JP2599098Y2 - ファンモータ取付装置 - Google Patents

ファンモータ取付装置

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JP2599098Y2
JP2599098Y2 JP1993033559U JP3355993U JP2599098Y2 JP 2599098 Y2 JP2599098 Y2 JP 2599098Y2 JP 1993033559 U JP1993033559 U JP 1993033559U JP 3355993 U JP3355993 U JP 3355993U JP 2599098 Y2 JP2599098 Y2 JP 2599098Y2
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fan motor
cabinet
bolt
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ribbed
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欣公 田積
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松下冷機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ファンモータ取付装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のファンモータ取付装置としては、
特開昭60−248942号公報に示されたものがあ
る。
【0003】以下、図面を参照しながら上記従来のファ
ンモータ取付装置について説明する。
【0004】図10は従来のファンモータ取付装置の構
成を示す一部縦断面図、図11はファンモータ取付装置
の防振ゴムの正面図である。
【0005】図10および図11において、1はファ
ン、2はファンモータでファン1と直結されており、3
はファンモータ取付台で、ファンモータ2を保持する。
4はキャビネット、5はボルトで、ファンモータ取付台
3をキャビネット4に保持している。6は防振ゴムで、
中空柱形状でファンモータ取付台3の取付用ボルト穴内
部に挿入され、内周面全面がボルト5に接している。
【0006】以上のように構成されたファンモータ取付
装置の動作を説明する。
【0007】まず、ファンモータ2が運転されると、フ
ァンモータ2のトルクのアンバランスにより、ファンモ
ータ2が回転方向に振動する。同様に、ファンモータ取
付台3も回転方向に振動し、この振動がボルト5または
キャビネット4に伝わり騒音の発生とつながらないよう
に防振ゴム6により防振を施している。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ファンモータ取付装置の防振ゴム6は、ファンモータ取
付台3の保持強度をファンモータ2が脱落しないように
確保しなけばならないため、内周面全面でボルト5と
接しており、ファンモータ取付台3からボルト5への振
動の伝わりを防ぐことができないという欠点があった。
【0009】本考案は、ファンモータ取付台の保持強度
をモータが脱落しないように確保しつつ、ファンモータ
からキャビネットへ振動が伝わらないようにすることを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を解決
し、目的を達成するため、複数箇所にリブを有したリブ
付きキャビネットと、ファンと直結されたファンモータ
を保持し、複数のボルトにより前記リブ付きキャビネッ
トに固定されファンモータ取付台と、中空柱形状で底
部に前記リブ付きキャビネットの前記リブに係合する
を有し、外周面は前記ファンモータ取付台の取付用ボル
ト穴に内接し、内周面は断面が略円形でスリットを形成
した部分を除いて前記ボルトと面接触する複数のスリッ
ト付き防振ゴムとより構成され、前記スリット付き防
振ゴムの前記溝部が前記リブ付きキャビネットの前記リ
ブに係合するようにして前記スリット付き防振ゴムを介
して前記ボルトにより前記ファンモータ取付台を前記リ
ブ付きキャビネットに固定させたとき、前記ボルトを基
準にして前記ボルトと接触する前記スリット付き防振ゴ
ムの前記スリットが位置する方向と、前記ファンモータ
の回転軸が位置する方向とが略垂直になるように構成し
ことを特徴とする。
【0011】また、複数箇所にリブを有したリブ付きキ
ャビネットと、ファンと直結されたファンモータを保持
し、複数のボルトにより前記リブ付きキャビネットに固
