JPH0112864Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0112864Y2 JPH0112864Y2 JP16370283U JP16370283U JPH0112864Y2 JP H0112864 Y2 JPH0112864 Y2 JP H0112864Y2 JP 16370283 U JP16370283 U JP 16370283U JP 16370283 U JP16370283 U JP 16370283U JP H0112864 Y2 JPH0112864 Y2 JP H0112864Y2
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- water
- reversible thermochromic
- thermochromic
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- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は水中玩具に関する。詳細には、船、潜
水艦、魚類、浮輪等の水中玩具において、水中を
出没させることにより多様に変色させ、従来のこ
の種玩具に色変化による面白さ、マジツク性等を
付与し、玩具性を飛躍的に向上させるものであ
る。
水艦、魚類、浮輪等の水中玩具において、水中を
出没させることにより多様に変色させ、従来のこ
の種玩具に色変化による面白さ、マジツク性等を
付与し、玩具性を飛躍的に向上させるものであ
る。
以下に本考案を詳細に説明する。第1図及び第
2図は本考案実施例の各斜視図である。
2図は本考案実施例の各斜視図である。
本考案は、水中を遊動させる玩具において、基
体2の少なくとも水面の上下に、可逆性熱変色層
3−1及び3−2を設けてなり、水中に出没させ
ることによる温度変化に感応して前記変色層の色
調を変化させるよう構成した水中玩具1に関す
る。
体2の少なくとも水面の上下に、可逆性熱変色層
3−1及び3−2を設けてなり、水中に出没させ
ることによる温度変化に感応して前記変色層の色
調を変化させるよう構成した水中玩具1に関す
る。
前記において、可逆性熱変色層3−1及び3−
2は温度に感応して発色、消色ないし変色する可
逆性熱変色材によるものであり、それ自体熱変色
図柄を含むものに限らず、下層の像ないしは内蔵
物を隠ぺいして温度変化により隠顕させるよう構
成したものが有効であり、従来公知の可逆性熱変
色材が適用される。
2は温度に感応して発色、消色ないし変色する可
逆性熱変色材によるものであり、それ自体熱変色
図柄を含むものに限らず、下層の像ないしは内蔵
物を隠ぺいして温度変化により隠顕させるよう構
成したものが有効であり、従来公知の可逆性熱変
色材が適用される。
例えば、電子供与性呈色性化合物と電子受容性
顕色剤との組合せをベースとした熱変色成分が効
果的であり、それらの一例として特公昭51−
35414号公報、特公昭51−44708号公報、特公昭51
−35216号公報等に開示の熱変色材が好適に応用
できる。前記は広範囲の温度域において、赤、
青、黄、緑、橙、紫、その他配合により微妙な色
まで有色から無色に、或いは無色から有色に、或
いは一般の染顔料を添加、混在させることにより
有色からの異なる有色へ可逆的に鋭敏に変化
させることができるので好適である。
顕色剤との組合せをベースとした熱変色成分が効
果的であり、それらの一例として特公昭51−
35414号公報、特公昭51−44708号公報、特公昭51
−35216号公報等に開示の熱変色材が好適に応用
できる。前記は広範囲の温度域において、赤、
青、黄、緑、橙、紫、その他配合により微妙な色
まで有色から無色に、或いは無色から有色に、或
いは一般の染顔料を添加、混在させることにより
有色からの異なる有色へ可逆的に鋭敏に変化
させることができるので好適である。
前記熱変色材は塗料ないし印刷インキ形態とし
て基体に塗布ないし印刷され、或いは特定の図柄
を印刷して熱変色層を形成する。又、前記熱変色
材を熱可塑性プラスチツク中にブレンドしてフイ
ルム状の熱変色層を一体に形成して、着色模様の
基体表面を被覆し、或いは内蔵物を遮蔽して温度
変化により着色模様或いは内蔵物を隠蔽させるこ
