JP2708807B2 - 弾性支持マウントの緩衝体 - Google Patents

弾性支持マウントの緩衝体

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JP2708807B2
JP2708807B2 JP63236787A JP23678788A JP2708807B2 JP 2708807 B2 JP2708807 B2 JP 2708807B2 JP 63236787 A JP63236787 A JP 63236787A JP 23678788 A JP23678788 A JP 23678788A JP 2708807 B2 JP2708807 B2 JP 2708807B2
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JP
Japan
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elastic support
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bracket
bolt
wall
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勝美 南原
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F1/00Springs
    • F16F1/36Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
    • F16F1/373Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers characterised by having a particular shape
    • F16F1/376Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers characterised by having a particular shape having projections, studs, serrations or the like on at least one surface

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Springs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、例えば自動車のエアクリーナと車体との
間に介装される弾性支持マウントの緩衝体に関するもの
である。
従来の技術 第4図は従来の弾性支持マウントの緩衝体を示してい
る。
この緩衝体1は、ゴム等から成形された円筒状の部材
であって中央部には、カラー2を介してボルト3が挿入
される貫通孔4が形成されている。
また、外周面の略中央部にはボルト3と直交する面に
沿ってブラケット5の嵌合溝6が全周に亘って形成さ
れ、例えばエアクリーナ等に設けられたブラケットの取
付孔5aを上記嵌合溝6に差し込むようになっている。す
なわち、ブラケット5は緩衝体1を介して車体パネル等
の支持部材7に支持されることになり、車体振動等の伝
達が防止されるのである。
また、緩衝体1の外周面には上記嵌合溝6の上下に溝
8が全周に亘って形成され、ボルト3の軸方向について
のバネ定数、とりわけ変位が小さい領域でのバネ定数を
十分に小さく設定できるようになっている(この類似構
造は特開昭63−34340号公報に示されている)。
発明が解決しようとする課題 上記ブラケット5の嵌合溝6に差し込む作業を行う場
合にブラケット5を誤って溝8に差し込み易く、したが
って迅速な組付け作業を行うことができないという問題
がある。
しかし、上記溝8を廃止すれば、作業性は向上するも
のの、ボルト3の軸方向に対してソフトな緩衝作用が発
揮されなくなってしまう。
そこで、この発明は、、ソフトな緩衝作用をそのまま
維持しつつ、組付け作業を迅速に行うことができる弾性
支持マウントの緩衝体を提供するものである。
課題を解決するための手段 中央部に形成された貫通孔にカラーを介してボルトが
挿入されて取付けられる弾性支持マウントの筒状の緩衝
体において、筒状外周面の略中央部に周方向に沿ってブ
ラケットの嵌合溝が形成されていると共に、両端面から
ボルトの挿通方向に向かって、貫通孔を囲繞する内側壁
部およびその外周の外側壁部を残して複数の凹部が形成
され、これら複数の凹部が前記内側壁部と外側壁部とを
連結している隔壁部によってそれぞれ仕切られている。
作用 外周面にはブラケットの嵌合溝のみが形成されている
ためブラケット取付けの際の誤組付けが生じない。
一方、各端面からボルトの挿通方向に向かって形成さ
れた凹部によりボルトの軸方向でのバネ定数を低下させ
る。
実施例 以下、この発明の一実施例を図面と共に前記従来の構
成と同一態様部分に同一符号を付して詳述する。
第1〜3図において、弾性支持マウントの緩衝体1が
ゴム等から成形された円筒状の部材であって、中央部に
はカラー2を介してボルト3が挿入される貫通孔4を備
えている点は前記従来と同様である。
ここで、外周面の略中央部にはボルト3と直交する面
に沿ってブラケット5の嵌合溝6が全周に亘って形成さ
れ、この嵌合溝6にはブラケット5の取付孔5aをスムー
ズに案内するための傾斜面6aが設けられている。
すなわち、このブラケット5が緩衝体1を介して車体
パネル等の支持部材7に支持されることになり、車体振
動等の伝達が防止されるのである。
そして、上記緩衝体1の上下端面からボルト3の軸方
向に向かって複数の凹部9が設けられている。
具体的には上記凹部9は上記嵌合溝6によって二分さ
れた上半部および下半部の各々に、貫通孔4を囲繞する
内側壁部11およびその外側に位置する外側壁部12のほ
か、それらの内側壁部11と外側壁部12とを連結している
隔壁部10を十字形に残した形で放射状に形成されてい
る。
尚、上記各隔壁部10および外側壁部12の上下端部の間
の距離は全高よりもやや短く形成され、取付状態では、
カラー2のフランジ部2aと支持部材7との間でわずかに
圧縮した状態になっている。
上記実施例構造によれば、外周面には嵌合溝6以外に
何ら溝部が設けられていないため、ブラケット5を取付
ける作業を誤組付けもなく迅速に行うことができる。と
りわけ、上記嵌合溝6には傾斜面6aが形成されているた
めより取付作業が行い易い。
一方、凹部9が形成されているためその分上下方向の
剛性が低くなり、その方向についてのバネ定数とりわけ
変位が小さい領域でのバネ定数が小さくなり、ソフトな
緩衝作用が発揮される。
尚、上記実施例では、傾斜面を備えた嵌合溝となって
いるが、この形状に限定されるものではない。また、凹
部は十字状の隔壁部を残して上下に4箇所形成されてい
るが、これに限られるものではない。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、この本発明によれば、
変位の小さい領域でのバネ定数を十分に小さく設定し、
ソフトな緩衝作用を維持したまま、ブラケットの誤組付
を防止して組付け作業能率の向上を図ることができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図はこの発明の実施例を示し、第1図は第3図
のI−I線に沿う断面図、第2図は平面図、第3図は組
付状態を示す斜視図、第4図は従来技術の断面図であ
る。 1……緩衝体、2……カラー、3……ボルト、4……貫
通孔、5……ブラケット、6……嵌合溝、9……凹部、
10……隔壁部、11……内側壁部、12……外側壁部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央部に形成された貫通孔にカラーを介し
    てボルトが挿入されて取付けられる弾性支持マウントの
    筒状の緩衝体において、 筒状外周面の略中央部に周方向に沿ってブラケットの嵌
    合溝が形成されていると共に、 両端面からボルトの挿通方向に向かって、貫通孔を囲繞
    する内側壁部およびその外周の外側壁部を残して複数の
    凹部が形成され、 これら複数の凹部が前記内側壁部と外側壁部とを連結し
    ている隔壁部によってそれぞれ仕切られていることを特
    徴とする弾性支持マウントの緩衝体。
JP63236787A 1988-09-21 1988-09-21 弾性支持マウントの緩衝体 Expired - Lifetime JP2708807B2 (ja)

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JPH0285529A JPH0285529A (ja) 1990-03-27
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