JPH0516160Y2 - - Google Patents
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- JPH0516160Y2 JPH0516160Y2 JP8061488U JP8061488U JPH0516160Y2 JP H0516160 Y2 JPH0516160 Y2 JP H0516160Y2 JP 8061488 U JP8061488 U JP 8061488U JP 8061488 U JP8061488 U JP 8061488U JP H0516160 Y2 JPH0516160 Y2 JP H0516160Y2
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- beverage
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Description
【考案の詳細な説明】
[考案の目的]
(産業上の利用分野)
本考案は、例えば生ビールデイスペンサ等の飲
料を分配注出するデスペンサの飲料導出経路を洗
浄する際に使用するデイスペンサ洗浄用アダプタ
に係わり、詳しくは、飲料導出経路に連通したま
まのデイスペンスヘツドに装着して使用するデイ
スペンサ洗浄用アダプタに関する。
料を分配注出するデスペンサの飲料導出経路を洗
浄する際に使用するデイスペンサ洗浄用アダプタ
に係わり、詳しくは、飲料導出経路に連通したま
まのデイスペンスヘツドに装着して使用するデイ
スペンサ洗浄用アダプタに関する。
(従来の技術)
生ビールは豊富な栄養と酵母菌を含んでいるの
で非常に変質や腐敗が起り易くこのため生ビール
の取扱いでは器具類の洗浄は特に大切である。こ
の洗浄作業を怠ると生ビールの流れる流路(飲料
導出経路)が汚れ生ビールの味が著しく劣化して
しまうのでデイスペンサ使用後に生ビールの流れ
た流路に水を通す等して洗浄を行うことは生ビー
ルを扱う者にとつて絶対必要な条件となつてい
る。
で非常に変質や腐敗が起り易くこのため生ビール
の取扱いでは器具類の洗浄は特に大切である。こ
の洗浄作業を怠ると生ビールの流れる流路(飲料
導出経路)が汚れ生ビールの味が著しく劣化して
しまうのでデイスペンサ使用後に生ビールの流れ
た流路に水を通す等して洗浄を行うことは生ビー
ルを扱う者にとつて絶対必要な条件となつてい
る。
ここで従来の生ビールデイスペンサの一例を第
8図ないし第10図により述べる。生ビールデイ
スペンサ1内の冷却水2中には冷却管3が配設さ
れこの冷却管3の一端は継手4を介して注出コツ
ク5に、また他端はビール導管6と継手7を介し
てデイスペンスヘツド8に接続されている。この
デイスペンスヘツド8の凸部は、ガス導管9を介
して炭酸ガスボンベ10に取付けられた減圧弁1
1に接続されている。
8図ないし第10図により述べる。生ビールデイ
スペンサ1内の冷却水2中には冷却管3が配設さ
れこの冷却管3の一端は継手4を介して注出コツ
ク5に、また他端はビール導管6と継手7を介し
てデイスペンスヘツド8に接続されている。この
デイスペンスヘツド8の凸部は、ガス導管9を介
して炭酸ガスボンベ10に取付けられた減圧弁1
1に接続されている。
このような装置において生ビールを注出するに
は第9図の如くデイスペンスヘツド8を装着部1
2にて貯液圧力容器としての生ビール樽13の口
部14の突起部に接続し、炭酸ガスを生ビール樽
13に導入してガス圧により樽13内の生ビール
をサイフオンパイプ15からビール導管6を介し
て冷却管3に供給し注出コツク5を開いてジヨツ
キ等の容器16に注出するのである。このとき弁
体としてのチヤツキボール17は十字パツキング
18で停止させられており、生ビールのみが上方
に流れこの生ビールは冷却管3を通る間に不図示
の冷凍機構により冷却される冷却水2および氷1
9と間接的に熱交換して適温に冷却されるのであ
る。
は第9図の如くデイスペンスヘツド8を装着部1
2にて貯液圧力容器としての生ビール樽13の口
