JP7413679B2 - ダミー体 - Google Patents

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Description

本発明は、主に化粧品、日焼け止めクリーム等のスキンケア商品、医薬品、医薬部外品、健康食品等の商品を販売するときに使用される1枚のシートを折り曲げ立体物に形成された、商品が入っていないダミー体に関する。
従来、商品に非接触ICタグを付けることで商品を販売する販売システムが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。非接触ICタグを付けることにより、商品の販売・在庫等の迅速且つ正確な管理でき、さらには店舗の出口等に非接触タグのリーダーを設置し、商品の盗難が行われた場合、出口で検知することにより盗難防止ができるという優れた販売システムである。
また、商品見本を展示すると共にその商品を購入するための商品情報を記載したカードを備え付け、購入する際、購入希望商品のカードをレジに持っていくと、カードと引き換えに希望する商品が購入できるという販売システムも知られている。
特許文献1、2に開示された技術は、管理面、盗難防止等に有効なものであるが、商品毎に非接触ICタグを付ける必要があり、コストアップになり、また、盗難防止のためには店舗の出口にリーダー等を設置するための設備投資が必要となるという問題がある。一方、後者のカードを使用する販売システムは、非接触ICタグ付き商品の販売システムに比べ、非接触ICタグが不要、設備投資も不要であり簡易な販売システムであると共に、店頭に本物の商品を陳列する必要がないので盗難防止等には安価で有効な販売システムである。しかしながらカードを使用する販売システムでは、カードでは立体感が得られず、本物をイメージすることが十分にできず販売促進効果に欠けるという問題がある。
特開2002-259934号公報 特開2004-42340号公報
そこで本発明は、上記問題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは本物をイメージさせる立体的なダミー体を提供することにある。
本発明は、上記課題を達成するために、請求項1記載の本発明は、1枚のシートを折り曲げ立体物に形成された、ダミー体であって、前記シートの表出面に本物と同じ外装を備え、前記本物をイメージさせることを特徴とするダミー体である。
また、請求項2記載の本発明は、請求項1記載のダミー体において、商品展示台に立てて置くことができることを特徴とするものである。
また、請求項3記載の本発明は、請求項1または請求項2に記載のダミー体において、上部に吊り穴を備えることを特徴とするものである。
本発明は、販売する商品と同じ外装を備えた立体物とすることにより、消費者に本物をイメージさせ、消費者の目に留まりやすくする効果がある。また、ダミー体の中には商品が収容されていない構成とすることにより盗難防止効果がある。
本発明に係るダミー体の一実施形態を示す斜視図である。 本発明に係るダミー体の一実施形態を示す背面図である。 本発明に係るダミー体の一実施形態の平面図と底面図である。 本発明に係るダミー体を組み立てるブランクの展開図である。 本発明に係るダミー体を組み立てる方法の一例を示す説明図である。 図1のA-A線断面図である。
上記の本発明について、図面等を用いて以下に詳述する。
図1は本発明に係るダミー体の一実施形態を示す斜視図、図2は本発明に係るダミー体の一実施形態を示す背面図、図3は本発明に係るダミー体の一実施形態の平面図と底面図、図4は本発明に係るダミー体を組み立てるブランクの展開図、図5は本発明に係るダミー体を組み立てる方法の一例を示す説明図、図6は図1のA-A線断面図であり、図中の1はダミー体、2はシート、Bはブランク、10は表面パネル、20は裏面パネル、30は貼合片、40は底面パネル、60は頂部、70、71は切欠き、10a、20aは表出面、11a、11b、11cは脚部、12、22は切込、13、23は吊り穴、14は穴部、21a、21b、21cは脚部、24、25は補助罫線、26は重合部、41、42は折り込み片、43は段差、51、52、53、54、55、56は折線、w1は頂部の左右の長さ、w2は下端の左右の長さをそれぞれ示す。
