JPH05310150A - フォークリフトのエンジンフード開閉装置 - Google Patents

フォークリフトのエンジンフード開閉装置

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Publication number
JPH05310150A
JPH05310150A JP11894992A JP11894992A JPH05310150A JP H05310150 A JPH05310150 A JP H05310150A JP 11894992 A JP11894992 A JP 11894992A JP 11894992 A JP11894992 A JP 11894992A JP H05310150 A JPH05310150 A JP H05310150A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
engine hood
engine
hook
engagement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11894992A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Kakimoto
誠 柿本
Shigeo Matsui
茂生 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP11894992A priority Critical patent/JPH05310150A/ja
Publication of JPH05310150A publication Critical patent/JPH05310150A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】エンジンフードの開閉操作を簡単に行えるよう
にするとともに、把手による妨げを回避できるようにす
る。 【構成】車両本体に一側部が枢着されエンジンルームを
開閉するエンジンフード1と、エンジンフード1に形成
された貫通孔1aに摺動自在に挿通される脚部3cとエ
ンジンフード1の表面側に配置された握り部3aと裏面
側に配置されたストッパ3dとを有する把手3と、エン
ジンフード1の裏面に一端が枢支され他端がエンジンル
ーム内に設けられた係合部8と係合するフック6と、フ
ック6及びストッパ3dに連結され把手3が握り部3a
側方向へ移動したときにフック6と係合部8との係合を
解除するリンク杆7とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォークリフトのエン
ジンフード開閉装置の改良に関する。
【0002】
【従来技術】図5〜図7に示すように、大型フォークリ
フトにおけるエンジンルームは、一般に車両のほぼ中央
部に設けられ、その上部に取付けられたエンジンフード
11によってエンジンルームを開閉するよう構成されて
いる。このエンジンフード11は、その一側部が車両本
体にヒンジ12を介して枢着されるとともに、その他方
側には手で掴みやすいように表面より突出して把手13
が取付けられており、その把手13を持ちエンジンフー
ド11を上下方向へ回動させることによりエンジンルー
ムが開閉される。
【0003】また、エンジンルームを閉塞されていると
きには、エンジンフード11が固定されるようにロック
装置が装着されている。ここでのロック装置は、エンジ
ンフード11の表面側に設けられたロックボタン14及
びロック解除ボタン15と、エンジンフード11の表面
側に設けられ両ボタン14、15の押圧によりカム部1
6を介してエンジンフード11の裏面に沿って揺動する
揺動板17とからなり、エンジンルーム内には、ロック
ボタン14の押圧により揺動した揺動板17と係合する
係合板18が設けられている。
【0004】したがって、エンジンフード11を開放操
作するときには、ロック解除ボタン15を押圧して揺動
板17と係合板18との係合を解除した後、把手13を
持ち上げることによりエンジンフード11を回動させ
る。逆に、エンジンフード11を閉塞操作するときに
は、把手13を持ってエンジンフード11を下方へ回動
させた後、ロックボタン14を押圧して揺動板17と係
合板18とを係合させることによりエンジンフード11
を固定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
エンジンフード11の開閉操作は、把手13を持ってエ
ンジンフード11を回動させる動作と、ロックボタン1
4又はロック解除ボタン15を押圧する動作とを行う必
要がある。したがって、エンジンフード11の開放及び
閉塞のいずれの場合にも二つの動作を伴い煩雑であっ
た。
【0006】また、把手13はエンジンフード11上に
表面より突出して取付けられているため、エンジンフー
ド11上へ乗降するときやエンジンフード11上で作業
を行うときに把手が妨げとなることがあった。本発明は
上記問題に鑑み案出されたものであり、エンジンフード
の開閉操作を簡単に行えるようにするとともに、把手に
よる妨げを回避できるようにすることを解決すべき課題
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、車両本体に一側部が枢着されエンジンルーム
を開閉するエンジンフードと、該エンジンフードに形成
された貫通孔に摺動自在に挿通されるとともに前記エン