定されるファンモータ取付台と、断面が外周面は略楕円
形、内周面は円形の中空柱形状で底部に前記リブ付きキ
ャビネットの前記リブに係合する溝を有し、断面が略楕
円形の外周面は、楕円の長軸方向で前記ファンモータ取
付台の取付用ボルト穴に接触し、短軸方向は前記ファン
モータ取付台の前記取付用ボルト穴との間に空 隙を有
し、内周面は前記ボルトと面接触する複数の楕円形防振
ゴムとにより構成され、前記楕円形防振ゴムの前記溝が
前記リブ付きキャビネットの前記リブに係合するように
して前記楕円形防振ゴムを介して前記ボルトにより前記
ファンモータ取付台を前記リブ付きキャビネットに固定
させたとき、前記ボルトを基準にして前記ファンモータ
の回転軸が位置する方向と、前記ボルトと接触する前記
楕円形防振ゴムの外周面の短軸方向とが略垂直になるよ
うに構成したことを特徴とする
【0012】また、複数箇所にリブを有したリブ付きキ
ャビネットと、ファンと直結されたファンモータを保持
し、複数のボルトにより前記リブ付きキャビネットに固
定されるファンモータ取付台と、断面が外周面は円形、
内周面は略楕円形の中空柱形状で底部に前記リブ付きキ
ャビネットの前記リブに係合する溝を有し、外周面は前
記ファンモータ取付台の取付用ボルト穴に内接し、断面
が略楕円形の内周面は、楕円の短軸方向で前記ボルトと
接触し、長軸方向は前記ボルトとの間に空隙を有する複
数の楕円形穴付き防振ゴムとにより構成され、前記楕円
形穴付き防振ゴムの前記溝が前記リブ付きキャビネット
の前記リブに係合するようにして前記楕円形穴付き防振
ゴムを介して前記ボルトにより前記ファンモータ取付台
を前記リブ付きキャビネットに固定させたとき、前記ボ
ルトを基準にして前記ファンモータの回転軸が位置する
方向と、内周面の楕円の短軸方向で前記ボルトと接触す
る前記楕円形穴付き防振ゴムの内周面の長軸方向とが略
垂直になるように構成したことを特徴とする
【0013】
【作用】本考案によれば、中空柱形状で底部にリブ付き
キャビネットのリブに係合する溝を有し、外周面はファ
ンモータ取付台の取付用ボルト穴に内接し、内周面は断
面が略円形でスリットを形成した部分を除いてボルトと
面接触する複数のスリット付き防振ゴムを備え、スリッ
ト付き防振ゴムの溝がリブ付きキャビネットのリブに係
合するようにしてスリット付き防振ゴムを介してボルト
によりファンモータ取付台をリブ付きキャビネットに固
定させたとき、ボルトを基準にしてボルト と接触するス
リット付き防振ゴムのスリットが位置する方向と、ファ
ンモータの回転軸が位置する方向とが略垂直になるよう
に構成したことにより、スリット付き防振ゴムの内
がファンの回転方向ではスリットの凸部でボルトと線接
触し、他方向ではボルトと面接触することになるため、
ファンモータ取付台の保持強度をファンモータが脱落し
ないように確保しつつ、ファンモータからキャビネット
へ振動が伝わらない。
【0014】また、断面周面は略楕円形、内周面は
円形の中空柱形状で底部にリブ付きキャビネットのリブ
に係合する溝を有し、断面が略楕円形の外周面は、楕円
の長軸方向でファンモータ取付台の取付用ボルト穴に接
触し、短軸方向はファンモータ取付台の取付用ボルト穴
との間に空隙を有し、内周面はボルトと面接触する複数
の楕円形防振ゴムを備え、楕円形防振ゴムの溝がリブ付
きキャビネットのリブに係合するようにして楕円形防振
ゴムを介してボルトによりファンモータ取付台をリブ付
きキャビネットに固定させたとき、ボルトを基準にして
ファンモータの回転軸が位置する方向と、ボルトと接触
する楕円形防振ゴムの外周面の短軸方向とが略垂直にな
るように構成したことにより、ファンモータ取付台の保
持強度をファンモータが脱落しないように確保しつつ、
ファンモータからキャビネットへ振動が伝わらない。
【0015】また、断面周面は円形、内周面は略楕
円形の中空柱形状で底部にリブ付きキャビネットのリブ
に係合する溝を有し、外周面はファンモータ取付台の取
付用ボルト穴に内接し、断面が略楕円形の内周面は、楕
円の短軸方向でボルトと接触し、長軸方向はボルトとの
間に空隙を有する複数の楕円形穴付き防振ゴムを備え、
楕円形穴付き防振ゴムの溝がリブ付きキャビネットのリ
ブに係合するようにして楕円形穴付き防振ゴムを介して
ボルトによりファンモータ取付台をリブ付きキャビネッ
トに固定させたとき、ボルトを基準にしてファンモータ
の回転軸が位置する方向と、内周面の楕円の短軸方向で
ボルトと接触する楕円形穴付き防振ゴムの内周面の長軸
方向とが略垂直になるように構成したことにより、ファ
ンモータ取付台の保持強度をファンモータが説落しない