図1は本発明に係るダミー体の一実施形態を示す斜視図、図2は本発明に係るダミー体の一実施形態を示す背面図であって、本発明のダミー体1は、1枚のシート2を折り曲げ立体物に形成されており、図1、図2に示すように縦長の略矩形状の表面パネル10と裏面パネル20の内面同士を対向させ、左右の長辺同士が折線51及び折線52を介して連設されており、表面パネル10と裏面パネル20の上側の短辺同士は相互に近接乃至密接した状態で平面視直線状の頂部60を形成しており、表面パネル10と裏面パネル20の下側の短辺同士は折線51及び折線52の下端との交点を基点とし中央に向かって相互に漸次、離間が大きくなり中央で最も大きく離間し、その外郭がアーモンド形状となっている(図3参照)。ダミー体1は、略直線状の3辺である頂部60及び左右の折線51、52と、下端がアーモンド形状の曲線状の外郭とを骨格とし、その両側を表面パネル10と裏面パネル20で被覆し、表面パネル10及び裏面パネル20が曲面状となった立体物であり、シート2の表出面である表面パネル10の表出面10a及び/または裏面パネル20の表出面20aには図示しないが絵柄、文字等が印刷され本物と同じ外装を備え、前記本物をイメージさせることを特徴とするものである。
本発明のダミー体1は、上部に頂部60の近傍に吊り穴13、23を備える。表面パネル10に形成された吊り穴13は、裏面パネル20に形成された吊り穴23よりも直径が小さい。吊り穴13は吊り穴23の範囲より食み出すことがないように位置しており、吊り穴13の直径を吊り穴23の直径よりも小さくすることで表面パネル10側から裏面パネル20の内面が見えることがないのでダミー体1の意匠性が向上する。吊り穴13及び吊り穴23の形成は限定されるものではないが、店頭で吊って展示できるので好ましいものである。また、吊り穴13、23の形状も円形以外に楕円、角形等でもよい。
図2に示すように裏面パネル20の上部には表面パネル10に重合される重合部26が設けられている。重合部26は略矩形状であり、上辺近傍の中央に吊り穴13を囲みこむ大きさの吊り穴23が設けられ、吊り穴23より吊り穴13と吊り穴13周辺の表面パネル10の内面が見えている。左辺は切欠き70(図4参照)により表面パネル10と裏面パネル20が切り離されている。右辺は切欠き71(図4参照)により表面パネル10と裏面パネル20は切り離されている。重合部26の上辺、左辺及び右辺は自由端となっている。重合部26の下辺は、吊り穴23の下方の中央に上辺側に凸状の切込22が形成されており、切込22の両側には上方に膨らむ補助罫線24、25が形成されている。補助罫線24は切込22の左端と折線51の上端に架けられ、補助罫線25は切込22の右端と折線52の上端に架けられている。重合部26は必須ではないが、後述するが頂部60を形成する表面パネル10及び裏面パネル20の上端が近接乃至密接した状態となり隙間の発生が抑制できるので好ましい。
ダミー体1は、表面パネル10及び裏面パネル20の下部に脚部11a、11b、11c及び21a、21b、21cをそれぞれ備えている。脚部を備えることにより、ダミー体1を商品展示台に安定して立てて置くことができるので好ましい。脚部11a、11b、11c及び脚部21a、21b、21cの下端縁は円弧状に形成する方が好ましく、ダミー体1を商品展示台に立てて置く場合、脚部11a、11b、11c及び脚部21a、21b、21cの下端縁が商品展示台に密接しやすく、ダミー体1を安定して立てて置くことができる。脚部の数、大きさはダミー体1のサイズに応じて任意に形成できるものであるが、図1、2に示すように脚部を表面パネル10及び裏面パネル20にそれぞれ3つずつ設けた場合の一例を示すと、上下方向の脚部高さ1.0mm~5.0mm、左右方向の脚部長さ5.0mm~15.0mmである。特に中央に位置する脚部11b、21bの上下の高さは脚部11a、11c、21a、21cの高さより高くすることが好ましい。なぜならダミー体1を頂部60の左右の方向に対して直交する方向に切断したとき形成される頂部60から表面パネル10または裏面パネル20の外縁に至る長さが中央に位置する脚部11b、21bにおいて最も長くなるために脚部11b、21bを脚部11a、11c、21a、21cより長くすることにより商品展示台にダミー体1を立てて置いたとき、商品展示台と脚部との間にできる隙間を抑制することが可能となり、ダミー体1が脚部11bの側または脚部21bに傾き、不安定な載置状態となることを回避でき、ダミー体1の載置状態が安定する。
図3は本発明に係るダミー体1の一実施形態を示し(イ)は平面図、(ロ)は底面図であり、図3に示すようにダミー体1は、表面パネル10の上端と裏面パネル20の上端が近接乃至密接して形成された頂部60の左右の長さw1が、下端の左右の長さw2よりやや大きくw1>w2の関係を満足している。ダミー体1の下端は折り曲げられた底面パネル40及び折線55、56を介して折り曲げられた折り込み片41、42が表面パネル10と裏面パネル20の間に差し込まれることによって、アーモンド形状が保持される。
