JPH0121422Y2 - - Google Patents

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JPH0121422Y2
JPH0121422Y2 JP1984187774U JP18777484U JPH0121422Y2 JP H0121422 Y2 JPH0121422 Y2 JP H0121422Y2 JP 1984187774 U JP1984187774 U JP 1984187774U JP 18777484 U JP18777484 U JP 18777484U JP H0121422 Y2 JPH0121422 Y2 JP H0121422Y2
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hose
cooling coil
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dispenser
cleaning liquid
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は生ビール等炭酸飲料用デイスペンサ
の冷却コイル洗浄装置に関するものである。
従来の技術 炭酸飲料、例えば樽詰の生ビールを瞬間的に冷
却して注出する装置として、第1図に示すものが
知られている。1は通過する生ビールを冷却する
ための螺旋状の冷却コイル2を内部に有するデイ
スペンサ(冷却槽)、3は生ビール樽、4は生ビ
ール樽3の口部に装着されたデイスペンスヘツ
ド、5はデイスペンスヘツド4を介して樽3の口
部と冷却コイル2の一端を接続したビールホー
ス、6は冷却コイル2の他端に装着されたカラ
ン、7は炭酸ガスボンベである。
前記のものにおいて、生ビールを注出するには
炭酸ガスボンベ7内の炭酸ガスを減圧弁を開くこ
とによりデイスペンスヘツド4のガス通路を経て
生ビール樽3内に導入し、この導入した炭酸ガス
のガス圧によつて図示しないサイホンパイプを介
して樽内の生ビールをデイスペンスヘツド4のビ
ール通路、ビールホース5を経て冷却コイル2へ
供給し、生ビールをこの冷却コイル2を通す間に
適温に冷却した後、カラン6を開くことにより注
出する。このような注出に際して、注出される生
ビールはカラン6の開閉に応じて冷却コイル2、
ビールホース5の中で進行又は停留し、特に冷却
コイル2の中では周囲から冷却されることもあつ
て、ビール中の溶解物が析出し易い状態になり、
遂には冷却コイル2の内壁に付着するものがでて
くる。そのため、デイスペンサ1を使用後、例え
ば夜間の一定時間等しばらく使用しない場合には
ビールの通る冷却コイル2等を入念に洗浄して、
内壁に付着した付着物を取り除く必要がある。
従来、前記のような冷却コイル2を洗浄するた
めに、第4図に示すように冷却コイル2の一端か
らビールホース5を取り外すとともに、カラン6
を取り外した冷却コイル2の他端と水道水コツク
8とをホース9で接続し、水道水を冷却コイル2
へ適宜の時間、所定水圧で流し、これが終了した
ら今度は冷却コイル2の一端と水道水コツク8と
をホース9で接続し、前記とは逆向きに水道水を
所定水圧で冷却コイル2へ流し、このような水道
水の流通を正逆両方向から行なつて冷却コイル2
の内壁に付着した付着物を落としていた。水道水
の流通を正逆両方向から行なうのは、冷却コイル
2の内壁に付着した付着物がとれにくい強固な汚
れの場合、一方向からのみでは冷却コイル2が螺
旋状となつていることもあつて洗浄効果があまり
あがらず、汚れを完全に取り除くことが極めて困
難であるからである。
考案が解決しようとする課題 ところで、前記のものは水道水を正逆異なる向
きに流す際に、冷却コイル2へ接続するホース9
を冷却コイル2の一端又は他端へそれぞれ交互に
接続せねばならない等、作業が煩雑となつて作業
性が悪い。しかも、洗浄に際、水道水を所定水圧
で流通させるだけであるため、付着物が前記のよ
うに強固な汚れで、かつ微細なものの場合、除去
が困難である。また、デイスペンサ1が水道水コ
ツク8から遠く離れた位置に設置されてある場合
には洗浄ができないなどの問題点があつた。
そこで、この考案は前記従来のもののもつ問題
点を解決し、洗浄に際する作業性がよくて強固な
汚れで、かつ微細な付着物まで除去することがで
き、しかもデイスペンサが水道水コツクから遠く
