JPH05296288A - 空気バネ式除振台の流量制御装置 - Google Patents

空気バネ式除振台の流量制御装置

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JPH05296288A
JPH05296288A JP9296492A JP9296492A JPH05296288A JP H05296288 A JPH05296288 A JP H05296288A JP 9296492 A JP9296492 A JP 9296492A JP 9296492 A JP9296492 A JP 9296492A JP H05296288 A JPH05296288 A JP H05296288A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
additional tank
pressure
solenoid valve
spring type
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Pending
Application number
JP9296492A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoaki Kobayashi
直明 小林
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SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication of JPH05296288A publication Critical patent/JPH05296288A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大型の空気バネ式除振台の架台を短時間で浮
上させる流量制御装置を提供すること。 【構成】 ステッパーや精密測定機器を載せる為の架台
1とこの架台1を支える為の大容量の空気バネ3と架台
1を浮上させる為に空気バネ3にエアーを供給する付加
タンク2を備えた空気バネ式除振台の流量制御装置に、
付加タンク2へエアーを供給するための配管経路を2経
路設け、圧力検知手段の測定により付加タンク2内の圧
力が低い時にはエアー供給手段により第1の配管経路を
介してエアーを付加タンク2内に供給させ、付加タンク
2内の圧力が架台1が浮上する少し手前の圧力に達する
と第2の配管経路を介して自動圧力調整器4のみへエア
ーを通過させてから付加タンク2ないにエアーを供給さ
せる。このような2経路の配管経路を制御する制御手段
を設けることにより、圧力の低い時は直接付加タンク2
内にエアーを供給することができるので、短時間で架台
1を適正レベルに保持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は空気バネ式除振台の流
量制御装置に係わり、特に大型除振台の架台を短時間で
浮上させる流量制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
空気バネ式除振台は中小型の除振台ならば浮上、降下を
繰返し行なうことができる。例えば浮上させる時は圧力
調整器から供給するエアーのみで行ない、降下させる時
は空気バネ内のエアーをシリンダにより強制的に排気し
ていたが、大型の空気バネ式除振台では圧力調整器のみ
のエアー供給能力では流量が少ない為、図5(b)のグ
ラフが示すように架台を浮上させるまでに時間がかなり
かかる。
【0003】また、浮上させる時は架台を強制的に降下
させていたアクチュエータの力を開放し、降下させる時
はアクチュエータにより架台を強制的に押え込む方法が
あるが、このような方法だとアクチュエータを非常に大
きくしなければならないので、除振台として使用するの
は不可能であった。
【0004】
【目的】本発明は、このような従来の問題点を解決する
ためになされたもので、大型の空気バネ式除振台の架台
を短時間で浮上させる流量制御装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の空気バネ式除振台の流量制御装置は、付加タンクと
付加タンクへのエアー圧力を調整するための自動圧力調
整器と付加タンクを浮上させるためのエアー供給手段と
を備えた空気バネ式除振台の流量制御装置において、付
加タンクの圧力を計るための圧力検知手段とエアー供給
手段から付加タンクへ直接エアーを供給する第1の配管
経路と、エアー供給手段から自動圧力調整器を経由して
付加タンクへエアーを供給する第2の配管経路とを設け
ており、第1の配管経路と第2の配管経路とへ選択的に
エアーを供給するために、圧力検知手段からの信号によ
り動作する制御手段とを備えている。