図4は図1のダミー体1を組み立てる一実施形態のブランクBの展開図であり、図1のダミー体1は、表出面10a及び/または表出面20aに印刷が施されたシート2を図4に示す展開図にしたがって切断し、1枚のシート2からなるブランクBを切取り、適所を折り曲げ、接着することによってつくられる。ブランクBは通常、所定の切刃と折線を形成するための罫線を備えた打ち抜き型で打ち抜くことにより形成される。
図4に示す展開図において、ダミー体1を組み立てるとき、折り曲げられる折線箇所を破線で示している。折線箇所には折り曲げを容易にするために罫線が形成されている。罫線は、押罫、ハーフカットによる罫、ミシン罫(間隔をあけて形成する切目または切込み)またはリード罫(ミシン罫において切目または切込みが形成されていない間隔部分に施したハーフカット)で形成される。これらの罫線は、ブランクBを打ち抜く切刃を備えた打ち抜き型に所定の形状の押罫、ハーフカットによる罫、ミシン罫、若しくはリード罫のいずれかまたはそれらの1種以上を組み合わせた型を備えることにより打ち抜きと同時に形成される。あるいは打ち抜きの前に罫線のみ形成してもよい。
図4に示すようにブランクBには表面パネル10と裏面パネル20と貼合片30がこの順に、折線51、52を介して左右の方向に連設されている。貼合片30は表面パネル10に接着されるものである。そして、表面パネル10には下辺中央に折線53、54を介して底面パネル40が連設され、底面パネル40の左右の両辺には折線55、56を介して折り込み片41、42が連設されている。折線53、54の間には下方に凸状の切込12が形成され、折線53、54と連結している。切込12は底面パネル40が折線53、54で山折りされたとき、表面パネル10と一体となった脚部11b(図1参照)を形成する。また、表面パネル10の下辺には底面パネル40を挟む両側の位置に下方に凸状の脚部11a、11cが形成されている。底面パネル40の下辺は下方に膨らむ円弧状に形成されている。折り込み片41、折り込み片42の左右の対辺は略平行に形成されており、底面パネル40と隣接する辺が長辺、外側の辺が短辺とされ、上下の対辺はいずれも底面パネル40側から外方に向かい下る斜辺とされ、上の斜辺は急傾斜であり、下の斜辺は緩傾斜である。また、折り込み片41の上の急傾斜である斜辺には段差43が形成されている。段差43の作用については後述する。また、表面パネル10の上部には上辺近傍の中央に吊り穴13が設けられている。
裏面パネル20の上部は表面パネル10に重合される重合部26とされており、重合部26は略矩形状であり、左辺は表面パネル10と裏面パネル20とを切り離す切欠き70と接している。右辺は切欠き71と接している。重合部26の下辺は、中央に上辺側に凸状の切込22が形成されており、切込22の両側には切込22の左端と折線51の上端に架かる上方に膨らむ円弧状の補助罫線24と、切込22の右端と折線52の上端に架かる上方に膨らむ円弧状の補助罫線25とが形成されている。重合部26の上辺は裏面パネル20の上辺である。また、切欠き70の下端は折線51の上端となっている。したがって、重合部26の上辺、左辺及び右辺は自由端となっている。裏面パネル20の重合部26には、上辺近傍の中央に表面パネル10と裏面パネル20を重ね合わせたとき、吊り穴13を囲みこむ大きさの吊り穴23が設けられている。さらに裏面パネル20の下辺には下方に凸状の脚部21a、21b、21cが形成されている。
表面パネル10の下辺に形成された下方に凸状の脚部11a、11b、11c及び裏面パネル20の下辺に形成された下方に凸状の脚部21a、21b、21cの下端縁の外郭形状は下方に膨らむ円弧状に形成することが好ましく、ダミー体1を立てて置いたとき、商品展示台に接地する外郭部分が多くなり、安定して立てて置くことができるので好ましい形態である。
貼合片30の上部は切欠き71が設けられており、貼合片30の上下方向の長さは表面パネル10及び裏面パネル20の上下方向の長さより重合部26の上下方向の長さに相当する分が小さくなっている。
図4は本発明のダミー体1を構成するブランクBの展開図の一例を示したものであり、これに限定されるものではなく、底面パネル40及び底面パネル40に連設する折り込み片41、42を裏面パネル20の下辺に連設させること、貼合片30を表面パネル10の左辺に連設させること等の配置を変更することができる。
