-05-18 Nec Corp ルート識別方式
JPH08195736A (ja) * 1995-01-13 1996-07-30 Nec Corp 通信システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61287345A (ja) * 1985-06-13 1986-12-17 Fujitsu Ltd 異ル−ト信号停止方式

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