JP7110546B2 - 物体の持上げ可否判定方法 - Google Patents

物体の持上げ可否判定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7110546B2
JP7110546B2 JP2016234466A JP2016234466A JP7110546B2 JP 7110546 B2 JP7110546 B2 JP 7110546B2 JP 2016234466 A JP2016234466 A JP 2016234466A JP 2016234466 A JP2016234466 A JP 2016234466A JP 7110546 B2 JP7110546 B2 JP 7110546B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lifted
force sensor
suction pad
value
force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016234466A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018089734A (ja
Inventor
和都 村瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2016234466A priority Critical patent/JP7110546B2/ja
Publication of JP2018089734A publication Critical patent/JP2018089734A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7110546B2 publication Critical patent/JP7110546B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Manipulator (AREA)

Description

本発明は、物体の持上げ可否判定方法に関するものであり、特に、物体を持上げる前に、持上げ可能かどうかの判定を行う物体の持上げ可否判定方法に関する。
特許文献1には、自走可能な台車上に前後、左右、上下方向にわたる作動軸を配設し、この作動軸によって移動自在となる支持体により支持されるアームの先端に吸引装置を装備する自走式貨物搬出入機が開示されている。特許文献1には、吸引装置により貨物を持上げ保持して自走式貨物搬出入機により搬送する技術が開示されている。
特開平5-155431号公報
家庭や工場などでは、様々な種類の物体を持上げる機会がある。吸引装置を使用して物体を持上げる場合、持上げる物体の重量によっては、重量が大き過ぎて吸引装置で持上げることができないことがある。特許文献1に記載の吸引装置は、物体の持上げの可否を判定していないため、持上げる途中で物体を落としてしまうことがあり、物体へ悪影響を与える場合がある。
また、工場などで使用されるロボットが吸引装置の仕組みを用いて水平面上にある物体を把持する場合、重量物や床などの持上げ不可能な物体を吸引する事がある。吸引部の圧力センサだけでは、持上げ可能な物体を吸引しているかどうかの判定が出来ない。そして、そのまま物体を持上げようとして吸引装置に負荷をかけたり、物体を少し持上げた後、物体を落とし破損させるという問題があった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、物体を持上げる前に、持上げ可能かどうかの判定を行う物体の持上げ可否判定方法を提供することを目的とする。
本発明は、
吸着パッドで物体を吸引するステップと、
前記吸着パッドで前記物体を吸引し上昇させていくときに加わる力を、力センサで測定するステップと、
前記力センサで測定した値が所定の閾値よりも低く収束した場合、前記物体を持上げ可能と判定するステップと、
前記力センサで測定した値が前記所定の閾値以上である場合、前記物体を持上げ不可能と判定するステップと、
を備えたことを特徴とする物体の持上げ可否判定方法である。
この可否判定方法によって、持上げ可能な物体のみを選択して持上げることができる。これにより、吸着パッドに負荷を与えたり、物体を破損させることを防止することができる。
本発明によれば、物体を持上げる前に、持上げ可能かどうかの判定を行う物体の持上げ可否判定方法を提供することができる。
実施形態に係る持上げ装置を例示する斜視図である。 実施形態に係る持上げ装置の吸引部付近を例示するブロック図である。 図2に示す部分Bを例示するブロック図である。 実施形態に係る持上げ装置の持上げ可否判定方法を例示するフローチャートである。 実施形態に係る持上げ装置を例示するブロック図である。 (A)は、実施形態の比較例に係る持上げ装置を例示する斜視図である。(B)は、図6(A)に示す部分Cを例示するブロック図である。 物体の上昇距離に対する力センサの値を例示するグラフである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明を省略する。
[実施形態]
先ず、実施形態に係る持上げ装置の構成について説明する。
