JPS58167194A - 転写材料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は転写材料に関する◇詳細には、反射色と透過
色との２色性効果を備えたパール顔料層を有すると共に
、このパール顔料層の透過光を吸収し反射光による反射
色のみを鮮明に現出させるための黒色系接着層を有して
いる転写材料に関する本のである。

すなわちこの発明は、基材の片面に離型層を形成し、該
離型層上にパール顔料層を形成し、さらに該バール顔料
層上に黒色系接着層を形成したことを特徴とする転写材
料である〇 この考案の基材には、ポリエステルフィルム、ポリプロ
ピレンフィルムなどのプラスチックフィルム、セロハン
、紙など転写材料の基材として通常使用されるものが使
用できる。また、基材は表面にヘアーライン加工を施し
たものであってもよい。

離型層には、ワックス、各種の合成樹脂など転写材料の
離型層として通常使用されるものが使用できる。

パール顔料層は、主として天然璽母と酸化チタンよシな
る無機系パール顔料を混入した合成樹脂による層である
・このパール顔料層は反射色と透過色との２色性効果を
有している０また、パール顔料層は酸化チタンの含有量
などに応じてその反射色が、赤系、育系、縁糸、銀系、
金糸など様々に異なる０すなわち酸化チタンの含有量、
被覆率などを調整する仁とにより、赤系のバール反射色
、前糸のパール反射色、縁糸のパール反射色、銀系のパ
ール反射色、金糸のパール反射色などを得ることができ
るものである〇 ところで、被転写体が白色系など相当の光線反射性を有
するものであるとき、このパール顔料層上に形成する接
着層が透明なものであると、転写後の被転写物の表面の
色は、単にパール顔料層の反射色のみならずパール顔料
層の透過色もが白色系の被転写体に反射されて現出し、
パール顔料層の本来の反射色の色彩効果が低下する。ま
た、かかる現象線、パール顔料層上に形成する接着層が
白色系など相当の光線反射性を有するものであるときは
、被転写体の色彩に関係なく生じるものでもある〇 この発明の接着層は、このような現象をなくすため、接
着層をあらかじめ黒色系とし、転写後におけるパール顔
料層の透過光をそこで吸収することによりパール顔料層
の反射色のみが視覚に鮮明に現出するようにしたもので
ある〇 接着層は、カーボンなどの顔料や黒色系の染料を、転写
材料の接着層として通常使用される合成樹脂に混入しこ
れを使用して形成することができるＯ 実施例　１ 表面にヘアーライン加工が施された厚さ１２μのポリエ
チレンテレフタレートフィルムのヘアーライン加工面に
、メチルメタアクリレート（ＭＭＡ　　。

樹脂）を主成分とする離型層を形成し、この上に、天然
雲母によシ表面処理した酸化チタン（被覆率２８％）Ｏ
パール顔料（ＭＫＲＣＫ社ｊｌ　ＩＲＩＯＤＩＮＨｏｇ
　５ｉｌｖｅｒ　ｐｅａｒｌ　）を分散させたアクリル
樹脂によプパール顔料層を形成した。パール顔料層を形
成した組成比は次の通り。

次に１パ一ル顔料層七に、カーボンを混入したアクリル
系樹脂によシ接着層を形成し、シルバータイプ（銀糸）
の転写材料を得たＯ 実施例　２ 厚す２５μのポリエチレンテレフタレートフィルムの片
面に、ワックスを主成分とした離型層を形成し、この上
に、天然雲母を酸化チタンにより表面処理したパール顔
料−被覆率４１％−（ＭＫＲＣＫ社製ＩＲ工０ＤＩＮ　
２００　Ｇｏｌａ　８ｈａｄｅ　ｐｅａｒｌ）を分散さ
せたアクリル樹脂によジノ（−ル顔料層を形成した。次
にこの上に黒色の染料によシ着色した接着層を形成し、
ゴールドタイプ（金糸）の転写材料を得た０ この発明は、接着層が黒色系であるのでこれを被転写体
に転写した際、ノく一ル顔料層を透過した光線はそれに
吸収されるから、ノく−ル顔料層における反射によるパ
ール色が１００チひき出せる。すなわち、パール色が透
過光の再反射によシ打ち消されることがない。従って常
にノ（−ル顔料層の組成や材料に応じた本来のパール色
が鮮明に得られるものである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 基材の片面に離型層を形成し、該離型層上にパール顔料
   層を形成し、さらに該パール顔料層上に黒色系接着層を
   形成したことを特徴とする転写材料□