ように確保しつつ、ファンモータからキャビネットへ振
動が伝わらない。
【0016】
【実施例】以下、本考案によるファンモータ取付装置の
各実施例について、図面を参照しながら説明するが、従
来と同一構成の部品は同一符号を付し、その詳細な説明
は省略する。図1は本考案の第1の実施例におけるファ
ンモータ取付装置の構成を示す一部縦断面図、図2は図
1のスリット付き防振ゴムの正面図、図3は図2のA−
A′線縦断面図である。
【0017】図1,図2,図3において、7は複数箇所
リブ8を有したリブ付きキャビネット、9は、中空柱
形状で底部にリブ付きキャビネット7のリブ8に係合す
溝10を有し、外周面はファンモータ取付台3の取付
用ボルト5の穴に内接し、内周面断面が略円形でスリ
ット11を形成した部分を除いてボルト5と面接触する
スリット付き防振ゴムである。本実施例では、スリット
付き防振ゴム9の溝10がリブ付きキャビネット7のリ
ブ8に係合するようにしてスリット付き防振ゴム9を介
してボルト5によりファンモータ取付台3をリブ付きキ
ャビネット7に固定させたとき、ボルト5を基準にして
ボルト5と接触するスリット付き防振ゴム9のスリット
11が位置する方向と、ファンモータ2の回転軸が位置
する方向とが略垂直になるように構成したものである。
【0018】以上のように構成されたファンモータ取付
装置の動作について説明する。
【0019】スリット付き防振ゴム9は、内周面が回転
方向においてはボルト5とスリット11の凸部による線
接触のため防振効果が高く、同時に他方向においてはボ
ルト5と面接触しているためスリット付き防振ゴム9全
体のファンモータ取付台3の保持強度を低下させること
がない。そのとき、リブ付きキャビネット7のリブ8と
スリット付き防振ゴム9の溝10が噛み合うため、スリ
ット付き防振ゴム9がファン1の回転方向に対して固定
されている。
【0020】図4は本考案の第2の実施例におけるファ
ンモータ取付装置の楕円形防振ゴムの正面図、図5は図
4の楕円形防振ゴムのB−B′線縦断面図、図6は図4
の楕円形防振ゴムのC−C′線横断面図である。
【0021】図4,図5,図6において、12は、断面
が外周面は略楕円形、内周面は円形の中空柱形状で底部
にリブ付きキャビネット7のリブ8に係合する溝10を
有し、断面が略楕円形の外周面は、楕円の長軸方向でフ
ァンモータ取付台3の取付用ボルト5の穴に接触し、短
軸方向はファンモータ取付台3の取付用ボルト5の穴と
の間に空隙13を有し、内周面はボルト5と面接触する
楕円形防振ゴムである。本実施例では、楕円形防振ゴム
12の溝10がリブ付きキャビネット7のリブ8に係合
するようにして楕円形防振ゴム12を介してボルト5に
よりファンモータ取付台3をリブ付きキャビネット7に
固定させたとき、ボルト5を基準にしてファンモータ2
の回転軸が位置する方向と、ボルト5と接触する楕円形
防振ゴム12の外周面の短軸方向とが略垂直になるよう
に構成したものである。そして、楕円形防振ゴム12
ァンモータ取付台3の取付用ボルト5の穴にファン1
の回転方向以外で接触し、回転方向は空隙13を有し
ているため、ファン1の回転方向への防振効果を確保し
つつ、楕円形防振ゴム12全体のファンモータ取付台3
の保持強度を低下させることがない。そのとき、リブ付
きキャビネット7のリブ8と楕円形防振ゴム12の溝1
0が噛み合うため、楕円形防振ゴム12がファン1の回
転方向に対して固定されている。
【0022】図7は本考案の第3の実施例におけるファ
ンモータ取付装置の楕円形穴付き防振ゴムの正面図、図
8は図7の楕円形穴付き防振ゴムのD−D′線縦断面
図、図9は図7の楕円形穴付き防振ゴムのE−E′線横
断面図である。
【0023】図7,図8,図9において、14は、断面
が外周面は円形、内周面は略楕円形の中空柱形状で底部
にリブ付きキャビネット7のリブ8に係合する溝10を
有し、外周面はファンモータ取付台3の取付用ボルト5
の穴に内接し、断面が略楕円形の内周面は、楕円の短軸
方向でボルト5と接触し、長軸方向はボルト5との間
空隙13を有する複数の楕円形穴付き防振ゴムである。
本実施例では、楕円形穴付き防振ゴム14の溝10がリ
ブ付きキャビネット7のリブ8に係合するようにして楕
円形穴付き防振ゴム14を介してボルト5によりファン
モータ取付台3をリブ付きキャビネット7に固定させた
とき、ボルト5を基準にしてファンモータ2の回転軸が
位置する方向と、内周面の楕円の短軸方向でボルト5と
接触する楕円形穴付き防振ゴム14の内周面の長軸方向
とが略垂直になるように構成したものである。そして、
