JPH0140880Y2 - - Google Patents

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JPH0140880Y2
JPH0140880Y2 JP1983091138U JP9113883U JPH0140880Y2 JP H0140880 Y2 JPH0140880 Y2 JP H0140880Y2 JP 1983091138 U JP1983091138 U JP 1983091138U JP 9113883 U JP9113883 U JP 9113883U JP H0140880 Y2 JPH0140880 Y2 JP H0140880Y2
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beer
carbon dioxide
pouring
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draft beer
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は発泡飲料注出装置に係り、特に同装置
において飲料の通る配管内の洗浄を容易に行える
ようにした発泡飲料注出装置に関する。
発泡飲料としては多くの種類があるが以下生ビ
ールを例にして説明する。生ビールは豊富な栄養
と酵母菌を含んでにるので非常に変質や腐敗が起
り易く、このため生ビールの取扱いでは器具類の
洗浄は特に大切である。この洗浄作業を怠ると生
ビールの流れる回路の内壁面にビヤーシユタイン
等の沈積物が付着したり、或いは外部からの雑菌
が繁殖したりして回路を流れる生ビールに腐敗臭
や酸味がついて生ビールの味を著しく劣化させ
る。甚だしい場合は白い沈積物が生ビールと共に
流れることもありこのため生ビールを扱う者にと
つて、これらの回路を毎日必ず水を通す等して洗
浄することが絶対条件になつている。
ここで従来の生ビール注出機の一例を第1図に
より述ぺる。本体11内の冷却水12中に配設し
た注出管13の一端は注出コツク14に接続さ
れ、他端は本体11外のビール導管15に接続さ
れている。貯液圧力容器である生ビール樽16の
取出口17には注出ヘツド18が取付けられてお
り、注出ヘツド18にはハンドル19により上下
に移動するビール流路20が取付けられ、ビール
流路20の先端にはサイフオン管21が接続され
ている。注出ヘツド18の凸起部として形成され
たガス流路22は導入管23から減圧弁24を介
して炭酸ガスボンベ25に接続されている。また
ビール導管15はビール流路20の上端に取付け
た接手26に接続されており、冷却水12の冷凍
機構27により冷却されるようになつている。
生ビール樽16および注出ヘツド18の詳細を
第5図ないし第6図に示す。なお第1図ないし第
4図については第5図および第6図の部分を略式
的に図示したものである。説明中各部の名称は第
5図および第6図と同符号で説明する。
この生ビール注出機により生ビールを注出する
には、先づ第1図および第6図に示すようにハン
ドル19を操作してビール流路20を下方に押下
げサイフオン管21と接続し、炭酸ガスボンベ2
5を開くと減圧弁24により適当な圧力に減圧さ
れた炭酸ガスは導入管23から逆止弁37を介し
てガス流路22を通つて生ビール樽16内の生ビ
ール28を加圧する。従つて注出コツク14の下
方にジヨツキ等の容器29を置き注出コツク14
を開くと生ビール28はサイフオン管21からビ
ール流路20ビール導管15を経て注出管13を
流れているときに急冷され注出コツク14から容
器29に注出される。30はチヤツキボール、3
6は十字パツキンでチヤツキボール30と生ビー
ル28は上方に流れ、キヤツチボール30は十字
パツキン36の突起部で停止し十字パツキン36
の開口部より生ビール28のみが上方に流れ注出
コツク14よりジヨツキ等の容器29に注出され
るようになつている。
生ビールの販売後の閉店時にこの生ビール注出
機のビール回路の洗浄を行なうがその方法を第2
図および第5図により述べる。先づ炭酸ガスボン
ベ25を閉じて注出ヘツド18への炭酸ガスの流
入を停止させ、次いでハンドル19によりビール
流路20と共にサイフオン管21を上昇させる
と、サイフオン管21に取付けたシール部材31
が生ビール樽16の上面弁座部に接してサイフオ
ン管21は上昇が停止させられるので、ビール流
路20のみが上昇する。このときサイフオン管2
1の上端には弁体42がスプリング41で押され
て上昇し、サイフオン管21の上端を閉じる。シ
ール部材31は生ビール樽16の内部上面に取付
けた筒状体39のなかにありサイフオン管21は
筒状体39を貫通しており、シール部材31と筒
状体の下端に設けられた係止座体43との間には
スプリング38があるのでサイフオン管21は上
昇位置に保持されて生ビール樽16の上面を封鎖
