JPH0530818A - 水田用農作業機の自動昇降制御装置 - Google Patents

水田用農作業機の自動昇降制御装置

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JPH0530818A
JPH0530818A JP21149991A JP21149991A JPH0530818A JP H0530818 A JPH0530818 A JP H0530818A JP 21149991 A JP21149991 A JP 21149991A JP 21149991 A JP21149991 A JP 21149991A JP H0530818 A JPH0530818 A JP H0530818A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 田植機、水田直播機等の水田用農作業機にお
ける自動昇降制御装置のセンサーフロートのセンシング
感度を適切にする。 【構成】 水田用農作業機13の機枠16に、耕盤Hの
深さを検出するポテンシオメータ23を設け、このポテ
ンシオメータ23の検出値により前記機枠16を昇降制
御して水田表面に対しほぼ一定高さに保持するように
し、上記ポテンシオメータ23に、水田土壌Sの硬軟を
検出する硬軟センサー33と、水田の水深Wを検出する
水深センサー35とを連繋させ、水深センサー35によ
り硬軟センサー33の作動を補正してポテンシオメータ
23の切換え感度を調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、田植機、水田直播機等
の水田用農作業機における自動昇降制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、田植機、水田直播機等の水田用農
作業機として、歩行型のもの、乗用型のものがそれぞれ
知られ、その何れもが、苗の植付け深さや播種深さを一
定にする必要があるところから、そのための対策が講じ
られている。即ち、歩行型のものでは、推進用の車輪を
耕盤の深さに合わせて昇降制御して作業機の機枠を昇降
させ、また、乗用型のものでは、牽引車体に昇降リンク
機構などにより作業機を昇降可能に装着し、作業機に耕
盤の深さを検出する検出体を設けて、昇降リンク機構な
どにより作業機を自動的に昇降させるようにしている。
また、上記のような耕盤の深さを検出する検出体の検出
感度を、水深検出体によって調節するようにしたもの
が、例えば特開昭59−179009号公報により開示
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように耕盤の深
さだけで作業機の機枠または作業機を昇降制御するので
は、水田の水深、あるいは水田土壌の硬軟等の影響で、
耕盤の深さを検出する切換え感度にずれを生じ、誤検出
をして的確な自動昇降制御が出来ないという問題点があ
った。また、耕盤の深さを検出する検出体の検出感度
を、水深検出体によって調節する場合でも、水田土壌の
硬軟による切換え感度にずれを生じ、誤検出を免れ得な
いという問題点があった。本発明は、上記の問題点を解
決することを目的になされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、水田用農作業機の機枠に、耕盤の深さを
検出するポテンシオメータを設け、このポテンシオメー
タの検出値により前記機枠を昇降制御して水田表面に対
しほぼ一定高さに保持するようにし、上記ポテンシオメ
ータに、水田土壌の硬軟を検出する硬軟センサーと、水
田の水深を検出する水深センサーとを連繋させ、水深セ
ンサーにより硬軟センサーの作動を補正してポテンシオ
メータの切換え感度を調節するようにしてなる、ことを
特徴とする。
【0005】
【作用】上記の構成によって本発明の水田用農作業機の
自動昇降制御装置は、水深センサーにより硬軟センサー
の作動を補正してポテンシオメータの切換え感度を調節
するようにしたので、ポテンシオメータの耕盤の深さを
検出する精度がきわめて高くなり、水田用農作業機の機
枠の自動昇降制御が的確に行われ、機枠を水田表面に対
しほぼ一定高さに保持し、苗の植付け深さや播種深さを