楕円形穴付き防振ゴム14はボルト5にファン1の回転
方向以外で接触しているため、ファン1の回転方向への
防振効果を確保しつつ、楕円形穴付き防振ゴム14全体
のファンモータ取付台3の保持強度を低下させることが
ない。そのとき、リブ付きキャビネット7のリブ8と楕
円形穴付き防振ゴム14がファン1の回転方向に対して
固定されている。
【0024】
【考案の効果】以上説明したように、本考案のファンモ
ータ取付装置は、複数箇所にリブを有したリブ付きキャ
ビネットと、ファンと直結されたファンモータを保持
し、複数のボルトにより前記リブ付きキャビネットに固
定されるファンモータ取付台と、中空柱形状で底部に前
記リブ付きキャビネットの前記リブに係合する溝を有
し、外周面は前記ファンモータ取付台の取付用ボルト穴
に内接し、内周面は断面が略円形でスリットを形成した
部分を除いて前記ボルトと面接触する複数のスリット付
き防振ゴムとにより構成され、前記スリット付き防振ゴ
ムの前記溝が前記リブ付きキャビネットの前記リブに係
合するようにして前記スリット付き防振ゴムを介して前
記ボルトにより前記ファンモータ取付台を前記リブ付き
キャビネットに固定させたとき、前記ボルトを基準にし
て前記ボルトと接触する前記スリット付き防振ゴムの前
記スリットが位置する方向と、前記ファンモータの回転
軸が位置する方向とが略垂直になるように構成したこと
により、防振ゴムの内面がファンの回転方向ではスリッ
トの凸部でボルトと線接触し、他方向ではボルトと面接
触しているため、ファンモータ取付台の保持強度をファ
ンモータが脱落しないように確保しつつ、ファンモータ
の振動をキャビネットに伝えず、振動などが原因で発生
する騒音などがなく快適な運転が実現できる。また、フ
ァンモータ取付台の保持強度を低下させず、ファンモー
タが脱落しないように余分な部品を必要としないため資
源の節約にも貢献できる。
【0025】また、断面が外周面は略楕円形、内周面は
円形の中空柱形状で底部に前記リブ付きキャビネットの
前記リブに係合する溝を有し、断面が略楕円形の外周面
は、楕円の長軸方向で前記ファンモータ取付台の取付用
ボルト穴に接触し、短軸方向は前記ファンモータ取付台
の前記取付用ボルト穴との間に空隙を有し、内周面は前
記ボルトと面接触する複数の楕円形防振ゴムを備え、前
記楕円形防振ゴムの前記溝が前記リブ付きキャビネット
の前記リブに係合するようにして前記楕円形防振ゴムを
介して前記ボルトにより前記ファンモータ取付台を前記
リブ付きキャビネットに固定させたとき、前記ボルトを
基準にして前記ファンモータの回転軸が位置する方向
と、前記ボルトと接触する前記楕円形防振ゴムの外周面
の短軸方向とが略垂直になるように構成したことによ
り、ファンモータ取付台の保持強度をファンモータが脱
落しないように確保しつつ、ファンモータの振動をキャ
ビネットに伝えず、振動などが原因で発生する騒音など
がなく快適な運転が実現できる。また、ファンモータ取
付台の保持強度を低下させず、ファンモータが脱落しな
いように余分な部品を必要としないため資源の節約にも
貢献できる。
【0026】また、断面が外周面は円形、内周面は略楕
円形の中空柱形状で底部に前記リブ付きキャビネットの
前記リブに係合する溝を有し、外周面は前記ファンモー
タ取付台の取付用ボルト穴に内接し、断面が略楕円形の
内周面は、楕円の短軸方向で前記ボルトと接触し、長軸
方向は前記ボルトとの間に空隙を有する複数の楕円形穴
付き防振ゴムを備え、前記楕円形穴付き防振ゴムの前記
溝が前記リブ付きキャビネットの前記リブに係合するよ
うにして前記楕円形穴付き防振ゴムを介して前記ボルト
により前記ファンモータ取付台を前記リブ付きキャビネ
ットに固定させたとき、前記ボルトを基準にして前記フ
ァンモータの回転軸が位置する方向と、内周面の楕円の
短軸方向で前記ボルトと接触する前記楕円形穴付き防振
ゴムの内周面の長軸方向とが略垂直になるように構成し
たことにより、ファンモータ取付台の保持強度をファン
モータが脱落しないように確保しつつ、ファンモータの
振動をキャビネットに伝えず、振動などが原因で発生す
る騒音などがなく快適な運転が実現できる。また、ファ
ンモータ取付台の保持強度を低下させず、ファンモータ
が脱落しないように余分な部品を必要としないため資源
の節約にも貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例におけるファンモータ取
付装置の構成を示す一部縦断面図である。
【図2】図1のスリット付き防振ゴムの正面図である。
【図3】図2のA−A′線縦断面図である。
