JPH05306136A - 光ファイバ母材の製造装置 - Google Patents

光ファイバ母材の製造装置

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JPH05306136A
JPH05306136A JP14010692A JP14010692A JPH05306136A JP H05306136 A JPH05306136 A JP H05306136A JP 14010692 A JP14010692 A JP 14010692A JP 14010692 A JP14010692 A JP 14010692A JP H05306136 A JPH05306136 A JP H05306136A
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JP
Japan
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air
soot
air flow
deposition box
optical fiber
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Pending
Application number
JP14010692A
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English (en)
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Shinichi Nakayama
真一 中山
Koichi Harada
光一 原田
Koichi Takahashi
浩一 高橋
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
    • C03B37/01Manufacture of glass fibres or filaments
    • C03B37/012Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments
    • C03B37/014Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments made entirely or partially by chemical means, e.g. vapour phase deposition of bulk porous glass either by outside vapour deposition [OVD], or by outside vapour phase oxidation [OVPO] or by vapour axial deposition [VAD]
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C03B37/0144Means for after-treatment or catching of worked reactant gases

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スートの成長度合によらずデポジションボッ
クス内につねに安定した空気流を生じさせて、軸方向に
安定した特性を有する光ファイバ母材を製造する。 【構成】 デポジションボックス1内の複数箇所に風速
センサ6を設けて、該ボックス内の空気の流れを気流解
析装置7で3次元的に解析し、その結果をクリーンエア
コントローラ2に送る。クリーンエアコントローラは2
次元的な広がりを持つ吹き出し口3を有しており、その
吹き出し口の各箇所での吹き出し空気量を制御すること
ができる。これによりスート形状がその成長にしたがっ
て変化しても、それに応じて空気流を各位置ごとにきめ
細かに制御することができるので、スート形状変化によ
らずにつねに安定した空気流をデポジションボックス内
に形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、VAD法や外付け法
などのCVD法で光ファイバ母材を製造する装置に関
し、とくにスート(ガラス微粒子)の堆積工程を行なう
装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】VAD法や外付け法などのCVD法で光
ファイバ母材を製造するとき、バーナより酸水素火炎を
生じさせてその中に四塩化珪素などのガラスの原料ガス
及びドーパント材のガスを送り込み、加水分解反応によ
ってガラス微粒子(二酸化珪素の微粒子)を生成し、こ
れをターゲット棒に堆積させて円柱状の多孔質のスート
を形成する。そして、この多孔質のスートを加熱するこ
とによって、OH基を除去する(脱水)とともに透明ガ
ラス化(焼結)処理する。こうして透明なガラス母材を
作り、これを溶融して線引き紡糸することによって細い
光ファイバを作る。
【0003】従来、このスートの堆積工程は、外気に晒
されOH基や不純物が混入することを避けるため、図2
に示すように外気から遮断されたデポジションボックス
1内で行なわれている。VAD法では、バーナ(図2で
は省略している)の酸水素火炎中にガラス原料のガスが
導入されて生成されたガラス微粒子を、ターゲット棒1
1の下端に付着させ、これによりスート12が堆積成長
