JP7155467B2 - 荷役機械 - Google Patents
荷役機械 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7155467B2 JP7155467B2 JP2018044265A JP2018044265A JP7155467B2 JP 7155467 B2 JP7155467 B2 JP 7155467B2 JP 2018044265 A JP2018044265 A JP 2018044265A JP 2018044265 A JP2018044265 A JP 2018044265A JP 7155467 B2 JP7155467 B2 JP 7155467B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cargo
- weight
- balance
- circuit
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Manipulator (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
エア式の荷役機械には大別してクレーンモードとバランスモードの2つの制御モードがある。
特許文献1(特開平10-182100号公報)では、上述した従来技術1のバランスモードの課題を解決するために次に説明するような制御方式が提案されている。
図6に示すように、この荷役物運搬機械101は、平行リンクを有するアームを備えた昇降機構102の下端(先端部)に荷重センサ103が取り付けられ、荷役物保持部104によって保持された荷役物100の重量を検知できるようになっている。
したがって、重量が一定ではない多数の荷役物100を素早く搬送処理しなくてはならない作業では特に有効な制御方法である。
なお、本明細書では、荷重センサを搭載し荷役物の重量を測定することによって常時バランスモードで作業可能な制御方式を「重量自動感知バランス制御方式」と呼び、この制御方式によって実現されるバランスモードを「重量自動感知バランスモード」と呼ぶこととする。
この特許による従来技術では、荷重センサ103で荷役物100の重量を検知してその重量に合わせたバランス圧をシリンダ圧として設定し重量自動感知バランスモードでの作業を可能にしているが、このバランスモードで作業を行う場合は、作業者は荷重センサ103より上部の部分を保持して操作することが必要になる。
荷役物保持機構を備えた荷役機械において、荷役物を保持する場合は、一般的に保持したか否かを確認するために荷役物保持確認用センサを設け、保持したことを確認した後で荷役物を持ち上げ、作業を行う必要がある。
この場合、荷役物100の保持が十分でなければ、荷役物100を持ち上げた後に落下してしまうおそれが出てくる。
しかし、シリンダ120へのエア供給・排気を遮断してしまうと、その状態でアームを自由に上下動させることができなくなり、作業がやりにくくなってしまう。
この種の荷役機械では、1台の装置で様々なタイプの荷役物を扱うため、荷役物の種類、形状、材質、重量などによって、荷役物保持部を換えたり荷役物保持部における保持方法(クランプ方式、吸着方式など)を変更する必要が出てくるため、荷役物保持部の交換を行う場合がある。
上記従来技術において、荷重センサ103で検出される荷役物100の質量をW[kg]とし、重力加速度をg[m/S2]とすると、静止時に荷重センサ103で検出される重量Ws[N]は次式で表すことができる。
Ws=W・g
Wd=W・(a+g)・・・・・(1)
荷役物100が空中に持ち上げられた状態において、シリンダ120のバランス圧が極低圧に設定された場合、昇降機構102のアームは急降下動作を開始することになる。
このとき、仮に下降方向の先に作業者がいたりするとアームが作業者に衝突したり、また作業者の手を挟んでしまったりするような危険な状態を招くことが考えられる。
本発明は、前記制御部は、前記荷役物保持部に保持された荷役物の重量を記憶する荷役物重量記憶回路を備え、前記固定バランスモードとして、前記荷役物重量記憶回路に記憶された荷役物の重量情報に基づき前記エアシリンダのバランス圧を固定された値に設定する荷役物重量固定バランスモードを有する荷役機械である。
本発明は、前記昇降機構を操作する操作グリップと、当該操作グリップの把持状態を確認するグリップ把持確認センサとを有し、当該グリップ把持確認センサがオンの場合に前記重量自動感知バランスモードに設定し、当該グリップ把持確認センサがオフの場合に前記荷役物重量固定バランスモードに設定するように構成されている荷役機械である。
本発明は、前記荷役物保持部の荷役物の保持状態を確認する荷役物保持確認センサを有し、当該荷役物保持確認センサがオンの場合に前記重量自動感知バランスモードに設定し、当該荷役物保持確認センサがオフの場合に前記荷役物重量固定バランスモードに設定するように構成されている荷役機械である。