【図4】本考案の第2の実施例におけるファンモータ取
付装置の楕円形防振ゴムの正面図である。
【図5】図4のB−B′線縦断面図である。
【図6】図4のC−C′線横断面図である。
【図7】本考案の第3の実施例におけるファンモータ取
付装置の楕円形穴付き防振ゴムの正面図である。
【図8】図7のD−D′線縦断面図である。
【図9】図7のE−E′線横断面図である。
【図10】従来のファンモータ取付装置の構成を示す一
部縦断面図である。
【図11】図10の防振ゴムの正面図である。
【符号の説明】
1…ファン、 2…ファンモータ、 3…ファンモータ
取付台、 5…ボルト、7…リブ付きキャビネット、
8…リブ、 9…スリット付き防振ゴム、 10…溝、
11…スリット、 12…楕円形防振ゴム、 13…空隙、
14…楕円形穴付き防振ゴム。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数箇所にリブを有したリブ付きキャビ
    ネットと、ファンと直結されたファンモータを保持し、
    複数のボルトにより前記リブ付きキャビネットに固定さ
    ファンモータ取付台と、中空柱形状で底部に前記リ
    ブ付きキャビネットの前記リブに係合する溝を有し、
    周面は前記ファンモータ取付台の取付用ボルト穴に内接
    し、内周面は断面が略円形でスリットを形成した部分を
    除いて前記ボルトと面接触する複数のスリット付き防振
    ゴムとより構成され、 前記スリット付き防振ゴムの前記溝が前記リブ付きキャ
    ビネットの前記リブに係合するようにして前記スリット
    付き防振ゴムを介して前記ボルトにより前記ファンモー
    タ取付台を前記リブ付きキャビネットに固定させたと
    き、前記ボルトを基準にして前記ボルトと接触する前記
    スリット付き防振ゴムの前記スリットが位置する方向
    と、前記ファンモータの回転軸が位置する方向とが略垂
    直になるように構成した ことを特徴とするファンモータ
    取付装置。
  2. 【請求項2】 複数箇所にリブを有したリブ付きキャビ
    ネットと、ファンと直結されたファンモータを保持し、
    複数のボルトにより前記リブ付きキャビネットに固定さ
    ファンモータ取付台と、断面が外周面は略楕円形、
    内周面は円形の中空柱形状で底部に前記リブ付きキャビ
    ネットの前記リブに係合する溝を有し、断面が略楕円形
    の外周面は、楕円の長軸方向で前記ファンモータ取付台
    の取付用ボルト穴に接触し、短軸方向は前記ファンモー
    タ取付台の前記取付用ボルト穴との間に空隙を有し、内
    周面は前記ボルトと面接触する複数の楕円形防振ゴムと
    より構成され 前記楕円形防振ゴムの前記溝が前記リブ付きキャビネッ
    トの前記リブに係合するようにして前記楕円形防振ゴム
    を介して前記ボルトにより前記ファンモータ取付台を前
    記リブ付きキャビネットに固定させたとき、前記ボルト
    を基準にして前記ファンモータの回転軸が位置する方向
    と、前記ボルトと接触する前記楕円形防振ゴムの外周面
    の短軸方向とが略垂直になるように構成した ことを特徴
    とするファンモータ取付装置。
  3. 【請求項3】 複数箇所にリブを有したリブ付きキャビ
    ネットと、ファンと直結されたファンモータを保持し、
    複数のボルトにより前記リブ付きキャビネットに固定さ
    ファンモータ取付台と、断面が外周面は円形、内周
    面は略楕円形の中空柱形状で底部に前記リブ付きキャビ
    ネットの前記リブに係合する溝を有し、外周面は前記フ
    ァンモータ取付台の取付用ボルト穴に内接し、断面が略
    楕円形の内周面は、楕円の短軸方向で前記ボルトと接触
    し、長軸方向は前記ボルトとの間に空隙を有する複数の
    楕円形穴付き防振ゴムとより構成され 前記楕円形穴付き防振ゴムの前記溝が前記リブ付きキャ
    ビネットの前記リブに係合するようにして前記楕円形穴
    付き防振ゴムを介して前記ボルトにより前記ファンモー
    タ取付台を前記リブ付きキャビネットに固定させたと
    き、前記ボルトを基準にして前記ファンモータの回転軸
    が位置する方向と、内周面の楕円の短軸方向で前記ボル
    トと接触する前記楕円形穴付き防振ゴムの内周面の長軸
    方向とが略垂直になるように構成した ことを特徴とする
    ファンモータ取付装置。
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