JPH0530910Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0530910Y2 JPH0530910Y2 JP13619388U JP13619388U JPH0530910Y2 JP H0530910 Y2 JPH0530910 Y2 JP H0530910Y2 JP 13619388 U JP13619388 U JP 13619388U JP 13619388 U JP13619388 U JP 13619388U JP H0530910 Y2 JPH0530910 Y2 JP H0530910Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- film
- aurora
- opaque
- color film
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000005441 aurora Substances 0.000 claims description 23
- 239000003086 colorant Substances 0.000 claims description 16
- 238000006116 polymerization reaction Methods 0.000 claims 2
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 7
- 239000000049 pigment Substances 0.000 description 7
- 230000000379 polymerizing effect Effects 0.000 description 5
- 235000019646 color tone Nutrition 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005562 fading Methods 0.000 description 2
- 235000015170 shellfish Nutrition 0.000 description 2
- MCSXGCZMEPXKIW-UHFFFAOYSA-N 3-hydroxy-4-[(4-methyl-2-nitrophenyl)diazenyl]-N-(3-nitrophenyl)naphthalene-2-carboxamide Chemical group Cc1ccc(N=Nc2c(O)c(cc3ccccc23)C(=O)Nc2cccc(c2)[N+]([O-])=O)c(c1)[N+]([O-])=O MCSXGCZMEPXKIW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この考案は、オーロラカラーの発色を伴なつた
光の反射を有するオーロラカラーフイルムに関す
るものである。
光の反射を有するオーロラカラーフイルムに関す
るものである。
(ロ) 従来の技術
従来、透明フイルムの裏面に蛍光性着色顔料を
調色したものを塗装してオーロラカラーを出そう
としたものが看られる。
調色したものを塗装してオーロラカラーを出そう
としたものが看られる。
(ハ) 考案が解決しようとする課題
従来は、オーロラカラーを出そうとして蛍光性
着色顔料を調色して透明フイルムの裏面に塗装し
たのであるが、阿古屋貝等に見られる鮮映的な独
特の美しいオーロラカラーを得ることはできなか
つた。
着色顔料を調色して透明フイルムの裏面に塗装し
たのであるが、阿古屋貝等に見られる鮮映的な独
特の美しいオーロラカラーを得ることはできなか
つた。
また、多品種の顔料の混入を必要とするので補
色消色が多く発生し、着色顔料の選択と配合は容
易ではなかつた。
色消色が多く発生し、着色顔料の選択と配合は容
易ではなかつた。
また、着色顔料は耐候性が悪く、特に紫外線の
照射による褪色には著しいものがある。
照射による褪色には著しいものがある。
この考案は、上記の問題を解決し、製造が簡単
で、紫外線の照射による褪色もない、オーロラカ
ラーの発色を伴なつた光の反射を有するオーロラ
カラーフイルムを提供することを目的とするもの
である。
で、紫外線の照射による褪色もない、オーロラカ
ラーの発色を伴なつた光の反射を有するオーロラ
カラーフイルムを提供することを目的とするもの
である。
(ニ) 課題を解決するための手段
この考案は、屈折率の異る透明フイルムを多層
重合形成させてなる多層フイルムの裏面を、不透
明着色料をもつて塗装したことを特徴とするオー
ロラカラーフイルムに関するものである。
重合形成させてなる多層フイルムの裏面を、不透
明着色料をもつて塗装したことを特徴とするオー
ロラカラーフイルムに関するものである。
また、屈折率の異る透明フイルムを多層重合形
成させてなる多層フイルムの裏面を、不透明色フ
イルムをもつてラミネートしたことを特徴とする
オーロラカラーフイルムに関するものである。
成させてなる多層フイルムの裏面を、不透明色フ
イルムをもつてラミネートしたことを特徴とする
オーロラカラーフイルムに関するものである。
(ホ) 作用
多層フイルム1は屈折率の異つた透明フイルム
を多層重合形成させたものであるから、非常に複
雑な光の反射を起す。そのため透明である多層フ
イルム1には何等着色されていないが、処々に複
雑な光の反射とともに微妙な色調をあらわす。こ
の多層フイルム1の裏面を不透明着色料2をもつ
て塗装するか、または、不透明色フイルム3をも
つてラミネートすると、多層フイルム1の全体に
非常に鮮やかな発色を伴なつた反射が見られるよ
うになる。その反射と色調は阿古屋貝等に見られ
る独特の美しいオーロラカラーに近似している。
しかも蛍光性着色顔料などによる着色が不要であ
るため、紫外線の照射にあつても褪色する心配が
ない。不透明着色料2または不透明色フイルム3
の色を特定する必要はなく、夫々の色によつて光
の波長が選択されて色調の違いとなつてあらわれ
る。具体的には、濃い赤・紺系統などであつても
夫々特徴のある発色・反射がみられる。その中で
反射効率と鮮映性に最も優れた色は黒であつた。
を多層重合形成させたものであるから、非常に複
雑な光の反射を起す。そのため透明である多層フ
イルム1には何等着色されていないが、処々に複
雑な光の反射とともに微妙な色調をあらわす。こ
の多層フイルム1の裏面を不透明着色料2をもつ
て塗装するか、または、不透明色フイルム3をも
つてラミネートすると、多層フイルム1の全体に
非常に鮮やかな発色を伴なつた反射が見られるよ
うになる。その反射と色調は阿古屋貝等に見られ
る独特の美しいオーロラカラーに近似している。
しかも蛍光性着色顔料などによる着色が不要であ
るため、紫外線の照射にあつても褪色する心配が
