JPH05308497A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05308497A
JPH05308497A JP4111681A JP11168192A JPH05308497A JP H05308497 A JPH05308497 A JP H05308497A JP 4111681 A JP4111681 A JP 4111681A JP 11168192 A JP11168192 A JP 11168192A JP H05308497 A JPH05308497 A JP H05308497A
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JP
Japan
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signal
frequency
image
dot clock
output
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JP4111681A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Yamamoto
裕之 山本
Satoru Haneda
哲 羽根田
Koichi Takagi
幸一 高木
Koichi Sawada
宏一 沢田
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
    • G06K15/12Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by photographic printing, e.g. by laser printers
    • G06K15/1204Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by photographic printing, e.g. by laser printers involving the fast moving of an optical beam in the main scanning direction

Abstract

(57)【要約】 【目的】レーザビームをパルス幅変調して画像記録を行
うレーザプリンタにおいて、階調再現性と解像度とを高
い次元で両立させる。 【構成】ドットクロックDCKを、1/3分周器54,1
/2分周器55,逓倍器56,57を用いて、2/3に分周す
る。そして、三角波発生回路53では、この2/3に分周
されたパルス信号に基づいて参照波としての三角波Sp
を発生させる。比較器52では、前記三角波Spとアナロ
グ変換された画像信号Svとを比較して、パルス幅変調
信号SPWM を得る。ここで、比較器52で比較される前記
画像信号Svの周期と三角波Spの周期とは、1:1.5
の関係に設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置に関し、詳
しくは、画像信号に対応するパルス幅変調信号を得て、
このパルス幅変調信号に応じて光源を内部変調させるよ
う構成された画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置において
は、ディジタル化された画像信号に基づいてレーザビー
ムプリンタ等で画像を形成する場合に、階調性を得るた
めに、ディジタル信号をアロナグ信号に変換し、この変
換した信号を三角波のような周期的なパターン信号(参
照波)と比較することで、パルス幅変調をかけた信号を
発生させ、かかるパルス幅変調信号によってレーザビー
ム(光源)を内部変調して、レーザビームによる感光体
への画像形成を行わせるようにしていた(特開昭62−
183663号公報等参照)。
【0003】図12は、前述のようなパルス幅変調信号を
形成する従来の変調回路を示すものである。ここで、画
素データDATAに同期したドットクロックDCKはバ
ッファ21を介して可変抵抗器22a及びコンデンサ22bよ
りなる積分器22に供給される。この積分器22の出力信号
は、抵抗器23、バッファ24及び直流カット用のコンデン
サ25の直列回路を介してコンパレータ26にパターン信号
Sp(参照波)として供給される。
【0004】このパターン信号Spの全体が、後述する
D/A変換器28のフルスケール(8ビットで00H〜F
FH)内にちょうど納まるように、パターン信号Spの
振幅は可変抵抗器22aによって調整されると共に、オフ