離れた位置に設置されていても洗浄することがで
きる洗浄装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 前記の目的を達成するため、この考案は、第
2,3図に示すように内部に設けた弁室とそれぞ
れ連通した給液筒13、排液筒14、第1、第2
接続筒15,16をもつたケーシング12および
該ケーシングの弁室に給液筒13と第1接続筒1
5又は給液筒13と第2接続筒16が連通するよ
うに回動可能に配設された切換弁体17を有する
4方コツク11と、洗浄液を収容し、かつ一部に
洗浄液供給口を有する圧力容器と、4方コツク1
1の給液筒13に一端が接続され、他端が前記圧
力容器の供給口に接続された第1ホース40と、
4方コツク11の第1接続筒15に一端が接続さ
れ、他端がデイスペンサ1の冷却コイル2の一端
に接続された第2ホース44と、4方コツク11
の第2接続筒16に一端が接続され、他端がデイ
スペンサ1の冷却コイル2の他端に接続された第
3ホース46,5とを具え、4方コツク11の第
1、第2接続筒15,16内には第1、第2の収
納室32,33が形成され、第1収納室32又は
第2収納室33には柔軟性を有し、外径が冷却コ
イル2より大きく形成された弾性体が収納され、
各収納室32,33の入口に前記弾性体を止める
多孔質ストツパ部材34,35が設けられてお
り、切換弁体17の切換によつて前記圧力容器に
収容した洗浄液が第1ホース40及び第2ホース
44から冷却コイル2を通つて第3ホース46,
5へ又は第1ホース40及び第3ホース46,5
から冷却コイル2を通つて第2ホース44へ供給
された際、第1収納室32又は第2収納室33内
に収納された前記弾性体が該洗浄液によつて第2
収納室33又は第1収納室32に向けて移動する
ようになつていることを特徴とする。
作 用 4方コツク11の切換弁体17を給液筒13と
第1接続筒15が連通するように位置させ、この
状態で圧力容器内の洗浄液を第1ホース40を経
て4方コツク11の給液筒13に流すと、この洗
浄液は給液筒13からケーシング12の弁室、第
1接続筒15、第2ホース44、冷却コイル2を
通つて第3ホース46,5、第2接続筒16に流
れる。この洗浄液の流れにより、第1収納室32
内に収納された弾性体も同時に同方向に流れる。
そして、前記のように洗浄液とともに流れる前記
弾性体は第2収納室33内のストツパ部材35に
当接して停止する一方、洗浄液のみがストツパ部
材35の孔を経て弁室から排液筒14を経て排液
される。
次に、4方コツク11の切換弁体17を給液筒
13と第2接続筒16が連通するように回動して
位置させ、この状態で前記圧力容器内の洗浄液を
第1ホース40を経て4方コツク11の給液筒1
3に流すと、この洗浄液は給液筒13からケーシ
ング12の弁室、第2接続筒16、第3ホース4
6,5、冷却コイル2を通つて第2ホース44、
第1接続筒15に前記とは逆向きに流れ、かつス
トツパ部材35に当接して停止している前記弾性
体も同時に同じ逆向きに流れる。そして、前記の
ように洗浄液とともに流れる前記弾性体は第1収
納室32内のストツパ部材34に当接して停止す
る一方、洗浄液のみがストツパ部材34の孔を経
て弁室から排液筒14を経て排液される。
前記に際し、冷却コイル2の内壁に付着した付
着物は洗浄液及び該洗浄液によつて流されて移動
する際に該内壁に摺接する弾性体によつて微細な
ものまで除去される。
実施例 第2,3図において、4方コツク11は透明な
ケーシング12を具え、ケーシング12の側壁に
はケーシング内の弁室と連通した給液筒13、排
液筒14及び第1、第2接続筒15,16が一体
に突設されている。また、ケーシング12内の弁
室には切換弁体17が回動可能に設けられてい
て、第3図の実線のように位置しているとき、給
液筒13から給液される洗浄液が第1接続筒15
に流れ、一方、鎖線のように位置しているとき、
給液筒13から給液される洗浄液が第2接続筒1
6に流れるようになつている。
第1、第2接続筒15,16は給排液筒13,
14の口経より大きい口径の透明な筒部21,2
2と、この筒部21,22の外面に形成されたお
ねじと螺合しためねじを有する透明な筒状の接合
部材24,25と、この接合部材24,25によ
つて着脱自在に前記筒部21,22に接合された
接続筒体26,27とからなり、この接続筒体2
6,27は後部に筒体21,22と同じ口経の筒