ない。不透明着色料2または不透明色フイルム3
の色を特定する必要はなく、夫々の色によつて光
の波長が選択されて色調の違いとなつてあらわれ
る。具体的には、濃い赤・紺系統などであつても
夫々特徴のある発色・反射がみられる。その中で
反射効率と鮮映性に最も優れた色は黒であつた。
(ヘ) 実施例
添付図面に基づいて本願考案に係るオーロラカ
ラーフイルムの実施例を説明する。
ラーフイルムの実施例を説明する。
第1図は、不透明着色料を用いたオーロラカラ
ーフイルムの一実施例をあらわす。
ーフイルムの一実施例をあらわす。
第1図1は、屈折率の異る透明フイルムを多層
重合形成させてなる多層フイルムである。
重合形成させてなる多層フイルムである。
第1図2は、多層フイルムの裏面に塗装した黒
い不透明着色料である。
い不透明着色料である。
又、第1図と同一にあらわされるので特には図
を設けなかつたが、濃い赤・紺系統その他の黒以
外の不透明着色料を用いてもよく、それによつて
オーロラカラーフイルムの持つ光の屈折・反射・
色調等が微妙に変化することを本出願人は実験に
よつて発見している。
を設けなかつたが、濃い赤・紺系統その他の黒以
外の不透明着色料を用いてもよく、それによつて
オーロラカラーフイルムの持つ光の屈折・反射・
色調等が微妙に変化することを本出願人は実験に
よつて発見している。
第2図は、不透明色フイルムを用いたオーロラ
カラーフイルムの一実施例をあらわす。
カラーフイルムの一実施例をあらわす。
第2図1は、屈折率の異る透明フイルムを多層
重合形成させてなる多層フイルムである。
重合形成させてなる多層フイルムである。
第2図3は、多層フイルムの裏面にラミネート
した黒い不透明色フイルムである。
した黒い不透明色フイルムである。
又、第2図と同一にあらわされるので特には図
を設けなかつたが、濃い赤・紺系統その他の黒以
外の不透明色フイルムを用いてもよく、それによ
つてオーロラカラーフイルムの持つ光の屈折・反
射・色調等が微妙に変化することを本出願人は実
験によつて発見している。
を設けなかつたが、濃い赤・紺系統その他の黒以
外の不透明色フイルムを用いてもよく、それによ
つてオーロラカラーフイルムの持つ光の屈折・反
射・色調等が微妙に変化することを本出願人は実
験によつて発見している。
多層フイルムについては大日本印刷製(レイン
ボーフイルム及びレインボーホロ)、日本コーバ
ン製(アイリスフイルム)等既製のものや一般市
販されている塩ビフイルム等を供用して実施する
ことができる。
ボーフイルム及びレインボーホロ)、日本コーバ
ン製(アイリスフイルム)等既製のものや一般市
販されている塩ビフイルム等を供用して実施する
ことができる。
(ト) 考案の効果
上述のごとき本願考案によれば、阿古屋貝等に
見られる独特の美しい鮮映的なオーロラカラーに
近似した反射と色調をもつたオーロラカラーフイ
ルムを得ることができる。
見られる独特の美しい鮮映的なオーロラカラーに
近似した反射と色調をもつたオーロラカラーフイ
ルムを得ることができる。
本願考案のオーロラカラーフイルムは着色顔料
などによる着色を不要とするため、紫外線の照射
にあつても褪色する恐れがない。
などによる着色を不要とするため、紫外線の照射
にあつても褪色する恐れがない。
様々な色の不透明着色料または不透明色フイル
ムを使用することにより、本願考案に係るオーロ
ラカラーフイルムは夫々特徴のある発色と反射を
得ることができ、よつて産業上の色々な面で利用
されるべき非常に利用価値の高いものと云わざる
を得ない。
ムを使用することにより、本願考案に係るオーロ
ラカラーフイルムは夫々特徴のある発色と反射を
得ることができ、よつて産業上の色々な面で利用
されるべき非常に利用価値の高いものと云わざる
を得ない。
図面は本願考案に関わるオーロラカラーフイル
ムの実施例をあらわし、第1図は不透明着色料を
用いたオーロラカラーフイルムの一部端面図、第
2図は不透明色フイルムを用いたオーロラカラー
フイルムの一部端面図である。 図中の主な符号、1……多層フイルム、2……
不透明着色料、3……不透明色フイルム。
ムの実施例をあらわし、第1図は不透明着色料を
用いたオーロラカラーフイルムの一部端面図、第
2図は不透明色フイルムを用いたオーロラカラー
フイルムの一部端面図である。 図中の主な符号、1……多層フイルム、2……
不透明着色料、3……不透明色フイルム。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 屈折率の異る透明フイルムを多層重合形成さ
せてなる多層フイルム1の裏面を、不透明着色
料2をもつて塗装したことを特徴とするオーロ
ラカラーフイルム 2 屈折率の異る透明フイルムを多層重合形成さ
せてなる多層フイルム1の裏面を、不透明色フ
イルム3をもつてラミネートしたことを特徴と
するオーロラカラーフイルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13619388U JPH0530910Y2 (ja) | 1988-10-20 | 1988-10-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13619388U JPH0530910Y2 (ja) | 1988-10-20 | 1988-10-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0259000U JPH0259000U (ja) | 1990-04-27 |
JPH0530910Y2 true JPH0530910Y2 (ja) | 1993-08-09 |
Family
ID=31396473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13619388U Expired - Lifetime JPH0530910Y2 (ja) | 1988-10-20 | 1988-10-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0530910Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4986503B2 (ja) * | 2005-11-08 | 2012-07-25 | 富士通コンポーネント株式会社 | 熱可塑性樹脂筐体及びその製造方法 |
-
1988
- 1988-10-20 JP JP13619388U patent/JPH0530910Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0259000U (ja) | 1990-04-27 |
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