する。サイフオン管21とビール流路20を下方
位置にするときはこのスプリングに抗して行われ
る。
なお注出ヘツド18、生ビール樽16のサイフ
オン管21の上端を閉じる機構およびサイフオン
管21の上昇位置保持機構は、何れも公知であ
り、これ以上の説明は省略する。続いて接手26
をビール流路20から取外した後排水容器35内
へ入れてから、水道蛇口32と注出コツク14を
給水ホース33により接続し水道蛇口32と注出
コツク14を開けば、水道水は被洗浄回路である
注出コツク14注出管13そしてビール導管15
を流れ、これらのビール接液面を水通しすること
により残存する生ビールを押し流して洗浄する。
さらにビール流路20を注出ヘツド18から取外
して洗浄すれば生ビール注出機の洗浄は終了す
る。
この以外の方法として生ビール樽16と同様な
密封容器(図示せず)内に水道水を入れると共
に、注出ヘツド18を密封容器に取付け生ビール
28の注出と同様に密封容器内の水道水に炭酸ガ
スの圧力を加えて圧送する方法がある。
しかしながらこれらの方法のうち、前者は洗浄
水の給水準備として給水ホース33の取付けやそ
の取外し、後者においては密封容器の準備と注出
ヘツド18の取外しと取付け等を行うので、何れ
も作業が繁雑であつた。また前者の方法は水道蛇
口32と生ビール注出機との距離の問題もあつ
て、実際に洗浄作業の行われない場合も多々あつ
た。そしてこの場合生ビール注出機はは洗浄不充
分で美味な生ビールの提供ができなかつた。
本考案はかかる欠点を除去したものでその目的
は、簡単な操作で洗浄が行えるようにして常時美
味な生ビール等の提供を可能にした発泡飲料注出
機を得ることにある。
そして生ビール樽16および注出ヘツド18は
一般的に用いられている生ビール器具であり本願
考案によるものではないが本願考案は公知である
これらを巧みに組合せて飲料の通る配管内の洗浄
を容易に行えるようにした発泡飲料注出装置であ
る。
この目的を達成するために本考案は、貯液圧力
容器内の飲料に炭酸ガス圧力を加えることにより
注出管を通して前記飲料を注出する装置におい
て、前記貯液圧力容器に取付けられハンドル操作
で上下動するシール部材によりその内部が前記貯
液圧力容器内部に連通或いは隔離する注出ヘツド
と、炭酸ガスボンベから前記注出ヘツドに炭酸ガ
スを送る導入管の中間に水用切換弁を介して接続
した給水管と、前記導入管の前記給水管接続部の
上流に設けた炭酸ガス用切換弁とを設けたもので
ある。
以下本考案の一実施例を示した第3図について
説明する。なお従来例である第1図と同等部材は
同一符号を付して詳しい説明を省略し異なる部分
についてのみ説明する。ガス流路22と炭酸ガス
ボンベ25を結ぶ導入管51は中間に設けたガス
用電磁弁52により2分され、ガス用電磁弁52
の下流は分岐して水用電磁弁53と減圧弁54を
介して給水管55に接続している。両電磁弁52
および53はスイツチ56により制御される。
次にこの実施例の動作を説明する。なお生ビー
ル注出時に炭酸ガスが従来例では炭酸ガスボンベ
25から導入管23を通つて直接ガス流路22に
流れていたが、本実施例では導入管51の中間に
ガス用電磁弁52が入つたことのみ相異し作用は
実質的に同一故省略する。洗浄時はハンドル19
によりビール流路20とサイフオン管21を引き
上げると、サイフオン管21は若干上昇するとシ
ール部材31により上昇を阻止されビール流路2
0のみ上昇し、サイフオン管21はビール流路2
0との接続が断たれると共に上端が封止される。
同時にガス流路22は生ビール樽16内部との連
通が断たれる。
続いて排水容器35を注出コツク14の下方に
置きスイツチ56を操作することによりガス用電
磁用52を閉じ水用電磁弁53を開く。この結果
適宜に減圧された水道水は水用電磁弁53、導入
管51そしてガス流路22を経て、被洗浄回路で
ある注出ヘツド18、ビール流路20、接手2
6、ビール導管15そして注出管13を通つて注
出コツク14から排水容器35内に流れる。この
ようにして被洗浄回路内に残存している生ビール
成分は水と共に押し流されて洗浄される。さらに
水道水の洗浄時に水道水を流しておいてガス用電
磁弁52を断続的に開いて、水道水中に炭酸ガス
を混入すると効果的な洗浄が行える。
洗浄終了後は水用電磁弁53を閉じガス用電磁
弁52を開くことにより被洗浄回路内に残存して
いた水道水を注出コツク14から押し流す。また
これにより翌日の販売時までビール回路内に炭酸
ガスを満たして清潔な状態を保つことができる。
その後の生ビール注出に際してはハンドル19に
よりビール流路20をサイフオン管21と共に下
降させると共に両者を接続すればよい。
第4図は本考案の他の実施例を示したもので、
第3図は生ビールが注出管13内を流れるとき冷
却水12により瞬間的に冷却する方式があるが、
この例では生ビール樽16を冷蔵庫71内に入れ
庫内の空気72により生ビールを冷却するように
した冷蔵庫方式で、動作は上記した生ビールの冷
却以外は同一故説明を省略する。
なお前述の説明ではガス用電磁弁52と水用電
磁弁53とに分離したが一体化した3方切換弁で
もよく、スイツチ56を除去しかつ電磁弁を手動
の切換弁にしてもよい。
以上説明したように本考案を実施した発泡飲料
注出装置は、飲料注出時において注出ヘツド内部
と貯液圧力容器内部とを連通させ飲料上面に炭酸
ガス圧力を加えて飲料を注出する。一方洗浄時は
注出ヘツド内部と貯液圧力容器内部との連通を断
つと共に、炭酸ガス用切換弁を閉じ水用切換弁を
開いて水道水を注出ヘツドから飲料回路内を流す
ようにした。このため飲料注出と洗浄の切換はハ
ンドル操作と2つの弁の操作のみであるから極め
て容易になり、毎日行うようになるので飲料回路
は常時清潔に保てる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は一部を断面した従来例の
側面図で第1図は注出時を示し、第2図は洗浄時
を示し、第3図は本考案の一実施例の一部を断面
した側面図、第4図は本考案の他の実施例の一部
を断面した側面図、第5図および第6図は貯液圧
力容器、注出ヘツドの要部を示した断面図で、第
5図は洗浄時、第6図は生ビール注出時の状態を
示す。 13……注出管、16……貯液圧力容器、18
……注出ヘツド、19……ハンドル、25……炭
酸ガスボンベ、51……導入管、52……ガス用
切換弁、53……水用切換弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 貯液圧力容器内の飲料に炭酸ガス圧力を加える
    ことにより注出管を通して前記飲料を注出する装
    置において、前記貯液圧力容器に取付けられハン
    ドル操作で上下動するシール部材によりその内部
    が前記貯液圧力容器内部に連通或いは隔離する注
    出ヘツドと、炭酸ガスボンベから前記注出ヘツド
    に炭酸ガスを送る導入管の中間に水用切換弁を介
    して接続した給水管と、前記導入管の前記給水管
    接続部の上流に設けた炭酸ガス用切換弁とからな
    る発泡飲料注出装置。
JP9113883U 1983-06-14 1983-06-14 発泡飲料注出装置 Granted JPS59196494U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9113883U JPS59196494U (ja) 1983-06-14 1983-06-14 発泡飲料注出装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP9113883U JPS59196494U (ja) 1983-06-14 1983-06-14 発泡飲料注出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59196494U JPS59196494U (ja) 1984-12-27
JPH0140880Y2 true JPH0140880Y2 (ja) 1989-12-05

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ID=30221115

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JP9113883U Granted JPS59196494U (ja) 1983-06-14 1983-06-14 発泡飲料注出装置

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JP (1) JPS59196494U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994016984A1 (en) * 1993-01-25 1994-08-04 Kirin Beer Kabushiki Kaisha Dispenser head for soft drink and cleaning device for soft drink pouring system

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5695897A (en) * 1979-12-17 1981-08-03 Sunkist Growers Inc Partially injecting instrument for liquid drink

Patent Citations (1)

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JPS59196494U (ja) 1984-12-27

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