本発明は、前記昇降機構の加速度を検出する加速度センサと、当該加速度センサにて得られた加速度が過大か否かを検知する過大加速度検知回路と、当該加速度センサにて得られた加速度を1回微分する1回微分回路と、当該1回微分回路にて得られた加加速度が過大か否かを検知する過大加加速度検知回路とを有し、前記過大加速度検知回路が、前記加速度の絶対値が所定の閾値以下であると判断し、かつ、前記過大加加速度検知回路が、前記加加速度の絶対値が所定の閾値以下であると判断した場合に前記重量自動感知バランスモードに設定し、前記過大加速度検知回路が、前記加速度の絶対値が前記所定の閾値を超えていると判断した場合と、前記過大加加速度検知回路が、前記加加速度の絶対値が前記所定の閾値を超えていると判断した場合と、前記過大加速度検知回路が、前記加速度の絶対値が前記所定の閾値を超えていると判断し、かつ、前記過大加加速度検知回路が、前記加加速度の絶対値が前記所定の閾値を超えていると判断した場合に前記荷役物重量固定バランスモードに設定するように構成されている荷役機械である。
本発明は、前記制御部は、前記荷役物保持部の交換を要求する信号を出力する保持部交換要求回路と、当該保持部交換要求回路からの命令によって前記荷重センサからの信号を遮断する重量信号遮断回路と、前記荷役物保持部が前記昇降機構から取り外された場合における前記エアシリンダのバランス圧を記憶する保持部取り外し時バランス圧記憶回路とを備え、前記固定バランスモードとして、前記重量信号遮断回路からの命令によって前記荷重センサからの信号を遮断するとともに、前記保持部取り外し時バランス圧記憶回路に記憶されたバランス圧情報に基づき前記エアシリンダのバランス圧を固定された値に設定する保持部取り外し用バランスモードを有する荷役機械である。
本発明は、前記制御部は、前記荷役物保持部の交換を要求する信号を出力する保持部交換要求回路と、当該保持部交換要求回路からの命令によって前記荷重センサからの信号を遮断する重量信号遮断回路と、異なる種類の荷役物保持部を前記昇降機構にそれぞれ取り付けた場合の前記エアシリンダのバランス圧情報をそれぞれ記憶する異種荷役物保持部取付時バランス圧記憶回路とを備え、前記固定バランスモードとして、前記重量信号遮断回路からの命令によって前記荷重センサからの信号を遮断するとともに、前記異種荷役物保持部取付時バランス圧記憶回路に記憶されたバランス圧情報に基づき前記異なる種類の荷役物保持部のそれぞれに対応するように前記エアシリンダのバランス圧を固定された値に設定する異種荷役物保持部用バランスモードを有する荷役機械である。
図1は、本発明に係る荷役機械の実施の形態の外観構成を示す概略図、図2は、同荷役機械のエア制御系の構成を示すブロック図である。
この制御ボックス3内には、エアシリンダ(以下「シリンダ」という。)20が設けられている(図2参照)。
ここで、第1のアーム4aは、上下方向に所定の角度回動可能な状態で、てこを構成するように支点A(図2参照)において支持され、シリンダ20のピストンロッド20aによって駆動されるように力点Bにおいて平行リンク機構により連結されている。
第1のアーム4aの先端部には、第2のアーム4bが、関節部6を介して常に水平状態を保持する状態で連結され、さらに、第2のアーム4bの先端部(下端部)には、鉛直方向に延びる第3のアーム4cが、作業者の操作により、第2のアーム4bと共に関節部6を中心として水平方向に回転可能な状態で連結されている。
この荷役物保持部11としては、クランプ方式、吸着方式等の種々の方式のものを適用することができる。
そして、荷役物保持部11には、荷役物10の保持状態、すなわち、荷役物10が荷役物保持部11によって保持されているか否かを検出・確認するための荷役物保持確認センサ13が設けられている。
このグリップ把持確認センサ15は、作業者が操作グリップ14を把持するとオンになり、作業者が操作グリップ14の把持を解除するとオフになるように構成されている。
圧力比例制御部22は、公知の電空圧力比例弁からなるもので、以下に説明する制御部7からの命令により制御されるように構成されている。
モード切換回路8は、荷重センサ12からの信号を増幅する増幅器16の後段にそれぞれ並列接続された第1及び第2のスイッチ回路31、32を有している。
なお、センサ/スイッチ入力回路17は、上述したグリップ把持確認センサ15及び荷役物保持確認センサ13にて得られた結果が入力されるようになっている。
この重量→シリンダ圧変換回路18は、第2のスイッチ回路32からの荷役物10の重量情報をシリンダ圧に変換して出力するものである。
本実施の形態では、荷役物保持部11に荷役物10が保持されない状態のシリンダ20のバランス圧情報を、この荷役物非保持時バランス圧記憶回路19に記憶するように構成されている。