図1は、実施形態に係る持上げ装置を例示する斜視図である。
図2は、実施形態に係る持上げ装置を例示するブロック図である。
図3は、図2に示す部分Bを例示するブロック図である。
図3は、実施形態に係る持上げ装置のリンクを含む部分を例示するブロック図である。
XY平面は水平面であり、+Z軸方向は鉛直方向であり、-Z軸方向は、物体を持上げる方向である。+Z軸方向を、単に、Z軸方向と称することもある。
図1及び図2に示すように、実施形態に係る持上げ装置10は、物体18を持上げるための複数の爪15a、爪15bと、吸着パッド111と、物体18に加わる力を測定するための力センサ113と、を有する。この例では、吸着パッド111は、複数の爪の一つ15aの一部に設けられるがこれには限定されない。吸着パッド111は、爪とは独立して設けられても良い。
実施形態に係る持上げ装置10の持上げ可否判定方法は、吸着パッド111で物体を吸引する。吸着パッド111で物体18を吸引し上昇させていくときに加わる力を、力センサ113で測定する。力センサ113で測定した値Fが所定の閾値Fthよりも低く収束した場合、物体18を持上げ可能と判定する。力センサ113で測定した値Fが所定の閾値Fth以上である場合、物体18を持上げ不可能と判定する。その後、複数の爪15a及び15bを用いて物体18を持上げる。
尚、複数の爪15a及び15bを総称して爪15と称することもある。また、力センサ113で測定した値Fを、力センサ113の値Fと称することもある。
実施形態に係る持上げ装置10の持上げ可否判定方法においては、爪15a及び爪15bを用いて物体18を持上げる前に、力センサ113の値Fに基づいて、吸着パッド111により吸引した物体18が持上げ可能かどうかを判定する。
吸着パッド111は、例えば、ゴム材質の吸盤形である。吸着パッド111の吸着断面は、吸引する物体18に応じて、平形、長円形などがある。吸着パッド111は、吸着する物体18との間に吸着力を発生させ、発生させた吸着力により物体18を吸引する。
実施形態に係る持上げ装置10は、さらに、吸着パッド111に設けられた圧力センサ112と、吸着パッド111に接続されたチューブ114と、チューブ114に接続された真空ポンプ116と、吸着パッド111に接続されたリンク12と、を有する。力センサ113は、リンク12に設けられる。
尚、力センサ113は、爪15aに設けられてもよい。力センサ113は、物体18のZ軸方向の力を測定する。
圧力センサ112は、例えば、真空圧計であり、物体18の吸引に成功したかどうかを判定するために使用される。真空圧計は、所定の閾値と比較することにより真空状態を検知する。真空状態を検知した場合、物体18の吸引が成功したと判定する。
真空ポンプ116は、チューブ114の一端に接続された吸気口117から空気を吸引し、吸引した空気を排気口118から排出することで真空圧を発生させる。真空ポンプ116が真空圧を発生させることにより、チューブ114を介して真空圧が吸着パッド111に伝わる。これにより、吸着パッド111は、物体18を吸引することができる。
リンク12により、吸着パッド111を物体18の押付け方向(+Z軸方向)、又は、その逆方向へ移動することができる。リンク12は、例えば、ロボットアームなどのような移動することが可能な機構である。
力センサ113は、X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向の3軸方向の力を測定することができ、物体18が接触する吸着パッド111の回りに掛かる力を検知することができる。また、力センサ113は、物体18が接触する吸着パッド111の回りに掛かる力を検知することが可能な位置に設けられる。この例では、力センサ113は、リンク12に設けられる。
尚、力センサ113は、X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向の3軸方向の力を測定することができるので、力センサ113を、3軸力センサと称することもある。
リンク12は、図1及び図2に示したものの他に、図3に示すものがある。図3に示すリンク12は、複数のリンク12a~12cにより構成される。リンク12aの一端とリンク12bの一端とが回転アクチュエータ13aにより連結される。リンク12bの他端とリンク12cの一端とが回転アクチュエータ13bにより連結される。回転アクチュエータ13aと回転アクチュエータ13bにより、リンク12を介して吸着パッド111の位置を変化させる。リンク12を介して、吸着パッド111を物体18の押付け方向(+Z軸方向)、又は、その逆方向に移動することができる。
実施形態に係る持上げ装置の動作について説明する。
図4は、実施形態に係る持上げ装置の持上げ可否判定方法を例示するフローチャートである。
図5は、実施形態に係る持上げ装置を例示するブロック図である。
図4及び図5に示すように、先ず、持上げ装置10は、ユーザ等から物体18の把持指令を受ける(ステップS101)。次に、吸着パッド111を、リンク12を用いて吸引及び把持を行う物体18に押付ける(ステップS102)。次に、真空ポンプ116を動作させ真空を発生させる。これにより、爪15aに設けられた吸着パッド111が物体18に対して吸引を開始する(ステップS103)。