本発明のダミー体1を構成するシートは、立体物に組み立てたとき、その立体形状が保持できる程度の剛度を備えた基材が好ましい。基材としては板紙が好ましく、コートボール、ノーコートボール、マニラボール、クラフトボール、アイボリー、カード紙等が使用できる。坪量(g/m2 )としては、160g/m2 ~600g/m2 程度が使用できる。好ましくは210g/m2 ~400g/m2 である。また、より高意匠性を得たい場合、パールコート紙やアルミ蒸着紙を使用することもできる。
つぎに図5、図6を参照しながらブランクBの組み立て方の一例を説明する。まず、第一ステップとして、図4に示したブランクBをサック貼りする。具体的には、図示しないが裏面パネル20に対して、表面パネル10及び貼合片30を折線51及び折線52で折り返し、さらに貼合片30の外面に接着剤を塗布すると共にその接着剤の塗布面に表面パネル10の端縁に沿った部分の内面を重ね合わせて圧着することによりサック貼りし、折線51、52で折り畳んだ筒状のブランクとする。なお、貼合片30の内面と表面パネル10の外面とを重ねて接着する構成とすることもできるが、前者の構成の方が、貼合片30が表面パネル10で覆われて外側から見えないので見栄えがよくなり好ましい。このように作製した折り畳んだブランクを複数枚重ねた状態で梱包され組み立て等を行う指定場所、例えば、販売店舗等に輸送される。サック貼りされたブランクは折り畳んだ状態で輸送されるので嵩張ることがなく、輸送コストの低減が図れるものである。
ダミー体1の組み立ては、第二ステップとして、図5の(イ)に示すように折り込み片41、42を内面が内側になるように折線55、56にて山折りし、つぎに折線51、52の部分を相互に近づく方向に押し込み、対面した表面パネル10及び裏面パネル20をそれぞれ外側に膨らむように湾曲させ、折り畳まれたブランクを筒状に起こす。
そして、底面パネル40を折線53、54で山折りし、折線53、54を回転軸として折り曲げられた折り込み片41、折り込み片42を底面パネル40と一体的に回転させ表面パネル10と裏面パネル20で形成された筒状の内側に押し込む。押し込まれた底面パネル40の外縁は前述のように円弧状に形成されており、裏面パネル20の内面に当接し、折り込み片41、折り込み片42の上の急傾斜の斜辺は表面パネル10の内面に当接し、折り込み片41、折り込み片42の上の急傾斜の斜辺と対向して位置する下の緩傾斜の斜辺は裏面パネル20の内面と当接することにより、ダミー体1の下部形状は固定され、アーモンド形状が保持される。折り込み片41の上の斜辺に形成された段差43は必須ではないが、押し込まれたとき、折り込み片41の上の斜辺は貼合片30と干渉するために設ける方が干渉防止できるので好ましい。段差43の深さは少なくとも貼合片30の厚さ以上であれば干渉防止効果が得られ、ダミー体1の下部形状が安定して保持される。また、底面パネル40が折線53、54で山折りされたとき、切込12に囲まれた部分は表面パネル10と一体となって脚部11bを形成されると共に底面パネル40には穴部14が形成される。
つぎにダミー体1の上部において、裏面パネル20の切込22の近傍の下側あたりを押し込むと補助罫線24、25で谷折りされ、裏面パネル20の重合部26の内面が表面パネル10の内面に近接乃至密接され、頂部60が形成されると共に。図1に示すダミー体1の立体物が完成する。なお、折線51、52はダミー体1が組み立てられると立体物の左右の稜線となるものである。また、図2、3、5において、網点で示した部分はシート2の内面を示している。このようにダミー体1は接着剤を用いることなく、底面パネル40、折り込み片41及び折り込み片42を折り曲げ、これを表面パネル10及び裏面パネル20の間に挿入するという簡単な操作で組み立てることができるという特徴も有しており、例えば店頭で組み立てることが可能になる。
図6は図1のA-A線断面図であり、図6を参照しながらダミー体1の構成をさらに詳述する。図6に示すようにダミー体1の上部は裏面パネル20の重合部26の内面が表面パネル10の内面に重ねられており、吊り穴13は吊り穴23の領域内に位置し、表面パネル10側からダミー体1を見たとき、裏面パネル20の内面が見えることがないので優れた意匠性が得られる。ダミー体1の下部は押し込まれた底面パネル40の外縁は湾曲した裏面パネル20の内面に当接しており、折り込み片41の上の急傾斜の斜辺は表面パネル10の内面に当接し、折り込み片41の上の急傾斜の斜辺と対向して位置する下の緩傾斜の斜辺は裏面パネル20の内面と当接している。このように底面パネル40、折り込み片41、42の外縁が表面パネル10及び裏面パネル20の内面に当接しアーモンド形状が保持されたとき、底面パネル40は裏面パネル20側から表面パネル10側に下る傾斜面となっている。なお、太線はシート2の断面を示す。