(a)重量自動感知バランスモード
この重量自動感知バランスモードでは、センサ/スイッチ入力回路17からの命令によって、第1及び第2のスイッチ回路31、32について、それぞれスイッチ回路部の実線側の接点aを選択させる。
ただし、本モードの場合、作業者は荷重センサ12の下部(本実施の形態では、荷役物保持部11又は荷役物10)を持ってバランスモードで操作することはできない。
本モードでは、センサ/スイッチ入力回路17からの命令によって、第1及び第2のスイッチ回路31、32について、それぞれスイッチ回路部の破線側の接点bを選択させる。
これに対し、上述した増幅器16は第2のスイッチ回路32には接続されていない。したがって、荷重センサ12から増幅器16を介して出力された荷役物10の重量信号は第2のスイッチ回路32には入力しない。
<作業例1>
以下、重量自動感知バランスモードと荷役物重量固定バランスモードを切り換えて作業を行う場合の作業例について説明する。
この場合、グリップ把持確認センサ15がオン状態でも、保持動作中に荷役物保持確認センサ13において信号が検出できない場合は、荷役物重量固定バランスモードに切り換えるようにする。
この状態で作業者が保持した荷役物10を持ち上げようとしても持ち上げることはできない。
このように制御することにより、保持不十分の状態で荷役物10を持ち上げてしまう作業ミスがなくなり、保持した荷役物10の落下を防ぐことができる。
保持した荷役物10を所定の位置に移動した後、その位置で作業者が荷役物10を持って厳密な位置決め作業や荷役物10をネジ止めするような作業について説明する。
この場合、作業者は操作グリップ14から手を離し荷役物10を持って作業を行わなければならない。
以下、上記実施の形態と対応する部分には同一の符号を付しその詳細な説明を省略する。
そして、その状態で、保持部交換要求スイッチ24をオンにし、荷役物保持部交換要求回路25からの命令によって重量情報遮断スイッチ回路23のスイッチ回路部をオフ側の接点b側に設定し、さらに、重量→シリンダ圧変換回路18において重量情報遮断スイッチ回路23からの信号の読み込みを禁止した状態にする。
これにより、荷役機械1Aを重量自動感知バランスモードに戻し、荷重センサ12によって荷役物10の重量及び荷役物保持部11の新たな重量を検知できるようにする。
図4に示すように、本実施の形態の荷役機械1Bでは、荷重センサ12の増幅器16と重量→シリンダ圧変換回路18の間に上記重量情報遮断スイッチ回路23を設け、例えば第3のアーム4cに設けられた荷役物保持部選択スイッチ26を操作し荷役物保持部選択回路27からの命令により、重量情報遮断スイッチ回路23及び重量→シリンダ圧変換回路18の動作を制御するように構成している。
これにより、荷役機械1Bを重量自動感知バランスモードに戻し、荷重センサ12によって新たな荷役物保持部112の重量を検知できるようにする。
上述した図2に示す実施の形態では、重量自動感知バランスモードにおいて、荷役物10の上昇中に上昇方向の先にある障害物に例えば昇降機構5のアーム4が衝突し急停止したとすると、このとき荷重センサ12で検出される重量は上述した式(1):Wd=W・(a+g)から、静止時の重量よりも小さな重量が検出されることになる。
このとき、荷役機械1は重量自動感知バランスモードで動作しているから、シリンダのバランス圧として荷役物10がない場合の重量が設定され、その結果、アーム4は下降方向に急降下する。この動作は作業者が意図しない誤動作である。
このようなアーム4の急下降動作が発生した場合において、例えばアーム4の下降方向に作業者がいたときには、アーム4が作業者に衝突するような非常に危険な状態になることも考えられる。
図5に示すように、本実施の形態の荷役機械1Cは、例えば第3のアーム4cの先(下)端部に昇降機構5の鉛直方向の加速度を検知する加速度センサ40が設けられ、この加速度センサ40にて得られた結果に基づいて制御部のモード切換回路8を制御するように構成されている。
過大加速度検知回路41には、昇降機構5の過大加速度であるとして検知すべき加速度の閾値が記憶されている。
また、加速度センサ40は、1回微分回路42を介して昇降機構5の過大な加加速度を検出する過大加加速度検知回路43に接続され、さらに過大加加速度検知回路43は、上述したセンサ/スイッチ入力回路17に接続されている。
この過大加加速度検知回路43には昇降機構5の過大加加速度であるとして検知すべき加加速度の閾値が記憶されている。
そして、加速度センサ40にて得られた信号を過大加速度検知回路41に出力し、過大加速度検知回路41において判断された結果に基づく命令をセンサ/スイッチ入力回路17に出力するとともに、加速度センサ40にて得られた信号を1回微分回路42を介して過大加加速度検知回路43に出力し、過大加加速度検知回路43において判断された結果に基づく命令をセンサ/スイッチ入力回路17に出力し、これらの信号に基づくセンサ/スイッチ入力回路17からの信号によって第1及び第2のスイッチ回路31、32の動作を制御するように構成されている。
