JPH0310422Y2 - - Google Patents

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JPH0310422Y2
JPH0310422Y2 JP1984049908U JP4990884U JPH0310422Y2 JP H0310422 Y2 JPH0310422 Y2 JP H0310422Y2 JP 1984049908 U JP1984049908 U JP 1984049908U JP 4990884 U JP4990884 U JP 4990884U JP H0310422 Y2 JPH0310422 Y2 JP H0310422Y2
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valve
air
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valve body
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、精密測定器或いは精密加工機等を載
置する除振台、より詳細には、LSI等の加工工作
台に使用して好適な空気ばね高さ制御弁に関す
る。
従来技術 第1図は、本考案による空気ばね高さ制御弁が
使用される除振台の一例を示す部分的概略側面図
で、図中、1は精密機器が搭載される搭載板、2
は空気ばね、3は空気ばね2に連通されている補
助空気溜め、4は搭載板1に固定されたプロー
ブ、5は圧縮空気供給パイプ、6は制御弁、7は
制御弁6と前記補助空気溜め3を連結するパイプ
で、周知にように、搭載板1の上に精密機器を搭
載して使用するが、その際、該精密機器に外部か
らの振動が伝達されないようにするために搭載板
1を空気ばね2にて弾性支持している。而して、
上述のごとき除振台においては、搭載板1に搭載
する精密機器の重量によつて該搭載板1のレベル
が変動してしまうという問題がある。プローブ4
及び制御弁6は、このような問題を解決するため
に設けられたもので、例えば、精密機器の重量が
重い場合には、搭載板1のレベルが下がり、それ
に従つて、プローブ4のレベルも下がるが、プロ
ーブ4が下がると制御弁6の給入弁が動作して図
示しない圧縮空気源からの圧縮空気がパイプ5、
制御弁6、パイプ7を通して補助空気溜め3に供
給され、空気ばね2内の圧力を上昇させる。斯様
にして、空気ばね2内の圧力が上昇すると、搭載
板1が上昇し、それに従つてプローブ4も上昇
し、該プローブ4が所定レベルになると制御弁6
の給入弁が動作して空気ばね2内への空気の給入
が停止され、搭載板1従つて精密機器はその所定
レベルに維持される。一方、搭載板1に搭載され
る精密機器の重量が軽い場合には、搭載板1及び
プローブ4が上昇し、制御弁6の排気弁が開口
し、補助空気溜め3内の空気がパイプ7、制御弁
6の排気弁を通して大気中に排出され、空気ばね
2内の空気圧が低下される。斯様にして、空気ば
ね2内の空気圧が低下すると、搭載板1が下降
し、それに従つてプローブ4も下降し、該プロー
ブ4が所定レベルになると制御弁6の排気弁が閉
塞して空気の排出が停止し、搭載板1従つて精密
機器はその所定レベルに維持される。
第2図は、上記制御弁の一具体例を示す側断面
図で、同図は平衡状態にある場合を示し、図示の
ように、弁本体10の上端にピン11で枢着され
たレバーもしくは揺動板(又は変動板)12を備
えており、該揺動板12はプローブ4に常に係合
するようにばね13によつて常に上方に向つて附
勢されている。弁本体10の内部には弁本体を貫
通して昇降可能な弁棒14を収容した室15が設
けられ、弁本体10の一方の側面に穿設されたポ
ート16は連通路17を介して室15に連通して
おり、他方、弁本体10の他方の側面に穿設され
たポート18は直接に室15に連通している。ポ
ート16にはパイプ5が連通されるようになつて
おり、また、ポート18にはパイプ7が連結され
るようになつている。従つて、ポート16にはパ
イプ7を介して空気源(図示せず)が接続され、
ポート18にはパイプ7を介して補助空気溜め3
が接続されることになる。室15内に収容された
弁棒14はばね19によつて常に上向きに附勢さ
れている。弁棒14には前記の連通路17を開閉
する弁座20が固定されており、該弁座20と連
通路17とは空気ばね2内に作動空気を供給する
ための供給弁を構成している。弁棒14の上部中
央はノズル状に形成された弁頭21となつてお
り、弁棒14の中心には該弁頭21に開口する通
路22が設けられている。該弁頭21に対する弁
体として揺動板12の下面にシール部材23が取
付けられており、このシール部材23及び揺動板
12並びに弁頭21は空気ばね2内から作動空気
を排出させるための排出弁を構成している。従つ
て、今、搭載板1が図示の平衡状態よりも高い位
置に移動するとすなわち搭載される機器が軽い場
合は、揺動板12はプローブ4の上昇に応じてば
ね13により押み上げられて弁頭21の通路22
が開かれ、空気ばね2内の空気は補助空気溜め3
及び空気管7を通つてポート18に入り、更に、