本発明のダミー体1は、販売する商品と同じ外装を備えた立体物とすることにより、消費者に本物をイメージさせ、消費者の目に留まりやすくする効果があり、また、ダミー体1の中には商品が収容されていない構成であり、盗難防止効果がある。本発明のダミー体1は、主に化粧品、日焼け止めクリーム等のスキンケア商品、医薬品、医薬部外品、健康食品等の商品を販売するときに好適に使用できる。
1 ダミー体
2 シート
B ブランク
10 表面パネル
20 裏面パネル
30 貼合片
40 底面パネル
60 頂部
70、71 切欠き
10a、20a 表出面
11a、11b、11c 脚部
12、22 切込
13、23 吊り穴
14 穴部
21a、21b、21c 脚部
24、25 補助罫線
26 重合部
41、42 折り込み片
43 段差
51、52、53、54、55、56 折線
w1 頂部の左右の長さ
w2 下端の左右の長さ

Claims (4)

  1. 1枚のシートからなるブランク(B)を折り曲げ立体物に形成された、ダミー体(1)であって、
    前記ブランク(B)は、表面パネル(10)と裏面パネル(20)と貼合片(30)とはこの順に連設されており、
    表面パネル(10)と裏面パネル(20)とは、折線(51)を介して左右の方向に連設されており、
    裏面パネル(20)と貼合片(30)とは、折線(52)を介して左右の方向に連設されており、
    前記表面パネル(10)は下辺中央に折線(53)と折線(54)を介して底面パネル(40)が連設され、
    前記底面パネル(40)の左辺には折線(55)を介して折り込み片(41)が連設され、
    前記底面パネル(40)の右辺には折線(56)を介して折り込み片(42)が連設され、
    前記折線(53)と前記折線(54)の間には下方に凸状の切込(12)が形成され、
    前記切込(12)は、表面パネル(10)と一体となった脚部(11b)を形成し、
    前記表面パネル(10)の下辺には底面パネル(40)の左側の位置に下方に凸状の脚部(11a)が形成され、
    前記表面パネル(10)の下辺には底面パネル(40)の右側の位置に下方に凸状の脚部(11c)が形成され、
    前記底面パネル(40)の下辺は下方に膨らむ円弧状に形成されており、
    前記折り込み片(41)、および前記折り込み片(42)の左右の対辺は、略平行に形成されており、
    前記折り込み片(41)、および前記折り込み片(42)の前記底面パネル(40)と隣接する辺が長辺、外側の辺が短辺であり、
    前記折り込み片(41)、および前記折り込み片(42)の上下の対辺は、いずれも前記底面パネル(40)側から外方に向かい下る斜辺であり、
    前記折り込み片(41)、および前記折り込み片(42)の上の斜辺は急傾斜であり、下の斜辺は緩傾斜であり、
    前記裏面パネル(20)の下辺には下方に凸状の脚部(21a)、脚部(21b)、脚部(21c)が左側からこの順に形成されており、
    前記ブランク(B)の前記貼合片(30)が、前記表面パネル(10)の折線(51)の反対側の辺の近傍に接着されることを特徴とするダミー体(1)。
  2. 商品展示台に立てて置くことができ、前記脚部(11a)、脚部(11b)、脚部(11c)、脚部(21a)、脚部(21b)、脚部(21c)の下端縁が円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のダミー体(1)。
  3. 商品展示台に立てて置くことができ、脚部(11b)の上下の高さは脚部(11a)および脚部(11c)の高さより高く、
    脚部(21b)の上下の高さは脚部(21a)および脚部(21c)の高さより高いことを特徴とする請求項1に記載のダミー体(1)。
  4. 前記表面パネル(10)の上部には上辺近傍の中央に吊り穴(13)を備え、
    前記裏面パネル(20)の上側には補助罫線(24),補助罫線(25)を介して重合部(26)が設けられており、
    前記重合部(26)の上部には上辺近傍の中央に吊り穴(23)を備えることを特徴とする請求項1に記載のダミー体(1)。
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