一方、過大加速度検知回路41が、加速度センサ40にて得られた加速度の絶対値が上記閾値を超えていると判断した場合と、過大加加速度検知回路43が、加速度センサ40にて検出した加速度に基づき1回微分回路42にて得られた加加速度の絶対値が上記閾値を超えていると判断した場合と、過大加速度検知回路41が、加速度センサ40にて得られた加速度の絶対値が上記閾値を超えていると判断し、かつ、過大加加速度検知回路43が、加速度センサ40にて検出した加速度に基づき1回微分回路42にて得られた加加速度の絶対値が上記閾値を超えていると判断した場合には、第1及び第2のスイッチ回路31、32を破線側の接点bに接続させる旨の命令をセンサ/スイッチ入力回路17に出力するように制御する。
また、重量自動感知バランスモードで荷役物10の昇降作業中に、加速度センサ40にて検出した加速度に基づき1回微分回路42にて得られた加加速度の絶対値が上記閾値を超えた場合には、過大加加速度検知回路43が昇降機構5に異常加加速度が発生したと判断して第1及び第2のスイッチ回路31、32のスイッチ回路部をそれぞれ実線(オン)側の接点aから破線(オフ)側の接点bに切り換える。
さらに、上記加速度センサ40にて検出した加速度の絶対値が上記閾値を超える状態と、上記1回微分回路42にて得られた加加速度の絶対値が上記閾値を超える状態とが発生した場合には、昇降機構5に異常加速度と異常加加速度が同時に発生したと判断して第1及び第2のスイッチ回路31、32のスイッチ回路部をそれぞれ実線(オン)側の接点aから破線(オフ)側の接点bに切り換える。
これにより、上述したように、荷役物重量記憶回路33に記憶保持された上記荷役物10の重量情報が、第2のスイッチ回路32のスイッチ回路部の入力側の接点(接点b)を介して重量→シリンダ圧変換回路18に入力され、対応するシリンダ圧情報に変換される。
その結果、荷役機械1Cは重量自動感知バランスモードから荷役物重量固定バランスモードに切り換わる。
これにより、作業者は荷役機械1Cに対して重量自動感知バランスモードで荷役物10の昇降作業を行うことができる。
例えば、上記実施の形態では、制御部7、7A、7Bのスイッチとしてハードウエアで実施しているように描かれているが、本発明はこれに限られず、増幅器16を介して制御部7、7A、7Bに入力された荷重センサ12の信号をA/D変換し、そのデジタル信号をマイクロコンピュータ等で取り込んでソフトウェアで各スイッチ処理を行うように構成することもできる。
Claims (6)
- バランスモードに設定可能なエア式の荷役機械であって、
上下方向及び水平方向に移動自在に構成され、荷役物を保持する荷役物保持部と当該荷役物の重量を検知する荷重センサを有する昇降機構と、
前記昇降機構をエアの圧力によって上下方向に駆動するエアシリンダと、
所定のエア源から供給されるエアの圧力を調整して前記エアシリンダのシリンダ圧を設定する圧力比例制御部と、
前記エアシリンダのシリンダ圧を設定するために前記圧力比例制御部を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、その制御モードとして、前記荷役物保持部に保持された荷役物の重量を常時検知し、その結果に基づき前記エアシリンダのバランス圧を常時設定する重量自動感知バランスモードと、前記荷役物保持部に保持された荷役物の重量を記憶する荷役物重量記憶回路を備え、前記荷役物重量記憶回路に記憶された荷役物の重量情報に基づき前記エアシリンダのバランス圧を所定の固定された値に設定する荷役物重量固定バランスモードとを有し、
更に、作業者の操作に応じて、前記重量自動感知バランスモードと、前記荷役物重量固定バランスモードとを切り換えるように構成されている切り換え手段とを備える荷役機械。 - 前記切り換え手段が、
前記昇降機構を操作する操作グリップと、当該操作グリップの把持状態を確認するグリップ把持確認センサとを有し、当該グリップ把持確認センサがオンの場合に前記重量自動感知バランスモードに設定し、当該グリップ把持確認センサがオフの場合に前記荷役物重量固定バランスモードに設定するように構成されている請求項1記載の荷役機械。 - 前記切り換え手段が、
前記荷役物保持部の荷役物の保持状態を確認する荷役物保持確認センサを有し、当該荷役物保持確認センサがオンの場合に前記重量自動感知バランスモードに設定し、当該荷役物保持確認センサがオフの場合に前記荷役物重量固定バランスモードに設定するように構成されている請求項1又は2のいずれか1項記載の荷役機械。 - 前記切り換え手段が、