ジンフードの表面側に配置された握り部と裏面側に配置
されたストッパとを有する把手と、前記エンジンフード
の裏面に一端が枢支され他端が前記エンジンルーム内に
設けられた係合部と係合するフックと、該フック及び前
記ストッパに連結され前記把手が握り部側方向へ移動し
たときに前記フックと前記係合部との係合を解除するリ
ンク杆とからなるという新規な構成を採用している。
【0008】
【作用】本発明のエンジンフード開閉装置において、エ
ンジンルームを開放する場合には、把手の握り部を持ち
上げるとストッパがエンジンフードの裏面に当接するま
でエンジンフードの貫通孔を介して把手が移動し、これ
によりリンク杆を介して回動するフックと係合部との係
合が解除する。その状態でさらに把手を持ち上げると、
エンジンフードが回動しエンジンルームは開放する。し
たがって、把手の握り部を持ち上げる一連の動作によ
り、エンジンフードのロック解除操作及び回動操作が可
能となる。
【0009】そして、エンジンルームを閉塞する場合に
は、把手の握り部を持ってエンジンフードを下方へ回動
させることによりエンジンルームを閉塞した後、把手の
握り部から手を放す。これにより、把手はその自重によ
ってエンジンフードの貫通孔を介して下方へ移動し、エ
ンジンフードの表面より全体が突出しない状態となると
ともに、把手の移動に伴いリンク杆を介してフックが回
動し係合部と係合する。したがって、把手の握り部を持
ち下げて手放す一連の動作により、エンジンフードの回
動操作及びロック操作が可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1に本実施例に係るエンジンフード開閉装置の斜
視図を示し、図2にその一部断面側断面図を示し、図3
にフックの係合が解除された状態の図2に対応する一部
断面側断面図を示す。
【0011】図において、1はフォークリフトのエンジ
ンルームの上面を開閉するエンジンフードであって、こ
のエンジンフード1は車両前方側の一側部が本体フレー
ムにヒンジ2を介して回動自在に取付けられている。エ
ンジンフード1の後方部には、車両の左右方向に凹設さ
れた把手収納部1aが形成されているとともに、該把手
収納部1aの両側部にはそれぞれ貫通孔1bが設けられ
ている。
【0012】3は把手であって、この把手3はエンジン
フード1の把手収納部1a内に配置された杆状の握り部
3aを有し、該握り部3aの中央部はその両側に取付け
らたスペーサ3bによって把手収納部1a表面と離間し
ている。握り部3aの両端には、下方に延びる一対の脚
部3cが設けられ、該一対の脚部3cはエンジンフード
1の貫通孔1bに挿通されている。そして、エンジンフ
ード1の裏側に延出した脚部3cの先端には、両脚部3
cを連係するようにその両端が固定された板状のストッ
パ3dが取付けられている。したがって、この把手3
は、スペーサ3aが把手収納部1aの表面に当接する位
置と、ストッパ3dが把手収納部1aの裏面に当接する
位置との範囲で上下方向に移動可能である。
【0013】把手収納部1aの前方側となるエンジンフ
ード1の裏面にはブラケット4が取付けられており、該
ブラケット4に枢支ピン5を介してフック6の一端が枢
支されている。このフック6は、フック6のほぼ中央部
と前記ストッパ3dの下面中央部とにその両端をピン7
a、7bを介して枢支されたリンク杆7により連結され
ており、フック6の先端部は図1及び図2に示すような
エンジンフード1が閉塞状態のときにエンジンルームの
後壁面に取付けられたコ字形状の係合部8と係合するよ
うに湾曲して形成されている。なお、フック6が枢支ピ
ン5を中心に上方へ回動すると、フック6の先端部と係
合部8との係合は解除されるようになっている。
【0014】以上のように構成されたエンジンフード開
閉装置において、エンジンルームを開放する場合には、
エンジンフード1の把手収納部1a内にある把手3の握
り部3aを持ち上げる。これにより、把手3の脚部3c
が貫通孔1b内を摺動してストッパ3dがエンジンフー
ド1の裏面に当接するまで把手3が移動し、ストッパ3
dの移動に伴いリンク杆7を介してフック6が枢支ピン
5を中心に回動してその先端部が引き上げられ、フック
6の先端部と係合部8との係合が解除する。その状態
で、すなわちストッパ3dによってエンジンフード1が
支持された状態でさらに把手を持ち上げることにより、
エンジンフード1がヒンジ2を中心に回動し、エンジン
ルームは開放する。このようにして、把手3の握り部3
aを持ち上げる一連の動作により、エンジンフード1の
ロック解除操作及び回動操作が行われる。
【0015】逆に、開放したエンジンルームを閉塞する
場合には、把手3の握り部3aを持ってエンジンフード
1を下方へ回動させることによりエンジンルームを閉塞
した後、把手3の握り部3aから手を放す。これによ
り、把手3はその自重によって脚部3cが貫通孔1b内
を摺動してスペーサ3bが把手収納部1aの表面に当接
するまで移動し、握り部3aは把手収納部1aの表面と
離間した状態で把手収納部1a内に収納される。また、
把手3の移動に伴いリンク杆7を介してフック6が枢支
ピン5を中心に回動してその先端部が押し下げられ、フ
ック6の先端部が係合部8と係合する。このようにし
て、実質的には把手3の握り部3aを持ち下げる動作の
みにより、エンジンフードの回動操作及びロック操作が
行われる。
【0016】したがって、本実施例のエンジンフード開
閉装置によれば、把手3がエンジンフード1の貫通孔1