該弁頭21の通路22を通つて大気中に放出され
る。このため、空気ばね2が押下げられて搭載板
1が下降し、プローブ4も下降するので揺動板1
2が押下げられる。その結果、弁頭21の通路2
2が閉じられて空気ばね2内からの空気の放出が
止まり、搭載板1の下降がそれ以上進行しなくな
り図示の平衡状態で停止する。一方、搭載板1が
図示の平衡状態よりも下方に変位するとすなわ
ち、搭載される機器が重い場合は、プローブ4の
下降によつて揺動板12が押下げられて弁頭21
を下に押下げるので、弁棒14と一体の弁座20
も下方に移動する。その結果、連通路17が開か
れて室15とポート16が連通し、パイプ5を介
してポート16に連通している空気源から圧縮空
気が室15内に送り込まれ、更に、パイプ7を経
て空気ばね2内に挿入される。このため、空気ば
ね2が押上げられて搭載板1は上方に持ち上げら
れる。従つて、搭載板1と一体のプローブ4は上
昇し、揺動板12もばね13により押上げられて
プローブ4に追従し、弁棒14もばね19により
押上げられて弁座20が連通路17を閉じ、図示
の平衡状態になる。
而して、上述のごとき除振台は、LSI等の超精
密加工用工作台としても使用されるが、LSI製作
装置は清浄度の高いクリーンルーム内で稼動して
おり、ICの集積化が高まるにつれてその清浄度
に対する要求はきわめてきびしく、LSIの歩留り
向上と信頼度確保のため0.1μm径の塵埃まで除去
しようとしている。この様な状況の中で使用され
る除振台はどんな少量といえども発塵源になつて
はならないが、従来の除振台は、前述の説明から
明らかなように、自動レベル調整弁より排出され
る空気の中に塵埃が含まれており、この塵埃を含
んだ空気がクリーンルームやさらには清浄度の高
いチヤンバー内に噴出されていた。
目 的 本考案は、上述のごとき実情に鑑みてなされた
もので、特に、上述のごとき空気ばね式除振台の
制御弁から排出される空気をフイルタ等によつて
浄化して排出するようにして、或いは、ダクト等
を通してクリーンルーム外の任意所望の箇所へ導
いて排出するようにし、もつて、LSI等の歩留り
の向上及び信頼度の確保を図つたものである。
構 成 第3図は、本考案による空気ばね高さ制御弁の
一実施例を説明するための側断面図で、図中、第
2図と同様の作用をする部分には第2図の場合と
同一の参照番号が付してある。而して、第3図に
おいて、30は弁頭21部を覆うカバー部材で、
該カバー部材30は前記弁頭部21が収納される
スペース31と、該スペース31に連通する排出
口32を有し、搭載される機器が軽い場合は、前
述のようにして変動板12が上方に移動してシー
ル部材23が弁頭21から離れて通路22から空
気が排出されるが、この排出空気はスペース31
を通して排出口32に導かれる。このようにして
排出口32に導かれた空気は、その後、図示しな
いフイルタによつて浄化されて排出されるか、或
いは、該排出口32に接続されたパイプ等のダク
トを通してクリーンルーム又はチヤンバー外の任
意所望の場所に伝達されて放出される。更に詳細
に説明すると、本発明においては、機器等の物体
を載置するための搭載板1と、該搭載板1を弾性
支持している空気ばね支持装置2と、前記搭載板
のレベル変動を検知して前記空気ばね内に圧縮空
気を給入し又は該空気ばね内の空気を排出させて
前記搭載板のレベルを一定に維持させるための制
御弁6と、該制御弁6に上部に一体的に取り付け
られたカバー部材30とを有している。前記制御
弁6は、弁本体10と、該弁本体10を貫通して
配設されかつ先端部(弁頭)21に第1の排出口
22aを有する弁棒14と、前記弁本体10に形
成された室15内に配設されて前記弁棒14を上
方に向けて押圧しているばね部材19とを有し、
前記弁棒14は、前記第1の排出口22aの該弁
棒14を通して穿設された空気路22及び弁本体
内の前記室15を通して前記空気ばね室に連通さ
れるとともに前記弁本体の室15内において該弁
棒14と一体の給入口用弁座20を有している。
前記弁本体10は前記室15室内において前記弁
棒14の前記給入口用弁座20に対向しかつ空気
圧源に連通する通路17を有する弁頭25を有
し、かつ、該弁棒14は、前記弁本体10に設け
られた該弁棒14と同じ直径の貫通口を通して該
弁本体10に上下動可能に配設されている。前記
カバー部材30は、前記弁棒14の先端部が収納
されるスペース31と、該スペース31に連通し
て前記第1の排出口より排出される空気を排出す
る第2の排出口32と、前記弁棒14と同一軸線
上に穿設された貫通孔を有し、該貫通孔には端面
23が前記弁棒の先端部に開口する前記第1の排
出口22aに対する弁座を構成する軸棒40が摺
動自在に嵌入されるとともに、該軸棒40はバネ
部材13によつて前記第1の排出口22aから離
れる方向に付勢され、該軸棒40の前記カバー部
材30から突出した端面側12が前記搭載板と一
体的に上下動するプローブ4と係合している。更
に、前記第2の排出口32から排出される空気を
浄化するためのフイルタ装置或いは前記排出空気
を所望の場所まで伝達して排出するためのダクト
を有しており、排出口32から排出される空気と
浄化して部室内に排出するか、或いは、ダクトを
通して外部へ排出する。
効 果 以上の説明から明らかなように、本考案による
と、除振台の高さを制御する空気ばね高さ制御弁
から排出される空気をフイルタ等によつて浄化し
て或いはパイプ等のダクトを通してクリーンルー
ムの外側に排出するようにしたので、前記制御弁
から排出される空気中の塵埃等によつてクリーン
ルーム内が汚染されるようなことはなく、従つ
て、LSIの製作における歩留りを向上し、かつ、
信頼度を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による空気ばね高さ制御弁が
適用される除振台の一例を示す部分的概略側面
図、第2図は、従来の制御弁の一例を説明するた
めの側断面図、第3図は、本考案による制御弁の
一実施例を示す側断面図である。 1……搭載板、2……空気ばね、3……補助空
気溜め、4……プローブ、6……制御弁、10…
…弁本体、14……弁棒、30……カバー部材、
32……排気口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機器等の物体を載置するための搭載板と、該搭
    載板を弾性支持している空気ばね支持装置と、前
    記搭載板のレベル変動を検知して前記空気ばね内
    に圧縮空気を給入し又は該空気ばね内の空気を排
    出させて空記搭載板のレベルを一定に維持させる
    ための制御弁と、該制御弁に一体的に取り付けら
    れたカバー部材とを有し、前記制御弁は、弁本体
    と、該弁本体を貫通して配設されかつ先端部に第
    1の排出口を有する弁棒と、前記弁本体に形成さ
    れた室内に配設されて前記弁棒を上方に向けて押
    圧しているばね部材とを有し、前記弁棒は、前記
    第1の排出口が該弁棒を通して穿設された空気路
    及び弁本体内の前記室を通して前記空気ばね室に
    連通されるとともに前記弁本体の室内において該
    弁棒と一体の給入口用弁座を有し、前記弁本体は
    前記室内において前記弁棒の前記給入口用弁座に
    対向しかつ空気圧源に連通する通路を有する弁頭
    を有し、かつ、該弁棒は、前記弁本体に設けられ
    た該弁棒と同じ直径の貫通口を通して該弁本体に
    上下動可能に配設されており、前記カバー部材
    は、前記弁棒の先端部が収納されるスペースと、
    該スペースに連通して前記第1の排出口より排出
    される空気を排出する第2の排出口と、前記弁棒
    と同一軸線上に穿設された貫通孔を有し、該貫通
    孔には端面が前記弁棒の先端部に開口する前記第
    1の排出口に対する弁座を構成する軸棒が摺動自
    在に嵌入されるとともに、該軸棒がバネ部材によ
    つて前記第1の排出口から離れる方向に付勢さ
    れ、該軸棒の前記カバー部材から突出した端面側
    において前記搭載板と一体的に上下動するプロー
    ブと係合しており、更に、前記第2の排出口から
    排出される空気を浄化するためのフイルタ装置或
    いは前記排出空気を所望の場所まで伝達して排出
    するためのダクトを有することを特徴とする空気
    ばね高さ制御弁。
JP4990884U 1984-04-05 1984-04-05 空気ばね高さ制御弁 Granted JPS60161734U (ja)

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JP4990884U JPS60161734U (ja) 1984-04-05 1984-04-05 空気ばね高さ制御弁

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JP4990884U JPS60161734U (ja) 1984-04-05 1984-04-05 空気ばね高さ制御弁

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Publication Number Publication Date
JPS60161734U JPS60161734U (ja) 1985-10-26
JPH0310422Y2 true JPH0310422Y2 (ja) 1991-03-14

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JP4990884U Granted JPS60161734U (ja) 1984-04-05 1984-04-05 空気ばね高さ制御弁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5259829U (ja) * 1975-10-29 1977-04-30

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JPS60161734U (ja) 1985-10-26

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