JPH05305686A - ダンボール及びダンボールの抜き型 - Google Patents

ダンボール及びダンボールの抜き型

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JPH05305686A
JPH05305686A JP4112467A JP11246792A JPH05305686A JP H05305686 A JPH05305686 A JP H05305686A JP 4112467 A JP4112467 A JP 4112467A JP 11246792 A JP11246792 A JP 11246792A JP H05305686 A JPH05305686 A JP H05305686A
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JP
Japan
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cardboard
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corrugated cardboard
cardboard box
displayed
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Application number
JP4112467A
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English (en)
Inventor
Mitsuzo Uchikawa
光蔵 内川
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Toshiba Corp
Toshiba Communication Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Communication Technology Corp
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Publication date
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Publication of JPH05305686A publication Critical patent/JPH05305686A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示された情報にコーティング処理を施さな
いで、擦れによる情報の摩滅やにじみを防止できるダン
ボールの提供。 【構成】 ダンボール10には凹部2が形成され、この凹
部2の底面2aに情報3が表示されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷等により情報が表
示されるダンボールの改良及びその抜き型に関する。
【0002】
【従来の技術】ダンボール箱には品名、産地等の種々の
情報が印刷表示されているが、近年、在庫、流通管理の
ためにバーコードを印刷したダンボール箱も増加してい
る。このバーコードは情報を読取機で読取らせる関係
上、バーコードの表示に擦れによる摩滅やにじみが生じ
るとバーコードの情報を読取ることが困難になるという
不具合が生ずる。一方、ダンボール箱に印刷表示された
情報はダンボール箱の輸送時等における振動等により擦
れによる摩滅やにじみが発生し易い。
【0003】そこで従来は、ダンボール箱にバーコード
を使用する場合は、コーティング処理されたバーコード
が表示されたラベルをダンボール箱に貼付したり、或い
は、バーコードをダンボールに直接印刷する場合は印刷
後にダンボール箱全体にコーティング処理を施すことに
より、バーコードの摩滅やにじみを防止していたが、こ
のような方法では、製造工数、管理工数が増加し、製品
コストが高くなるという不具合があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来は、
摩滅やにじみの許されないバーコード等の情報をダンボ
ールに表示する場合は、当該情報にコーティング処理を
施すことにより、こすれによる摩滅やにじみを防止して
いたが、これでは製造工数、管理工数が増加するという
問題点があった。
【0005】本発明はこのような従来の欠点を解決する
べくなされたものであり、表示された情報にコーティン
グ処理を施さないで、情報の摩滅やにじみを防止できる
ダンボールの提供を第1の目的とし、当該ダンボールを
製造する抜き型の提供を第2の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のダンボールで
は、凹部が形成されこの凹部の底面に情報が表示されて
いる。
【0007】また、上記ダンボールの抜き型は、前記ダ
ンボールを抜く際に前記ダンボールのうちの情報が表示
された部分を押圧し、前記情報が表示された部分を底面
とする凹部を前記ダンボールに形成する押圧部が設けら
れた構成となっている。
【0008】また、上記抜き型は、押圧部の周縁に、ダ
ンボールのうちの少くとも情報が表示されたライナを切
断する刃を設けると良い。
【0009】
【作用】本発明のダンボールは、凹部の底面に情報が表
示されているので、振動等で表面が擦れても凹部底面に
表示された情報が擦られることはない。
【0010】また、本発明の抜き型は、上記ダンボール
を抜く際に、押圧部でダンボールを押圧して、底面に情
報が表示された凹部をダンボールに形成する。また、押
圧部の周縁にダンボールのライナを切断する刃を設けれ
ば凹部の形成が良好に行える。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図9を参照
して詳述する。
【0012】図1は本発明の第1の実施例に係るダンボ
ールよりなるダンボール箱の斜視図、図2は図1のA−
A線断面図である。
【0013】本発明に係るダンボール箱1は側面に凹部
2が形成されており、この凹部2の底面2aにバーコー
ド(情報)3が印刷にて表示されている。尚、ダンボー
ル箱1を構成するダンボール10は、図2に示す如く、波
形の目が形成された中しん11とこの中しん11を挟持する