尚、物体の押付け方向を、水平面直交方向、又は、Z軸方向と称することもある。
次に、物体18の吸引に成功したかどうかを判定する(ステップS104)。吸引に成功したかどうかの判定には、以下のような2つの例がある。一つの例では、チューブ114内に圧力センサ112として真空圧計を設け、該真空圧計が真空状態を検知した場合、物体18の吸引が成功したと判定する。
別の例について説明する。
図6(A)は、蛇腹部を有する持上げ装置を例示する斜視図である。
図6(B)は、図6(A)に示す部分Cを例示するブロック図である。
図6(A)は吸引前を示し、図6(B)は吸引後を示す。
尚、図6(A)は、後述する実施形態の比較例に係る持上げ装置を例示する斜視図でもある。
図6(A)に示すように、チューブ214の一部に蛇腹部214pを設ける。そして、図6(B)に示すように、吸引後、蛇腹部214pが収縮した場合、物体18の吸引が成功したと判定する。
図4に戻り、実施形態に係る持上げ装置の動作についてさらに説明する。
吸着パッド111による物体18の吸引が成功した場合(ステップS104:Yes)、リンク12を用いて吸着パッド111で物体18を吸引し上昇させ、このときに加わる力を、力センサ113で測定する(ステップS106)。吸引が成功しなかった場合(ステップS104:No)、吸引を再実行する、又は、再指令のため待機するなどを行う(ステップS105)。
次に、吸着パッド111が上昇する間に、力センサ113の値を監視し物体18の持上げ可否判定を行う。
ここで、吸着パッド111で吸引した物体18の持上げ可否判定について説明する。
ステップS102において、吸着パッド111の物体18に対する押付け方向は、必ずしもZ軸方向とは限らない。力センサ113は、X軸、Y軸及びZ軸方向からなる3軸方向の力の値を測定する。これら3軸方向の力の値から、物体の押付け方向(+Z軸方向)の合力を算出する。そして、この算出した合力を、力センサ113で測定した物体18に加わる力とする。
図7は、物体の上昇距離に対する力センサの値を例示するグラフである。
図7横軸は吸着パッド111により吸引された物体の上昇距離Dを示し、縦軸は力センサ113の水平面直交成分(+Z軸方向)の値F、すなわち、物体18に加わる力の測定値を示す。
図7示す18aのグラフは、物体18aを上昇させた場合のグラフである。
図7示す18bのグラフは、物体18bを上昇させた場合のグラフである。
図7示す18cのグラフは、物体18cを上昇させた場合のグラフである。
図7に示す最大力Fmaxは、吸着パッド111から物体18が離れるときの力、すなわち、吸着パッド111が物体18に吸引可能な最大力を示す。オフセット力σは、0よりも大きく最大力Fmaxよりも小さな値であって、最大力Fmaxまでのマージンを示す。また、後述する所定の閾値Fthは、(Fmax-σ)と同じ値を示す。また、物体18bの重量は、物体18cよりも重い。また、物体18aの重量は、物体18bの重量と物体18cの重量との間である。また、物体18a、物体18b及び物体18cを、総称して物体18と称することもある。
図7示すように、物体18a、物体18b及び物体18cを上昇させた場合のグラフは、上昇距離Dが短いときは、力センサ113の値Fが負の値になる。吸着パッド111を物体18に押付けた時、物体18からの反力を受けるため、力センサ113の値Fは負の値になる。力センサ113は、-Z軸方向の力を受けると負の値となる。
物体18aを上昇させた場合のグラフは、物体18aの上昇距離Dが長くなるとともに、力センサ113の値Fが上昇した後、力センサ113の値Fは、(Fmax-σ)とゼロとの間で収束する。
物体18bを上昇させた場合のグラフは、物体18bの上昇距離Dが長くなるとともに、力センサ113の値Fも上昇し、力センサ113の値Fは、(Fmax-σ)よりも大きくなる。そして、力センサ113の値Fは、収束しない。
物体18が物体18aのように重い場合、吸着パッド111が物体に与える吸着力により吸着しながら上昇するので、力センサ113の値Fは正の値になる。そして、ある値を超えると吸着パッド111から物体18は離れる。ある値は最大力Fmaxである。実施形態においては、力センサ113の値Fが、(Fmax-σ)以上で、持上げ不可能と判定する。力センサ113の値Fが、0から(Fmax-σ)の間で収束したら、持上げ可能と判定する。すなわち、力センサ113で測定した値Fが所定の閾値(Fmax-σ)よりも低く収束した場合、物体18を持上げ可能と判定する。
尚、物体18cを上昇させた場合のグラフは、物体18cの上昇距離Dが長くなるとともに、力センサ113の値Fも上昇した後、力センサ113の値Fは、ほぼ0で収束する。すなわち、吸着パッド111を上昇させることで、力センサ113の値Fは徐々に上昇する。そして、物体18cを吸引する圧力のみで浮かせる事ができた場合、力センサ113の値Fは、ほぼ0で収束する。
また、吸着パッド111の吸引力と物体18cの重力が釣り合った場合、力センサ113の値Fは0に収束する。また、吸着パッド111の吸引力が物体18cの重力よりも大きい場合、又は、吸着パッド111の吸引力の他に、引っ張り応力などが発生した場合、力センサ113の値Fは、0よりも大きな値となる。よって、力センサ113の値Fが0に収束した場合、又は、0よりも大きな値であって所定の閾値Fthに収束した場合、物体を持上げ可能と判定してもよい。
