JPS641933Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS641933Y2 JPS641933Y2 JP1983095965U JP9596583U JPS641933Y2 JP S641933 Y2 JPS641933 Y2 JP S641933Y2 JP 1983095965 U JP1983095965 U JP 1983095965U JP 9596583 U JP9596583 U JP 9596583U JP S641933 Y2 JPS641933 Y2 JP S641933Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- printed image
- thermochromic layer
- light
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は造花に関する。さらに詳細には、指触
による温度変化で花びらを変色させ、潜像を顕出
させるように構成した造花に関し、花占いやマジ
ツク性、玩具性を付与した商品として好適に使用
される。
による温度変化で花びらを変色させ、潜像を顕出
させるように構成した造花に関し、花占いやマジ
ツク性、玩具性を付与した商品として好適に使用
される。
以下に本考案を図面について説明する。第1図
は本考案造花の花びらの印刷像を一部顕出させた
状態の斜視図であり、第2図は花びらの要部拡大
断面図である。
は本考案造花の花びらの印刷像を一部顕出させた
状態の斜視図であり、第2図は花びらの要部拡大
断面図である。
本考案は造花の花びら2の、少なくとも片面に
文字、数字、図柄等の印刷像3と、該像を隠蔽す
る可逆性熱変色層4が形成されてなり、指触によ
り前記熱変色層4を無色乃至淡色に変化させ、印
刷像3を視覚できるよう構成した造花1に関す
る。
文字、数字、図柄等の印刷像3と、該像を隠蔽す
る可逆性熱変色層4が形成されてなり、指触によ
り前記熱変色層4を無色乃至淡色に変化させ、印
刷像3を視覚できるよう構成した造花1に関す
る。
前記において、花びら2は紙質、プラスチツク
フイルム等のシート材であり、前記に形成される
印刷像3は通常非変色性インキ(一般印刷イン
キ)によるものであるが、これに限定されず熱変
色性インキでも有効である。印刷像3は常態での
熱変色層4の視覚濃度より淡色の組合せで配設さ
れており潜像として視認されない。
フイルム等のシート材であり、前記に形成される
印刷像3は通常非変色性インキ(一般印刷イン
キ)によるものであるが、これに限定されず熱変
色性インキでも有効である。印刷像3は常態での
熱変色層4の視覚濃度より淡色の組合せで配設さ
れており潜像として視認されない。
可逆性熱変色層4は、従来公知の可逆性熱変色
材を適用することにより形成される。例えば、電
子供与性呈色性化合物と電子受容性顕色剤との組
合せをベースとした熱変色材が効果的であり、そ
れらの中の一例として、特公昭51−35414、特公
昭51−44708、特公昭51−35216号公報等に開示の
熱変色材が好適に応用できる。前記は広範囲の温
度域において、赤、青、黄、緑、橙、紫、その他
配合により微妙な色まで有色から無色に、或いは
無色から有色に、或いは一般の染顔料を添加混在
させることにより、有色から他の異なる有色
へ可逆的に鋭敏に変化させることができるので好
適である。
材を適用することにより形成される。例えば、電
子供与性呈色性化合物と電子受容性顕色剤との組
合せをベースとした熱変色材が効果的であり、そ
れらの中の一例として、特公昭51−35414、特公
昭51−44708、特公昭51−35216号公報等に開示の
熱変色材が好適に応用できる。前記は広範囲の温
度域において、赤、青、黄、緑、橙、紫、その他
配合により微妙な色まで有色から無色に、或いは
無色から有色に、或いは一般の染顔料を添加混在
させることにより、有色から他の異なる有色
へ可逆的に鋭敏に変化させることができるので好
適である。
前記熱変色材は染料ないしは印刷インキ形態と
して支持体に全面ないしスポツト印刷され、或い
は熱可塑性プラスチツク中にブレンドしてフイル
ム状の熱変色層を一体に形成して適用することが
できる。
して支持体に全面ないしスポツト印刷され、或い
は熱可塑性プラスチツク中にブレンドしてフイル
ム状の熱変色層を一体に形成して適用することが
できる。
第2図は支持体の片面に形成した印刷像3の上
面に可逆性熱変色層4が被覆形成されているがこ
れに限定されず、熱変色層4の上面に印刷像3が
形成されたものでもよく、又支持体自体が熱変色
層4として機能する前述のフイルム状のものでも
有効である。
面に可逆性熱変色層4が被覆形成されているがこ
れに限定されず、熱変色層4の上面に印刷像3が
形成されたものでもよく、又支持体自体が熱変色
層4として機能する前述のフイルム状のものでも
有効である。
さらに耐光性、擦過性等の堅牢性を付与するた
め、表面を透明又は半透明シート材でカバーした
り、樹脂コーテイングすることができる。
め、表面を透明又は半透明シート材でカバーした
り、樹脂コーテイングすることができる。
以下に本考案の要部となる花びらの実施態様を
例示する。
例示する。
(1) 白色顔料をブレンドした軟質塩化ビニル樹脂
からなる不透明支持体に橙色の非変色性インキ
(一般印刷インキ)により印刷像3を形成する
と共に、前記像の上面には可逆性熱変色インキ
の塗布により可塑性熱変色層4が形成される。
からなる不透明支持体に橙色の非変色性インキ
(一般印刷インキ)により印刷像3を形成する
と共に、前記像の上面には可逆性熱変色インキ
の塗布により可塑性熱変色層4が形成される。
前記において、可逆性熱変色層4は、36℃に
変色点を有し、36℃未満の温度では赤色に顕色
しており、36℃を越えると無色乃至淡色に可逆
的に熱変色する。
変色点を有し、36℃未満の温度では赤色に顕色
しており、36℃を越えると無色乃至淡色に可逆
的に熱変色する。
(2) 白色の印刷紙上に黄色の非変色性インキによ
る印刷像3を形成すると共に該像の上面には前
記(1)の可塑性熱変色インキによる可塑性熱変色
層4を形成させる。
る印刷像3を形成すると共に該像の上面には前
記(1)の可塑性熱変色インキによる可塑性熱変色
層4を形成させる。
前記(1),(2)は所定形状、寸法の花びらに裁断さ
れ、従来同様の方法で組立てられ造花1となす。
れ、従来同様の方法で組立てられ造花1となす。
前記の如くして構成された造花の花びら2は、
室温下ではいずれも鮮明な赤色を呈し、印刷像4
を潜像となしているが、指触することによる温度
変化で花びら2を無色乃至淡色となし印刷像4を
視認させる。前記は可塑性を有しており、繰返し
再現できる。
室温下ではいずれも鮮明な赤色を呈し、印刷像4
を潜像となしているが、指触することによる温度
変化で花びら2を無色乃至淡色となし印刷像4を
視認させる。前記は可塑性を有しており、繰返し
再現できる。
花びらの色調や印刷像は前記に限定されるもの
でなく、目的に応じて多様に組合せすることがで
き、多様な造花を提供できる。
でなく、目的に応じて多様に組合せすることがで
き、多様な造花を提供できる。
第1図は本考案造花の花びらの印刷像を一部顕
出させた状態の斜視図、第2図は花びらの要部拡
大断面図である。 1……造花、2……花びら、3……印刷像、4
……可逆性熱変色層。
出させた状態の斜視図、第2図は花びらの要部拡
大断面図である。 1……造花、2……花びら、3……印刷像、4
……可逆性熱変色層。
Claims (1)
- 造花の花びらの、少なくとも片面に文字、数
字、図柄等の印刷像と、該像を隠蔽する可逆性熱
変色層が形成されてなり、前記熱変色層は常態で
は着色状態を呈し、加熱により無色乃至淡色に可
逆的に変化する層であり、着色状態での視覚濃度
が印刷像の視覚濃度より大の組み合わせに設定さ
れており、前記熱変色層を指触することによる温
度変化で指触個所を無色乃至淡色に変化させ、常
態では不可視の印刷像を視覚できるよう構成した
造花。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9596583U JPS604535U (ja) | 1983-06-22 | 1983-06-22 | 造花 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9596583U JPS604535U (ja) | 1983-06-22 | 1983-06-22 | 造花 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS604535U JPS604535U (ja) | 1985-01-14 |
| JPS641933Y2 true JPS641933Y2 (ja) | 1989-01-18 |
Family
ID=30228922
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9596583U Granted JPS604535U (ja) | 1983-06-22 | 1983-06-22 | 造花 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS604535U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61196988A (ja) * | 1985-02-27 | 1986-09-01 | パイロツトインキ株式会社 | 熱変色性髪の毛を有する人形 |
| JP2003117252A (ja) * | 2001-10-11 | 2003-04-22 | Keiichi Hosoda | 装飾品用表面処理構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5336494U (ja) * | 1976-09-01 | 1978-03-30 |
-
1983
- 1983-06-22 JP JP9596583U patent/JPS604535U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS604535U (ja) | 1985-01-14 |
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