JPS5840201Y2 - 開閉扉のロック装置 - Google Patents

開閉扉のロック装置

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Publication number
JPS5840201Y2
JPS5840201Y2 JP1980155722U JP15572280U JPS5840201Y2 JP S5840201 Y2 JPS5840201 Y2 JP S5840201Y2 JP 1980155722 U JP1980155722 U JP 1980155722U JP 15572280 U JP15572280 U JP 15572280U JP S5840201 Y2 JPS5840201 Y2 JP S5840201Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
lock
lock body
opening
locking device
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980155722U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5778356U (ja
Inventor
広志 後明
Original Assignee
日立建機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日立建機株式会社 filed Critical 日立建機株式会社
Priority to JP1980155722U priority Critical patent/JPS5840201Y2/ja
Publication of JPS5778356U publication Critical patent/JPS5778356U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5840201Y2 publication Critical patent/JPS5840201Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、たとえば油圧ショベルの開閉扉におけるロ
ック装置に関するものである。
つぎに、この種の従来のロック装置の一例を第1図ない
し第7図により説明する。
第1図は油圧ショベルの一例を示す。
走行体1上には旋回体2が装架されており、旋回体2の
上面部には運転室3、機器類を格納する建家、ブーム4
が設置されている。
建家の開閉扉5および運転室3の扉には、ロック装置6
が設けられている。
第2図に示すように、開閉扉5は支柱7にボルト14で
固定した蝶番8を支点として開閉できるようになってお
り、ロック装置6のロック体9は支柱10にボルト11
により固定したラッチ12に対して掛合させるようにな
っている。
開閉扉5の開閉がわ端部の裏面には、支柱10に当てる
緩衝ゴム13が取付けられている。
第3図ないし第7図に示すように、開閉扉5にはロック
ケース15が一体に設けられており、ロックケース15
には支持ピン16が固定されている。
ロック体9は支持ピン16に揺動できるように支持させ
た取手17に固定されており、ラッチ12に掛合させる
引掛は鉤部9aおよびロックケース15の端面部に当て
るストッパ一部9bをそなえている。
ロック体9と支持ピン16とロックケース15との間に
は、ロック体9にロック力を付与するトーションばね1
8が取付けられている。
なお、支持ピン16の端部にはそれぞれリテイニングリ
ング22が設けられている。
第7図に示すように、取手17には鍵で操作する錠19
が取付けられており、錠19はロックプレー) 20を
そなえている。
一方、ロックケース15には、ロックプレート20を掛
合させるロックプレート受け21が固定されている。
第7図はロックプレート20をロックツブレート受け2
1に掛合させた施錠状態を表わし、取手17を矢印方向
に引いても取手17は動かず、その位置に保持される。
錠19の鍵穴に付属の鍵を差しこんで゛180°回転さ
せることにより、ロックプレートト20を図中に二点鎖
線で示す位置に変位させ、ロックケース15に対する取
手17の掛止を解くことができる。
錠19の解放状態において取手17の操作端部17 H
に指を掛けて引張ると、取手17とともにロック体9が
支持ピン16を中心として揺動してラッチ12から外れ
、開閉扉5は開く。
つぎに、指を放す際、取手17はトーションばね18の
力によって第5図の解放時の位置から第3図の位置に戻
る作用をする。
この時、取手17にかけた指23がロックケース15と
取手17との隣接部(第4図のA部)にはさまれる危険
性がある。
また、開閉扉5を閉じる時には、ロック体9の引掛は鉤
部9aが第6図に示すようにラッチ12に接触すると同
時に、一体となっている取手17は対人がわ(矢印の方
向)に突出する。
この場合、開閉扉5を押す手が取手17上に置かれてい
ること、取手17の最大角度(第6図の二点鎖線の位置
)まで突出し、ロック体9の引掛は鉤部9aがラッチ1
2にはまると同時に、取手17はトーションばね18に
よって急激に第3図の状態に戻るため、取手17によっ
て手の甲を打つことになる。
開閉扉5を開いた状態で錠19の施錠をした場合は、開
閉扉5を押して閉じようとしてもロック体9は動かず、
ラッチ12に激突し、ロック装置の破損を招く。
これは誤操作である。さらに、錠19の鍵を紛失した場
合には、開閉扉5を開くことができなくなる。
この考案は上記の欠点を除くことができる開閉扉のロッ
ク装置を提供することを目的とするものである。
以下、この考案の一実施態様を第8図ないし第13図に
より説明する。
それらの図において、第1図ないし第7図と同じ符号を
つけたものは、同じもの、もしくは相当するものを表わ
す。
ロック体24は取手17とは別体になっており、第11
図に示すように、引掛は鉤部24b、ストッパ一部24
Cを形成したロック板部24 aと、ロック板部24
aに一体に設けたボス部24dと連動用ピン24 e
とからなる。
ボス部24dは支持ピン16に回転できるようにはめこ
まれている。
取手17の裏面部にはフック25が固定されており、フ