一定にすることが出来る。また、その構成は簡単であ
り、硬軟センサーと水深センサーを兼用させることもで
きる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の図面を参照
して具体的に説明する。図4において、乗用型田植機1
は、乗用走行車体2の車体フレーム3の前部および後部
にそれぞれが駆動する左右一対の前輪4および後輪5を
装備し、車体フレーム3の前後方向ほぼ中間位置にエン
ジン6を搭載している。エンジン6はカバー7により覆
われ、このエンジンカバー7上に、運転座席8が設けら
れている。運転座席8の前側に操向ハンドル9が設けら
れ、車体フレーム3の後端部に立設した支持フレーム1
0に、植付部用油圧上下シリンダ11の伸縮により回動
して後端側が昇降する昇降リンク12の基端部が枢支さ
れ、この昇降リンク12の後端部に複数条植えの植付部
13が左右にローリング可能に連結されている。この植
付部13の後部位置に、施肥装置14が配設されてい
る。施肥装置14は、その施肥ホース14aをフロート
18,19の側方の圃場面近くまで延出させていて作溝
板14bに取付けられ、作溝板14bにより形成される
施肥溝に施肥するようにしている。
【0007】上記車体フレーム3の前部下方には、トラ
ンスミッション15及び図示しないが、前輪4及び後輪
5のデファレンシャル装置が配設されていて、エンジン
6から動力を受け、前輪4及び後輪5にデファレンシャ
ル装置を介して動力伝達して4輪駆動走行するようにし
ている。また、トランスミッション15から、車体フレ
ーム3の後端部に設けた伝動ボックスに動力を伝達し、
ここから植付部伝動軸13aを介して植付部13に動力
伝達すると共に、植付部13から施肥装置14に動力伝
達するようにしている。上記植付部13は、その本体フ
レーム16に、上側に位置して移植用の苗を載置して所
定のストロークで左右に往復移動する苗載せ台17を斜
設し、下側に、中央部に位置してセンサーフロート1
8、その左右両側にサイドフロート19を設けると共
に、後部に機体の進行方向に向け回転しながら、苗載せ
台17の傾斜下端部に設けた苗取り出し口(図示せず)
から苗を一株ずつ取り出して、圃場に植え付ける苗植付
け体20を設けている。
【0008】上記センサーフロート18は、図1及び図
2に示すように、本体フレーム16に対して後部支点2
1を支点として前部リンク機構22が上下に搖動可能に
支持され、その前部リンク機構22の上端部にフロート
18の上下動により回動して切換わる苗の植付け深さ調
節用ポテンシオメータ23が設けられている。また、セ
ンサーフロート18及びサイドフロート19は、本体フ
レーム16に回動可能に支持されたフロート支持桿24
に、回動アーム25を介して後部支点21が支持され、
フロート支持桿24に連結された植付け深さ調節レバー
26によってフロート支持桿24が回動されてフロート
18,19が上下に移動して苗の植付け深さが調節,設
定される。さらに、フロート支持桿24にはリンク桿2
7の一端が連結され、このリンク桿27の他端は、本体
フレーム16に枢支されたピン28に連結され、このピ
ン28に連結された支持アーム29の先端に上記ポテン
シオメータ23が固設されている。
【0009】ポテンシオメータ23は、図4のように乗
用走行車体2が耕盤H上を走行しているときに、耕盤H
に凹凸があると車体が上下動し、昇降リンク12を介し
て植付部13及び施肥装置14を上下動させ、センサー
フロート18が、後部支点21を支点として前部リンク
機構22を上下に搖動させられて、ポテンシオメータ2
3が作動してその出力が変動する。そして、そのポテン
シオメータ23の検出値(出力)は、図5のフローチャ
ートに示す、植付け深さ制御用のコントローラ30に入
力され、ソレノイドバルブ31を作動させて植付部上下
シリンダ11を伸縮作動させ、昇降リンク12を介して
植付部13及び施肥装置14を上下動させて、フロート
18,19の接地圧をほぼ一定に保持し、本体フレーム
16との間隔をほぼ一定に保って、苗植付け体20によ
り植え付けられる苗の植付け深さ、および施肥装置14
により施肥される施肥深さがほぼ一定になるようにして
いる。
