JPS6218464Y2 - - Google Patents

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JPS6218464Y2
JPS6218464Y2 JP1982069313U JP6931382U JPS6218464Y2 JP S6218464 Y2 JPS6218464 Y2 JP S6218464Y2 JP 1982069313 U JP1982069313 U JP 1982069313U JP 6931382 U JP6931382 U JP 6931382U JP S6218464 Y2 JPS6218464 Y2 JP S6218464Y2
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JP
Japan
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synthetic resin
pattern
transparent
colored
decorative material
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JP1982069313U
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JPS58171340U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は合成樹脂製積層板に関し、更に詳し
くは、安価で特異な光模様を表出しえる、ステン
ドグラス風化粧板として好適な合成樹脂製積層板
に関する。
ステンドグラスはその独特な色彩、模様によ
り、室内装飾品、照明器具部材、間仕切材、明り
取り材等として高級で豪華なイメージを奏するも
のであり、飲食店、さらには最近においては一般
の家庭においても使用されている。
しかしながらステンドグラスの場合デザイン性
には優れるものの非常に高価であり、そのために
ステンドグラスのより広範な使用が制限されてい
る。すなわち、ステンドグラスが、種々の単色ガ
ラス板を予めデザインした形状・大きさにカツト
し、それらのカツトした色ガラス板を鉛で接合し
て製作され、従つて到底量産できるものではな
く、非常に手間がかかり高価であつた。
これに対し、ガラス板に塩ビの模様フイルムを
貼り付けて構成する2層の安価な装飾材がある
が、このものは模様が立体的でなく、ステンドグ
ラスの風合いはほど遠いもので、また模様フイル
ムがガラス板の表面に存するので長時間の使用に
おいては損傷したりはがれたりして見苦しくなる
ものであつた。
この考案はこれらの実情に鑑みなされたもの
で、その具体的構造は、二枚の透明又は半透明合
成樹脂化粧材とが、その合成樹脂化粧材が両合成
樹脂板間に介在した状態で三層構造に構成され、
少なくとも片側の合成樹脂板の表面には凹凸模様
が施こされてなる合成樹脂製積層板である。
すなわち、この考案は、色柄模様を有する化粧
材を介在させた合成樹脂の三層構造で、しかも片
側表面に凹凸模様を施すことによつて、一層又は
二層構造では到底得られない特異な光と印刷模様
との立体組み合せ模様を安価表示できるようにす
るものである。
つまりこの考案の合成樹脂製積層板は、各層の
表面及び裏面からの反射光及び各層の透過光によ
る光模様並びに化粧材の色柄模様が三次元に組み
合されユニークな立体模様として表出しえる。通
常ステンドグラスなどの化粧材は反射光と透過光
とが織りなす模様が商品価値を決めるといつても
過言ではないが、上述のようなこの考案の積層板
によれば、きわめて商品価値の高い特異な模様を
加工が容易で安価に、しかも衝撃に強い構造材と
して提供できるわけである。
以下この考案を実施例図面により詳述するが、
この考案は以下の実施例に限定されるものではな
い。
第1図は合成樹脂製積層板1の縦断面を示す。
2,2′が透明合成樹脂板、3が透明化粧材で、
合成樹脂製積層板1は透明化粧材3が透明合成樹
脂板2,2′間に介在した状態で三層構造に構成
されている。合成樹脂板2,2′は、硬質塩化ビ
ニール樹脂板、ポリカーボネート樹脂板、アクリ
ル樹脂板等の熱可塑性樹脂板あるいはポリエステ
ル樹脂板を用いることが好ましく、その厚さは1
〜6mm、好ましくは2〜3mmのものを用いる。そ
して片側の透明合成樹脂板2の表面には全面に凹
凸模様4が設けられている。透明化粧材3として
は0.05〜0.20mm厚程度の塩化ビニール樹脂フイル
ム、アクリル樹脂フイルムを用い、この透明化粧
材3には片面に色柄模様5が全面にわたつて設け
られている。
上記凹凸模様は、凹部が溝状に連続しその凹部
間に凸部が存在する形状で、ダイヤ模様、鎚目模
様、石目模様、布地目模様(それぞれステンドグ
ラス技術において用いられる凹凸模様)等であつ
てよい。今この合成樹脂積層板凹凸模様面から見
ると、表面の凹凸模様からの乱反射光と逆側から
透過してくる光とが透明化粧材に反射してくる光
によつて構成される色柄模様を変化させ、よつて
きわめてユニークな立体的な模様を形成する。