図4及び図5に戻り、ステップS106において、吸着パッド111で物体18を吸引し上昇させたとき、力センサ113の値Fが、0から所定の閾値Fthの間で収束した場合(ステップS107:Yes)、物体18を持上げ可能と判定する(ステップS109)。力センサ113の値Fが収束しない場合(ステップS107:No)、力センサ113の値Fが、所定の閾値Fth以上かどうか判定する(ステップS108)。力センサ113の値Fが、所定の閾値Fth以上の場合(ステップS108:Yes)、物体18を持上げ不可能と判定する(ステップS110)。そして、爪15の把持切替え、又は、再指令のため待機するなどを行う(ステップS111)。
尚、爪をグリッパと称することもある。
ステップS108において、力センサ113の値Fが、所定の閾値Fthよりも低い場合(ステップS108:No)、ステップS106に戻り、吸着パッド111をさらに上昇させる動作を行う。
実施形態においては、一度、物体18を、爪15aに設けられた(付属した)吸着パッド111で吸引し、持上げ可能かどうかを判定(判断)する。その後、持上げ可能と判定した場合、爪15a及び15bを使用して物体18を持上げる。
実施形態によれば、吸着パッド111によって物体18を吸引した後、-Z軸方向に吸着パッド111を少しずつ動かしながら力センサ113の値Fの変化を読み取る。そして、力センサ113の値Fが所定の閾値Fthよりも低く収束した場合、物体18を持上げ可能と判定する。この判定によって、持上げ不可能な物体を誤って吸引した場合には、持上げ動作を中止する。これにより、吸着パッド111に負荷を与え、物体18を破損させることを防止することができる。
その結果、物体を持上げる前に、持上げ可能かどうかの判定を行う物体の持上げ可否判定方法を提供することができる。
尚、実施形態には、以下のようなものも含まれる。
先端に吸着パッドを含む吸引機能部を備えたロボットハンドであって、吸引機能部よりもロボットハンドの根本側に、ロボットハンドが受けた力を検出するための力センサを備え、ロボットハンドが吸引する物体を吸引した状態で持上げようとした場合、力センサの値が所定値以上の力を示した場合には、吸引しての把持を中断するロボットハンド。
上記のようなロボットハンドによれば、吸引対象物(物体)が途中で落下する恐れがあるほどに重い場合には、ロボットハンドの力センサに対し所定以上の力が加わることになる。そのため、当該力センサの出力値に基づき吸引した把持できる物であるか否かを判定できる。これにより、持上げ物体へ悪影響を与えることを抑制できる。
ここで、実施形態に係る持上げ装置の特徴を以下に示す。
・ユーザ等から物体18の把持指令を受けて動作を開始する。
・吸着パッド111を物体18に接触させ、真空ポンプ116により真空圧を発生させることで物体18を吸引する。
・吸着パッド111を物体18の押付け方向(+Z軸方向)、又は、その逆方向へ移動可能なロボットアームなどの移動機構(リンク12a~12c)を有する。
・物体18の吸引に成功したかどうかを判定するための真空圧計などのセンサを有する。
・持上げ装置10が有する力センサ113は、XYZの3軸方向の力を測定することができ、物体18が接触する吸着パッド111の回りにかかる力を検知可能な位置に設けられる。
・移動機構によって、吸着パッド111を動かし、その際の力センサ113の値の変化を見て、吸引した物体18を持上げ可能かどうかを判定する。
[比較例]
次に、実施形態の比較例に係る持上げ装置について説明する。
図6(A)は、実施形態の比較例に係る持上げ装置を例示する斜視図である。
図6(B)は、図6(A)に示す部分Cを例示するブロック図である。
図6(A)は吸引前を示し、図6(B)は吸引後を示す。
図6(A)に示すように、比較例に係る持上げ装置20は、実施形態の持上げ装置10と比べて、力センサ113が設けられていない。持上げ装置20は、チューブ214の一部に蛇腹部214pが設けられる。持上げ装置20は、吸着パッド211により物体18を吸引したとき、負荷により蛇腹部214pが収縮(変形)したことを検出する。これにより、吸着パッド211が物体18を吸引したかどうかを判定する。具体的には、図6(B)に示す吸引後の蛇腹部214pの長さL2が、図6(A)に示す吸引前の蛇腹部214pの長さL1よりも短い場合、吸着パッド211が物体18を吸引したと判定する。
しかしながら、持上げ装置20は、力センサ113を有していないため、物体18が持上げ可能かどうかの可否判定をすることができない。よって、物体を持上げる前に、持上げ可能かどうかの判定を行う物体の持上げ可否判定方法を提供することが難しい。
尚、本発明は上記実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
10、20…持上げ装置 12、12a、12b、12c…リンク 13a、13b…回転アクチュエータ 15、15a、15b…爪 18…物体 111、211…吸着パッド 112…圧力センサ 113…力センサ 114、214…チューブ 214p…蛇腹部 116…真空ポンプ 117…吸気口 118…排気口 B、C…部分 D…上昇距離 F…値 Fmax…最大力 L1、L2…長さ X、Y、Z…方向

