JP2574167Y2 - 装飾板硝子 - Google Patents

装飾板硝子

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JP2574167Y2 JP1990071464U JP7146490U JP2574167Y2 JP 2574167 Y2 JP2574167 Y2 JP 2574167Y2 JP 1990071464 U JP1990071464 U JP 1990071464U JP 7146490 U JP7146490 U JP 7146490U JP 2574167 Y2 JP2574167 Y2 JP 2574167Y2
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  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、住宅、大型店舗、ホテル、事務所等の一般
建築物の窓、室内外の装飾壁、各室間の仕切壁等に使用
される複層板硝子に関するものであり、詳しくは、二枚
の板硝子を相対峙させて中間に空気層を介設させた複層
板硝子に関するものである。
[従来の問題点] 従来、この種の一般建築の窓等に使用される板硝子は
室内への採光、各室間の透視等には必要不可欠な建築要
素であり、単なる一枚の板硝子だけではなく、機械的強
度や防音効果を向上させる目的で、二枚の板硝子の中間
に樹脂層、空気層を夫々介設させた合わせ板硝子、複層
板硝子等の多種類が開発されている。
又、最近の一般建築物における傾向として、色彩やデ
ザイン等が重要視されていることから、窓等に用いる板
硝子にも建築物や周辺の景観等にあわせた硝子質特有の
装飾性が期待されており、例えば、板硝子の表面へ様々
なデザインの模様を施したり、様々な色彩の被膜面を形
成させることにより、装飾的効果を醸し出しているもの
である。
然し乍ら、表面加工によるものは耐久性に極めて乏し
く、更に、デザインや色彩のみによる単純で画一的な装
飾効果しか期待できないことから、より複雑な装飾性を
有した板硝子の開発が望まれているものである。
[考案の目的] 本考案は前記事由に鑑みて、複層板硝子を用いて、中
間の空気層へ各種筒状体より構成された装飾部材を配設
することで、色彩は勿論のこと、光学的に極めて複雑な
装飾効果を生じさせる装飾板硝子を提供する目的であ
る。
[考案の構成] 本考案においては上記の問題を解決するため次の複層
硝子を構成している。すなわち、二枚の板硝子を相対峙
させて中間に空気層を介設させた複層板硝子において、
前記空気層と略同巾で且つ断面任意形状の胴部を有した
多数の各種筒状体を形成し、該夫々の筒状体の胴周の一
部を夫々接着させて適宜形状の装飾部材を一又は二以上
形成し、該装飾部材の開口端縁を前記板硝子の対峙面へ
貼着させ、前記空気層内に前記夫々の装飾部材を部分的
に配設させたことを特徴とする装飾板硝子を構成してい
る。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の実用新案登録請求の範囲の複層板硝
子の概要正面図であり、第2図は本考案の複層板硝子の
一実施態様を示す概要正面図であり、第3図は本考案の
各種筒状体の説明図であり、第4図は本考案の装飾部材
の説明図であり、第5図は本考案の複層板硝子の概要断
面図である。
本考案は、住宅、大型店舗、ホテル、事務所等の一般
建築物の窓、室内外の装飾壁、各室間の仕切壁等のあら
ゆる処に使用できる複層板硝子に関するものであり、実
用新案登録請求の範囲に記載のものは、二枚の板硝子1
A,1Bを相対峙させて中間に空気層1Cを介設させた複層板
硝子1において、前記空気層1Cと略同巾で且つ断面任意
形状の胴部を有した各種筒状体2を形成し、該夫々の筒
状体2の胴周の一部を夫々接着させて装飾部材3を形成
し、該装飾部材3の開口端縁3aを前記板硝子1A,1Bの対
峙面1a,1bに部分的に貼着させ、前記空気層1C内へ装飾
部材3を配設させたものである。
又、二枚の板硝子1A,1Bを相対峙させて中間に空気層1
Cを介設させた複層板硝子1において、前記空気層1Cと
略同巾で且つ断面任意形状の胴部を有した各種筒状体2
を形成し、該夫々の筒状体2の開口端縁2aを前記板硝子
1A,1Bの対峙面1a,1bへ貼着させ、前記空気層1C内へ各種
筒状体2を装飾的に配設させてもよい。
即ち、本考案の複層板硝子1は、第5図図示の如く、
無色透明、或いは特殊加工を施した強化硝子、サンドブ
ラスト工法による摺り硝子等より選んだ二枚の板硝子1
A,1Bを使用するものであり、適宜な間隔を保持して相対
峙させた二枚の板硝子1A,1Bの周縁辺へブチルゴム等の
間隔保持部材4を嵌入密着させて中間に空気層1Cを介設
させたものである。
本考案の実用新案登録請求の範囲に記載のものは複層
板硝子1へ介設させた空気層1Cと略同巾で且つ長さを有
する紙、木、プラスチック、金属製等の長矩形状の薄板
部材(図示せず)を長さ方向に屈曲、或いは折曲させる
と共に、両端辺の夫々を接着剤等で貼着させることによ
り、第3図図示の如く、断面任意形状の胴部を有した円
筒状、多角筒状等の各種筒状体2を形成するものであ