していくようにする。このときターゲット棒11を回転
させながら上方に引き上げ、ターゲット棒11の下端に
スートを円柱状に堆積成長させる。このようなスート及
びバーナの周囲を覆うようにデポジションボックスが配
置される。
【0004】また、このデポジションボックス1からの
強制吸気を行ない、ターゲット棒11に付着しなかった
余剰のスートを強制吸気により外部に排出するようにし
ている。これは余剰のスートがデポジションボックス1
の壁面に付着堆積し、これが後に剥離してスート12に
付着すると光ファイバ母材内部の気泡発生原因になるか
らである。そのため、図2では右側に排気管(図示しな
い)を設けて吸気し、左側には空気取り入れ用の開口
(図示しない)を設けている。そのため、デポジション
中、空気は左側から右側に流れることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光ファイバ母材の製造装置では、スートの堆積が進むに
したがってデポジションボックス内の空気の流れが変化
し、そのため、光ファイバ母材の軸方向に物理的な変動
や光学的な変動が生じるという問題があった。すなわ
ち、スート12が小さいうちは図2Aに示すように中央
及び上方の空気は細いターゲット棒11の周囲を通るた
め、ほとんど妨げられないで整流となって入口側(左
側)より出口側(右側)へと向かう。スート12が少し
成長してくると、図2のBのようになる。この図2のB
では、成長したスート12によって中央付近の空気の流
れが妨げられるようになるが、上方の空気はその部分に
はターゲット棒11しか存在しないため妨げられること
なく流れる。スート12がかなり成長したときは図2の
Cのようになり、大部分の空気流はこの成長したスート
12によって妨げられる。このように、空気の流れが各
時点で変化するので、それによって堆積状態が時間的に
変化し、その結果、スート12及びそれから作った透明
ガラス母材の光学的な特性が軸方向において変化してし
まう。
【0006】この発明は、上記に鑑み、スートの成長度
合によらずデポジションボックス内につねに安定した空
気流を生じさせて、軸方向に安定した特性を有する光フ
ァイバ母材を製造することができる、光ファイバ母材の
製造装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明による光ファイバ母材の製造装置では、ガ
ラス微粒子を生成するバーナと、該バーナの先端および
上記のガラス微粒子の堆積体を覆うデポジションボック
スと、該デポジションボックスに空気を吹き出す、複数
の異なる位置に吹き出し口を有する空気吹き出し装置
と、該デポジションボックス中の複数箇所に設けられた
空気流センサと、該センサによって検出された各箇所の
空気流に応じて上記空気吹き出し装置を制御し、その空
気吹き出し量を、各吹き出し口ごとに制御する制御装置
とを備えることが特徴となっている。
【0008】
【作用】空気流センサはデポジションボックス内の各箇
所に設けられているので、デポジションボックス内の空
気流が3次元的に検出される。空気吹き出し装置はデポ
ジションボックス内に空気を送り込むものであるが、複
数の異なる位置に吹き出し口を有し、その各吹き出し口
ごとに吹き出し量を調整することができる。そこで、上
記の3次元的に検出された空気流に応じて空気吹き出し
装置を制御することにより、各吹き出し口ごとの空気吹
き出し量を調整すれば、スート形状がその成長にしたが
って変化しても、それに応じて空気流を各位置ごとにき
め細かに制御することができるので、スート形状変化に
よらずにつねに安定した空気流をデポジションボックス
内に形成することができる。その結果、軸方向に安定し
た特性を有する光ファイバ母材を製造することができ
る。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照しながら詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例
を示すもので、この図に示すように、デポジションボッ
クス1の1側面にはクリーンエアコントローラ2が取り
付けられており、これと反対側の側面には排気管5が取
り付けられている。クリーンエアコントローラ2は、ク
リーンエアを強制的に吹き出すもので、デポジションボ
ックス1の1側面の全面にわたる広い領域で多数の空気
吹き出し口3が2次元的に配置されており、その位置の
異なる各々の吹き出し口3で吹き出し量がそれぞれ独立
に調整できるようになっている。
【0010】このデポジションボックス1内には、ガラ
ス微粒子生成用バーナ4の先端が突き出ており、図示し
ないターゲット棒の下端にスート(図示しない)が堆積
されるようになっている。ターゲット棒をデポジション
ボックス1内に挿入し、およびスートをデポジションボ
ックス1から引き上げるための開口(図示しない)がデ
ポジションボックス1の上面に設けられている。
【0011】さらにデポジションボックス1の内部に
は、多数の風速センサ6がそれぞれ適宜な箇所に取り付
けられており、その各々の箇所での風速を検出してい
る。各風速センサ6により検出された風速信号は気流解
析装置7に送られ、この気流解析装置7によってデポジ
ションボックス1内の3次元的な空気流の解析が行なわ
れる。そしてその解析結果はクリーンエアコントローラ
2にフィードバックされる。なお、気流解析装置7はコ
ンピュータなどにより構成することができる。