セット値(直流値)は可変抵抗器27によって調整され
る。また、画素データDATAは、D/A変換器28に供
給されてアナログ信号とされた後、コンパレータ26に画
像信号Svとして供給される。尚、CLKはD/A変換
用のクロックである。
【0005】コンパレータ26では、積分器22からのパタ
ーン信号Spと、D/A変換器28からの画像信号Svと
が比較される。そして、このコンパレータ26より、画素
データDATAに基づいたパルス幅変調信号SPWM が出
力される。以上の構成において、ドットクロックDCK
が、図13のAに示すようであるとき、コンパレータ26に
は、同図Bの実線に示すように三角波のパターン信号S
pが供給される。従って、画像信号Svが、同図Bの破
線に示すようであるとき、コンパレータ26からは、同図
Cに示すように、ドットクロック周期と同じ周期のパル
ス幅変調信号SPWM が出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うにパターン信号Spを形成するのに用いられるドット
クロックDCKには、その伝送中に発生する定在波や外
部からのノイズ等で波形に大きな歪みを生じることがあ
り、これによって、パルス幅変調信号SPWM を正確に形
成できず、再生画像の階調再現性を劣化させる惧れがあ
った。
【0007】前記ドットクロックDCKに歪みを生じさ
せないようにするためには、ドットクロックDCKを分
周してデューティ変化等を除去して使用することが考え
られる。図13のDの実線は、ドットクロックDCKを2
分周して形成されたパターン信号Spを示しており、こ
のパターン信号Spを用いれば、同図Eに示すように、
ドットクロックの2倍の周期のパルス幅変調信号SPWM
が得られる。
【0008】このドットクロックの2倍の周期のパルス
幅変調信号SPWM には、ドットクロックDCKを分周し
て用いてあることにより、ドットクロックDCKのデュ
ーティ変化等による影響はなく、再生画像の階調再現性
の劣化を防止することができるが、ドットクロック周期
と同じ周期のパルス幅変調信号SPWM を発生させる構成
では、サンプリング数が確保されて高い解像度が得られ
るという利点がある。
【0009】このため従来では、例えば文字画像などの
解像度が重視される画像では、画像信号の周期とパター
ン信号(参照波)の周期との比を1:1とし、階調再現
性が重視される写真画像などでは前記周期の比を1:2
とするなど、参照波の周期を切り換えて用いるのが一般
的に行われていた。しかしながら、上記のように画像に
応じて周期関係を切り換えて用いる場合であっても、正
確なパルス幅変調信号SPWM の形成を目的として参照波
の周期を画像信号の2倍に設定すると、サンプリング数
が低下して解像が劣化してしまうという問題があり、逆
に、解像度を重視すれば、前述のようにドットクロック
のデューティ変化等に影響されて階調再現性が低下して
しまうという問題があり、解像度と階調再現性とを両立
させることができなかった。
【0010】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、ドットクロックに基づいて形成されるパターン信
号と、画像信号とを比較してパルス幅変調信号を形成す
る画像形成装置において、画像の解像度と階調再現性と
を高い次元で両立させることができるようにすることを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】そのため本発明にかかる
画像形成装置は、光源を画像信号に応じて内部変調させ
て記録媒体上に画像を露光形成する画像形成装置であっ
て、所定周期の参照波を発生する参照波発生手段と、前
記画像信号と前記参照波とに基づいて前記光源を内部変
調させるためのパルス幅変調信号を発生する変調信号発
生手段と、を含んで構成され、前記画像信号の周期と前
記参照波の周期との比が、n,mを正の整数であってn
<mとしたときに、1:(1+n/m)に設定される。
【0012】
【作用】かかる構成の画像形成装置によると、画像信号
の周期と前記参照波の周期との比を、n,mを正の整数
であってn<mとしたときに、1:(1+n/m)とし
てあるから、画像信号の周期と前記参照波の周期との比
を1:2に設定した場合に比べ、サンプリング数を確保
して解像度を改善できると共に、参照波を画像信号のク
ロック信号に基づいて発生させるときに、前記クロック
信号に変動が生じても、それを分周して用いることで、
前記変動影響を回避した参照波の形成が可能となり、前
記変動の影響による階調再現性の劣化を防止し得る。