ともできる。
て基体に塗布ないし印刷され、或いは特定の図柄
を印刷して熱変色層を形成する。又、前記熱変色
材を熱可塑性プラスチツク中にブレンドしてフイ
ルム状の熱変色層を一体に形成して、着色模様の
基体表面を被覆し、或いは内蔵物を遮蔽して温度
変化により着色模様或いは内蔵物を隠蔽させるこ
ともできる。
本考案は、前記可逆性熱変色層3−1及び3−
2を基体2の水面の上下に設けることを特徴とす
るものであり、かくして基体を水中に出没させる
ことにより、水と大気の温度に感応して可逆性熱
変色層を消色、発色ないし変色させて基体を外見
上多様に変化させて、従来のこの種玩具の単調さ
を解消し、玩具性を増大させる。
2を基体2の水面の上下に設けることを特徴とす
るものであり、かくして基体を水中に出没させる
ことにより、水と大気の温度に感応して可逆性熱
変色層を消色、発色ないし変色させて基体を外見
上多様に変化させて、従来のこの種玩具の単調さ
を解消し、玩具性を増大させる。
次に本考案の実施例を図面について説明する。
第1図はネジ仕掛けにより駆動可能に構成された
プラスチツク製潜水艦の斜視図である。
第1図はネジ仕掛けにより駆動可能に構成された
プラスチツク製潜水艦の斜視図である。
非駆動の静置状態での水面上に位置する前窓及
び側窓には可逆性熱変色層3−1が、一方、水面
下のヘツドライト、艦名プレート、側窓には可逆
性熱変色層3−2がそれぞれ基体2を被覆して形
成されている。さらに詳細には、前記個所の各基
体は、いずれも不透明状であり、表面には非変色
性インキ(一般印刷インキ)により、目的の図柄
ないし着色層が形成されている。また、前記熱変
色層3−1及び3−2は、具体的には、軟質塩化
ビニル樹脂フイルム面に可逆性熱変色インキを全
面塗布して形成されてなるもので、対象個所の基
体面に貼着、被覆加工されている。前記において
熱変色層3−1及び3−2は、39℃に変色点を有
し、39℃以下の温度域では黒色に顕色しており、
39℃を越える温度域では無色(ないし淡色)に消
色し、黒色無色の可逆性を示す。
び側窓には可逆性熱変色層3−1が、一方、水面
下のヘツドライト、艦名プレート、側窓には可逆
性熱変色層3−2がそれぞれ基体2を被覆して形
成されている。さらに詳細には、前記個所の各基
体は、いずれも不透明状であり、表面には非変色
性インキ(一般印刷インキ)により、目的の図柄
ないし着色層が形成されている。また、前記熱変
色層3−1及び3−2は、具体的には、軟質塩化
ビニル樹脂フイルム面に可逆性熱変色インキを全
面塗布して形成されてなるもので、対象個所の基
体面に貼着、被覆加工されている。前記において
熱変色層3−1及び3−2は、39℃に変色点を有
し、39℃以下の温度域では黒色に顕色しており、
39℃を越える温度域では無色(ないし淡色)に消
色し、黒色無色の可逆性を示す。
前記の構成により、例えば39℃を越える温水中
に該潜水艦を浮かべれば、静置時において、水面
下の可逆性熱変色層3−2はいずれも無色に変化
して、下層の図柄ないし着色層を視覚させる。ヘ
ツドライト個所では下地の赤色像を、プレート個
所では艦名を、側窓には機関部の図柄を、それぞ
れ顕現させる。一方、水面上の前窓及び側窓個所
の熱変色層3−1は黒色に顕色しており、下層の
像(艦長ないし乗員)を隠蔽して視覚をさまたげ
ている。
に該潜水艦を浮かべれば、静置時において、水面
下の可逆性熱変色層3−2はいずれも無色に変化
して、下層の図柄ないし着色層を視覚させる。ヘ
ツドライト個所では下地の赤色像を、プレート個
所では艦名を、側窓には機関部の図柄を、それぞ
れ顕現させる。一方、水面上の前窓及び側窓個所
の熱変色層3−1は黒色に顕色しており、下層の
像(艦長ないし乗員)を隠蔽して視覚をさまたげ
ている。
ところが、前記潜水艦を駆動させ、潜水させれ
ば、下層の像をすべて顕出させる。温水中に出没
させることにより熱変色層3−1及び3−2は温
度変化により交互に発消色を繰返し、下層の像を
隠顕させることになり、玩具性は増大する。
ば、下層の像をすべて顕出させる。温水中に出没
させることにより熱変色層3−1及び3−2は温
度変化により交互に発消色を繰返し、下層の像を
隠顕させることになり、玩具性は増大する。
第2図はプラスチツク製金魚の斜視図であり、
静止時の水面上及び水面下に位置する基体2の腹
