JPH05314003A - キャッシュメモリ装置 - Google Patents

キャッシュメモリ装置

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Publication number
JPH05314003A
JPH05314003A JP4121627A JP12162792A JPH05314003A JP H05314003 A JPH05314003 A JP H05314003A JP 4121627 A JP4121627 A JP 4121627A JP 12162792 A JP12162792 A JP 12162792A JP H05314003 A JPH05314003 A JP H05314003A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cache memory
address
memory
accessing
cache
Prior art date
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Pending
Application number
JP4121627A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nakano
孝 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4121627A priority Critical patent/JPH05314003A/ja
Publication of JPH05314003A publication Critical patent/JPH05314003A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャッシュメモリを効率的に使用することが
できるキャッシュメモリ装置を得る。 【構成】 主記憶アドレスであるメモリをアクセスする
アドレス1の一部とソフトウェアに与えられた個別の識
別コード3を受けて、キャッシュメモリ2をアクセスす
るアドレスを生成する演算回路4と、この演算回路4の
演算方法を指示する情報5aを格納するレジスタ5を備
え、キャッシュメモリ2をアクセスする際に、レジスタ
5からの情報5aに基づいて、演算回路4からキャッシ
ュメモリ2をアクセスするカラムアドレス4aを得るよ
うにしたものである。 【効果】 キャッシュメモリのリプレース頻度を低下さ
せ、キャッシュメモリのヒット率を向上させることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、キャッシュメモリを
備える情報処理装置に関し、特にキャッシュメモリを効
率的に使用するための技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、例えば丸善株式会社発行、「コ
ンピュータソフトウェア事典」の“バッファ記憶”の章
(第672頁)に開示された従来のキャッシュメモリ装
置の概略構成を示すブロック図である。図において、1
はメモリをアクセスするアドレス(主記憶アドレス)、
1aはキャッシュタグアドレス、1bはキャッシュタグ
をアクセスするアドレス、2はキャッシュタグメモリ
(キャッシュメモリ)、2aはキャッシュタグメモリ2
の1ラインである。
【0003】従来のキャッシュメモリ装置においては、
キャッシュメモリをアクセスするためのカラムアドレス
(CA)を生成するのに、主記憶アドレスであるメモリ
をアクセスするアドレス1の一部のみを固定的に使用し
ていた。そのために、ブロックアドレス(主記憶アドレ
ス)が異なっていても、カラムアドレスが同一であるな
らば、同一カラムのキャッシュブロック、例えばカラム
アドレス(CA)=0000の時、キャッシュブロック
であるR0C0、R1C0、R2C0、R3C0等のい
ずれかを使用する。
【0004】一般に、幾つかのサブルーチンに分かれた
ソフトウェアを実行すると、各サブルーチンの先頭アド
レスは“ブロックアドレス+下位ビット=オール0”で
始まることが多い。各サブルーチンがすべてのカラムア
ドレスを使用すれば、キャッシュメモリの使用効率は上
がることになるが、サブルーチンによってはカラムアド
レスの大きい部分を使用しないことがあり、そのため
に、キャッシュメモリの使用効率を低下させてしまうこ
とになる。そして、使用するカラムアドレスのビットと
して、より多くのビットのカラムアドレスを使用した場
合に、カラムアドレスの大きい部分のキャッシュブロッ
クとカラムアドレスの小さい部分のキャッシュブロック
の使用頻度の差は顕著に現われることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
キャッシュメモリ装置では、アドレス(主記憶アドレ
ス)の一部をキャッシュメモリのカラムアドレスとして
使用しているために、複数のページを使用して実行され
るソフトウェアは、キャッシュメモリ内の低カラムアド
レスをアクセスする頻度が多くなる。そのために、キャ
ッシュメモリの低カラムアドレスの部分のリプレースが
頻繁に発生し、キャッシュミスを引き起こしやすいとい
う問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、キャッシュメモリを効率的に使
用することができるキャッシュメモリ装置を得ることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるキャッ
シュメモリ装置は、メモリをアクセスするアドレスの一
部とソフトウェアに与えられた個別の識別コードとを受
けて、キャッシュメモリをアクセスするアドレスを生成
する演算回路と、この演算回路に対して演算方式を指定
する情報を格納するレジスタを備え、キャッシュメモリ
をアクセスする際に、レジスタからの情報に基づいて、
演算回路からキャッシュメモリをアクセスするカラムア
ドレスを得るようにしたものである。
【0008】
【作用】この発明におけるキャッシュメモリ装置では、
演算回路は、メモリをアクセスするアドレスの一部とソ
フトウェアに与えられた個別の識別コードとを入力し、
かつレジスタからの演算方式を指定する情報に基づいて
一定の演算を行う。そして、ソフトウェアがキャッシュ
メモリをアクセスする際に、個々のソフトウェアのゼロ
アドレスがキャッシュメモリの別個のカラムアドレスを
示すようにする。
【0009】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1はこの発明の第1の実施例であるキャッシュメ
モリ装置の概略構成を示すブロック図である。図におい
て、1はメモリをアクセスするアドレス(主記憶アドレ
ス)、1aはキャッシュタグアドレス、1bはキャッシ
