JP2654748B2 - 重量自動感知バランス吊上装置 - Google Patents

重量自動感知バランス吊上装置

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JP2654748B2 JP5270006A JP27000693A JP2654748B2 JP 2654748 B2 JP2654748 B2 JP 2654748B2 JP 5270006 A JP5270006 A JP 5270006A JP 27000693 A JP27000693 A JP 27000693A JP 2654748 B2 JP2654748 B2 JP 2654748B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空圧シリンダにより重
量物が吊上げられ、しかもその重量を自動感知して無重
力に近い状態で手持ち感覚どおりにこれを上下動できる
重量自動感知バランス吊上装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空圧シリンダにより重量物を手持ち感覚
どおりに上下動できるようにした重量物用バランス吊上
げ装置は、本発明者の発明に係るものとしてすでに特許
第1144750号(特公昭57−30800号公報)
により知られており、それを空圧回路図で示すと図7の
ようになる。
【0003】図7中、aは空圧源、bは重量物cをフッ
クdにより吊上げるため鉛直に設けられた空圧シリン
ダ、eは該空圧源aと空圧シリンダbとを結ぶメイン給
気路fに設けられた調圧弁、gは定容積のアキュムレー
タ、hは空圧源aに連なるパイロット給気路iからアキ
ュムレータgに絞り弁kを介して圧搾空気を供給したり
その供給を止める上昇切換弁、jはアキュムレータg内
の圧搾空気を大気中に排出したりその排出を止める下降
切換弁、lは該下降切換弁jの排気口に設けられたサイ
レンサーである。調圧弁eは空圧シリンダb内の空気圧
力とアキュムレータg内の空気圧力とのバランスが変動
することにより動くもので、例えば空圧シリンダb内の
空気圧力がアキュムレータg内より弱いと空圧源aより
空圧シリンダb内に圧搾空気が補給され、その反対に空
圧シリンダb内の空気圧力がアキュムレータg内より強
いと空圧シリンダb内の圧搾空気が調圧弁eの排気口m
より排出されるように構成されている。このため重量物
cを手で軽く持ち上げれば空圧シリンダb内の気圧が下
がって空圧シリンダbに圧搾空気が補給され該重量物c
が軽く上昇し、反対に該重量物cを手で軽く押し下げる
と空圧シリンダb内の気圧が上昇し空圧シリンダb中の
圧搾空気が調圧弁eを介して外部に排出され重量物cが
下降するようにしたもので、これにより重量物の取扱い
が容易となり作業者の負担を軽減できるようにしたもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記の如き空
圧回路を備えたバランス吊上げ装置では、床面に置かれ
た重量物cにフックdを係合させて上昇切換弁hを開操
作しアキュムレータgに圧搾空気を給気しアキュムレー
タgの気圧を上昇させれば調圧弁eが開いて空圧源aか
ら空圧シリンダbに圧搾空気が給気され重量物cを手で
持ち上げなくても吊上げることができるが、重量物cを
適当な高さで停止させようとして上昇切換弁hを閉じて
も空圧シリンダb内の気圧がアキュムレータg内より弱
いことに変わりがないので停止せず、そのまま重量物c
は上端まで上昇してしまい、任意の高さでバランス状態
で停止させることが難しいという問題があった。なお重
量物が適当な高さに上昇したところで手で上昇を抑えて
やれば停止するが、上昇切換弁hの操作だけで重量物を
適当な高さに吊上げて停止させることは困難であった。
このため使い勝手をさらに向上することが必要とされ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の重量自動感知バ
ランス吊上装置は上記課題を解決しようとするもので、
空圧源から重量物吊上用の空圧シリンダに連なる調圧路
に調圧弁と一時遮断弁をその順に直列に設け、該調圧路
を介さないで前記空圧源と前記空圧シリンダとを直接連
通させる給気路を並設して該給気路には給気弁を設け、
さらに前記調圧弁のパイロット圧力路に一時連通弁を設
け該パイロット圧力路を該一時連通弁を介して前記空圧
シリンダに連通させ、上昇スイッチはこれを操作するこ
とにより前記一時遮断弁を遮断させ給気弁を開かしめ空
圧源から圧搾空気を前記空圧シリンダに供給し重量物を
所期の高さまで吊上げると共に前記一時連通弁を開かし
めて該空圧シリンダの空気圧力を前記パイロット圧力路
に伝達させるものであり、かつ該上昇スイッチの操作を
解除することで前記給気弁がただちに閉止されその解除
操作の微小時間後に前記一時連通弁が閉じられさらにそ
の微小時間後に前記一時遮断弁が開かれるようにし、こ
れにより前記調圧弁は空圧シリンダ内の空気圧力がパイ
ロット圧力路の空気圧力より低いとき前記空圧源より圧
搾空気を該空圧シリンダに補給し、反対に空圧シリンダ
内の空気圧力がパイロット圧力路の空気圧力より高いと
き該空圧シリンダ内の圧搾空気を大気中に排出するバラ
ンス状態が得られるようにし、さらに前記パイロット圧
力路の空気を副調圧弁を介して大気中に排出させる下降
スイッチを設けてなることを特徴とするさらに本発明
は上記重量自動感知バランス吊上装置において、パイロ
ット圧力路に空圧源から圧縮空気を補給し該パイロット
圧力路の空気圧力を最小設定値に保つ調節螺子を副調圧
弁に設けることにより重量物吊上用のフックとの重量バ
ランスが得られるようにしたことを特徴とする。
【0006】
【作用】上昇スイッチを操作することで空圧シリンダに
給気弁を介して圧搾空気が供給され重量物を上昇させる
ことができる。そして適当な高さまで上昇したところで
上昇スイッチの操作を解除すれば、該給気弁は閉じて上
昇が停止する。そしてその微小時間後に一時連通弁が閉
じることで該空圧シリンダの停止時における空気圧力が
パイロット圧力路に取り込まれる。(ラッチされる)。
そして一時遮断弁が開かれ調圧弁が作動するようになる
ことによりそのパイロット圧力路に取り込まれた空気圧
力と空圧シリンダの空気圧力とをバランスさせ手持ち感
覚どおりにその重量物を上下動できるようになる。
【0007】
【実施例】次に本発明の一実施例を図1〜図6について
説明する。図1〜図4はこの重量自動感知バランス吊上
装置の空圧回路をその作動順に示し、図5はその調圧弁
の縦断面図である。この装置の全体は図6に示したよう
に支柱1上に軸受部2によって水平面内で旋回自在なる
ように第1アーム3が設けられ、該第1アーム3の先端
にさらに軸受部4により水平面内で旋回自在なるように
第2アーム5が設けられ、該第2アーム5に本発明に係
る重量自動感知バランス吊上装置が設けられている。即
ち、同図中、6は第2アーム5の内部一端に水平に設け
られた重量物吊上用の空圧シリンダ、7は第2アーム5
内先端部に設けられた転向用プーリで、空圧シリンダ6
のピストン軸の先端には可動プーリ8が設けられ、一端
を第2アーム5内に止片9により止着したワイヤ10を
該可動プーリ8に巻掛しさらに転向用プーリ7より下方
に垂下させてフック11を吊下支持している。そしてフ
ック11に重量物12を吊下できるようにしている。こ
のように第1アーム3,第2アーム5を夫々旋回自在に
設けたことによりフック11を水平面内で広範囲に移動
できるようにしている。また可動プーリ8にワイヤ10
を巻掛したことで空圧シリンダ6の伸縮ストロークの2
倍でフック11が昇降動するようにしている。なお、1
3は第2アーム5の下面に取着され以下に説明する各種
空圧弁等を収容しているボックス、14は該ボックスか
ら上昇スイッチ15および下降スイッチ16を吊下して
なるリモートコントローラ、17は圧搾空気の空圧源
(図1に符号18にて示す)に連なる給気管である。
【0008】以下に図1〜図4に従いこの空圧回路を説
明する。図中図1と同一符号は同一物を示す。空圧源1
8から空圧シリンダ6に連なる調圧路20には逆止弁2
1,調圧弁22,一時遮断弁23,安全弁24がその順
に直列に設けられる。また、該調圧路20を介さないで
空圧源18と空圧シリンダ6(詳しくは一時遮断弁23
の二次側)とを直接連通させてる給気路25が並設さ
れ、該給気路25には絞り26および給気弁27が設け
られる。
【0009】上記調圧弁22は図5に例示したような内
部構造を有している。即ち、弁箱28は、空圧源18側
を接続する一次側接続口29と、空圧シリンダ6側を接
続する二次側接続口30と、図1に示したパイロット圧
力路31に接続するパイロット接続口32と、大気に開
放させるべくサイレンサー33(図6に示す)が接続さ
れる排気口34が設けられ、該排気口34に同芯状に進
退自在なるように筒状の調圧バルブアセンブリ35が配
設され、該調圧バルブアセンブリ35の外周に形成され
た弁部36が一時側接続口29と二次側接続口30とを
連通させる弁口37を閉じるようにコイルバネ38によ
り付勢している。また、39はパイロット接続口32に
連なるパイロット圧力室40と二次側接続口30に連な
る二次側圧力室41とのバランスにより可動するダイヤ
フラムで、該ダイヤフラム39は弁部36の先端に形成
された弁口42に対向しその動きによつて該二次側圧力
室41を排気口34に開放し得る構造となっている。
【0010】そして該パイロット接続口32に接続され
るパイロット圧力路31は一時連通弁43を介して空圧
シリンダ6(詳しくは一時遮断弁23の二次側)に連通
させている。上昇スイッチ15は押釦操作式の切換開閉
弁からなり、該上昇スイッチ15を押操作すると空圧源
18の圧搾空気が図1に示したように信号路44に供給
され、その押操作を解除すると図2〜図4に示したよう
に該信号路44の空気が該上昇スイッチ15を通して大
気中に排出されるように構成されている。
【0011】前記一時遮断弁23は常開型の開閉弁で、
該一時遮断弁23は信号路44の空気圧力により閉止す
るように該信号路44に互いに並列接続された絞り4
5,逆止弁46を介して接続されている。また給気弁2
7は常閉型の開閉弁で、信号路44の空気圧力により開
くように該信号路44に接続されている。また一時連通
弁43は同じく常閉型の開閉弁で信号路44の空気圧力
により開くように該信号路44に絞り47を介して接続
されている。また、安全弁24は常閉型の開閉弁で、空
圧源18と信号路48を介して接続され該空圧源18の
空気圧力により開いている。
【0012】また、空圧源18からパイロット圧力路3
1に連なる副調圧路49に副調圧弁50と常閉型の開閉
弁からなる下降開動弁51がその順に直列に設けられて
いる。下降スイッチ16は上昇スイッチ15と同様に押
釦操作式の切換開閉弁からなり、該下降スイッチ16を
押操作することで図4に示したように空圧源18の圧搾
空気が下降信号路52に供給され下降開動弁51を開か
せる。また、副調圧路49は前記調圧弁22とよく似た
構造であるが、調圧弁22のようにパイロット圧力室は
有さず、その替わりにダイヤフラムを押圧するコイルバ
ネが設けられ、かつ該コイルバネの押圧力が調節螺子5
3により自在に調節設定できるように構成されたもので
ある。54は空圧シリンダ6の端部に設けられた大気開
放のためのサイレンサーである。
【0013】このように構成した重量自動感知バランス
吊上装置では、図1に示したように上昇スイッチ15を
押圧操作し空圧源18より信号路44に空気を圧送する
ことにより逆止弁46を介して一時遮断弁23に空気が
圧送され該一時遮断弁23を閉止すると同時に給気弁2
7に空気が圧送されることで該給気弁27が開放され、
さらに絞り47を介して一時連通弁43に空気が圧送さ
れ該一時連通弁43を開放する。このため空圧源18よ
り絞り26,給気弁27,給気路25,安全弁24を介
して空圧シリンダ6に空気が圧送され空圧シリンダ6の
ピストン軸を矢印で示したように収縮させワイヤ10,
フック11を介して重量物12がフロア上より吊上げら
れる。そのとき空圧シリンダ6内の空気圧力は一時連通
弁43を介してパイロット圧力路31に伝達される。
【0014】そして重量物12が所期の高さまで吊上げ
られたところで上昇スイッチ15から手を離し該上昇ス
イッチ15の押釦操作を解除すると、図2に示したよう
に信号路44の空気は該上昇スイッチ15を通して大気
中に排出されるので、給気弁27はただちに閉止し空圧
シリンダ6への空気の圧送が停止されて空圧シリンダ6
は停止する。そして絞り47のために一時連通弁43は
ゆつくり動いて空圧シリンダ6が停止してから微小時間
(約0.5秒)後に閉止する。このため、空圧シリンダ
6の停止時の空気圧力がパイロット圧力路31に伝達さ
れ、空圧シリンダ6内とパイロット圧力路31とを同圧
にしてから一時連通弁43が閉止され空圧シリンダ6の
空気圧力がパイロット圧力路31に取り込まれる。そし
て絞り45のためにさらに微小時間(約0.5秒)後に
一時遮断弁23が開かれる。
【0015】こうして一時遮断弁23が開かれると重量
物12を手持ち感覚どおり軽い力で上下動し得るバラン
ス状態となる。(図3参照)。即ち、いま重量物12を
手で軽く持ち上げると空圧シリンダ6内の空気圧力はパ
イロット圧力路31より低くなるため、図5に示したダ
イヤフラム39が下降し調圧バルブアセンブリ35を下
降させ弁口37を開かしめるので空圧源18より圧搾空
気が空圧シリンダ6に補給され、該空圧シリンダ6はこ
うして補給される空気圧力により重量物12を軽く吊上
ることができ手を離せば圧力がバランスしその高さで停
止する。また反対に重量物12を手で軽く押し下げると
空圧シリンダ6内の空気圧力はパイロット圧力路31よ
り高くなるため、ダイヤフラム39が上昇し弁口42を
開かしめるので空圧シリンダ6内の空気が排気口34,
サイレンサー33を通つて大気中に排出される。このた
め軽く押し下げることができ、手を離せばその高さで停
止する。
【0016】また、下降スイッチ16を押圧操作し下降
開動弁51を開かせパイロット圧力路31の空気を副調
圧弁50を介して大気中に排出させれば、空圧シリンダ
6内の空気圧力はパイロット圧力路31の空気圧力より
顕しく高くなるので、調圧弁22の弁口42が開き空圧
シリンダ6の空気は排気口34より大気中に排出され重
量物12をフロア上に降ろすことができる。そしてフッ
ク11の重量に合わせて調節螺子53を適宜に期設定
しておけば、下降開動弁51が開かれたとき該副調圧弁
50はパイロット圧力路31の空気圧力を最小設定値に
保つべく空圧源18より圧縮空気を補給したり或いは反
対にパイロット圧力路31の空気を大気中に排出させる
ので、フック11より重量物12を取外したときにも手
持ち感覚どおりに該フック11を上下動できるようにな
る。
【0017】なお、安全弁24は何らかの異常で空圧源
18の空気圧力が異常に下がつた場合に空圧シリンダ6
を停止させて重量物12が急落するのを防ぎ安全を図っ
ている。なお、一時連通弁43が閉止するまでの時間は
絞り47により適宜設定され、一時遮断弁23が開くま
での時間は絞り45により適宜設定されるが、一時連通
弁43が閉じた後に一時遮断弁23が開くようにするの
が動作を安定させるうえで望ましい。また上昇スイッチ
15の操作時の空圧シリンダ6の上昇作動速度は絞り2
6により適宜設定される。
【0018】なおこの実施例では図7の従来例のような
アキュムレータを使用しなかったが、これはパイロット
圧力路31の配管長により充分に空気蓄留作用を有する
ためである。従って本発明でもパイロット圧力路31に
必要に応じてアキュムレータを付設してもよいことは勿
論である。
【0019】また、この実施例では空圧式の信号路を介
して上昇スイッチ15,下降スイッチ16の操作が一時
遮断弁23,給気弁27,一時連通弁43,下降開動弁
51等に伝達されるようにしたが、そのような操作信号
の伝達は機械式,或いは電気的に行なわれるようにして
もよい。その場合、一時遮断弁23,一時連通弁43等
は上昇スイッチ15の操作後、微小時間後に作動するよ
うにするため、機械的,或いは電子的なタイマーを介在
させることで対処し得る。
【0020】
【発明の効果】このように本発明の重量自動感知バラン
ス吊上装置は、調圧弁が設けられた調圧路に対し給気路
を並設して上昇スイッチを操作して重量物を吊下げると
きは該給気路の給気弁を開かせることにより空圧シリン
ダに圧搾空気を供給して該重量物を吊上げるようにし、
該上昇スイッチの操作を解除して微小時間後の重量物が
停止した状態における該空気シリンダの空気圧力を調圧
弁のパイロット圧力路の空気圧力として取り込むように
したので、上昇スイッチの操作により重量物を所望の高
さまで吊上げてその高さで手持ち感覚どおり自由に軽い
力で該重量物を上下動し得るバランス状態を容易に達成
することができる。また、下降スイッチを操作すること
で副調圧弁を介してパイロット圧力路の空気が大気中に
排出されるようにしたので、下降スイッチを操作するこ
とによりただちに重量物を下降させることができる。さ
らには副調圧弁にパイロット圧力路の空気圧力を最小設
定値に保つ調節螺子を設けたことにより、フックとの重
量バランスができ、重量物をフックから取外したときも
手持ち感覚どおりにフックを上下動できる。このため非
常に使い勝手がよく重量物取扱における作業者の労力を
軽減させる有益な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る重量自動感知バランス吊上装置の
上昇操作時の空圧回路図。
【図2】同上の上昇操作解除時の空圧回路図。
【図3】同上のバランス状態時の空圧回路図。
【図4】同上の下降操作時の空圧回路図。
【図5】調圧弁の縦断面図。
【図6】重量自動感知バランス吊上装置の全体の部分断
面側面図。
【図7】従来の重量物バランス吊上装置の空圧回路図。
【符号の説明】
6 空圧シリンダ 11 フック 12 重量物 15 上昇スイッチ 16 下降スイッチ 18 空圧源 20 調圧路 22 調圧弁 23 一時遮断弁 25 給気路 27 給気弁 29 一次側接続口 30 二次側接続口 31 パイロット圧力路 32 パイロット接続口 34 排気口 39 ダイヤフラム 43 一時連通弁 45 絞り 46 逆止弁 47 絞り 48 信号路 49 副調圧路50 副調圧弁 51 下降開動弁 53 調節螺子

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空圧源から重量物吊上用の空圧シリンダ
    に連なる調圧路に調圧弁と一時遮断弁をその順に直列に
    設け、該調圧路を介さないで前記空圧源と前記空圧シリ
    ンダとを直接連通させる給気路を並設して該給気路には
    給気弁を設け、さらに前記調圧弁のパイロット圧力路に
    一時連通弁を設け該パイロット圧力路を該一時連通弁を
    介して前記空圧シリンダに連通させ、上昇スイッチはこ
    れを操作することにより前記一時遮断弁を遮断させ給気
    弁を開かしめ空圧源から圧搾空気を前記空圧シリンダに
    供給し重量物を所期の高さまで吊上げると共に前記一時
    連通弁を開かしめて該空圧シリンダの空気圧力を前記パ
    イロット圧力路に伝達させるものであり、かつ該上昇ス
    イッチの操作を解除することで前記給気弁がただちに閉
    止されその解除操作の微小時間後に前記一時連通弁が閉
    じられさらにその微小時間後に前記一時遮断弁が開かれ
    るようにし、これにより前記調圧弁は空圧シリンダ内の
    空気圧力がパイロット圧力路の空気圧力より低いとき前
    記空圧源より圧搾空気を該空圧シリンダに補給し、反対
    に空圧シリンダ内の空気圧力がパイロット圧力路の空気
    圧力より高いとき該空圧シリンダ内の圧搾空気を大気中
    に排出するバランス状態が得られるようにし、さらに前
    記パイロット圧力路の空気を副調圧弁を介して大気中に
    排出させる下降スイッチを設けてなることを特徴とする
    重量自動感知バランス吊上装置。
  2. 【請求項2】 パイロット圧力路に空圧源から圧縮空気
    を補給し該パイロット圧力路の空気圧力を最小設定値に
    保つ調節螺子を副調圧弁に設けることにより重量物吊上
    用のフックとの重量バランスが得られるようにした請求
    項1に記載の重量自動感知バランス吊上装置。
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