【0012】このようにデポジションボックス1内の空
気流が3次元的にモニターされ、それに応じてクリーン
エアコントローラ2が動作するため、吹き出し口3の各
々の位置ごとに吹き出し空気量をきめ細かに制御して、
スートの形状がどのようになろうとも、つねに安定した
空気流をデポジションボックス1内に生じさせることが
できる。
【0013】その結果、つねに安定した空気流の中で、
バーナ4から生成されたガラス微粒子のデポジション工
程を行なうことができるようになるので、そのデポジシ
ョンの結果スートが成長していっても、変わらぬ条件で
スートデポジションを行なうことができ、軸方向に安定
した特性を持つ光ファイバ母材を作製することができ
る。
【0014】また、クリーンエアコントローラ2は、デ
ポジションボックス1の1側面の全体にわたるような広
い吹き出し口3を有しているので、デポジションボック
ス1の側壁面に沿って空気流を生じさせることもでき
る。このように壁面に沿って空気を流すことにより、余
剰スートがデポジションボックス1の側壁面に付着する
ことを防ぐことができるようになり、光ファイバ母材内
の気泡発生原因を除去することが可能である。
【0015】なお、上記の実施例ではデポジションボッ
クス1内の気流の状態を測定するため風速センサ6を用
いているが、空気流の量と方向などを検出する他のタイ
プの空気流センサを用いることも可能である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の光ファ
イバ母材の製造装置によれば、スートが順次成長してス
ート形状が変化してきたとき、それに応じて空気流を各
位置ごとにきめ細かに制御することができるので、スー
ト形状変化によらずにつねに安定した空気流をデポジシ
ョンボックス内に形成することができて、スートの光学
的特性を軸方向に安定化させることができ、軸方向に安
定した特性を有する光ファイバ母材を容易に製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の模式図。
【図2】従来例での空気流の変化を示す模式図。
【符号の説明】
1 デポジションボックス 2 クリーンエアコントローラ 3 吹き出し口 4 ガラス微粒子生成用バーナ 5 排気管 6 風速センサ 7 気流解析装置 11 ターゲット棒 12 スート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス微粒子を生成するバーナと、該バ
    ーナの先端および上記のガラス微粒子の堆積体を覆うデ
    ポジションボックスと、該デポジションボックスに空気
    を吹き出す、複数の異なる位置に吹き出し口を有する空
    気吹き出し装置と、該デポジションボックス中の複数箇
    所に設けられた空気流センサと、該センサによって検出
    された各箇所の空気流に応じて上記空気吹き出し装置を
    制御し、その空気吹き出し量を、各吹き出し口ごとに制
    御する制御装置とを備えることを特徴とする光ファイバ
    母材の製造装置。
JP14010692A 1992-05-03 1992-05-03 光ファイバ母材の製造装置 Pending JPH05306136A (ja)

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ID=15261079

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003000607A1 (en) * 2001-06-25 2003-01-03 Pirelli & C. S.P.A. Device for manufacturing a preform for optical fibres through chemical deposition
US6619074B1 (en) * 1999-04-02 2003-09-16 The Furukawa Electric Co., Ltd. Apparatus and method for production of a porous optical fiber preform
EP1925600A1 (en) * 2006-11-22 2008-05-28 Shinetsu Chemical Co., Ltd. Manufacturing apparatus for porous glass base material
US8387416B2 (en) 2001-06-25 2013-03-05 Prysmian Cavi E Sistemi Energia S.R.L. Device and method for manufacturing a preform for optical fibres by chemical vapour deposition
US10308541B2 (en) 2014-11-13 2019-06-04 Gerresheimer Glas Gmbh Glass forming machine particle filter, a plunger unit, a blow head, a blow head support and a glass forming machine adapted to or comprising said filter

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