【0006】
【作用】本発明は空気バネ式除振台の流量制御装置に、
付加タンクへエアーを供給するための配管経路を2経路
設け、圧力検知手段の測定により付加タンク内の圧力が
低い時にはエアー供給手段により第1の配管経路を介し
てエアーを付加タンク内に供給させ、付加タンク内の圧
力が架台が浮上する少し手前の圧力に達すると第2の配
管経路を介して自動圧力調整器のみへエアーを通過させ
てから付加タンク内にエアを供給させる。
【0007】このような2経路の配管経路を制御する制
御手段を設けることにより、圧力の低い時は直接付加タ
ンク内にエアーを供給することができるので、短時間で
架台を適正レベルに保持することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明をする。本発明の一実施例である空気バネ式大
型除振台の構成は図1、図2に示すように、ステッパー
や精密測定機器を載せる為の架台1とこの架台1を支え
る為の大容量の空気バネ3と架台1を浮上させる為に空
気バネ3にエアーを供給する付加タンク2とを備え、図
示しない工場配管に連結されたエアー供給手段8から付
加タンク2内へエアーが供給される。エアー供給は工場
配管から直接付加タンク2へエアーを供給する第1の配
管経路と、工場配管から自動圧力調整器4を経由して付
加タンク2へエアーを供給する第2の配管経路との2経
路が設けてある。なお、自動圧力調整器4は架台1の高
さ位置に応じて圧力を調整するように設定されている。
【0009】また、付加タンク2内に蓄えられたエアー
は排気管9へ放出することができる。このような構成の
空気バネ式大型除振台の流量の制御手段は、まず付加タ
ンク2の圧力検出手段として、付加タンク2に接点付圧
力計5を取付けてあり、接点付圧力計5は付加タンク2
の圧力に応じてシーケンス回路7に信号を送信してい
る。
【0010】次に第1の配管経路はエアー供給手段8か
らのエアーを直接付加タンク2に備えてある吸気側ポー
ト2aへ供給するために、電磁弁6aがエアー供給手段
8と連結される図示しない工場配管と吸気側ポート2a
との間に接続される。電磁弁6aは、空気バネ式除振台
の流量制御装置を制御するシーケンス回路7からの信号
により弁が開閉する。なおシーケンス回路7の動作は後
述する。
【0011】第2の配管経路はエアー供給手段8からの
エアーを付加タンク2に備えてある吸気側ポート2aへ
供給する手段として、自動圧力調整器4を設けてある。
具体的にはエアー供給手段8と連結される工場配管と電
磁弁6bとが接続され、電磁弁6bと自動圧力調整器4
とが接続され、更に自動圧力調整器4と吸気側ポート2
aとが接続される。電磁弁6bはシーケンス回路7から
の信号により弁が開閉し、自動圧力調整器4はシーケン
ス回路7からの信号により圧力を調整する。
【0012】なお、架台1を降下させるために付加タン
ク2に備えてある排気側ポート2bからエアー排気管9
へエアーを排気する手段として電磁弁6cが、排気側ポ
ート2bとエアー排気管9との間に接続される。電磁弁
6cはシーケンス回路7からの信号により弁が開閉す
る。このように構成された空気バネ式除振台の流量制御
装置の各動作を制御するシーケンス回路7の動作を、図
3、図4のフローチャートを用いて以下説明する。
【0013】架台1を浮上させる場合は図3に示すよう
に、まず浮上スタートボタンをオンすることによりシー
ケンス回路7へスタート信号が送信され、スタート信号
を受信後シーケンス回路7は接点付圧力計5の圧力信号
を検出する(ステップ101)。圧力信号の検出により
付加タンク2内の圧力が低ければ、シーケンス回路7か
らの電気信号により電磁弁6aの弁を開いてエアー供給
手段8から直接エアーを付加タンク2内へ供給し、再び
ステップ101に戻る(ステップ102、103)。こ
れにより短時間で付加タンク2内の圧力を高くすること
ができる。
【0014】また、圧力信号の検出により付加タンク2
内の圧力が高ければ、シーケンス回路7からの電気信号
により電磁弁6aの弁を閉じて付加タンク2内へのエア
ーを遮断し、同時に電磁弁6bの弁を開いて自動圧力調
整器4へエアーを送り込み、自動圧力調整器4から付加
タンク2へとエアーを供給する(ステップ104、10
5)。この場合、通常の空気バネ式除振台と同じ配管経
路となるが、この時点で付加タンク2には浮上する圧力
にほぼ等しいエアーが供給されており、自動圧力調整器
4より供給されるエアーは僅かでよい。
【0015】この段階で架台1が浮上していくが、この
時点で自動圧力調整器4に備えてある高さ位置検出スイ
ッチからの位置信号をシーケンス回路7が検出する(ス
テップ106)。位置信号の検出により架台1の高さ位
置が不十分ならば再びステップ105に戻る(ステップ
107)。また、位置信号の検出により架台1の高さ位