ュタグをアクセスするアドレス、2はキャッシュタグメ
モリ(キャッシュメモリ)、2aはキャッシュタグメモ
リ2の1ライン、3はソフトウェアに付加された識別コ
ード、3aは識別コード3の情報、4はキャッシュタグ
をアクセスするアドレス1bと識別コード3の情報3a
とを入力としてキャッシュメモリ2のカラムアドレス4
aを決定する演算回路(演算器)、4aは演算回路4か
ら出力される情報であるキャッシュメモリ2をアクセス
するカラムアドレス、5はハードウェアによって演算回
路4の演算方法を指示する情報5aを格納するレジスタ
である。本実施例では、演算回路4は加算回路を想定し
ている。
【0010】図1に示されるキャッシュメモリ装置で
は、キャッシュメモリ2のカラムアドレス4aを生成す
る手段としては、主記憶アドレスであるメモリをアクセ
スするアドレス1の一部、すなわちアドレス1bと、ソ
フトウェアのプログラムに与えられた識別コード3の情
報3aとを演算回路4に入力し、この演算回路4を、レ
ジスタ5の内容である演算方法を指示する情報5aに基
づいて演算することにより、キャッシュメモリ2をアク
セスするカラムアドレス4aを得るようにしている。
【0011】上記したような手段により、複数のソフト
ウェアがあって、各ソフトウェアに示される主記憶アド
レス、すなわちメモリをアクセスするアドレス1の一部
であるアドレス1bが同一であっても、識別コード3の
情報3aが異なっていれば、キャッシュメモリ2をアク
セスするカラムアドレス4aは異なっている。つまり、
主記憶アドレスであるメモリをアクセスするアドレス1
の一部であるアドレス1bが小さいアドレス値を示して
いても、キャッシュメモリ2をアクセスするカラムアド
レス4aは必ずしも小さなアドレス値とはならない。
【0012】一般に、ソフトウェアの基点となるアドレ
スは「0」となることが多く、キャッシュメモリ2の低
カラムアドレス領域のアクセス頻度が高くなる傾向があ
る。ところで、この発明によるキャッシュメモリ装置で
は、複数のソフトウェアが主記憶アドレスであるメモリ
をアクセスするアドレス1における低アドレス領域を頻
繁にアクセスするようなことがあっても、キャッシュメ
モリ2をアクセスするアドレスが異なるために、キャッ
シュメモリ2のリプレース頻度が低下し、その結果、キ
ャッシュメモリ2のヒット率が向上する。
【0013】なお、上記第1の実施例では演算回路4と
して加算回路を使用した場合について説明したが、演算
回路4としては、シフト方向については左右どちら側で
もかまわないローテイトシフタを使用した場合でも良
く、上記第1の実施例と同様の機能を実現することがで
きる。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この発明のキャッシュメ
モリ装置によれば、メモリをアクセスするアドレスの一
部とソフトウェアに与えられた個別の識別コードとを受
けて、キャッシュメモリをアクセスするアドレスを生成
する演算回路と、この演算回路に対して演算方式を指定
する情報を格納するレジスタを備え、キャッシュメモリ
をアクセスする際に、レジスタからの情報に基づいて、
演算回路からキャッシュメモリをアクセスするカラムア
ドレスを得るように構成したので、キャッシュメモリを
効率的に使用することができ、また、キャッシュメモリ
のリプレース頻度を低下させて、高いヒット率でキャッ
シュメモリを使用することが可能になるなどの優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例であるキャッシュメモ
リ装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】従来のキャッシュメモリ装置の概略構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 メモリをアクセスするアドレス(主記憶アドレス) 1a キャッシュタグアドレス 1b キャッシュタグをアクセスするアドレス 2 キャッシュタグメモリ(キャッシュメモリ) 2a キャッシュタグメモリ2の1ライン 3 識別コード 3a 識別コード3の情報 4 演算回路(演算器) 4a キャッシュメモリ2をアクセスするカラムアドレ
ス 5 レジスタ 5a 演算回路4の演算方法を指示する情報

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリをアクセスするアドレスの一部と
    ソフトウェアによってプロセスに一意的に割り当てられ
    る識別コードとを受けて、キャッシュメモリをアクセス
    するアドレスを生成する演算回路と、この演算回路に対
    して演算方式を指定する情報を格納するレジスタを備
    え、プロセスによって上記キャッシュメモリをアクセス
    するゼロアドレスが異なるようにしたことを特徴とする
    キャッシュメモリ装置。
JP4121627A 1992-05-14 1992-05-14 キャッシュメモリ装置 Pending JPH05314003A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4121627A JPH05314003A (ja) 1992-05-14 1992-05-14 キャッシュメモリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4121627A JPH05314003A (ja) 1992-05-14 1992-05-14 キャッシュメモリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05314003A true JPH05314003A (ja) 1993-11-26

Family

ID=14815950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4121627A Pending JPH05314003A (ja) 1992-05-14 1992-05-14 キャッシュメモリ装置

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JP (1) JPH05314003A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08320830A (ja) * 1994-09-09 1996-12-03 Hitachi Ltd データ処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08320830A (ja) * 1994-09-09 1996-12-03 Hitachi Ltd データ処理装置

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