【0010】上記支持アーム29の中間には、支持アー
ム29への取付け位置から一旦下降し、側方に延びるよ
うに屈曲する支持アーム32が設けられ、この支持アー
ム32の先端部に土壌硬軟用ポテンシオメータ33が固
着されている。土壌硬軟用ポテンシオメータ33にそり
状の土壌硬軟センサー34が連結され、土壌硬軟センサ
ー34の中間部には板状の水深センサー35が取り付け
られている。この水深センサー35は、図3に示すよう
に球状フロート35aにしてもよいものである。そし
て、土壌硬軟センサー34は水田土壌Sの硬軟を検出す
る働きをし、水深センサー35では水田の水深Wを検出
する働きをし、土壌硬軟センサー34を補正して土壌硬
軟用ポテンシオメータ33に出力し、植付け深さ調節用
ポテンシオメータ23とコントローラ30において連繋
されている。そして、土壌硬軟用ポテンシオメータ33
の出力は、植付け深さ調節用ポテンシオメータ23の出
力を補正してソレノイドバルブ31を作動させて油圧シ
リンダ11を伸縮作動させ、昇降リンク12を介して植
付部13及び施肥装置14を上下動させる。
【0011】図6に示すように、植付け深さ調節(セン
サーフロート)用ポテンシオメータ23の出力をVF、
土壌硬軟用ポテンシオメータ33の出力をVK、コント
ローラ30の出力Vc(V)、ソレノイドバルブ31の
出力をv(Vc’)、油圧シリンダ11の出力をP
(v)とし、P>0のとき上げ、P<0のとき下げとす
る。このときの土壌硬軟センサー34及び水深センサー
35により土壌硬軟用ポテンシオメータ33に出力し
て、植付け深さ制御自動感度調節制御するルーチンは、
図7に示されている。ここで、VK>0のときは土壌S
は硬く、VK<0のときは土壌Sは軟いのであり、土壌
硬軟用ポテンシオメータ33の出力VKは、センサーフ
ロート用ポテンシオメータ23の出力VFの0点補正と
して加算される。図8及び図9にも示すように、センサ
ーフロート用ポテンシオメータ23は、その検出範囲が
N(ニュートラル)範囲内ではソレノイドバルブ31は
作動せず、作動範囲の上限と下限の範囲内でその移動量
に応じてソレノイドバルブ31を作動させる。
【0012】上記植付け深さ制御自動感度調節制御時に
おいて、土壌硬軟センサー34により水田土壌Sの硬軟
を検出し、水深センサー35で水田の水深Wを検出して
土壌硬軟センサー34を補正して土壌硬軟用ポテンシオ
メータ33に出力する状態を図10及び図11に示す。
この両図から明らかなように、水田土壌Sが硬く、水深
Wが標準の場合には、土壌硬軟用ポテンシオメータ33
の出力によるコントローラ30における感度調節は「鈍
感」であり、水深Wが深くなると、感度調節は更に「鈍
感」側にシフトされる。即ち、水深Wが深くなると、水
深センサー35に浮力が働いて土壌硬軟センサー34が
土壌の硬い側に回動して、「鈍感」側にシフトされるの
である。水田土壌Sが軟く、水深Wが標準の場合には、
土壌硬軟用ポテンシオメータ33の出力によるコントロ
ーラ30における感度調節は「敏感」であり、水深Wが
深くなると、感度調節は更に「敏感」側にシフトされ
る。
【0013】また、上記植付け深さ制御自動感度調節制
御時におけるセンサーフロート18のセンシング感度、
迎い角、整地性等を図12及び図13に示す。センシン
グ感度は、土壌硬度が標準の場合に比べ硬い時の方が軟
い時より敏感であり、従って、土壌硬度が標準より硬い
場合には上述のように感度調節は「鈍感」にしなければ
ならないのであり、逆に土壌硬度が標準より軟い場合に
は感度調節は「敏感」にしなければならなくなる。セン
サーフロート18の迎い角は、土壌硬度が標準より硬い
場合には大きくなり、逆に土壌硬度が標準より軟い場合
には小さくなる。整地性においては、土壌硬度が標準よ
り軟い場合には大(良好)となり、土壌硬度が標準より
硬い場合には小(悪化)となる。
【0014】上記植付け深さ制御自動感度調節制御時に
おけるセンサーフロート18の動きを図14ないし図1
8に示す。図14は土壌硬度が標準の場合であり、セン
サーフロート18は接地角θで水田土壌Sと接し、苗A
は標準深さに植え付けられる。 図15は土壌硬度が硬
い場合であり、このとき苗Aは浅植え状態に植え付けら