以下製造方法を簡略に説明する。
上下二枚の透明合成樹脂板間に色柄模様が印刷
されて設けられた透明化粧材を位置させ、従来よ
り一般的におこなわれているラミネート押出成形
あるいはカレンダープレス成形により得るもの
で、成形の際透明合成樹脂板と透明化粧材間に必
要に応じて接着剤を使用する。そして、透明合成
樹脂板への凹凸模様の形成は、ラミネート押出成
形の場合はエンボスロールを、カレンダープレス
の場合はエンボスプレス板を用いて、全体の成形
と同時におこなう。なお、エンボス深さはもちろ
ん、透明化粧材を損傷、変形させないよう透明合
成樹脂板の厚さより浅く設定する。
以下他実施例について説明する。
透明合成樹脂板2,2′は一枚を全体に着色し
た(透明性を保つ)ものを用いてもよく、この場
合の凹凸模様4は着色してない方の透明合成樹脂
板の表面に設けられる。透明合成樹脂板への着色
は透明合成樹脂板の表面に直接着色しておこな
う。このように片側面に着色した透明合成樹脂板
を用いるのは、その着色を下地色として色柄模様
をより美しく現出させるのを意図し、よつて用い
る色柄模様に対応してどのような色に着色したも
のを用いるかは定められるが、着色透明に限らず
着色半透明の、例えば乳白色等の淡い色のものを
採用することができる。
この考案は上述のように構成されているので、
中間の透明化粧材の色柄模様が透明の合成樹脂板
の凹凸模様表面にステンドグラス調の立体的模様
として現出するもので合成樹脂製故に本物のステ
ンドグラスに比して格段に安価に得られるもので
ある。また、色柄模様の設けられた透明化粧材が
透明合成樹脂板間に挟まれて設けられているの
で、色柄模様がはがれたりせず、さらに合成樹脂
製であるので曲面加工や曲げ加工が容易にでき、
また衝撃に強いので運搬時等に破損の恐れがない
という付随的利点をも有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例縦断面図である。 1……合成樹脂製積層板、2,2′……透明合
成樹脂板、3……透明化粧材、4……凹凸模様、
5……色柄模様。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 二枚の透明又は半透明合成樹脂板と表面に色
    柄模様が設けられた透明合成樹脂化粧材とが、
    その合成樹脂化粧材が両合成樹脂板間に介在し
    た状態で三層構造に構成され、少なくとも片側
    の合成樹脂板の表面には凹凸模様が施こされて
    なる合成樹脂製積層板。 2 一方側の合成樹脂板が透明でその表面に凹凸
    模様が施こされ、他方側の合成樹脂板が透明又
    は半透明でその表面を平らとした実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載の積層板。 3 他方側の合成樹脂板が着色半透明である実用
    新案登録請求の範囲第2項に記載の積層板。 4 他方側の合成樹脂板が乳白色である実用新案
    登録請求の範囲第3項に記載の積層板。 5 凹凸模様がダイヤ模様である実用新案登録請
    求の範囲第1〜4項のいずれかに記載の積層
    板。 6 表面に色柄模様が設けられた透明合成樹脂化
    粧材が色柄模様を印刷した透明合成樹脂フイル
    ムである実用新案登録請求の範囲第5項に記載
    の積層板。
JP6931382U 1982-05-11 1982-05-11 合成樹脂製積層板 Granted JPS58171340U (ja)

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JPS58171340U JPS58171340U (ja) 1983-11-16
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0651387B2 (ja) * 1986-07-09 1994-07-06 シーアイ化成株式会社 化粧板

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JPS5533736B2 (ja) * 1972-09-20 1980-09-02
JPS5637066A (en) * 1979-09-04 1981-04-10 Bron Dan Selffcontrolling nozzle for liquid feed pipe

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5848122Y2 (ja) * 1975-04-15 1983-11-02 アサヒケイライト カブシキガイシヤ ジユシフクゴウバン
JPS5533736U (ja) * 1978-08-25 1980-03-04

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JPS58171340U (ja) 1983-11-16

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