り、且つ第4図図示の如く、該夫々の筒状体2の胴周の
一部を夫々接着させると共に多数展設させて適宜形状の
装飾部材3を形成するものである。
次に、第5図図示の如く、前記装飾部材3の開口端縁
3aの一方又は両方へ接着剤を塗布するか、或いは予め前
記板硝子1A,1Bの対峙面1a,1bの一方又は両方へ接着層を
形成しておき、該対峙面1a,1bの一部へ前記装飾部材3
の開口端縁3aを貼着させることにより、第1図図示の如
く、該装飾部材3を複層板硝子1の空気層1C内へ配設さ
せたものである。
前記装飾部材3は、例えば、円筒、三角筒、四角筒等
の異なった種類の筒状体2の組み合わせでも、或いは六
角筒等の同種類の筒状体2の組み合わせであるハニカム
構造体でも良く、又、多数個の筒状体2を単体で形成し
た後に夫々接着剤等で展設させることも、或いは多数個
の筒状体2の夫々の同周の一部が共適している形状、つ
まり予め多数展設させることを想定して、所望の部材で
一体的に形成させることも可能であり、異なった形状の
装飾部材3を一又は二以上形成して、それぞれ板硝子間
に貼り付けることによって、装飾性を高めることができ
る。何れも前記複層板硝子1の使用場所、用途に応じた
装飾性の高い形状とするものである。
本考案の複層板硝子1を、例えば、一般建物の窓等へ
取付けて、室外から室内へ向けて一定位置の視点で目視
した場合、正面方向では筒状体2又は装飾部材3の厚み
部分、つまり胴部の断面形状のみが目視されるので、恰
も、線状の部材が配設されているかの如く識別され、従
って、室内の景観は殆ど遮蔽されること無く透視できる
ものであり、一方、若干斜め方向、或いは更に斜め方向
を目視すると、前記筒状体2又は装飾部材3の巾部分、
つまり胴周により遮蔽されるので、歩行中等で視点が複
雑に変化する場合には、極めて複雑な光学的変化を生じ
させるものであり、更に、前記筒状体2又は装飾部材3
の胴周の外側と内側とへ夫々異なった着色を施せば、極
めて多彩な装飾効果を期待することが可能であり、又、
筒状体2又は装飾部材3は複層板硝子1の一部分にの
み、つまり板硝子の適宜部分に配設することとしている
が、全面に亘って配設することも自在である。
尚、本考案に係る複層板硝子1は、防音、断熱効果等
の機能性を重視して、中間に空気層1Cを介設させたもの
であり、中間に樹脂層を介設させた合わせ板硝子等と比
較すると、機械的強度は少々劣るものであるが、本考案
の如く、空気層1C内へ筒状体2又は装飾部材3を配設さ
せたことにより、防音、断熱効果等の機能性を維持しつ
つ、同時に機械的強度の向上を図ることができるもので
ある。
[考案の効果] 本考案は前述の如く、複層板硝子の空気層内へ各種筒
状体で構成された装飾部材を部分的に配設させたので、
一定の視認性を確保しつつ極めて複雑な装飾効果が期待
出来るものであり、従来の如く、板硝子の表面加工によ
り生じる耐久性の低下等の心配が無く、又、配設させた
筒状体又は装飾部材は機械的強度をより向上させるもの
であり、機能性、装飾性と共に実用性にも優れた極めて
有意義な考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実用新案登録請求の範囲の複層板硝子
の概要正面図である。第2図は本考案の一実施態様を示
す複層板硝子の概要正面図である。第3図は本考案の各
種筒状体の説明図である。第4図は本考案の装飾部材の
説明図である。第5図は本考案の複層板硝子の概要断面
図である。 1……複層板硝子、1A,1B……板硝子、1a,1b……対峙
面、1C……空気層、2……筒状体、2a……開口端縁、3
……装飾部材、3a……開口端縁、4……間隔保持部材。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−140342(JP,A) 特開 昭63−162553(JP,A) 実開 昭62−133885(JP,U) 実開 昭60−8390(JP,U) 実開 昭59−167191(JP,U) 実公 昭50−30356(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】二枚の板硝子を相対峙させて中間に空気層
    を介設させた複層板硝子において、 前記空気層と略同巾で且つ断面任意形状の胴部を有した
    多数の各種筒状体を形成し、該夫々の筒状体の胴周の一
    部を夫々接着させて適宜形状の装飾部材を一又は二以上
    形成し、該装飾部材の開口端縁を前記板硝子の対峙面へ
    貼着させ、前記空気層内に前記夫々の装飾部材を部分的
    に配設させたことを特徴とする装飾板硝子。
JP1990071464U 1990-07-06 1990-07-06 装飾板硝子 Expired - Fee Related JP2574167Y2 (ja)

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JPS5128689Y2 (ja) * 1973-05-22 1976-07-20
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