れることになる。そこで図16に示すように、水深セン
サー35及び土壌硬軟センサー34の働きにより土壌硬
軟用ポテンシオメータ33に出力し、植付け深さ調節用
ポテンシオメータ23の出力0をコントローラ30によ
り調節して0点より上側にし、センサーフロート18を
仮想線位置から実線位置にシフトさせる。その結果、フ
ロート18の接地角θ”は、θ”<θとなって標準時の
接地角θに近くなり、苗Aはほぼ標準状態に植え付けら
れることになる。
【0015】上記図17は土壌硬度が軟い場合であり、
この場合には苗Aは深植え状態に植え付けられることに
なる。そこで図18に示すように、水深センサー35及
び土壌硬軟センサー34の働きにより土壌硬軟用ポテン
シオメータ33に出力し、植付け深さ調節用ポテンシオ
メータ23の出力0をコントローラ30により調節して
0点より下側にし、センサーフロート18を仮想線位置
から実線位置にシフトさせる。その結果、フロート18
の接地角θ’は、θ’>θとなって標準時の接地角θに
近くなり、苗Aはほぼ標準状態に植え付けられることに
なる。
【0016】このように構成された本発明の一実施例の
乗用型田植機1は、水田圃場に導入されて、乗用走行車
体2の走行と共に、昇降リンク12により植付部13を
下降させて植付部13の下側に備えるフロート18,1
9を水田土壌Sに接した状態で植付部13を滑走させ、
乗用走行車体2から伝達される動力で植付部13及び施
肥装置14を駆動させ、植付部13では所定の間隔で複
数条の苗が圃場に植え付けられ、この植え付けられた苗
の条間に、施肥装置14により繰り出された肥料が施肥
される。
【0017】このような苗植付け作業時に、乗用走行車
体2が耕盤H上を走行しているときに、耕盤Hに凹凸が
あると車体が上下動し、昇降リンク12を介して植付部
13及び施肥装置14を上下動させ、センサーフロート
18が、後部支点21を支点として前部リンク機構22
を上下に搖動させられ、ポテンシオメータ23が作動し
てその出力が変動する。そして、そのポテンシオメータ
23の検出値(出力)は、植付け深さ制御用のコントロ
ーラ30に入力され、ソレノイドバルブ31を作動させ
て植付部上下シリンダ11を伸縮作動させ、昇降リンク
12を介して植付部13及び施肥装置14を上下動させ
て、フロート18,19の接地圧をほぼ一定に保持し、
本体フレーム16との間隔をほぼ一定に保って、苗植付
け体20により植え付けられる苗の植付け深さ、および
施肥装置14により施肥される施肥深さがほぼ一定とな
る。
【0018】そして、上記のような植付部13及び施肥
装置14による苗植付け及び施肥作業時に、土壌硬軟セ
ンサー34は水田土壌Sの硬軟を検出し、水深センサー
35では水田の水深Wを検出して土壌硬軟センサー34
の動きを補正し、土壌硬軟用ポテンシオメータ33に出
力する。その出力値は、植付け深さ調節用ポテンシオメ
ータ23の出力値に対しコントローラ30において制御
される。そして、土壌硬軟用ポテンシオメータ33の出
力は、植付け深さ調節用ポテンシオメータ23の出力を
補正してソレノイドバルブ31を作動させて油圧シリン
ダ11を伸縮作動させ、昇降リンク12を介して植付部
13及び施肥装置14を上下動させ、ほぼ適正な苗植付
け及び施肥作業を行う。
【0019】図19ないし図21に示す本発明の第2の
実施例においては、上記第1の実施例における土壌硬軟
用ポテンシオメータ33を、センサーフロート18のブ
ラケット18aに一端を固着して側方に突出した支持桿
36の他端に固設し、この土壌硬軟用ポテンシオメータ
33に、フロート18に接近させて土壌硬軟センサー3
4及び水深センサー35を設けた他は、第1の実施例と
同様の構成のものである。また、図22及び図23に示
す本発明の第3の実施例のものは、土壌硬軟用ポテンシ
オメータ33を、センサーフロート18のブラケット1
8aに直接取付け、土壌硬軟用ポテンシオメータ33か
ら左右に、同軸の回転軸37,37を突出させ、回転軸
37,37の一方に土壌硬軟センサー34を取付け、他
方の回転軸37に水深センサー38を取り付けたもので
ある。
【0020】これら両実施例のものにおいても、上記第
1の実施例と同様の作用を行い、また効果を奏すること