表裏のライナ12,13にて構成されており、凹部2は、表
ライナ12及び中しん11が押圧されて形成されている。
【0014】上記のような構成となっているので、ダン
ボール箱1の輸送時における振動等によりダンボール箱
1の表面が他のダンボール箱等との間で擦れ合った場合
でも、凹部2の底面2aに表示の情報3が擦れることは
なく、情報3が摩滅したり、にじむことはない。
【0015】図3は本発明の第2の実施例に係るダンボ
ールよりなるダンボール箱の斜視図、図4は図3のB−
B線断面図である。
【0016】本発明に係るダンボール箱1Aにおいて
も、その側面に凹部2が形成され凹部2の底面2aに情
報3が表示されてる点は第1の実施例と同様であるが、
凹部2の形成方法は、第1の実施例の場合と若干異って
いる。すなわち、第1の実施例のダンボール箱1では、
情報3が表示されている部分を単に押圧することにより
凹部2が形成されているが、本例のダンボール箱1Aで
は、図8に示す如く、凹部2が形成されるダンボール10
の部分にあらかじめ一対の切込み15,15を形成してお
き、この切込み15,15の間を押圧することにより凹部2
が形成されている。この場合に、切込み15,15は情報が
表示された側のライナ12及び中しん11の一部を切断する
ことにより形成されており、切込み15,15の方向は中し
ん11の波目の方向に直交させてある。従って、切込み1
5,15間を押圧するとライナ12及び中しん11は容易に折
曲がるので、本例によれば、第1の実施例の場合よりも
深い凹部2を形成できる。
【0017】尚、切込み15の設け方は、図8に限定され
るものではなく、例えば、図9に示す如く、凹部2のコ
ーナとなる部分に設けても良く、さらには凹部2の全周
にわたって設けても良い。
【0018】図5及び図6は上記ダンボール10の抜き型
を示す概念図である。
【0019】抜き型21は、ダンボール10を所定の形状
(本例では、ダンボール箱1の展開形状)に抜くための
刃22が設けられた抜き型本体24とこの抜き型本体24を受
ける受台26とで構成されている。受台26には、刃22が受
台26に当接した位置で抜き型本体24を支持するストッパ
28が設けられており、ダンボール10はストッパ28により
受台26の所定位置に位置付けられる。また、抜き型本体
24には、ダンボール10に印刷された情報3に対応する位
置に、ダンボール10を押圧し凹部2を形成するための押
圧部30が設けられ、この押圧部30の周縁にはダンボール
10に切込み15を入れるための刃32が設けられている。こ
れらの寸法関係は、刃22を受台26に当接させた状態にお
ける抜き型本体24と受台26との間隔をa、ダンボール10
の板厚をt、受台26から押圧部30までの距離をb、受台
26から刃32までの距離をcとすると、a>t>b>cと
なっている。尚、a、b、cの寸法は、凹部2の深さ、
ダンボール10の強度等の種々の条件の下、調整される。
【0020】抜き型21は上記のような構成となっている
ので、これを用いてダンボール10を所定形状に切断する
と、ダンボール10は、図6に示す如く、ダンボール10の
所定部分に刃32により切込み15が形成され、さらに切込
み15が形成された部分の内側に該当する部分が押圧部30
にて押圧される。従って、底面2aに情報3が表示され
た凹部2をダンボール10に容易に形成できる。
【0021】図7は抜き型の他の実施例を示した図であ
る。
【0022】本例では、押圧部30の周縁に設けられる刃
32Aは鋸状の刃となっている。このような形状とするな
らば、ダンボール10を押圧する刃32Aの圧力が弱い場合
でも、容易にダンボール10を切断できる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明のダンボール
は、凹部の底面に情報が表示されているので、振動等で
表面が擦れても、凹部底面に表示の情報が擦られること
はなく、従って、情報が摩滅したりにじみが生じること
はない。
【0024】また、本発明の抜き型によれば、ダンボー
ルを所定の形状に抜く工程で上記凹部をダンボールに形
成できるので、ダンボールの製造工数を増加させない
で、底面に情報が表示された凹部をダンボールに形成で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るダンボールよりな
るダンボール箱の斜視図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】本発明の第2の実施例に係るダンボールよりな
るダンボール箱の斜視図。
【図4】図3のB−B線断面図。
【図5】本発明に係るダンボールを抜く前の抜き型の説
明図。
【図6】上記抜き型でダンボールを抜いた状態の説明
図。
【図7】他の抜き型の要部拡大図。
【図8】本発明に係るダンボールに切込みを設けた状態
を示す図。
【図9】図8とは別の位置に切込みが設けられたダンボ
ールを示す図。
【符号の説明】
2 凹部 2a 凹部の
底面 3 情報 10 ダンボー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 1/12 A 7459−5L // B26D 1/06 7347−3C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹部が形成されこの凹部の底面に情報が
    表示されていることを特徴とするダンボール。
  2. 【請求項2】 ダンボールを所定の形状に抜く抜き型に
    おいて、前記ダンボールを抜く際に前記ダンボールのう
    ちの情報が表示された部分を押圧し、前記情報が表示さ
    れた部分を底面とする凹部を前記ダンボールに形成する
    押圧部が設けられていることを特徴とするダンボールの
    抜き型。
  3. 【請求項3】 押圧部の周縁にはダンボールのうちの少
    くとも情報が表示されたライナを切断する刃が設けられ
    ていることを特徴とする請求項2記載のダンボールの抜
    き型。
JP4112467A 1992-05-01 1992-05-01 ダンボール及びダンボールの抜き型 Withdrawn JPH05305686A (ja)

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Effective date: 19990706