【0013】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。図10は、
本発明にかかる画像形成装置としてのレーザビームプリ
ンタの基本構成を示すブロック図であり、例えばディジ
タル複写機などに適用されるもので有る。ここで、本実
施例のレーザビームプリンタは、感光体ドラムを使用し
た電子写真式プリンタが使用されると共に、静電潜像を
感光体ドラム上に形成する光源としてレーザービームが
使用されたものである。
【0014】この図10において、図示しないスキャナ部
から出力されるディジタル化された画素データDATA
は、変調回路110 に供給され、この変調回路110 では、
この画素データDATAに基づいてパルス幅変調信号S
PWM を形成する。前記変調回路110 で形成されたパルス
幅変調信号SPWM はレーザ駆動回路932を介して半導体
レーザ931 (光源)に供給され、この変調信号SPWM に
より半導体レーザ931 が内部変調される。前記レーザ駆
動回路932 は、水平及び垂直有効区間のみ駆動状態とな
るように、タイミング回路933 からの制御信号で制御さ
れる。
【0015】レーザ駆動回路932 には、半導体レーザ93
1 からレーザビームの光量を示す信号がフィードバック
され、その光量が一定となるように半導体レーザ931 の
駆動が制御される。半導体レーザ931 より出力されるレ
ーザビームは、ポリゴンミラー935 に供給されて偏向さ
れる。このポリゴンミラー935 によって偏向されたレー
ザビームは、その走査開始点がインデックスセンサ936
によって検出され、その検出信号は電流/電圧変換用ア
ンプ937 によって電圧信号に変換されてインデックス信
号SIが形成される。このインデックス信号SIは、ス
キャナ部の光学走査タイミングなどを制御する制御手段
に供給される。
【0016】934 はポリゴンミラー935 を回転させるモ
ータの駆動回路であり、そのオン・オフ信号はタイミン
グ回路933 から供給される。図11は、レーザビームが結
像する像露光系(レーザビームスキャナ)の一例であ
る。半導体レーザ931 より出射されるレーザビームは、
ミラー942 及び943 を介して上述したポリゴンミラー93
5 に入射される。このポリゴンミラー935 によってレー
ザビームが偏向され、これがビーム径を所定とするため
の結像用fθレンズ944 を介して感光体ドラム130 (記
録媒体)の表面に照射される。
【0017】尚、945 及び946 は、倒れ角補正用のシリ
ンドリカルレンズである。ここで、ポリゴンミラー935
によって、レーザビームは感光体ドラム130 の表面を一
定速度で所定の方向aに走査され、これにより画素デー
タに対応した露光が行われて、感光体ドラム130 上に静
電潜像が形成される。そして、公知の構成によって前記
静電潜像に対して逆極性に帯電したトナーが付着されて
現像が行われる。そして、記録紙がトナー像に重ねら
れ、記録紙の裏側からコロナ帯電器でトナー像とは逆極
性の電荷が記録紙に与えられてトナー像が記録紙に転写
される。更に、転写されたトナー像は、熱或いは圧力が
加えられて記録紙に定着される。
【0018】次に、前記変調回路110 の詳細な構成を、
図1に従って説明する。D/A変換器51は、ディジタル
化された画素データDATAを、ドットクロックDCK
に同期してアナログ信号に変換するものであり、このD
/A変換器51か6の出力されるアナログの画像信号Sv
は変調信号発生手段としての比較器52に供給される。
【0019】前記比較器52では、三角波発生回路53から
供給される参照波としての所定周期の三角波Spと前記
画像信号Svとの比較に基づいて、レーザビームを内部
変調するためのパルス幅変調信号SPWM を出力する。こ
のパルス幅変調信号SPWM は、前記レーザ駆動回路932
に供給されて、半導体レーザ931 が画素データDATA
に応じて内部変調される。
【0020】前記三角波発生回路53は、供給される所定
周波数のパルス信号に従って三角波を発生させる回路で
あり、バッファ、積分器、抵抗器、直流カット用のコン
デンサ等によって構成される(図12参照)。前記三角波
発生回路53に供給されるパルス信号は、図5のBに示す
ようなドットクロックDCKに基づいて、ドットクロッ
クDCKとは異なる周波数(後述するように2/3の周
波数)に形成されたパルス信号(図5のF,G)であ
る。前記周波数変化のために、1/3分周器54,1/2
分周器55,逓倍器56,逓倍器57,遅延器58が設けられて
