JPH0826393A - 飲料注出装置 - Google Patents

飲料注出装置

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JPH0826393A
JPH0826393A JP16215594A JP16215594A JPH0826393A JP H0826393 A JPH0826393 A JP H0826393A JP 16215594 A JP16215594 A JP 16215594A JP 16215594 A JP16215594 A JP 16215594A JP H0826393 A JPH0826393 A JP H0826393A
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JP16215594A
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Hideyuki Sano
英行 佐野
Takahiro Yoneda
貴博 米田
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Asahi Breweries Ltd
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Asahi Breweries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水を通すだけで満足できる洗浄が可能で、洗
浄が頻繁に行われて微生物で汚染されたり、飲料の汚れ
が発生することがない飲料注出装置を提供する。 【構成】 中空本体と注出コック部とを有し、中空本体
の先端にディスペンスヘッドの給液孔と連通する通液孔
を有する結合部材を取付け、中空本体と注出コック部と
の間に弁座部材を設け、注出コック部は流入孔と流出孔
とを有し、弁座部材には中空本体の通液孔と注出コック
部の流入孔とを連通する連通孔が形成され、結合部材の
給液孔と弁座部材の連通孔とを着脱可能な可撓性チュー
ブによって連結し、注出コック部の流入孔には注出コッ
ク部に設けたハンドルの操作によって弁座部材の連通孔
を開閉する弁部材が配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、飲料特にビールのよ
うなガス含有飲料の注出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来飲食店に設置されたビール等の飲料
注出装置30としては、実開平5-10298号公報に開示され
て公知となっているものがあり、それは図2に示すよう
なものであって同図を参照して説明する。それは外筒体
31と、これに結合された注出コック32とを有し、外筒体
31の先端近くにはディスペンスヘッド33と外筒体31の内
部とを連通する通液孔36を有する接続部材34が取付けら
れている。外筒体31の内部には中間が大径となっていて
先端が通液孔36と連通している流液孔37が形成されてお
り、この流液孔37の後端には鼓形の中空の整流体35が装
着されている。そしてこの流液孔37及び整流体35の内部
には、それらとほぼ相似形でそれより小径の流量制御部
材38が、その軸方向に移動可能に装着されていて、その
後端部は注出コック32まで延びている。
【0003】注出コック32は流入孔40と、これから分岐
した流出孔41とを有し、流入孔40はその先端が流液孔37
の後端と連通し、その内部に流量制御部材38の後端部が
配置され、ここに設けられた弁部材42によって開閉され
る弁座43が流入孔40に設けられている。そして流量制御
部材38の後端には流入孔40内を摺動するの摺動部44が形
成され、注出コック32には摺動部44に係合する係合部46
を有するハンドル47が揺動可能に設置されている。
【0004】このような飲料注出装置30によって飲料を
注出するに際しては、ハンドル47を時計方向に揺動して
弁部材42によって弁座43を閉鎖したうえ、接続部材34に
よってディスペンスヘッド33に飲料注出装置30を接続
し、ついでハンドル47を反時計方向に揺動して、流量制
御部材38を弁部材42とともに右方の向図2に示す位置に
移動して弁座43を開口し、飲料をディスペンスヘッド3
3、通液孔36、流液孔37、流入孔40を経て、流出孔41か
ら注出することとなる。
【0005】ところでこのような飲料注出装置30は、使
用後に水を通して内部を洗浄しているが、内部の構造が
複雑なことからこれでは満足な洗浄ができないので、分