bを介して移動可能に設けられ、かつ把手3の動きに連
動してフック6が係合部8と係合又は解除するように構
成されているため、エンジンフード1の開閉操作を簡単
に行うことができる。また、把手3がエンジンフード1
の貫通孔1bを介して移動可能に設けられるとともに、
エンジンフード1が閉塞状態のときに把手3の握り部3
aは把手収納部1a内に収納されてエンジンフード1の
表面より突出しないようになされているため、エンジン
フード1上へ乗降するときやエンジンフード1上で作業
を行うときに把手3による妨げを回避することができ
る。
【0017】なお、上記実施例では、一つの把手3に対
してブラケット5やフック6、リンク杆7、係合部8等
からなるロック装置を一組設けた例を説明したが、エン
ジンフードの開閉操作を複数の把手で行うようにする場
合には、例えば図4に示すように、長尺に形成した一つ
のストッパ3Dを二つの把手3、3に対して取付けるこ
とにより、前記一組のロック装置を兼用するように構成
することもできる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、把手がエンジンフード
の貫通孔を介して移動可能に設けられ、かつ把手の動き
に連動してフックが係合部と係合又は解除するように構
成されているため、エンジンフードの開閉操作を簡単に
行うことができるとともに、把手による妨げを回避する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るエンジンフード開閉装置を示す斜
視図である。
【図2】実施例に係るエンジンフード開閉装置を示す一
部断面側断面図である。
【図3】フックの係合が解除された状態の図2に対応す
る一部断面側断面図である。
【図4】他の実施例に係るエンジンフード開閉装置を示
す斜視図である。
【図5】フォークリフトの全体斜視図である。
【図6】従来のエンジンフード開閉装置を示す平面図で
ある。
【図7】図6のA−A線矢視断面図である。
【符号の説明】
1…エンジンフード 1a…把手収納部 1b…貫
通孔 3…把手 3a…握り部 3b…スペーサ 3c…脚部 3
d…ストッパ 4…ブラケット 6…フック 7…リンク杆 8
…係合部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両本体に一側部が枢着されエンジンル
    ームを開閉するエンジンフードと、該エンジンフードに
    形成された貫通孔に摺動自在に挿通されるとともに前記
    エンジンフードの表面側に配置された握り部と裏面側に
    配置されたストッパとを有する把手と、前記エンジンフ
    ードの裏面に一端が枢支され他端が前記エンジンルーム
    内に設けられた係合部と係合するフックと、該フック及
    び前記ストッパに連結され前記把手が握り部側方向へ移
    動したときに前記フックと前記係合部との係合を解除す
    るリンク杆とからなることを特徴とするフォークリフト
    のエンジンフード開閉装置。
JP11894992A 1992-05-12 1992-05-12 フォークリフトのエンジンフード開閉装置 Pending JPH05310150A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11894992A JPH05310150A (ja) 1992-05-12 1992-05-12 フォークリフトのエンジンフード開閉装置

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JP11894992A JPH05310150A (ja) 1992-05-12 1992-05-12 フォークリフトのエンジンフード開閉装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05310150A true JPH05310150A (ja) 1993-11-22

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ID=14749246

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11894992A Pending JPH05310150A (ja) 1992-05-12 1992-05-12 フォークリフトのエンジンフード開閉装置

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JP (1) JPH05310150A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019056219A (ja) * 2017-09-20 2019-04-11 ヤンマー株式会社 作業車両
JP2022031293A (ja) * 2017-09-20 2022-02-18 ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 作業車両

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JP2019056219A (ja) * 2017-09-20 2019-04-11 ヤンマー株式会社 作業車両
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