いる。尚、本実施例において、参照波発生手段は、前記
三角波発生回路53,1/3分周器54,1/2分周器55,
逓倍器56,逓倍器57,遅延器58によって構成される。
【0021】ドットクロックDCKの信号は、まず、1
/3分周器54によって周波数を1/3に逓減する分周が
行われる。前記1/3分周器54は、図2に示すように、
アップカウンター54aと、このアップカウンター54bを
リセットするためのNAND回路54bとから構成され
る。ここで、前記アップカウンターから構成される1/
3分周器54による1/3分周では、周波数が1/3(周
期が3倍)になるが、この分周後のパルス信号は図5の
Cに示すように、デューティ比が50%でないので、次
に、図3に示すようにDフリップフロップで構成される
1/2分周器55で、1/3分周器54からの出力信号の周
波数を1/2にする1/2分周を行わせる。
【0022】これによって、1/2分周器55からは、図
5のDに示すように、ドットクロックDCKを1/6分
周した(周波数を1/6にした、換言すれば、周期を6
倍にした)デューティ50%のパルス信号が出力される。
この1/2分周器55の出力は、周波数を2倍にする(周
期を1/2にする)逓倍器56に供給され、更に、逓倍器
56の出力が同じく周波数を2倍にする逓倍器57に供給さ
れ、逓倍器57からは、ドットクロックDCKを4/6分
周したパルス信号が出力される。
【0023】尚、前記逓倍器56,57は、図4に示すよう
に、ディレイライン56a,57bとEX−OR回路(excl
usive-OR回路) 56b,57bとによって構成され、前記
ディレイライン56a,57bにおけるディレイ時間は、前
記周波数を2倍させる処理に対応してドットクロック周
期の1.5倍に設定してある。これにより、1/2分周
器55から出力される1/6分周のパルス信号は、図5の
Eに示すように、逓倍器56で1/3分周に逓倍され、更
に、次の逓倍器57で図5のFに示すように2/3分周
(4/6分周)に逓倍される。
【0024】最終段の遅延器58は、D/A変換された画
像信号Svと参照波としての三角波Spとのタイミング
を合わせるためのものである(図5のF,G参照)。前
述のように、ドットクロックDCKの周波数を2/3分
周した(ドットクロックDCKの周期を3/2にした)
パルス信号が三角波発生回路53に供給され、該三角波発
生回路53では、この供給されたパルス信号と同じ周波数
の三角波を発生させる。
【0025】ここで、画像信号SvがドットクロックD
CKを周期とし、三角波SpはこのドットクロックDC
Kの3/2の周期であるから、比較器52で比較される画
像信号Svの周期と三角波Sp(参照波)の周期との比
は、1:1.5 となる。そして、比較器52からは、三角波
Spと同じ周期のパルス幅変調信号SPWM が出力され
る。
【0026】上記のように、ドットクロックDCKを分
周したパルス信号に基づいて三角波Spを発生させれ
ば、ドットクロックDCKの伝送中に発生する定在波や
外部からのノイズ等でドットクロックDCKにデューテ
ィ変化等が生じても、該ドットクロックDCKの分周信
号を用いて三角波Spを発生させる構成であるから、前
記デューティ変化に影響されずに安定した三角波Spを
発生させて、パルス幅変調信号SPWM を正確に形成で
き、以て、階調再現性の劣化を防止できる。
【0027】但し、画像信号Svの周期に対して、三角
波Spの周期を長くすることは、サンプリング数を低下
させて再生画像の解像度を低下させることになってしま
うが、本実施例のように、画像信号Svの周期と三角波
Sp(参照波)の周期との比を1:1.5 (1:(1+n
/m)においてn=1,m=2)とすれば、サンプリン
グ数を確保して必要充分な解像度を確保できる。
【0028】また、同時に、ドットクロックDCKをそ
のまま用いて三角波Sp(参照波)を形成させるのでは
なく、ドットクロックDCKの分周クロックを用いて三
角波Spを発生させるから、ドットクロックDCKのデ
ューティ変化に影響されない高い階調再現性を有した画
像を得られるものであり、解像度と階調再現性とを高い
次元で両立させることができる。
【0029】尚、上記実施例では、画像信号Svの周期
と三角波Sp(参照波)の周期との比を1:1.5 とした
が、周期の比をこれに限定するものではなく、n,mを
正の整数であってn<mとしたときに、1:(1+n/
m)として表される比であれば良い。ここで、前記実施
例のように分周器と逓倍器との組み合わせによって、原
クロック(ドットクロックDCK)から前記周期比の関