体に形成されている。そして、接続筒体26,2
7の基部28,29と筒部21,22とで後記ス
ポンジ玉を収納する第1、第2収納室32,33
が形成され、この第1、第2収納室32,33に
は底部に孔を複数個有する透明な筒状ストツパ部
材34,35が、底部を弁体17側に位置させて
配置されている。36は第1収納室32に収納さ
れた柔軟性を有する弾性体としてのスポンジ玉
で、該スポンジ玉36の外径は給排液筒13,1
4、第1、第2接続筒15,16の接続筒体2
6,27の先端部及び冷却コイル2の口径よりや
や大きく形成されている。
38は水又は水に洗剤を溶かして得た洗浄液を
収容した容器であり、この容器38の口部には、
一端が4方コツク11の給液筒13に接続された
第1ホース40の他端が前記デイスペンスヘツド
4を介して接続されている。デイスペンスヘツド
4には炭酸ガスボンベ42内の炭酸ガスをそのガ
ス通路を経て容器38に導入する供給ホース43
の先端が接続されている。この炭酸ガスボンベ4
2は前記ビール注出の際に用いた炭酸ガスボンベ
7で代用することもできる。4方コツク11の第
1接続筒15には第2ホース44の一端が接続さ
れ、第2ホース44の他端にはカラン6を取り外
した冷却コイル2の一端に接続されている。ま
た、第2接続筒16にはホース46の一端が接続
され、ホース46の他端はデイスペンスヘツド4
が取り外されたビールホース5の一端と接続され
ている。なお、前記においてはホース46とホー
ス5で第3ホースを構成している。排液筒14に
は排液用の第4ホース48の一端が接続されてい
る。第2図で50は切換弁体17の操作つまみで
ある。
前記実施例においては、スポンジ玉36を流す
際に、4方コツク11のケーシング12、筒部2
1,22、接合部材24,25及びストツパ部材
34,35が透明なので、スポンジ玉36が操作
前にどちらの収納室32,33に収納されている
かが一目でわかり、そのため当初の切換弁体17
の切り換えを間違いなく確実に行なうことができ
る利点がある。
尚、前記実施例ではカラン6を取り外した後、
このカラン6を別途ブラシ等で洗浄し、かつデイ
スペンスヘツド4及びビールホース5は冷却コツ
ク2と一連の作業で同時に洗浄するが、少なくと
もビールホース5はカラン6と同様に取り外して
別途洗浄するようにしてもよく、この場合にはホ
ース46の他端を直接、冷却コイル2の他端に接
続する。また、容器38内の洗浄液送出に際し、
炭酸ガスボンベ42を用いたが、これも一例を示
したにすぎず、同様の機能を有する他の手段に変
更してもよいことは言うまでもない。
考案の効果 この考案は前記のようであつて、4方コツクの
切換弁体を切り換えることにより、洗浄液の流れ
を2経路に切り換えて冷却コイルの内壁に付着し
た付着物を該洗浄液及び弾性体によつて除去する
ことができるので、従来のようにホースの接続替
えなどを行なう必要がなく、作業性が極めて良く
なる。しかも、洗浄に際して洗浄液だけでなく、
弾性体も用いるので、付着物がとれにくい強固な
汚れで、かつ微細な場合でも落とすことができ
る。また、洗浄液を収容した圧力容器を具えたの
で、水道水コツクから遠く離れた位置にデイスペ
ンサを設置せざるを得ない場合でも洗浄が可能と
なる等、優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は樽詰の生ビールを瞬間的に冷却して注
出する従来公知の装置を示す正面図、第2図はこ
の考案の実施例を示す正面図、第3図は4方コツ
クの拡大断面図、第4図は従来例の正面図であ
る。 1……デイスペンサ、2……冷却コイル、3…
…生ビール樽、4……デイスペンスヘツド、5…
…ビールホース、11……4方コツク、12……
ケーシング、13……給液筒、14……排液筒、
15……第1接続筒、16……第2接続筒、17
……切換弁体、21,22……筒部、24,25
……接合部材、26,27……接続筒体、32,
33……収納室、34,35……ストツパ部材、
36……スポンジ玉、38……洗浄液収容容器、
40……第1ホース、44……第2ホース、46
……ホース、48……第4ホース、50……弁体
操作つまみ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通過する炭酸飲料を冷却するための螺旋状の冷
    却コイル2を内部に有し、この冷却コイル2の両
    端が外部に開口したデイスペンサ1の前記冷却コ
