JPH0530497Y2 - - Google Patents

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JPH0530497Y2
JPH0530497Y2 JP4445886U JP4445886U JPH0530497Y2 JP H0530497 Y2 JPH0530497 Y2 JP H0530497Y2 JP 4445886 U JP4445886 U JP 4445886U JP 4445886 U JP4445886 U JP 4445886U JP H0530497 Y2 JPH0530497 Y2 JP H0530497Y2
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JP
Japan
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exhaust pipe
rubber body
support structure
vibration
vibration isolating
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JP4445886U
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は車両排気管の支持構造に関する。
[従来の技術] 車両のエンジン排気管は車両フレームに支持せ
しめるが、エンジン振動からの振動入力により上
記排気管は振動を生じるため、通常、防振ゴム体
を介して支持せしめる構造としてある。その一例
を第5図に示す。
図において、車両エンジンEより後方へ延びる
排気管1には、複数箇所に上方へ向けてL状ブラ
ケツト2が突設してある。一方、サイドフレーム
F(一方のみ図示)間を連結するクロスメンバF
1には、上記ブラケツト2に対向せしめて下方へ
向けL状ブラケツト3が突設してある。そして、
これらブラケツト2,3を防振ゴム体4で連結し
てある。
すなわち、第6図、第7図において、防振ゴム
体4は多角形の厚肉ゴム体であり、中心部にはH
状の切り込み41が形成されて適度な弾性を有し
ている。上記ゴム体4には上下位置にこれを貫通
する係止穴42,43が設けてあつて、各係止穴
42、43に上記ブラケツト2,3の先端水平部
21,31がそれぞれ挿通係止してある。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、上記従来の支持構造では、上記係止
穴42,43の内径がブラケツト2,3の外周よ
りもやや小さくしてある上に、抜け防止のために
上記水平部21,31の先端が大径としてあるこ
ともあつて、ブラケツト2,3の挿通に大きな力
を要して組み付けに手間取る上に、組み付け時に
こじるとその修正が困難である。また、排気管1
は排気ガスの熱を受けて伸張し、この際のブラケ
ツト2の移動により防振ゴム体1が変形せしめら
れることがある。そして、これらのこじれや変形
があるとゴム体1の防振作用は効果的になされな
い。
本考案はかかる問題点に鑑み、組み付けが容易
であるとともに、こじれや変形を生じず、したが
つて防振作用を効果的に行ない得る車両排気管の
支持構造を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案の構成を第1図ないし第3図で説明す
る。第3図において、車両フレームFより下方へ
突設したL状ブラケツト3と、排気管1より上方
へ突設したL状ブラケツト2は各水平部21,3
1を、防振ゴム体4の上下位置にそれぞれ水平方
向に貫設した係止穴42,43に挿通係止してあ
る。これら係止穴42,43には、第1図、第2
図に示す如く、その一部に拡径部421,431
が形成してあり、これを潤滑剤の溜り溝としてあ
る。
[作用,効果] 上記構造によれば、ブラケツト2,3の各係止
穴42,43への挿入は潤滑剤により滑らかにな
され、組付け容易であるとともに、こじつた場合
にも速やかに修正することができる。また、排気
管1が温度上昇により伸張しブラケツト2が移動
した場合にも、防振ゴム体4は潤滑剤により各ブ
ラケツト2,3に対して滑らかに相対移動可能で
あるから変形を生じない。
かくして、排気管の振動は防振ゴム体により良
好に吸収される。
[実施例] 本考案の支持構造に使用する防振ゴム体を第1
図、第2図に示す。
図において、多角形の厚肉ゴム体よりなる防振
ゴム体4には中心部にH状の切り込み41が形成
され、上下位置にはそれぞれ係止穴42,43が
貫設してある。そして、上記各係止穴42,43
には長手方向の中央に一定幅の拡径部421,4
31が形成してあり、該拡径部421,431に
はワセリン等の潤滑剤を保持せしめる。
かかる構造によれば、第3図に示す如き上記係
止穴42,43へのブラケツト2,3の挿入は潤
滑剤により滑らかになすことができ、組付け容易
であるとともに、こじつた場合にも速やかに修正
可能である。また、排気管1が温度上昇により伸
張して(これは後端部で通常数cmである)ブラケ
ツト2が第3図の左右方向へ移動しても、防振ゴ
ム体4は潤滑剤により各ブラケツト2,3に対し
て滑らかに相対移動可能であるから変形を生じな
い。
かくして、上記支持構造によれば、排気管1の
振動は防振ゴム体4より効果的に吸収され、車室
こもり音が低減せしめられる。これを第4図に示
し、図中線Xが本考案であり、線yが従来例であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は防振ゴム体の正面図、第2図はその縦
断面図、第3図は排気管支持部の側面図、第4図
はこもり音低減効果を示すグラフ、第5図ないし
第7図は従来例を示し、第5図は排気管前半部の
側面図、第6図は排気管支持部の側面図、第7図
は防振ゴム体の正面図である。 1……排気管、2,3……ブラケツト、21,
31……水平部、4……防振ゴム体、42,43
……係止穴、421,431……拡径部、F……
サイドフレーム、F1……クロスメンバ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両排気管を防振ゴム体を介して車両フレーム
    に支持せしめる支持構造であつて、上記フレーム
    より下方へ突設し下端を水平部とするL状ブラケ
    ツトと、上記排気管より上方へ突設し上端を水平
    部とするL状ブラケツトの各水平部を、上記防振
    ゴム体の上下位置にそれぞれ水平方向に貫設した
    係止穴に挿通係止してなる車両排気管の支持構造
    において、上記各係止穴にはその一部に拡径部を
    形成してこれを潤滑剤の溜り溝となしたことを特
    徴とする車両排気管の支持構造。
JP4445886U 1986-03-26 1986-03-26 Expired - Lifetime JPH0530497Y2 (ja)

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JP4445886U JPH0530497Y2 (ja) 1986-03-26 1986-03-26

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JPS62156030U JPS62156030U (ja) 1987-10-03
JPH0530497Y2 true JPH0530497Y2 (ja) 1993-08-04

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JP2559500Y2 (ja) * 1991-10-15 1998-01-19 トヨタ車体株式会社 車両の排気管サポートブラケット構造
JP3393294B2 (ja) * 1999-12-28 2003-04-07 東洋ゴム工業株式会社 排気管用支持装置
JP6395501B2 (ja) * 2014-08-19 2018-09-26 東洋ゴム工業株式会社 インシュレータ

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JPS62156030U (ja) 1987-10-03

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