部14の突起部に接続し、炭酸ガスを生ビール樽
13に導入してガス圧により樽13内の生ビール
をサイフオンパイプ15からビール導管6を介し
て冷却管3に供給し注出コツク5を開いてジヨツ
キ等の容器16に注出するのである。このとき弁
体としてのチヤツキボール17は十字パツキング
18で停止させられており、生ビールのみが上方
に流れこの生ビールは冷却管3を通る間に不図示
の冷凍機構により冷却される冷却水2および氷1
9と間接的に熱交換して適温に冷却されるのであ
る。
生ビールの注出を行わない時は第10図の如く
デイスペンスヘツド8を生ビール樽13の口部1
4より取外せば良いがこのときチヤツキボール1
7は図の位置まで移動して弁シートに密着し飲料
通路を閉塞する。そして、冷却管3およびビール
導管6中の生ビールが下方に流れないようになさ
れている。すなわち、これが逆止機構である。
デイスペンスヘツド8を生ビール樽13の口部1
4より取外せば良いがこのときチヤツキボール1
7は図の位置まで移動して弁シートに密着し飲料
通路を閉塞する。そして、冷却管3およびビール
導管6中の生ビールが下方に流れないようになさ
れている。すなわち、これが逆止機構である。
生ビールの販売後の閉店時にこのデイスペンサ
8のビール流路を洗浄するのであるがその方法を
第11図および第12図により説明する。第11
図ではまず第8図のように接続されたデイスペン
スヘツド8から継手7を外し水道蛇口20に接続
されたホース21を注出コツク5に接続し水道蛇
口20と注出コツク5を開いて水道水を生ビール
の流れる方向とは逆に冷却管3からビール導管6
に流して排水容器22に排水することにより注出
コツク5、冷却管3、ビール導管6を洗浄してい
た。そしてデイスペンスヘツド8は別途洗浄し、
継手7に取付けると洗浄が終了する。
8のビール流路を洗浄するのであるがその方法を
第11図および第12図により説明する。第11
図ではまず第8図のように接続されたデイスペン
スヘツド8から継手7を外し水道蛇口20に接続
されたホース21を注出コツク5に接続し水道蛇
口20と注出コツク5を開いて水道水を生ビール
の流れる方向とは逆に冷却管3からビール導管6
に流して排水容器22に排水することにより注出
コツク5、冷却管3、ビール導管6を洗浄してい
た。そしてデイスペンスヘツド8は別途洗浄し、
継手7に取付けると洗浄が終了する。
また、第12図では継手4から注出コツク5
を、継手7からデイスペンスヘツド8を外し、ホ
ース21を直接冷却管3に接続して上記実施例同
様に洗浄を行つていた。この際は注出コツク5と
デイスペンスヘツド8を別途洗浄していた。
を、継手7からデイスペンスヘツド8を外し、ホ
ース21を直接冷却管3に接続して上記実施例同
様に洗浄を行つていた。この際は注出コツク5と
デイスペンスヘツド8を別途洗浄していた。
(考案が解決しようとする課題)
しかしながら、前者・後者とも水道水を生ビー
ルの流れる方向と逆向きに流そうとするとデイス
ペンスヘツド8の逆止機構があるため継手7から
デイスペンスヘツド8を外してからデイスペンサ
1側のビール通路を洗浄し、またデイスペンスヘ
ツド8を別途洗浄しさらに洗浄後に両者の組立を
行うという非常に煩雑かつ非能率的な方法をとら
ざるを得なかつた。
ルの流れる方向と逆向きに流そうとするとデイス
ペンスヘツド8の逆止機構があるため継手7から
デイスペンスヘツド8を外してからデイスペンサ
1側のビール通路を洗浄し、またデイスペンスヘ
ツド8を別途洗浄しさらに洗浄後に両者の組立を
行うという非常に煩雑かつ非能率的な方法をとら
ざるを得なかつた。
本考案は前述したような欠点を解消したもので
デイスペンスヘツド8にアダプタを嵌着させるこ
とにより継手7からデイスペンスヘツド8を外す
ことなく洗浄水を飲料の流れる方向と逆向きに流
せるようにしデイスペンスヘツド8を別途ではな
く同時に洗浄できるようにしたデイスペンサ洗浄
用アダプタを提供しようとするものである。
デイスペンスヘツド8にアダプタを嵌着させるこ
とにより継手7からデイスペンスヘツド8を外す