前記昇降機構の加速度を検出する加速度センサと、当該加速度センサにて得られた加速度が過大か否かを検知する過大加速度検知回路と、当該加速度センサにて得られた加速度を1回微分する1回微分回路と、当該1回微分回路にて得られた加加速度が過大か否かを検知する過大加加速度検知回路とを有し、
前記過大加速度検知回路が、前記加速度の絶対値が所定の閾値以下であると判断し、かつ、前記過大加加速度検知回路が、前記加加速度の絶対値が所定の閾値以下であると判断した場合に前記重量自動感知バランスモードに設定し、
前記過大加速度検知回路が、前記加速度の絶対値が前記所定の閾値を超えていると判断した場合と、前記過大加加速度検知回路が、前記加加速度の絶対値が前記所定の閾値を超えていると判断した場合と、前記過大加速度検知回路が、前記加速度の絶対値が前記所定の閾値を超えていると判断し、かつ、前記過大加加速度検知回路が、前記加加速度の絶対値が前記所定の閾値を超えていると判断した場合に前記荷役物重量固定バランスモードに設定するように構成されている請求項1乃至3のいずれか1項記載の荷役機械。 - 前記制御部は、更に、
前記荷役物保持部の交換を要求する信号を出力する保持部交換要求回路と、
当該保持部交換要求回路からの命令によって前記荷重センサからの信号を遮断する重量信号遮断回路と、
前記荷役物保持部が前記昇降機構から取り外された場合における前記エアシリンダのバランス圧を記憶する保持部取り外し時バランス圧記憶回路とを備え、
前記固定バランスモードとして、前記重量信号遮断回路からの命令によって前記荷重センサからの信号を遮断するとともに、前記保持部取り外し時バランス圧記憶回路に記憶されたバランス圧情報に基づき前記エアシリンダのバランス圧を固定された値に設定する保持部取り外し用バランスモードを有する請求項1乃至4のいずれか1項記載の荷役機械。 - 前記制御部は、更に、
前記荷役物保持部の交換を要求する信号を出力する保持部交換要求回路と、当該保持部交換要求回路からの命令によって前記荷重センサからの信号を遮断する重量信号遮断回路と、
異なる種類の荷役物保持部を前記昇降機構にそれぞれ取り付けた場合の前記エアシリンダのバランス圧情報をそれぞれ記憶する異種荷役物保持部取付時バランス圧記憶回路とを備え、
前記固定バランスモードとして、前記重量信号遮断回路からの命令によって前記荷重センサからの信号を遮断するとともに、前記異種荷役物保持部取付時バランス圧記憶回路に記憶されたバランス圧情報に基づき前記異なる種類の荷役物保持部のそれぞれに対応するように前記エアシリンダのバランス圧を固定された値に設定する異種荷役物保持部用バランスモードを有する請求項1乃至5のいずれか1項記載の荷役機械。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017048558 | 2017-03-14 | ||
JP2017048558 | 2017-03-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018150173A JP2018150173A (ja) | 2018-09-27 |
JP7155467B2 true JP7155467B2 (ja) | 2022-10-19 |
Family
ID=63680199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018044265A Active JP7155467B2 (ja) | 2017-03-14 | 2018-03-12 | 荷役機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7155467B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7345781B2 (ja) * | 2019-12-24 | 2023-09-19 | 遠藤工業株式会社 | エア式バランサ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006290556A (ja) | 2005-04-12 | 2006-10-26 | Toyo Koken Kk | 荷役機械 |
JP2009166995A (ja) | 2008-01-18 | 2009-07-30 | Toyo Koken Kk | 荷役機械及びその制御方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2654748B2 (ja) * | 1993-09-30 | 1997-09-17 | 岩見技研株式会社 | 重量自動感知バランス吊上装置 |
JPH11147698A (ja) * | 1997-11-19 | 1999-06-02 | Kubota Corp | 荷役移動装置 |
-
2018