    イルを洗浄する装置であつて、内部に設けた弁室
    とそれぞれ連通した給液筒13、排液筒14、第
    1、第2接続筒15,16をもつたケーシング1
    2および該ケーシングの弁室に給液筒13と第1
    接続筒15又は給液筒13と第2接続筒16が連
    通するように回動可能に配設された切換弁体17
    を有する4方コツク11と、洗浄液を収容し、か
    つ一部に洗浄液供給口を有する圧力容器と、4方
    コツク11の給液筒13に一端が接続され、他端
    が前記圧力容器の供給口に接続された第1ホース
    40と、4方コツク11の第1接続筒15に一端
    が接続され、他端がデイスペンサ1の冷却コイル
    2の一端に接続された第2ホース44と、4方コ
    ツク11の第2接続筒16に一端が接続され、他
    端がデイスペンサ1の冷却コイル2の他端に接続
    された第3ホース46,5とを具え、4方コツク
    11の第1、第2接続筒15,16内には第1、
    第2収納室32,33が形成され、第1収納室3
    2又は第2収納室33には柔軟性を有し、外径が
    冷却コイル2より大きく形成された弾性体が収納
    され、各収納室32,33の入口に前記弾性体を
    止める多孔質ストツパ部材34,35が設けられ
    ており、切換弁体17の切換によつて前記圧力容
    器に収容した洗浄液が第1ホース40及び第2ホ
    ース44から冷却コイル2を通つて第3ホース4
    6,5へ又は第1ホース40及び第3ホース4
    6,5から冷却コイル2を通つて第2ホース44
    へ供給された際、第1収納室32又は第2収納室
    33内に収納された前記弾性体が該洗浄液によつ
    て第2収納室33又は第1収納室32に向けて移
    動するようになつていることを特徴とする炭酸飲
    料用デイスペンサの冷却コイル洗浄装置。
JP1984187774U 1984-12-11 1984-12-11 Expired JPH0121422Y2 (ja)

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JP1984187774U JPH0121422Y2 (ja) 1984-12-11 1984-12-11

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Publication Number Publication Date
JPS61103779U JPS61103779U (ja) 1986-07-02
JPH0121422Y2 true JPH0121422Y2 (ja) 1989-06-26

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ID=30745239

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JP1984187774U Expired JPH0121422Y2 (ja) 1984-12-11 1984-12-11

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994016984A1 (en) * 1993-01-25 1994-08-04 Kirin Beer Kabushiki Kaisha Dispenser head for soft drink and cleaning device for soft drink pouring system

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5110999A (ja) * 1974-07-17 1976-01-28 Matsushita Refrigeration Ekitaihanbaisochi
JPS5812088A (ja) * 1981-07-16 1983-01-24 富士電機株式会社 カツプ式飲料自動販売機の製氷機洗浄回路

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JPS61103779U (ja) 1986-07-02

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