ことなく洗浄水を飲料の流れる方向と逆向きに流
せるようにしデイスペンスヘツド8を別途ではな
く同時に洗浄できるようにしたデイスペンサ洗浄
用アダプタを提供しようとするものである。
[考案の構成]
(課題を解決するための手段)
本考案は、貯液圧力容器の口部に装着され前記
貯液圧力容器内の飲料を容器外へ取出せるように
なされるとともに取外した時に飲料通路からの飲
料水の漏れを防止する逆止弁を備えたデイスペン
スヘツドを有してなり前記貯液圧力容器内の飲料
を分配注出するデスペンサの飲料導出経路を洗浄
する際に使用するもので、かつ前記飲料導出経路
に連通したままのデイスペンスヘツドに装着して
使用するデイスペンサ洗浄用アダプタであつて、
前記デイスペンスヘツドの前記貯液圧力容器への
装着部に適合するようになされた取付け部を有
し、かつ前記デイスペンスヘツドの飲料通路と連
通する洗浄水通路を有するアダプタ本体と、この
アダプタ本体の前記洗浄水通路に沿つて突設され
前記取付け部を介してアダプタ本体を前記デイス
ペンスヘツドに取付けた状態において前記逆止弁
の弁体を弁シートから離間させるべく押上げる弁
体押上部材とを具備してなる構成としたものであ
る。
貯液圧力容器内の飲料を容器外へ取出せるように
なされるとともに取外した時に飲料通路からの飲
料水の漏れを防止する逆止弁を備えたデイスペン
スヘツドを有してなり前記貯液圧力容器内の飲料
を分配注出するデスペンサの飲料導出経路を洗浄
する際に使用するもので、かつ前記飲料導出経路
に連通したままのデイスペンスヘツドに装着して
使用するデイスペンサ洗浄用アダプタであつて、
前記デイスペンスヘツドの前記貯液圧力容器への
装着部に適合するようになされた取付け部を有
し、かつ前記デイスペンスヘツドの飲料通路と連
通する洗浄水通路を有するアダプタ本体と、この
アダプタ本体の前記洗浄水通路に沿つて突設され
前記取付け部を介してアダプタ本体を前記デイス
ペンスヘツドに取付けた状態において前記逆止弁
の弁体を弁シートから離間させるべく押上げる弁
体押上部材とを具備してなる構成としたものであ
る。
(作用)
すなわち、本考案のデイスペンサ洗浄用アダプ
タは、取付け部を介してデイスペンスヘツドに取
付けることにより、デイスペンサ洗浄用アダプタ
の弁体押上部材がデイスペンスヘツドに組込まれ
た逆止弁の弁体を弁シートから離間させるべく押
上げて飲料通路を開放状態に保持できる。
タは、取付け部を介してデイスペンスヘツドに取
付けることにより、デイスペンサ洗浄用アダプタ
の弁体押上部材がデイスペンスヘツドに組込まれ
た逆止弁の弁体を弁シートから離間させるべく押
上げて飲料通路を開放状態に保持できる。
したがつて、デスペンサの飲料導出経路を洗浄
するに当たつて、このデイスペンサ洗浄用アダプ
タを使用することで、デイスペンスヘツドを取付
けたまま飲料の流れる方向とは逆の方向から洗浄
水を流すことができ、従来のように洗浄の都度デ
イスペンスヘツドを取外して別洗浄することなく
同時に行える。
するに当たつて、このデイスペンサ洗浄用アダプ
タを使用することで、デイスペンスヘツドを取付
けたまま飲料の流れる方向とは逆の方向から洗浄
水を流すことができ、従来のように洗浄の都度デ
イスペンスヘツドを取外して別洗浄することなく
同時に行える。
また、デイスペンサ洗浄用アダプタは、デイス
ペンスヘツドの貯液圧力容器への装着部に適合す
るようになされた取付け部を有するため、その着
脱は簡単に行えるため、従来のようにデイスペン
スヘツド自体を着脱する場合に比べ簡単である。
ペンスヘツドの貯液圧力容器への装着部に適合す
るようになされた取付け部を有するため、その着
脱は簡単に行えるため、従来のようにデイスペン
スヘツド自体を着脱する場合に比べ簡単である。
このように、デイスペンサ洗浄用アダプタを使
用することで洗浄作業を容易かつ効率良く行うこ
とができ、デイスペンサの飲料導出経路を清潔に
保つて、常時美味な飲料を提供することが可能と
なる。
用することで洗浄作業を容易かつ効率良く行うこ
とができ、デイスペンサの飲料導出経路を清潔に
保つて、常時美味な飲料を提供することが可能と
なる。
(実施例)
以下、本考案の一実施例を第1図ないし第4図
を参照して説明する。第1図は本考案のデイスペ
ンサ洗浄用アダプタ(以後、単に洗浄用アダプタ
という)を使用しての洗浄状態を示す。なお、第
1図において前述の従来例と同一構成部分は同一
の符号を付して詳細に説明を省略する。
を参照して説明する。第1図は本考案のデイスペ
ンサ洗浄用アダプタ(以後、単に洗浄用アダプタ
という)を使用しての洗浄状態を示す。なお、第
1図において前述の従来例と同一構成部分は同一
の符号を付して詳細に説明を省略する。
図中23はデイスペンサ洗浄用アダプタであ
り、この洗浄用アダプタ23は、第2図および第
3図に示すように、デイスペンスヘツド8の前記
貯液圧力容器13への装着部12に適合するよう
になされた突起部24と筒体25とからなる取付
け部40を一端側に、他端側に排水口27を有
し、かつ前記デイスペンスヘツド8の飲料通路8
aと連通する洗浄水通路41を有するアダプタ本
体42と、このアダプタ本体42の前記洗浄水通
路41に沿つて突設され前記取付け部40を介し
てアダプタ本体42を前記デイスペンスヘツド8
に取付けた状態において後述する逆止弁17の弁
体としてのチヤツキボール17aを弁シート17
bから離間させるべく押上げる弁体押上部材とし
ての押しパイプ26とを具備してなる構成となつ
ている。
り、この洗浄用アダプタ23は、第2図および第
3図に示すように、デイスペンスヘツド8の前記
貯液圧力容器13への装着部12に適合するよう
になされた突起部24と筒体25とからなる取付
け部40を一端側に、他端側に排水口27を有
し、かつ前記デイスペンスヘツド8の飲料通路8
aと連通する洗浄水通路41を有するアダプタ本
体42と、このアダプタ本体42の前記洗浄水通
路41に沿つて突設され前記取付け部40を介し
てアダプタ本体42を前記デイスペンスヘツド8
に取付けた状態において後述する逆止弁17の弁
体としてのチヤツキボール17aを弁シート17
bから離間させるべく押上げる弁体押上部材とし
ての押しパイプ26とを具備してなる構成となつ
ている。
洗浄時にはガスボンベ10からの炭酸ガスの供
給を断ち生ビール樽13の口部14からデイスペ
ンスヘツド8を外し、第4図aの如く洗浄用アダ
プタ23の押しパイプ26をデイスペンスヘツド
8の内部(ビール流路)に通してからデイスペン
スヘツド8あるいは洗浄用アダプタ23を捻つて
第4図bの如く装着部12と突起部24によりデ
イスペンスヘツド8と洗浄用アダプタ23を接続
する。尚この接続はデイスペンスヘツド8と生ビ
ール樽13の口部14との接続方法と同様であ
る。このとき、デイスペンスヘツド8の下部のガ
スケツト28は洗浄用アダプタ23の底部平面2
9と密接しシールされる。また押しパイプ26に
よりチヤツキボール17は押し上げられる。次に
水道蛇口20等の洗浄水供給源に接続されるホー
ス21の他端を注出コツク5に接続し、水道蛇口
20と注出コツク5を開けば水道水は注出コツク
5、冷却管3、ビール導管6を通つてデイスペン
スヘツド8に流れるが、チヤツキボール17は押
しパイプ26により押し上げられている(逆止機
構が解除されている)ので水道水は押しパイプ2
6の内部を流れ排水口27から排水容器22へ流
出される。したがつて、注出コツク5からデイス
ペンスヘツド8までの飲料導通経路であるビール
通路が洗浄できるのである。
給を断ち生ビール樽13の口部14からデイスペ
ンスヘツド8を外し、第4図aの如く洗浄用アダ
プタ23の押しパイプ26をデイスペンスヘツド
8の内部(ビール流路)に通してからデイスペン
スヘツド8あるいは洗浄用アダプタ23を捻つて
第4図bの如く装着部12と突起部24によりデ
イスペンスヘツド8と洗浄用アダプタ23を接続
する。尚この接続はデイスペンスヘツド8と生ビ
ール樽13の口部14との接続方法と同様であ
る。このとき、デイスペンスヘツド8の下部のガ
スケツト28は洗浄用アダプタ23の底部平面2
9と密接しシールされる。また押しパイプ26に
よりチヤツキボール17は押し上げられる。次に
水道蛇口20等の洗浄水供給源に接続されるホー
ス21の他端を注出コツク5に接続し、水道蛇口
20と注出コツク5を開けば水道水は注出コツク
5、冷却管3、ビール導管6を通つてデイスペン
スヘツド8に流れるが、チヤツキボール17は押
しパイプ26により押し上げられている(逆止機
構が解除されている)ので水道水は押しパイプ2
6の内部を流れ排水口27から排水容器22へ流
出される。したがつて、注出コツク5からデイス
ペンスヘツド8までの飲料導通経路であるビール
通路が洗浄できるのである。
なお、本考案は、この一実施例に限るものでは
ない。たとえば、第5図ないし第7図に示すよう
な洗浄用アダプタ30としてもよい。この洗浄用
アダプタ30は、デイスペンスヘツド8の前記貯
液圧力容器13への装着部12に適合するように
なされた突起部31と筒体32とからなる取付け
部50を一端側に、他端側に排水口34を有し、
かつ前記デイスペンスヘツド8の飲料通路8aと
連通する洗浄水通路51を有するアダプタ本体5
2と、このアダプタ本体52の前記洗浄水通路5
1に沿つて突設され前記取付け部50を介してア
ダプタ本体52を前記デイスペンスヘツド8に取
付けた状態において後述する逆止弁17の弁体と
してのチヤツキボール17aを弁シート17bか
ら離間させるべく押上げる弁体押上部材としての
押し棒33とを具備してなる構成となつている。
ない。たとえば、第5図ないし第7図に示すよう
な洗浄用アダプタ30としてもよい。この洗浄用
アダプタ30は、デイスペンスヘツド8の前記貯
液圧力容器13への装着部12に適合するように
なされた突起部31と筒体32とからなる取付け
部50を一端側に、他端側に排水口34を有し、
かつ前記デイスペンスヘツド8の飲料通路8aと
連通する洗浄水通路51を有するアダプタ本体5
2と、このアダプタ本体52の前記洗浄水通路5
1に沿つて突設され前記取付け部50を介してア
ダプタ本体52を前記デイスペンスヘツド8に取
付けた状態において後述する逆止弁17の弁体と
してのチヤツキボール17aを弁シート17bか
ら離間させるべく押上げる弁体押上部材としての
押し棒33とを具備してなる構成となつている。
洗浄時には第6図の如くデイスペンスヘツド8
と洗浄用アダプタ30を接続すれば、ガスケツト
28は洗浄用アダプタ30の底部平面35と密接
してシールされまた、チヤツキボール17は押し
棒33により押し上げられるので前記実施例同
様、洗浄水を生ビールの流れる方向と逆向きに流
すことができるのである。
と洗浄用アダプタ30を接続すれば、ガスケツト
28は洗浄用アダプタ30の底部平面35と密接
してシールされまた、チヤツキボール17は押し
棒33により押し上げられるので前記実施例同
様、洗浄水を生ビールの流れる方向と逆向きに流
すことができるのである。
さらに、洗浄水としては水道水に限定せず、湯
水、洗剤等でも良く、また少なくとも注出コツク
5を別途洗浄しても良い。
水、洗剤等でも良く、また少なくとも注出コツク
5を別途洗浄しても良い。
ところで、これらの洗浄用アダプタ23,30
を用いれば生ビールの流れる方向と同じ向きにも
洗浄水を流すことが可能となる。すなわち、排水
口27,34側から洗浄水を流せば洗浄水は、デ
イスペンスヘツド8のビール流路からビール導管
6、冷却管3を通つて注出コツク5から排水され
ることになるのですべてのビール流路の洗浄が可
能となるのである。
を用いれば生ビールの流れる方向と同じ向きにも
洗浄水を流すことが可能となる。すなわち、排水
口27,34側から洗浄水を流せば洗浄水は、デ
イスペンスヘツド8のビール流路からビール導管
6、冷却管3を通つて注出コツク5から排水され
ることになるのですべてのビール流路の洗浄が可
能となるのである。
さらに、デイスペンサとしては生ビールデイス
ペンサだけでなく、ジユース、ワイン、炭酸飲料
等のデイスペンサにも適用できることは言うまで
もない。
ペンサだけでなく、ジユース、ワイン、炭酸飲料
等のデイスペンサにも適用できることは言うまで
もない。
その他、本発明は要旨を変えない範囲で種々変
形実施可能なこと勿論である。
形実施可能なこと勿論である。
[考案の効果]
以上述べてきたように、本考案のデイスペンサ
洗浄用アダプタは、取付け部を介してデイスペン
スヘツドに取付けることにより、デイスペンサ洗
浄用アダプタの弁体押上部材がデイスペンスヘツ
ドに組込まれた逆止弁の弁体を弁シートから離間
させるべく押上げて飲料通路を開放状態に保持で
きる。
洗浄用アダプタは、取付け部を介してデイスペン
スヘツドに取付けることにより、デイスペンサ洗
浄用アダプタの弁体押上部材がデイスペンスヘツ
ドに組込まれた逆止弁の弁体を弁シートから離間
させるべく押上げて飲料通路を開放状態に保持で
きる。
したがつて、デスペンサの飲料導出経路を洗浄
するに当たつて、このデイスペンサ洗浄用アダプ
タを使用することで、デイスペンスヘツドを取付
けたまま飲料の流れる方向とは逆の方向から洗浄
水を流すことができ、従来のように洗浄の都度デ
イスペンスヘツドを取外して別洗浄することなく
同時に行える。
するに当たつて、このデイスペンサ洗浄用アダプ
タを使用することで、デイスペンスヘツドを取付
けたまま飲料の流れる方向とは逆の方向から洗浄
水を流すことができ、従来のように洗浄の都度デ
イスペンスヘツドを取外して別洗浄することなく
同時に行える。
また、デイスペンサ洗浄用アダプタは、デイス
ペンスヘツドの貯液圧力容器への装着部に適合す
るようになされた取付け部を有するため、その着
脱は簡単に行えるため、従来のようにデイスペン
スヘツド自体を着脱する場合に比べ簡単である。
ペンスヘツドの貯液圧力容器への装着部に適合す
るようになされた取付け部を有するため、その着
脱は簡単に行えるため、従来のようにデイスペン
スヘツド自体を着脱する場合に比べ簡単である。
このように、本考案のデイスペンサ洗浄用アダ
プタを使用することで洗浄作業を容易かつ効率良
く行うことができ、デイスペンサの飲料導出経路
を清潔に保つて、常時美味な飲料を提供すること
が可能となるといつた効果を奏する。
プタを使用することで洗浄作業を容易かつ効率良
く行うことができ、デイスペンサの飲料導出経路
を清潔に保つて、常時美味な飲料を提供すること
が可能となるといつた効果を奏する。
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示す
もので、第1図は本考案の洗浄用アダプタを使用
しての洗浄状態を示す図、第2図はデイスペンス
ヘツドの一部と洗浄用アダプタの一部断面斜視
図、第3図は洗浄用アダプタの平面図、第4図は
デイスペンスヘツドと洗浄用アダプタの接続前お
よび接続後の状態を示す断面図、第5図ないし第
7図は本考案の他の実施例を示すもので、第5図
はデイスペンスヘツドの一部と洗浄用アダプタの
一部断面斜視図、第6図はデイスペンスヘツドと
他の洗浄用アダプタの接続状態を示す断面図、第
7図は洗浄用アダプタの平面図、第8図ないし第
12図は従来のデイスペンサの一例を示すもの
で、第8図は飲料注出時の状態を示す図、第9図
はデイスペンスヘツドと生ビール樽との接続状態
を示す断面図、第10図はデイスペンスヘツドを
生ビール樽から取出した状態を示す断面図、第1
1図および第12図は従来の洗浄方法を示す一部
断面図である。 3……冷却管(飲料導出経路)、5……注出コ
ツク(飲料導出経路)、6……ビール導管(飲料
導出経路)、8a……飲料通路、8……デイスペ
ンスヘツド、13……生ビール樽(貯液圧力容
器)、14……口部、17……逆止弁、17a…
…チヤツキボール(弁体)、17b……弁シート、
23,30……デイスペンサ洗浄用アダプタ、2
6……押しパイプ(弁体押上部材)、33……押
し棒(弁体押上部材)、40,50……取付け部、
41,51……洗浄水通路、42,52……アダ
プタ本体。
もので、第1図は本考案の洗浄用アダプタを使用
しての洗浄状態を示す図、第2図はデイスペンス
ヘツドの一部と洗浄用アダプタの一部断面斜視
図、第3図は洗浄用アダプタの平面図、第4図は
デイスペンスヘツドと洗浄用アダプタの接続前お
よび接続後の状態を示す断面図、第5図ないし第
7図は本考案の他の実施例を示すもので、第5図
はデイスペンスヘツドの一部と洗浄用アダプタの
一部断面斜視図、第6図はデイスペンスヘツドと
他の洗浄用アダプタの接続状態を示す断面図、第
7図は洗浄用アダプタの平面図、第8図ないし第
12図は従来のデイスペンサの一例を示すもの
で、第8図は飲料注出時の状態を示す図、第9図
はデイスペンスヘツドと生ビール樽との接続状態
を示す断面図、第10図はデイスペンスヘツドを
生ビール樽から取出した状態を示す断面図、第1
1図および第12図は従来の洗浄方法を示す一部
断面図である。 3……冷却管(飲料導出経路)、5……注出コ
ツク(飲料導出経路)、6……ビール導管(飲料
導出経路)、8a……飲料通路、8……デイスペ
ンスヘツド、13……生ビール樽(貯液圧力容
器)、14……口部、17……逆止弁、17a…
…チヤツキボール(弁体)、17b……弁シート、
23,30……デイスペンサ洗浄用アダプタ、2
6……押しパイプ(弁体押上部材)、33……押
し棒(弁体押上部材)、40,50……取付け部、
41,51……洗浄水通路、42,52……アダ
プタ本体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 貯液圧力容器の口部に装着され前記貯液圧力容
器内の飲料を容器外へ取出せるようになされると
ともに取外した時に飲料通路からの飲料水の漏れ
を防止する逆止弁を備えたデイスペンスヘツドを
有してなり前記貯液圧力容器内の飲料を分配注出
するデスペンサの飲料導出経路を洗浄する際に使
用するもので、かつ前記飲料導出経路に連通した
ままのデイスペンスヘツドに装着して使用するデ
イスペンサ洗浄用アダプタであつて、 前記デイスペンスヘツドの前記貯液圧力容器へ
の装着部に適合するようになされた取付け部を有
し、かつ前記デイスペンスヘツドの飲料通路と連
通する洗浄水通路を有するアダプタ本体と、 このアダプタ本体の前記洗浄水通路に沿つて突
設され前記取付け部を介してアダプタ本体を前記
デイスペンスヘツドに取付けた状態において前記
逆止弁の弁体を弁シートから離間させるべく押上
げる弁体押上部材と、 を具備してなることを特徴とするデイスペンサ洗
浄用アダプタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8061488U JPH0516160Y2 (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8061488U JPH0516160Y2 (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0210293U JPH0210293U (ja) | 1990-01-23 |
JPH0516160Y2 true JPH0516160Y2 (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=31305435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8061488U Expired - Lifetime JPH0516160Y2 (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0516160Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-06-20 JP JP8061488U patent/JPH0516160Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0210293U (ja) | 1990-01-23 |
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