JPS6032312Y2 - 複層ガラス - Google Patents

複層ガラス

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JPS6032312Y2
JPS6032312Y2 JP10833880U JP10833880U JPS6032312Y2 JP S6032312 Y2 JPS6032312 Y2 JP S6032312Y2 JP 10833880 U JP10833880 U JP 10833880U JP 10833880 U JP10833880 U JP 10833880U JP S6032312 Y2 JPS6032312 Y2 JP S6032312Y2
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JP
Japan
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glass
double
plate glass
linear pattern
glazed
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JP10833880U
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JPS5732486U (ja
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得司 佐原
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は複層ガラスの改良に関する。
従来、2枚または数枚の板ガラスの間に完全乾燥空気層
を設けて、その周辺を金属で密閉したもので、空気の熱
伝導率の低い性質を利用した断熱と透光をかねた複層ガ
ラスは知られているが、意匠的な目的をかねて多量に使
用される複層ガラスは少ない。
ガラス成分に発色剤を加えて着色した色板ガラスや表面
の一方が火造りのままの平滑面を呈し、他方に細かな凹
凸の型模様をつけた型板ガラスなどの各種板ガラスを組
合せることで意匠的な目的をかねた複層ガラスを形成す
ることもできるが、複層ガラスの色板ガラスや型板ガラ
スの表面に個性ある絵柄を豊かな色彩で処理形成する工
夫は難しく、このように従来の複層ガラスの開発主眼は
専ら断熱、透光、結露防止にあった。
本考案は主として一般住宅の引違い型式のアルミサツシ
に好適な複層ガラスに関するものであって、詳しくは、
複層ガラスの一部構成材料として特殊な装飾板ガラスを
使用する構造によって前記の難点を解消したものである
以下、本考案を実施例の図面について説明すると、第1
図は本考案による複層ガラスの構造の一例を示したもの
で、複層ガラス本体Aは、透明板ガラス1と装飾板ガラ
ス2との組合せからなり、複層ガラス本体Aの周縁部に
、凹字型の断面形をもつ主壁3とこの主壁3の外周面に
左右いずれか一方に偏置させて突設した突条4からなる
韻律5を一体に固着して設けたことを特徴とし装飾板ガ
ラス2は、第4図に示すように板ガラス6と、該板ガラ
ス6の表面に樹脂材で突出するように形成した線状絵柄
7と、この線状絵柄7の部分に埋設した芯線8と、前記
、線状絵柄7にそれぞれ異った色彩で彩色してできた樹
脂膜色模様9とから形成されたものを使用し、前記板ガ
ラス6の表面に突出するように設けられた線状絵柄7は
ビニール系合成樹脂等のように付着力の強い樹脂材を適
当な粘度の液状にし、これを着色して得られ、芯線8に
倣って帯状に塗設し、これを固化させて形成できるもの
であり、また、樹脂膜色模様9は、線状絵柄7にマツチ
するように塗り分けられ、線状絵柄7の使用材料となる
樹脂材と同質のものを使用し、板ガラス6の表面に均一
塗膜を有して固化させたものである。
10は透明板ガラス1と装飾板ガラス2の間に形成され
た完全乾燥空気層、11はシール材、12はスペーサー
、13は乾燥材である。
本考案に係る複層ガラス本体をアルミサツシに取付ける
場合は、複層ガラス本体Aの周縁部に設けた韻律5の突
条4を、サツシ框材Bのバッキング14に設けた凹溝1
5内に第2図図示の如く嵌込むか、またはサツシ框材B
の凹溝16内に直接嵌込んで各框材Bを方形に連結し、
複層ガラス本体Aを構成する一方の透明板ガラス1面を
室内側に向け、他方の装飾板ガラス2の裏面、即ち、線
状絵柄7および樹脂膜色模様9が形成されていない面を
室外側に向けて取付ける。
従って、本考案による複層ガラスを使用すれば、複層ガ
ラス特有の断熱性と遮音効果をもたらす事は勿論、複層
ガラス本体を構成する一方の材料となる装飾板ガラス2
の表面に突出形成された線状絵柄7および樹脂膜色模様
9等の形成層が、装飾板ガラス2と対設する透明板ガラ
ス1によって保護されるとともに装飾板ガラス2の表面
に表出される線状絵柄7等の形成部は透明板ガラス1と
装飾板ガラス2の間に形成される完全乾燥空気層10内
にあって固化状態を保ちつつ耐久性を保持することが可
能となり、また前記、装飾板ガラス2の線状絵柄7や樹
脂膜色模様9等の形成層を室内側に向けられた透明板ガ
ラス1を透して容易に看取できる効果があり、このよう
に本考案複層ガラスは、ステンド風の意匠光彩を顕現す
るため一般住宅のアクセント的な装飾材、店舗のインチ
リヤ材として広汎に使用することができ、しかも装飾板
ガラス2それ自体は、従来のステンドグラスと異なり、
板ガラスの表面に簡単な作業で任意な模様を形成するこ
とができ、また線状絵柄7等を樹脂材で表出し、この樹
脂材に芯線8を埋設しであるので、振動や衝撃に強く、
且つ線状絵柄7および樹脂膜色模様9も板ガラス6の表
面に対して密着した状態で塗設処理するように形成され
るのでくずれるような事がなく、且つ従来の複層ガラス
に漸新性、審美性を付加できる効果があり、さらに本考
案はサツシ框への取付使用の他に上記構造からなる複層
ガラスを、韻律で一体に固着しただけの構成によって室
内掲示用の装飾額縁としても使用することもできる等、
実用面で顕著な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による複層ガラスの実施構造の一例を示
す斜視図、第2図はサツシ框への取付状態を示す要部の
横断面図、第3図はサツシ框への取付状態の変形例を示
す要部の横断面図、第4図は装飾ガラスの一部を剥離し
た状態の平面図である。 A:複層ガラス本体、1:透明板ガラス、2:装飾ガラ
ス、5:韻律、7:線状絵柄、9:樹脂膜色模様。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 透明板ガラスと装飾板ガラスとよりなる複層ガラス本体
    および韻律を備え、前記装飾板ガラスは板ガラスの表面
    に樹脂材で突出するように形成した線状絵柄と、この線
    状絵柄部分に埋設する芯線と、線状絵柄に夫々異った色
    彩で施色してできた樹脂膜色模様とを形成したものであ
    り、装飾板ガラスの線状絵柄および樹脂膜色模様の形成
    面は複層ガラスの内側に形成され、複層ガラスの内側は
    完全乾燥空気層を形成するように複層ガラス本体の周縁
    部を韻律によって一体に固着することを特徴とする複層
    ガラス。
JP10833880U 1980-08-01 1980-08-01 複層ガラス Expired JPS6032312Y2 (ja)

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JPS5732486U JPS5732486U (ja) 1982-02-20
JPS6032312Y2 true JPS6032312Y2 (ja) 1985-09-26

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JPS5928181U (ja) * 1982-08-13 1984-02-21 積水ハウス株式会社 玄関ドア
JPH02136911U (ja) * 1989-04-17 1990-11-15
JPH0592909U (ja) * 1992-03-31 1993-12-17 株式会社小糸製作所 閃光式警告灯

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