係を満足する参照波用のクロック信号を形成させる構成
の場合には、周期比の変更は回路の変更を伴うことにな
る。
【0030】この点、図6に示すような可変分周回路を
用いて原クロック(ドットクロックDCK)の分周を行
わせるようにすれば、前記周期比1:(1+n/m)の
設定変化にも比較的柔軟に対応できる。ここで、図6に
示した可変分周回路の構成を、図7のタイムチャートを
参照しつつ説明する。
【0031】図6において、SDは原クロックの分周比
を決定する5ビットデータであり、この分周比データS
Dは、加算器71に入力される。加算器71では、Dフリッ
プフロップで構成されるデータレジスタ72から出力され
る5ビットのデータQ(初期状態ではφ)と、前記分周
比データSDとを加算して、かかる加算結果を加算デー
タSUM(6ビット)として出力する。
【0032】前記加算データSUMは、比較器73に供給
される。比較器73では、前記加算データSUMとスレッ
シュホールドレベル=20とを比較し、加算データSUM
が20を越えるときにはSUM−20を出力し、加算データ
SUMが20以下であるときには加算データSUMをその
まま出力する。比較器73からの出力データOUTは、デ
コーダー74に供給されてデコードされた後、マルチプレ
クサ75に供給される。
【0033】ドットクロックDCKは、プログラマブル
・ディジタル・ディレイライン76に与えられ、前記ディ
レイライン76では、複数の異なる遅延時間を有するパル
ス信号をディレイ出力DLDとして発生する。尚、本実
施例において前記ディレイライン76は、ドットクロック
DCKと同じ位相のパルス信号を含めて21種類の異なる
位相のパルス信号をディレイ出力DLD0〜DLD20と
して出力する。
【0034】前記ディレイ出力DLD0〜DLD20は、
前記マルチプレクサ75に与えられ、マルチプレクサ75で
は、前記比較出力データOUTをデコードして得たデー
タYYを選択信号として、前記ディレイ出力DLD0〜
DLD20の中から所定のディレイ出力Yを選択して出力
する。前記選択されたディレイ出力Yは、最終出力OD
をラッチするフリップフロップ77及び前記データレジス
タ72にクロック信号として供給される。これにより、デ
ィレイ出力Yの立ち上がりで、前記比較出力データOU
Tが前記データレジスタ72によってホールドされ、デー
タQとして加算器71に供給される。
【0035】一方、フリップフロップ77も、前記ディレ
イ出力Yの立ち上がりで反転し、次に選択されるディレ
イ出力Yの立ち上がりで反転し、この繰り返し出力OD
(ディレイ出力Yの1/2分周出力)が、ドットクロッ
クDCKに対して分周比データSDで前提された分周ク
ロック出力となる。即ち、ディレイライン76から出力さ
れるディレイ出力DLD0〜DLD20を、加算器71と比
較器73との組み合わせによって逐次切り換えて選択する
ことで、分周比データSDに対応する分周クロック出力
を得るものであり、図7のタイムチャートは、分周比デ
ータSDとして15を設定した場合を示し、SD=15とす
ることで、ディレイ出力DLD15,DLD10,DLD0
5,DLD20をこの順に切り換えて選択することで、ド
ットクロックDCKの周期に対して3/2倍の周期の分
周クロック出力を得ている。
【0036】例えば、前記ドットクロックDCK周期と
分周クロック周期との比を1:1.8に設定したい場合に
は、前記分周比データSDとして18をセットすれば良
く、分周比データSDを11〜20に変化させることで、周
期比が1:1.1 〜1:2.0 の10通りの分周クロック出力
を得られる。上記のような可変分周器を用いてパルス幅
変調信号SPWM を発生させる変調回路を、図8に示して
ある。
【0037】この図8において、可変分周回路81は、前
記図6に示した構成を備えた回路であり、ドットクロッ
クDCK周期の1.1 倍〜2.0 倍の周期を有する分周クロ
ックを、分周比データSDに応じて発生させる。切換器
82には、前記可変分周器81の出力と、インバータ83によ
る反転出力とが入力され、フリップフロップ84からの選
択信号に応じて、前記2つの入力パルスのいずれ一方を
選択的に出力するようになっている(図9参照)。
【0038】前記フリップフロップ84には、前記インデ
ックス信号SIがクロック信号と入力するようになって
おり、これにより、主走査ライン毎に、可変分周器81の
出力と該出力の反転出力とを切り換えて切換器82から出
力させるようにしてある。尚、SWは、前記主走査ライ
ン毎のパルス信号の位相反転をキャンセルするためのス
イッチである。