が出来る。なお、上記実施例においては、本発明を乗用
型田植機に適用した場合について説明したが、乗用型田
植機に限らず、歩行型田植機はもとより、水田直播機等
の水田用農作業機に広く適用できるものである。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように水田用農作業機の自
動昇降制御装置によれば、耕盤の深さを検出するポテン
シオメータに、水田土壌の硬軟を検出する硬軟センサー
と、水田の水深を検出する水深センサーとを連繋させ、
水深センサーにより硬軟センサーの作動を補正してポテ
ンシオメータの切換え感度を調節するようにしたので、
ポテンシオメータの耕盤の深さを検出する精度がきわめ
て高くなり、水田用農作業機の機枠の自動昇降制御が的
確に行われ、機枠を水田表面に対しほぼ一定高さに保持
し、苗の植付け深さや播種深さを一定にすることが出来
る。また、硬軟センサーと水深センサーの構成は簡単で
あり、硬軟センサーと水深センサーを一体的に構成して
兼用させることが出来、かつ安価に構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部の平面図である。
【図2】同側面図である。
【図3】水深センサーの他の実施例の側面図である。
【図4】本発明を適用した乗用型田植機全体の側面図で
ある。
【図5】自動昇降制御装置のフローチャートである。
【図6】自動昇降制御装置の動作説明用フローチャート
である。
【図7】自動昇降制御装置の制御ルーチンである。
【図8】センサーフロートの動作説明図である。
【図9】土壌硬軟センサーによる自動感度調節状態を示
すグラフである。
【図10】水深センサーによる土壌硬軟センサーの補正
状態のグラフである。
【図11】同説明図である。
【図12】水田土壌の硬軟によるセンサーフロートの迎
い角変化説明図である。
【図13】水田土壌の硬軟によるセンサーフロートの迎
い角変化説明図である。
【図14】標準状態におけるセンサーフロートの側面図
である。
【図15】水田土壌が硬い時のセンサーフロートの側面
図である。
【図16】水田土壌が硬い時に感度調節したセンサーフ
ロートの側面図である。
【図17】水田土壌が軟い時のセンサーフロートの側面
図である。
【図18】水田土壌が軟い時に感度調節したセンサーフ
ロートの側面図である。
【図19】本発明の第2の実施例の平面図である。
【図20】同側面図である。
【図21】同水深センサーの他の実施例の側面図であ
る。
【図22】本発明の第3の実施例の平面図である。
【図23】同側面図である。
【符号の説明】 1 乗用型田植機 2 乗用走行車体 3 車体フレーム 4 前輪 5 後輪 6 エンジン 7 エンジンカバー 8 運転座席 9 操向ハンドル 10 支持フレーム 11 植付部上下シリンダ 12 昇降リンク 13 植付部 14 施肥装置 15 トランスミッション 16 本体フレーム 17 苗載せ台 18 センサーフロート 19 サイドフロート 20 苗植付け体 21 後部支点 22 前部リンク機構 23 植付け深さ調節用ポテンシオメータ 24 フロート支持桿 25 回動アーム 26 植付け深さ調節レバー 27 リンク桿 28 ピン 29,32 支持アーム 30 コントローラ 31 ソレノイドバルブ 33 土壌硬軟用ポテンシオメータ 34 土壌硬軟センサー 35,38 水深センサー 36 連結桿 37 回動軸

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 水田用農作業機の機枠に、耕盤の深さを
    検出するポテンシオメータを設け、このポテンシオメー
    タの検出値により前記機枠を昇降制御して水田表面に対
    しほぼ一定高さに保持するようにし、 上記ポテンシオメータに、水田土壌の硬軟を検出する硬
    軟センサーと、水田の水深を検出する水深センサーとを
    連繋させ、水深センサーにより硬軟センサーの作動を補
    正してポテンシオメータの切換え感度を調節するように
    してなる水田用農作業機の自動昇降制御装置。
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