置が十分ならば、シーケンス回路7からの電気信号によ
り電磁弁6bの弁を閉じてエアー供給手段からのエアー
供給を停止させて再びステップ101に戻る(ステップ
108、109)。
【0016】このようにエアー供給手段8からのエアー
を付加タンク2へ供給する経路として2経路設けたこと
により、本発明の一実施例である空気バネ式大型除振台
の流量制御装置の空気バネ3が浮上するのに要する時間
は図5(a)に示すような時間になり、図5(b)に示
す従来技術に比べて大幅に短縮することができる。次に
架台1を降下させる場合は図4に示すように、降下スタ
ートボタンをオンすることにより架台1を浮上させる場
合と同様、シーケンス回路7へスタート信号が送信さ
れ、スタート信号を受信後シーケンス回路7は接点付圧
力計5の圧力信号を検出する(ステップ121)。圧力
信号の検出により付加タンク2内の圧力が低ければ、シ
ーケンス回路7からの電気信号により電磁弁6cの弁は
閉じたままの状態で再びステップ121に戻る(ステッ
プ124、125)。
【0017】また、圧力信号の検出により付加タンク2
内の圧力が高ければ、シーケンス回路7からの電気信号
により電磁弁6cの弁を開いて付加タンク2内のエアー
をエアー排気管9へ放出し、再びステップ121へ戻る
(ステップ122、123)。これにより架台1は降下
することができる。なお架台1の降下後、架台1が浮上
する少し前の圧力に維持できるようにシーケンス回路7
を設定することにより、改めて架台1を浮上させる際に
時間を短縮することができる。
【0018】更に、本発明は大型の除振台に限らず中小
型の除振台においても使用できる。
【0019】
【発明の効果】本発明は付加タンク内へエアーを供給す
る際に自動圧力調整器だけで供給せずに、浮上する圧力
にほぼ等しいエアーをエアー供給手段から直接付加タン
ク内へ供給するので、短時間で付加タンク内の圧力を高
くできる。また、付加タンク内には架台が浮上する圧力
にほぼ等しいエアーが供給されるので、自動圧力調整器
より供給されるエアーは僅かでよい。これにより自動圧
力調整器への多大な負荷が低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である空気バネ式除振台の制
御装置の正面図
【図2】図1のブロック図
【図3】図2に示すシーケンス回路の架台を浮上させる
ためのフローチャート図
【図4】図2に示すシーケンス回路の架台を降下させる
ためのフローチャート図
【図5】(a)は本発明の空気バネが浮上するのに要す
る時間のグラフ、(b)は従来技術の空気バネが浮上す
るのに要する時間のグラフ
【符号の説明】
1…架台 2…付加タンク 3…空気バネ 4…自動圧力調整器 5…接点付圧力計 6a、6b、6c…電磁弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】付加タンクと前記付加タンクへのエアー圧
    力を調整するための自動圧力調整器と前記付加タンクを
    浮上させるためのエアー供給手段とを備えた空気バネ式
    除振台の流量制御装置において、前記付加タンクの圧力
    を計るための圧力検知手段と前記エアー供給手段から前
    記付加タンクへ直接エアーを供給する第1の配管経路
    と、前記エアー供給手段から前記自動圧力調整器を経由
    して前記付加タンクへエアーを供給する第2の配管経路
    とを設けており、前記第1の配管経路と第2の配管経路
    とへ選択的にエアーを供給するために、圧力検知手段か
    らの信号により動作する制御手段とを備えていることを
    特徴とする空気バネ式除振台の流量制御装置。
JP9296492A 1992-04-13 1992-04-13 空気バネ式除振台の流量制御装置 Pending JPH05296288A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003528265A (ja) * 2000-03-20 2003-09-24 インテク チューリンゲン ゲーエムベーハー 空気式緩衝器
JP2006283966A (ja) * 2005-03-10 2006-10-19 Kurashiki Kako Co Ltd アクティブ除振装置

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003528265A (ja) * 2000-03-20 2003-09-24 インテク チューリンゲン ゲーエムベーハー 空気式緩衝器
JP4966467B2 (ja) * 2000-03-20 2012-07-04 コンティテック ルフトフェデルシステメ ゲーエムベーハー 副次緩衝システム
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