ック25の鉤部25 aは連動用ピン24 eに引掛け
られている。
取手17の指掛けがわ端部には、第9図もしくは第10
図に示すような四角形状の枠体26が、取手17の裏端
面に対して直交するように設けられている。
この枠体26は指を掛けるためのものである。
その他は従来のロック装置と同様である。開閉扉5の閉
鎖状態において、ロック体24の引掛は鉤部24 bは
ラッチ12に掛合している。
取手17の枠体26の指掛は部に指23を掛けて手前に
引くと、取手17と一体のフック25が連動用ピン24
eに掛かり、ロック体24が取手17とともに支持ピ
ン16を中心に回転する。
ロック体24の引掛は鉤部24 bがラッチ12から外
れるまで取手17を引張ることにより開閉扉5は第12
図に示すように開き始める。
逆に、開閉扉5を閉じる際、開閉扉5を平手で押してゆ
くと、ロック体24の引掛は鉤部24 bがラッチ12
の端部を接触する。
取手17とロック体24とは別体になっているので、取
手17は動かず、ロック体24が支持ピン16を中心に
開閉扉5を押す力に応じて第13図において時計方向に
回転し、最後に第8図の状態(すなわち、引掛は鉤部2
4 bがラッチ12に掛合する)に至って開閉扉5が閉
じる。
錠19を掛けた状態で開閉扉5を閉じる場合も、上述と
同様にロック体24のみが支持ピン16を中心に回転し
て開閉扉5が閉じ、ロック体24がラッチ12に掛合す
る。
なお、取手17は別のトーションばね(図示してない)
によるプレロードで、ロックケース15に対して押付け
られている。
以上説明したこの考案によれば下記の効果が得られる。
(1)取手17の指掛は部は、ロックケース15と完全
に隔絶した枠体26により形成されているので、指をは
さむ危険を除くことができる。
(2)ロック体24を取手17と別体に構成したので、
開閉扉5を閉じる際、取手17に手を当てて押しても、
取手17が対人がわに突出することがなく、シたがって
、手の甲を取手で強打することがなくなる。
(3)ロック体24を取手17と別体に構成したので、
施錠によって取手17がロックケース15に固定されて
いても、開閉扉5を押してロック体24の引掛は鉤部2
4 bがラッチ12の端部に当ると、ロック体24は単
独で支持ピン16を中心に回転し、最後にラッチ12に
掛合する。
したがって、ロック体24、ラッチ12の破損を防止で
きる。
(4)錠19の鍵を紛失した場合、従来のロック装置で
は破壊しなければロック体の結合を解くことができない
が、この考案のロック装置では、開閉扉5以外の所から
開閉扉5の内がわに手を挿入することができれば、ロッ
ク体24を第8図の矢印方向に押し動かすことによって
開閉扉5を開くことが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は開閉扉にそなえた油圧シュベルを示す側面図、
第2図は第1図の■■−I■断面拡大図、第3図は従来
の開閉扉のロック装置を示す断面平面図(第4図のII
■−■II断面図)、第4図は第3図の正面図、第5図
は第3図のロック装置の開き状態を示す断面平面図、第
6図は開閉扉が閉じ終る直前における第3図のロック装
置の作動状態を示す断面平面図、第7図は第4図のVl
l−Vll断面図、第8図はこの考案による開閉扉のロ
ック装置の一実施態様を示す断面平面図、第9図、第1
0図はそれぞれ第8図の■−■、X−X線から見た取手
の枠体を示す図、第11図は第8図のロック体を示す斜
視図、第12図、第13図は第8図のロック装置の作動
状態を示す断面平面図である。 5・・・・・・開閉扉、12・・・・・・ラッチ、16
・・・・・・支持ピン、17・・・・・・取手、18・
・・・・・トーションばね、19・・・・・・錠、20
・・・・・・ロックプレート、21・・・・・・ロック
プレート受け、24・・・・・・ロック体、24 a・
・・・・・ロック板部、24 b・・・・・・引掛は鉤
部、24 C・・・・・・ストッパ一部、24 d・・
・・・・ボス部、24 e・・・・・・連動用ピン、2
5・・・・・・フック、26・・・・・・枠体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開閉扉に設けたロックケースに支持ピンを取付け、支持
    ピンに取手とロック体とをそれぞれ揺動できるように取
    付け、ロック体と支持ピンとロックケースとの間にロッ
    ク体にロック力を付与するトーションばねを取付け、ロ
    ック体にはラッチに対する引掛は鉤部およびロックケー
    スに対するストッパーを形成するとともに連動用ピンを
    設け、取手に一端を固定したフックの鉤部をロック体の
    連動用ピンに掛は合わせたことを特徴とする開閉扉のロ
    ック装置。
JP1980155722U 1980-10-31 1980-10-31 開閉扉のロック装置 Expired JPS5840201Y2 (ja)

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JP1980155722U JPS5840201Y2 (ja) 1980-10-31 1980-10-31 開閉扉のロック装置

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JP1980155722U JPS5840201Y2 (ja) 1980-10-31 1980-10-31 開閉扉のロック装置

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Publication Number Publication Date
JPS5778356U JPS5778356U (ja) 1982-05-14
JPS5840201Y2 true JPS5840201Y2 (ja) 1983-09-09

Family

ID=29514902

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102525774A (zh) * 2010-10-21 2012-07-04 阿童木医疗有限公司 保温箱

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