部及び尾びれ部には可逆性熱変色層3−1及び3
−2が形成されている。
静止時の水面上及び水面下に位置する基体2の腹
部及び尾びれ部には可逆性熱変色層3−1及び3
−2が形成されている。
詳細には、前記における基体2は不透明軟質塩
化ビニル樹脂からなり、表面に黄色の非変色イン
キ(一般印刷インキ)で腹部及び尾びれ部の模様
が印刷されている。可逆性熱変色層3−1及び3
−2は可逆性熱変色インキ(15℃以下で赤色に顕
色、15℃を越えると無色に変化する)により透明
シート材面に前記基体と異なる模様を印刷形成し
てなるものであり、該変色層3−1は前記基体の
表面に貼着されている。
化ビニル樹脂からなり、表面に黄色の非変色イン
キ(一般印刷インキ)で腹部及び尾びれ部の模様
が印刷されている。可逆性熱変色層3−1及び3
−2は可逆性熱変色インキ(15℃以下で赤色に顕
色、15℃を越えると無色に変化する)により透明
シート材面に前記基体と異なる模様を印刷形成し
てなるものであり、該変色層3−1は前記基体の
表面に貼着されている。
かくして、前記金魚は、静止時において水面下
(15℃以下)では赤色の顕色模様を、水面上(15
℃を越える温度域)では、黄色の模様を視覚さ
せ、水中を出没させることにより赤色黄色の模
様を可逆的に再現できる。
(15℃以下)では赤色の顕色模様を、水面上(15
℃を越える温度域)では、黄色の模様を視覚さ
せ、水中を出没させることにより赤色黄色の模
様を可逆的に再現できる。
前記において、変色点及び色調を異にする、可
逆性熱変色層を目的に応じて配設することによ
り、更に多様に変化させることが可能であり、玩
具性を増大させる。
逆性熱変色層を目的に応じて配設することによ
り、更に多様に変化させることが可能であり、玩
具性を増大させる。
第1図及び第2図は本考案水中玩具の斜視図で
ある。 1……水中玩具、2……基体、3……可逆性熱
変色層、3−1,3−2……同左。
ある。 1……水中玩具、2……基体、3……可逆性熱
変色層、3−1,3−2……同左。
Claims (1)
- 水中を遊動させる玩具において、基体の少なく
とも水面の上下に可逆性熱変色層を設けてなり、
水中に出没させることによる温度変化に感応して
前記変色層の色調を変化させるよう構成した水中
玩具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16370283U JPS6071293U (ja) | 1983-10-21 | 1983-10-21 | 水中玩具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16370283U JPS6071293U (ja) | 1983-10-21 | 1983-10-21 | 水中玩具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6071293U JPS6071293U (ja) | 1985-05-20 |
JPH0112864Y2 true JPH0112864Y2 (ja) | 1989-04-14 |
Family
ID=30359117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16370283U Granted JPS6071293U (ja) | 1983-10-21 | 1983-10-21 | 水中玩具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6071293U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4992400B2 (ja) * | 2006-12-05 | 2012-08-08 | 沖電気工業株式会社 | 浮沈子位置制御装置、情報提示装置 |
-
1983
- 1983-10-21 JP JP16370283U patent/JPS6071293U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6071293U (ja) | 1985-05-20 |
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