JPH0529999U - 飲料の瞬間冷却式注出装置 - Google Patents

飲料の瞬間冷却式注出装置

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JPH0529999U
JPH0529999U JP6176992U JP6176992U JPH0529999U JP H0529999 U JPH0529999 U JP H0529999U JP 6176992 U JP6176992 U JP 6176992U JP 6176992 U JP6176992 U JP 6176992U JP H0529999 U JPH0529999 U JP H0529999U
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beer
cooling
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竜也 鈴木
明 森下
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Shibaura Machine Co Ltd
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Toshiba Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1台の装置で水と飲料の注出ができると共に
飲料冷却管の洗浄を容易にする。 【構成】 一側を飲料供給源に、他側を飲料注出コック
23に接続した飲料冷却管19と、一側を水供給源25
に、他側を水注出コック26に接続した水冷却管20
と、前記両管19,20を接続する締切弁30とからな
る。そのため締切弁30を操作するだけで水や飲料の注
出および飲料冷却管19の洗浄が容易にできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は飲料の瞬間冷却式注出装置に係り特に飲料水と他の飲料等複数の飲料 を冷却して注出できるとともに飲料冷却管の洗浄を容易にした装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
本考案の飲料は種類を問わないが従来技術および考案の実施例は生ビールと水 を例にして説明する。生ビール樽から生ビールをジョッキに注ぐ場合、一般には 冷却水槽内に設けられたビール冷却管へ生ビールを通すことにより生ビールを適 温に冷却していた。しかして生ビールは変質や腐敗が起こり易く洗浄を怠ると、 ビール冷却管等は汚れ注出された生ビールの味を著しく悪化させるため適時ビー ル冷却管等を洗浄する必要がある。
【0003】 従来におけるビール冷却管の洗浄はビール冷却管と水道蛇口をホースで連結し てビール冷却管に水道水を導入し、注出コックを開いて注出しながら水通しをし て洗浄していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
以上のように、従来の装置におけるビール冷却管の洗浄作業はビール冷却管に 洗浄用のホースを取付けたり、取外したり、作業がわずらわしく、かつ非能率的 であった。
【0005】 本考案はこのような欠点を除去したもので、その目的は水と生ビール等複数の 飲料を注出できるとともに飲料冷却管の洗浄を容易にした飲料の瞬間冷却式注出 装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案における飲料の瞬間冷却式注出装置は水を貯えた冷却水槽内に設けられ 一側を飲料供給源に、他側を飲料注出コックに接続した飲料冷却管と、一側を水 供給源に他側を水注出コックに接続した水冷却管と、前記両管の間に設けた締切 弁とから構成されており、締切弁は両管とを流通および遮断可能にしたことを特 徴としている。
【0007】
【作用】
上記のように飲料冷却管と水冷却管との間に締切弁を設けたので締切弁を操作 するだけで水や飲料の注出ができるとともに飲料冷却管内等に水を流して洗浄す ることができる。
【0008】
【実施例】
本考案は生ビールと水とを同時、あるいは交互に注出できるようにした装置を 対象にしている。以下本考案の実施例を示した図1ないし図3について説明する 。注出槽11は図において左側の保温材12に囲まれた冷却水槽13と冷凍機1 4を設置した機械室15等とからなり、冷却水槽13の内部には冷却水18が貯 えられ、冷凍機14へ接続された蒸発管16が設けられている。蒸発管16によ って冷却された冷却水18の一部が蒸発管16の周囲に氷17として一定量蓄氷 される。また、冷却水18中には螺旋状に巻回されたビール冷却管19と水冷却 管20とが設けられている。
【0009】 ビール冷却管19の一端は配管21から継手22で、不図示のディスペンスヘ ッドに接続され、さらにディスペンスヘッドを介して生ビール樽に接続されてお り、他端にはビール注出コック23が取り付けてある。生ビール樽に接続される ディスペンスヘッドは生ビール樽を開栓するためのアダプターで実用されている 既存の技術であるため詳しい説明を省略する。水冷却管20の一端は配管24か ら、例えば水道水の蛇口25のような水供給源に接続され、他端は水注出コック 26に接続されている。
【0010】 しかして両冷却管19と20とは入口側において締切弁30により接続されて いる。
【0011】 このような構成において、生ビール等を注出するときは、締切弁30を図2に 示す位置(ビール冷却管19側と水冷却管20側とが遮断された位置)に置き不 図示のディスペンスヘッドを生ビール樽に接続して開の状態にし、かつビール注 出コック23の下方へ不図示のジョッキを置いた後、ビール注出コック23を開 ければ適度に冷却された生ビールがジョッキに注出される。一方、飲料水を注出 したい時は水注出コック26を開いて水道水の蛇口25等を開ければ水供給源か らの水を注出することができるようになっている。
【0012】 ビール冷却管19等の洗浄時は洗浄部分をビール注出コック23側と、継手2 2側に分けビール注出コック23側を洗浄するときは不図示のディスペンスヘッ トを閉じた状態で締切弁30を図3に示す位置(ビール冷却管19側と水冷却管 20側とが流通する位置)に置き、水注出コック26を閉じビール注出コック2 3を開ければ、水は蛇口25から配管24・切換弁30・ビール冷却管19そし てビール注出コック23を通ってビール注出コック23の下方に置いた容器28 に注がれ、ビール冷却管19等は洗浄される。
【0013】 また継手22側を洗浄するときは水注出コック26とビール注出コック23を 閉じ、かつ不図示のディスペンスヘッドから継手22を取り外し、締切弁30を 図3に示す位置に置けば、水は締切弁30を通って継手22の下方に置いた容器 28に注がれ配管21は洗浄される。なお、この締切弁30は冷却管19,20 の出口側に取付けてもかまわないことは云うまでもない。
【0014】 図1で説明してきたように水冷却管20は冷却水槽13内に浸漬して設けたが 、必らずしも浸漬して設ける必要はなく、飲料冷却管19のみ冷却水18中に浸 漬して設けてもよい。また別の実施例として水冷却管20に飲料冷却管19同様 に生ビール等、他の飲料供給源に接続して注出することもできる。
【0015】
【考案の効果】
本考案における飲料の瞬間冷却式注出装置は以上説明したように、注出装置に 締切弁を追加したのみであるためコストは低いにもかかわらず、弁操作により水 と生ビール等複数の飲料注出が可能となり、飲料冷却管ならびに飲料注出コック の洗浄が容易になって操作の手間が大巾に減少する利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の断面図。
【図2】ビール(飲料)注出時および水注出時の締切弁
の位置を示す説明図。
【図3】洗浄時の締切弁の位置を示す説明図である。
【符号の説明】
13 冷却水槽 19 ビール(飲料)冷却管 20 水冷却管 23 ビール(飲料)注出コック 26 水注出コック 30 締切弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側を飲料供給源に、他側を飲料注出コ
    ックに接続した飲料冷却管と、一側を水供給源に他側を
    水注出コックに接続した水冷却管と、前記両管を接続す
    る締切弁からなる飲料の瞬間冷却式注出装置。
JP6176992U 1992-08-10 1992-08-10 飲料の瞬間冷却式注出装置 Expired - Lifetime JPH06399Y2 (ja)

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JP6176992U JPH06399Y2 (ja) 1992-08-10 1992-08-10 飲料の瞬間冷却式注出装置

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JPH0529999U true JPH0529999U (ja) 1993-04-20
JPH06399Y2 JPH06399Y2 (ja) 1994-01-05

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ID=13180651

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JPH06399Y2 (ja) 1994-01-05

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