【0039】前記切換器82からの出力パルスは、三角波
発生回路85に供給され、ここで、入力パルス信号と同じ
周期の三角波が参照波として発生する。従って、図8に
示す構成において、参照波発生手段は、可変分周器81,
インバータ83,切換器82,三角波発生回路85によって構
成される。前記三角波発生回路85から出力される三角波
(参照波)は、比較器86(変調信号発生手段)に供給さ
れ、該比較器86では、画素データDATAをD/A変換
器87でアナログ信号に変換して得た画像信号Svと前記
三角波Spとを比較して、パルス幅変調信号SPWM を発
生させる。
【0040】かかる構成の変調回路によれば、可変分周
回路81に供給する分周比データSDに応じて画像信号S
vの周期(ドットクロックDCK周期)と三角波Sp
(参照波)の周期との比を、1:1.1 〜1:2.0 までの
10通りに変化させることができる。ここで、1:(1+
n/m)(n,mは正の整数であってn<m)なる関係
を満足させる1:1.1 〜1:1.9 の中から任意に選択し
た周期比を用いれば、前記周期比を1:1或いは1:2
に設定した場合に比べ、解像度と階調再現性とを高い次
元で両立できるようになる。然も、図6に示すような可
変分周回路を用いる場合には、分周比の変更が容易であ
るから、画像に応じて分周比を1:1.1 〜1:2.0 の10
通りの中から選択的に用いることもできる。
【0041】また、上記のように参照波の位相を主走査
ライン毎に反転させるようにすれば、前記周期比を1:
1に設定した場合に比べてサンプリング数が減少して
も、解像度の低下を抑止することができる。尚、図1に
示すような構成によって変調を行わせる場合であって
も、図8に示したフリップフロップ84,インバータ83,
切換器82からなる主走査ライン毎に参照波の位相を反転
させる構成を設けることが好ましい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる画
像形成装置によると、ドットクロックのデューティ変化
等に影響されずにパルス幅変調信号を正確に形成させ、
以て、階調再現性を向上させることができると同時に、
サンプリング数を必要充分に確保して解像度を維持でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の変調回路の構成を示すブロック図。
【図2】1/3分周器の構成例を示す回路図。
【図3】1/2分周器の構成例を示す回路図。
【図4】遅延器の構成例を示す回路図。
【図5】実施例の変調特性を示すタイムチャート。
【図6】可変分周回路の構成を示すブロック図。
【図7】可変分周回路の動作を示すタイムチャート。
【図8】可変分周回路を用いた変調回路の構成を示すブ
ロック図。
【図9】参照波の反転の様子を示すタイムチャート。
【図10】レーザビームプリンタの構成例を示すブロック
図。
【図11】レーザビームプリンタにおける像露光系を示す
システム図。
【図12】従来の変調回路を示す回路図。
【図13】従来の変調パルス信号形成の様子を示すタイム
チャート。
【符号の説明】
51 D/A変換器 52 比較器 53 三角波発生回路 54 1/3分周器 55 1/2分周器 56,57 逓倍器 58 遅延器 71 加算器 72 データレジスタ 73 比較器 74 デコーダー 75 マルチプレクサ 76 ディレイライン 77 フリップフロップ 81 可変分周器 82 切換器 83 インバータ 84 フリップフロップ 85 三角波発生回路 86 比較器 87 D/A変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沢田 宏一 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源を画像信号に応じて内部変調させて記
    録媒体上に画像を露光形成する画像形成装置であって、 所定周期の参照波を発生する参照波発生手段と、 前記画像信号と前記参照波とに基づいて前記光源を内部
    変調させるためのパルス幅変調信号を発生する変調信号
    発生手段と、 を含んで構成され、前記画像信号の周期と前記参照波の
    周期との比が、n,mを正の整数であってn<mとした
    ときに、1:(1+n/m)に設定されることを特徴と
    する画像形成装置。
JP4111681A 1992-04-30 1992-04-30 画像形成装置 Pending JPH05308497A (ja)

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