- 2018-03-12 JP JP2018044265A patent/JP7155467B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006290556A (ja) | 2005-04-12 | 2006-10-26 | Toyo Koken Kk | 荷役機械 |
JP2009166995A (ja) | 2008-01-18 | 2009-07-30 | Toyo Koken Kk | 荷役機械及びその制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018150173A (ja) | 2018-09-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN100408468C (zh) | 用于负载处理设备中的控制系统 | |
CN105377512B (zh) | 机器人支持的物体堆放方法 | |
US9643322B2 (en) | Control method for a balancing lifting gear and balancing lifting gear | |
JP2015208834A (ja) | ワークを把持して搬送するロボットの安全監視装置 | |
CN106625654B (zh) | 机器人控制装置、机器人系统及其方法 | |
KR20140023240A (ko) | 컨테이너 내에 배치된 공작물을 자동으로 제거하기 위한 장치 | |
JP7155467B2 (ja) | 荷役機械 | |
WO2021141039A1 (ja) | ワーク搬送システム | |
JP2010029991A (ja) | 物品移載用ロボット装置 | |
JP5398146B2 (ja) | 荷役機械の制御方法 | |
KR100907746B1 (ko) | 이중제어에 의해 안전성이 향상된 에어 발란싱 장치 | |
CN109249387B (zh) | 用于配置移动自动机的方法和配置装置 | |
JP5283313B2 (ja) | エアー式荷役機械 | |
JPH11147698A (ja) | 荷役移動装置 | |
JP5219498B2 (ja) | 荷役機械及びその制御方法 | |
JP7110546B2 (ja) | 物体の持上げ可否判定方法 | |
JPH09124267A (ja) | 落下防止機構を備えた移載機 | |
JP2007091439A (ja) | 荷役機械、搬送方法 | |
JP4291906B2 (ja) | 荷役物運搬機の制御方法 | |
EP4215473A1 (en) | Method for handling loads and load handling device | |
KR101098712B1 (ko) | 로드 위치 제어를 이용한 에어 발란싱 장치 및 방법 | |
JP3232320U (ja) | 搬送補助装置のワーク保持手段および搬送補助装置 | |
JP3827781B2 (ja) | 荷役物運搬機の力制御方法 | |
JP6872465B2 (ja) | 荷役物運搬機の制御方法 | |
KR20090131974A (ko) | 서보모터를 이용한 무중력 리프터 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200727 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200805 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20200805 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201113 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210310 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220224 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220308 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220427 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220906 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220909 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7155467 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |