JPS6324467B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6324467B2
JPS6324467B2 JP55128774A JP12877480A JPS6324467B2 JP S6324467 B2 JPS6324467 B2 JP S6324467B2 JP 55128774 A JP55128774 A JP 55128774A JP 12877480 A JP12877480 A JP 12877480A JP S6324467 B2 JPS6324467 B2 JP S6324467B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin film
colored opaque
opaque resin
decorative sheet
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55128774A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5753354A (en
Inventor
Atsunori Murata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP55128774A priority Critical patent/JPS5753354A/ja
Publication of JPS5753354A publication Critical patent/JPS5753354A/ja
Publication of JPS6324467B2 publication Critical patent/JPS6324467B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は床面化粧材料あるいは壁面化粧材料に
使用する化粧シートで特にシートの厚みを薄くし
ても目ヤセがでにくくしかも寸法安定性が良好で
意匠的にも化粧シート内部にエンボスが施されて
いるため質感と深みのあるリアル感の豊富なエン
ボス化粧シートの製造方法に関するものである。
従来の化粧シートは、目ヤセを軽減させるため
にシートの厚みを0.4mm以上必要としてきた。そ
の為コストが高く、又長期的な加熱加圧によつて
加圧部の周辺がふくれるといつた欠点をもつてい
た。又意匠的にはリアル感をもたせる為に表面に
エンボスを施して凹凸をつけたりしていたが表面
のエンボスの場合は質感あるいは深みを出すとい
つた効果に乏しく、しかも凹部が目づまりしやす
いといつた欠点をもつていた。
本発明は、このような点を考慮して製造される
化粧シートで質感が豊富にありしかも表面はフラ
ツトな形状を有し、しかも不織布を用いるものは
該不織布を着色不透明樹脂フイルム間に熱接着す
るため基材の表面の凹凸が不織布によつて吸収さ
れるため表面に目ヤセとしてでてこないばかりで
なく不織布が樹脂フイルムを固定するため熱によ
る寸法変化が極めて少ないといつた特徴をもつて
いる化粧シートの製造方法に関するものである。
以下本発明を図面に従つて詳細に説明すると、
第1図に示す様に着色不透明樹脂フイルム1の表
面にパールベタ層2と印刷層3とを設け、印刷層
でパールベタ層を部分的に被覆する。次に、第2
図に示す様に印刷層の側からエンボス4を施すと
同時に着色不透明樹脂フイルム1の裏面に裏打ち
材5を貼合する。次いで第4図に示す様に前記エ
ンボス面に熱圧着により又は接着剤8を介して透
明又は半透明樹脂フイルム9を貼合してエンボス
化粧シートを得る。
着色不透明樹脂フイルム1としては塩化ビニル
フイルム、ポリエステルフイルム、ポリプロピレ
ンフイルム、その他が使用できる。
パールベタ層2は塩化ビニル―酢酸ビニル共重
合樹脂等のビニル系樹脂、アクリル樹脂、その他
の前記フイルムに対する接着の良好な樹脂をバイ
ンダーとし、公知のパール顔料を含むインキを用
いて形成する。なおベタ層は万線によるベタでも
良い。
印刷層3は木目柄模様、布目柄模様の内から選
択し、エンボス5の形状は該模様の種類に応じて
任意に組み合わせる。例えば、印刷層が木目柄模
様の場合にはヘヤーライン状のエンボスが、又印
刷層が布目柄模様の場合には目の荒い梨地、布目
等のエンボスが適している。
裏打ち材5は、紙、天然繊維又は合成繊維のシ
ートを接着剤を介して貼り合わせるか、不織布6
と着色不透明樹脂フイルム7とを不織布が2枚の
フイルムに挾まれる様に熱圧着して貼り合わせ
る。
透明又は半透明の樹脂フイルム9としては、塩
化ビニルフイルム、ポリプロピレンフイルム、ポ
リエステルフイルム等が使用でき、熱圧着又は接
着剤8を介して貼り合わせる。
なお、熱圧着の場合には透明又は半透明の樹脂
フイルムの方を充分に加熱し、印刷層を有するフ
イルムの方にはエンボスの戻りを防ぐ為にあまり
熱を加えない方が良い。
不織布はガラス不織布、ポリエステル不織布、
その他の耐熱性の良いものを用いる。耐熱性の程
度としては、樹脂シートの裏面に貼合する工程中
あるいは化粧シートとしてすなわち製品として使
用する過程で寸法変化等を生じない程度でよい。
以上の様な本発明の方法によつて製造される化
粧シートは、シート表面側から観察される印刷層
及び印刷層によつて隠ペイされていないパールベ
タ層の微細なエンボスによる光反射によつて化粧
シートの木目柄模様に凹凸のある立体的な質感を
与え、その為平面的でない柔らかみと深みのある
木質感を表現できしかも表面はフラツトなシート
になる。又裏打ち材として不織布等があるためシ
ートの厚みを薄くしても目ヤセが出ず、寸法安定
性も良好になる。更に本発明はパールベタ層上に
木目柄模様以外の布目柄模様等の印刷層を印刷し
た場合でも、目の荒い梨地あるいは絹目その他の
布目等のエンボスを施すことによつてシルクなど
の布目の質感をより忠実に表現できるなど化粧シ
ートとして質感と意匠効果に極めて価値の高いも
のである。
〔実施例 1〕 0.1mm厚の着色不透明塩化ビニルフイルム表面
に塩化ビニル酢酸ビニル共重合樹脂をバインダー
とするグラビアインキを使用してパールベタ(版
深40μ)を含む3色柄の桧板目模様を通常の刷順
で印刷した。次いで印刷面に版深30〜100μを有
するヘヤーライン状のエンボスを施すと同時に反
対側の面に裏打ち材として合成樹脂含浸紙100
g/m2を接着剤を用いてラミネートした。次いで
エンボス面に接着剤を用いて0.15mm厚の透明塩化
ビニルフイルムをドライラミネートしてエンボス
化粧シートを得た。
〔実施例 2〕 裏打ち材として12g/m2のガラス不織布と0.05
mm厚の着色不透明塩化ビニルフイルムを、ガラス
不織布をサンドイツチするようにして熱圧着する
以外は実施例1と同様にしてエンボス化粧シート
を得た。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであつて、第
1図は着色不透明樹脂フイルムの表面にパールベ
タ層と印刷層とを設けた状態、第2図は裏打ち材
として接着剤を介して紙を貼り合わせた場合、第
3図は裏打ち材としてガラス不織布と不透明樹脂
フイルムとを熱圧着した場合、第4図と第5図は
第2図と第3図のシートの表面に透明な樹脂フイ
ルムを接着剤を介して貼り合わせた場合の各々断
面図を示す。 1…着色不透明樹脂フイルム、2…パールベタ
層、3…印刷層、4…エンボス、5…裏打ち材、
6…ガラス不織布、7…着色不透明樹脂フイル
ム、8…接着剤、9…透明又は半透明樹脂フイル
ム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 着色不透明樹脂フイルム1の表面にパールベ
    タ層2および木目柄模様の印刷層3を形成したの
    ち、該フイルムのインキ層側にヘヤーライン状の
    エンボス4を施すと同時にその裏面に裏打ち材5
    を貼合した後、前記エンボスを施した側に熱圧着
    又は接着剤8を介して透明又は半透明樹脂フイル
    ム9を貼合せることを特徴とするエンボス化粧シ
    ートの製造方法。 2 着色不透明樹脂フイルム1の表面にパールベ
    タ層2および布目柄模様の印刷層3を形成したの
    ち、該フイルムのインキ層側に目の荒い梨地ある
    いは布目等のエンボス4を施すと同時にその裏面
    に裏打ち材5を貼合した後、前記エンボスを施し
    た側に熱圧着又は接着剤8を介して透明又は半透
    明樹脂フイルム9を貼合せることを特徴とするエ
    ンボス化粧シートの製造方法。 3 裏打ち材5が紙、天然繊維又は合成繊維のシ
    ートであつて、着色不透明樹脂フイルム1の裏面
    に接着剤を介して貼合することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項〜第2項記載のエンボス化粧シ
    ートの製造方法。 4 裏打ち材5が不織布6と着色不透明樹脂フイ
    ルム7の2層であつて、不織布6を着色不透明樹
    脂フイルム1と着色不透明樹脂フイルム7とで挾
    むように重ねて熱圧着されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項〜第2項記載のエンボス
    化粧シートの製造方法。
JP55128774A 1980-09-17 1980-09-17 Manufacture of embossed decorative sheet Granted JPS5753354A (en)

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JP55128774A JPS5753354A (en) 1980-09-17 1980-09-17 Manufacture of embossed decorative sheet

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JP55128774A JPS5753354A (en) 1980-09-17 1980-09-17 Manufacture of embossed decorative sheet

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Publication Number Publication Date
JPS5753354A JPS5753354A (en) 1982-03-30
JPS6324467B2 true JPS6324467B2 (ja) 1988-05-20

Family

ID=14993129

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Families Citing this family (6)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6171430U (ja) * 1984-10-18 1986-05-15
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JP2592907B2 (ja) * 1988-05-17 1997-03-19 大日本印刷株式会社 化粧材
JP3310742B2 (ja) * 1993-11-12 2002-08-05 共同印刷株式会社 鏡面化粧板の製造方法
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53119990A (en) * 1977-03-29 1978-10-19 Dainippon Printing Co Ltd Decorative sheet and its preparation

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JPS5753354A (en) 1982-03-30

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