JPS5938272Y2 - 積層板 - Google Patents

積層板

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Publication number
JPS5938272Y2
JPS5938272Y2 JP17485078U JP17485078U JPS5938272Y2 JP S5938272 Y2 JPS5938272 Y2 JP S5938272Y2 JP 17485078 U JP17485078 U JP 17485078U JP 17485078 U JP17485078 U JP 17485078U JP S5938272 Y2 JPS5938272 Y2 JP S5938272Y2
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JP
Japan
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synthetic resin
plate
transparent
laminate
coloring material
Prior art date
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Expired
Application number
JP17485078U
Other languages
English (en)
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JPS5593537U (ja
Inventor
弘昭 神吉
Original Assignee
旭化成株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は積層板に関し、詳しくは、透明性硬質合成樹脂
からなり、透明性着色材で着色された板状体の表面に、
不透明性着色材で印刷模様を設けた透明性合成樹脂フィ
ルムを貼着積層してなる積層板に関する。
種々の色ガラスを図案に従って切り、それらをI型の鉛
のジョイナ−で組み合わせたステンドグラスは古来、窓
や天窓などの装飾に用いられた。
筐た、ガラスに花模様などを手がきで描き加えたものも
知られ、昼間は室内側から見ると外からの透過光により
きわめて美しい。
近年、上記のごとき高価な模様ガラスに代え、無着色の
合成樹脂板に、同種または相溶性のある異種の合成樹脂
フィルムに透明性着色材により美感を呈するため色彩模
様などを印加したものを貼着積層した複合合成樹脂板が
知られている。
しかし、これら合成樹脂板は上記ステンドグラスと同様
に透過光では美麗であるが、反射光では美感に乏しい。
一方、前記複合合成樹脂板の表面にエンボス加工をした
ものも知られている。
しかし、この複合樹脂板は乱反射光及び透過光によりさ
らに美麗なものとなるが、夜間は例えば窓などの開口部
に用いられた場合は、窓外側よりの透過光なきため色彩
模様も暗色を呈し、はとんど美感を呈さなくなる。
また、無着色合成樹脂板に、不透明白色材にて模様を印
刷した合成樹脂フィルムを貼着積層したものもあるが、
透過光による色彩の美しさは前記したと同様にのぞめな
い。
本考案は上記のごとき欠点を改良し、使用場所、昼夜の
別なく、透過光、反射光のいずれかにより常時美感を呈
する合成樹脂の積層板を提供することを目的としている
以下、図面に示す実施例に基づき本考案を詳細に説明す
る。
第1図において、板状体1は透明性硬質合成樹脂を基材
としてなり、透明性着色材で着色されたものである。
透明性着色材で着色するには、透明性着色材で着色され
た透明性硬質合成樹脂を用いて板状体を形成させたもの
が用いられる。
また、無色の透明な硬質合成樹脂板の表面に透明性着色
材にて模様を施したもの、さらには。
硬質合成樹脂と同種または異種の合成樹脂フィルム面に
、透明性着色材で印刷模様を付したものを貼着積層した
板状体も使用することができる。
透明性硬質合成樹脂にはポリスチロール、ポリメチルメ
タアクリレート、ポリエチレン、ポリプロビレン、ポリ
塩化ビニル、ポリカーボネートその他公知の熱可塑性合
成樹脂が用いられる。
次に、透明性合成樹脂フィルム2は、板状体1と同種か
筐たは相溶性のある異種の合成樹脂からなり、印刷可能
な厚さ20〜100μのフィルムが使用され、その表面
には不透明着色材aで印刷模様を設けた印刷模様面3を
有する。
不透明着色材は、白、クリーム、黄など明度の明るい色
が、室内照明光をよく反射するのでよい。
この透明性合成樹脂フィルム2を、前記板状体1に貼着
積層すれば本考案の積層板かえられる。
貼着積層する場合、印刷模様面3を内側にし、第1図に
示すごとく板状体1と透明性合成樹脂フィルム2との中
間に不透明着色材aによる印刷模様面3を設げるように
するのがよい。
印刷面3は、美感を呈するように、不透明着色材aにて
色彩を施した模様絵柄などを公知の方法により、例えば
50μの厚さの合成樹脂フィルム面にグラビヤあるいは
捺染等により印刷することによりつくられる。
着色材としての染顔料および印刷厚みは、適宜選ぶこと
ができる。
積層板の透明性着色材を含む部分の可視光線透過率は3
0φ以上あることが望ましい。
本考案の積層板をつくるには、熱可塑性合成樹脂を常法
により溶融押出し、板状体に成形しこの表面に例えば印
刷した合成樹脂フィルムの印刷模様面が内側になるよう
積層して積層板とする。
′?!:た、ついで周知のエンボス加工ローラ間を通し
、その片面又は両面に第2図に示すごとき多数の凹凸4
,4′ を形成させることもできる。
本考案に用いられる硬質合成樹脂板は厚さl〜5Trg
rL1好1しくは約3wnである。
エンボス加工による凹凸の深さはとくに限定されないが
、光線の反射の点より考慮し、0.1−1−1r程度と
するのが好筐しい。
また、凹凸の長さ、幅は別に限定されない。
なお、第1図および第2図で、板状体1の厚さは、透明
性合成樹脂フィルム2の厚さに比べてきわめて厚いので
、板状体1の厚みを省略して描いである。
筐た、第1図、第2図の印刷模様面3のうちbの部分は
、板状体1を溶融押出しによって成形したときに、印刷
模様面3の不透明着色材aのない部分を板状体1の一部
が充填することによって形成される。
本考案の積層板は、建物の窓、建具等に用いることによ
り、昼間は、透過光により透明性着色材による着色模様
により、夜間は不透明着色材による印刷模様の反射によ
り、昼夜の別なく希望の色、柄模様にて美感を呈する。
捷た、合成樹脂板はガラス板に比べ破損しにくく安全で
あり、さらに熱伝導率が木材と同程度に小さいのでガラ
ス板に比し断熱性に優れる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はいずれも本考案に係る複層板の断面説
明図である。 1・・・板状体、2・・・透明性合成樹脂フィルム、3
・・・不透明着色材による印刷模様面、4,4′・・・
凹凸。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)透明性硬質合成樹脂を基材とし透明性着色材で着
    色された板状体の表面に、不透明性着色材で印刷模様を
    設けた透明性合成樹脂フィルムを貼着積層してなる積層
    板。
  2. (2)板状体の表面に、印刷面を内側にして透明性合成
    樹脂フィルムを貼着積層した実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の積層板。
  3. (3)積層板が、その表面に多数の凹凸を形成させたも
    のである実用新案登録請求の範囲第1項または第2項記
    載の積層板。
JP17485078U 1978-12-22 1978-12-22 積層板 Expired JPS5938272Y2 (ja)

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JP17485078U JPS5938272Y2 (ja) 1978-12-22 1978-12-22 積層板

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JP17485078U JPS5938272Y2 (ja) 1978-12-22 1978-12-22 積層板

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Publication Number Publication Date
JPS5593537U JPS5593537U (ja) 1980-06-28
JPS5938272Y2 true JPS5938272Y2 (ja) 1984-10-24

Family

ID=29181843

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JP17485078U Expired JPS5938272Y2 (ja) 1978-12-22 1978-12-22 積層板

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