解して洗浄する必要がある。しかしながら構造が複雑で
分解操作が困難なため、このような作業を省略すること
が多く、そのため洗浄不十分となって飲料注出装置30が
微生物で汚染され、飲料の汚れが発生するというような
問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明の目的
は、前記のような従来の飲料注出装置のもつ問題を解消
し、使用後に水を通すだけで内部を満足できるように洗
浄することができて洗浄作業が容易であり、このことか
ら洗浄が頻繁に行われて洗浄不十分となって飲料注出装
置が微生物で汚染されたり、飲料の汚れが発生するとい
うようなことがない飲料注出装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は前記のような
目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、中空
本体とそれに隣接して形成された注出コック部とを有
し、中空本体の先端にはディスペンスヘッドに着脱可能
に結合される結合部材を取付け、この結合部材にはディ
スペンスヘッドの給液孔と連通する通液孔が設けられ、
中空本体と注出コック部との間に後端に弁座が形成され
ている弁座部材が設けられ、注出コック部は流入孔とこ
れから分岐した流出孔とを有し、弁座部材には中空本体
の通液孔と注出コック部の流入孔とを連通する連通孔が
形成され、取付部材の給液孔と弁座部材の連通孔とを着
脱可能な可撓性チューブによって連結し、注出コック部
の流入孔にはその内部を摺動して弁座部材の連通孔を開
閉する弁部材が配置され、注出コック部には弁部材を操
作するハンドルが設置されていることを特徴とするもの
である。請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発
明において、可撓性チューブは1つ以上の巻回部を有す
ることを特徴とするものである。請求項3に記載の発明
は、請求項1又は2に記載の発明において、可撓性チュ
ーブはポリエチレンによって構成されていることを特徴
とするものである。
【0006】
【作用】前記のようなこの発明において、飲料を注出す
るに際しては、注出コック部のハンドルを操作して弁部
材を移動することによって弁座を閉鎖したうえ、結合部
材によってディスペンスヘッドに中空本体を結合し、つ
いでハンドルを反対方向に操作して、弁部材を反対方向
に移動して弁座を開口し、飲料をディスペンスヘッド、
結合部材の通液孔、可撓性チューブ、流入孔を経て、流
出孔から注出する。
【0007】
【実施例】図1に示すこの発明の実施例は、中空本体1
とそれに隣接して形成された注出コック部2とを有し、
中空本体1の先端にはディスペンスヘッド3に着脱可能
に結合される結合部材4を取付け、この結合部材4には
ディスペンスヘッド3の給液孔と連通する通液孔6が設
けられ、中空本体1と注出コック部2との間に後端に円
錐形の弁座7が形成されている弁座部材8が設けられ、
注出コック部2は流入孔9とこれから分岐した流出孔11
とを有し、弁座部材8には中空本体1の通液孔6と注出
コック部2の流入孔9とを連通する連通孔13が形成さ
れ、結合部材4の通液孔6と弁座部材8の連通孔13とを
着脱可能な可撓性チューブ14によって連結し、注出コッ
ク部2の流入孔9にはその内部を摺動して弁座部材8の
連通孔13を開閉する弁部材16が配置され、注出コック部
2には弁部材16に設けた係合凹部18に係合する係合部19
を有するハンドル17が揺動可能に設置されている。そし
て可撓性チューブ14は1つ以上の巻回部を有し、可撓性
チューブ14はポリエチレンからなるのが好ましい。
【0008】前記のような飲料注出装置を使用して、飲
料を注出するに際しては、ハンドル17を鎖線に示すよう
に反時計方向に揺動して、弁部材16によって弁座7を閉
鎖したうえ、結合部材4によってディスペンスヘッド3
に中空本体1を結合し、ついでハンドル17を時計方向に
揺動して、実線に示す位置に揺動して弁部材16を移動し
て弁座7を開口し、飲料をディスペンスヘッド3、通液
孔6、可撓性チューブ14、連通孔13、流入孔9を経て、
流出孔11から注出することとなる。そしてこれを洗浄す
るに際しては、ディスペンスヘッド3を飲料容器から取
外して、図2に示すように水道の蛇口21から水道水を出
し、飲料の注出時と同様にハンドル17を操作して弁座7
を開口し、水道水をディスペンスヘッド3を介して中空
本体1内に注入し、このようにして内部を洗浄した洗浄
水を流出孔11から注出することとなる。
【0009】前記のようなものについて、注出するビー
ルの温度を通常の引用温度である10℃以下と限定して実
験をしたところ、下記の表1,2,3にみられるような
結果が得られ、これから可撓性チューブ14は通常のビー
ル注出機における飲料ホースの内径より小径の2,3mm
で、長さが15〜75cmとなっているものが、泡の状態が良
好な飲料をうることがわかった。そして長さが長いもの
は巻回数を多くして中空本体1に収納することとなる。
また図面の実施例は1本の巻回された可撓性チューブ14
が設けられたものとなっているが、直線状のように巻回
されていないものでもよく、また条件のいかんによって
複数本となっていてもよい。
【表1】
【表2】
【表3】
【0010】
【発明の効果】この発明は前記のようであって、中空本
体とそれに隣接して形成された注出コック部とを有し、
中空本体の先端にはディスペンスヘッドに着脱可能に結
合される結合部材を取付け、この結合部材にはディスペ
ンスヘッドの給液孔と連通する通液孔が設けられ、中空
本体と注出コック部との間に後端に弁座が形成されてい
る弁座部材が設けられ、注出コック部は流入孔とこれか
ら分岐した流出孔とを有し、弁座部材には中空本体の通
液孔と注出コック部の流入孔とを連通する連通孔が形成
され、結合部材の給液孔と弁座部材の連通孔とを着脱可
能な可撓性チューブによって連結し、注出コック部の流
入孔にはその内部を摺動して弁座部材の連通孔を開閉す
る弁部材が配置され、注出コック部には弁部材を操作す
るハンドルが設置されており、可撓性チューブは1つ以
上の巻回部を有し、可撓性チューブはポリ塩化ビニール
によって構成されているので、使用後に水を通すだけで
内部を満足できるように洗浄することができて洗浄作業
が容易であり、このことから洗浄が頻繁に行われて洗浄
不十分となって飲料注出装置が微生物で汚染されたり、
飲料の汚れが発生するというようなことがないという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の縦断正面図である。
【図2】同上の洗浄時の状態の1例を示す説明図であ
る。
【図3】従来の典型的な飲料注出装置の図1と同様な縦
断正面図である。
【符号の説明】
1 中空本体 2 注出コック部 3 ディスペンスヘッド 4 結合部材 6 通液孔 7 弁座 8 弁座部材 9 流入孔 11 流出孔 12 流入孔 13 連通孔 14 可撓性チューブ 16 弁部材 17 ハンドル 18 係合凹部 19 係合部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空本体とそれに隣接して形成された注
    出コック部とを有し、中空本体の先端にはディスペンス
    ヘッドに着脱可能に結合される結合部材を取付け、この
    結合部材にはディスペンスヘッドの給液孔と連通する通
    液孔が設けられ、中空本体と注出コック部との間に後端
    に弁座が形成されている弁座部材が設けられ、注出コッ
    ク部は流入孔とこれから分岐した流出孔とを有し、弁座
    部材には中空本体の通液孔と注出コック部の流入孔とを
    連通する連通孔が形成され、結合部材の通液孔と弁座部
    材の連通孔とを着脱可能な可撓性チューブによって連結
    し、注出コック部の流入孔にはその内部を摺動して弁座
    部材の連通孔を開閉する弁部材が配置され、注出コック
    部には弁部材を操作するハンドルが設置されていること
    を特徴とする飲料注出装置。
  2. 【請求項2】 可撓性チューブは1つ以上の巻回部を有
    することを特徴とする請求項1記載の飲料注出装置。
  3. 【請求項3】 可撓性チューブはポリエチレンによって
    構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の
    飲料注出装置。
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JP2010116190A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Kirin Brewery Co Ltd 飲料注出装置、飲料注出装置に組み込まれる交換ユニット、及び飲料注出用タップ
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JP3056600U (ja) * 1998-05-26 1999-02-26 株式会社ブルーメイト B体のパジャマ用パンツ

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