Claims (1)

  1. 吸着パッドで物体を吸引するステップと、
    前記吸着パッドで前記物体を吸引し上昇させていくときに加わる力を、力センサで測定するステップと、
    前記力センサで測定した値が所定の閾値よりも低く収束した場合、前記物体を持上げ可能と判定するステップと、
    前記物体を持上げ可能と判定した後、前記吸着パッドを用いずに複数の爪を用いて前記物体を持上げるステップと、
    前記力センサで測定した値が前記所定の閾値以上である場合、前記物体を持上げ不可能と判定するステップと、
    を備えたことを特徴とする物体の持上げ可否判定方法。
JP2016234466A 2016-12-01 2016-12-01 物体の持上げ可否判定方法 Active JP7110546B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016234466A JP7110546B2 (ja) 2016-12-01 2016-12-01 物体の持上げ可否判定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016234466A JP7110546B2 (ja) 2016-12-01 2016-12-01 物体の持上げ可否判定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018089734A JP2018089734A (ja) 2018-06-14
JP7110546B2 true JP7110546B2 (ja) 2022-08-02

Family

ID=62564098

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016234466A Active JP7110546B2 (ja) 2016-12-01 2016-12-01 物体の持上げ可否判定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7110546B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111699322A (zh) 2018-02-23 2020-09-22 大金工业株式会社 送风装置及空调装置
JP2022118860A (ja) * 2021-02-03 2022-08-16 Thk株式会社 ハンド機構

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009078316A (ja) 2007-09-25 2009-04-16 Tosoh Corp 吸着ヘッドの駆動方法
JP2010093022A (ja) 2008-10-07 2010-04-22 Nippon Electric Glass Co Ltd ガラス基板梱包装置およびその梱包方法
JP2014208387A (ja) 2013-04-16 2014-11-06 トヨタ自動車株式会社 ロボットハンド
US20160178430A1 (en) 2014-12-17 2016-06-23 Norgren Automation Solutions, Llc Apparatus and method for detecting multiple workpieces
JP2016175137A (ja) 2015-03-19 2016-10-06 株式会社イシダ 質量測定装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06305608A (ja) * 1993-04-21 1994-11-01 Toyota Motor Corp ワーク吸着装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009078316A (ja) 2007-09-25 2009-04-16 Tosoh Corp 吸着ヘッドの駆動方法
JP2010093022A (ja) 2008-10-07 2010-04-22 Nippon Electric Glass Co Ltd ガラス基板梱包装置およびその梱包方法
JP2014208387A (ja) 2013-04-16 2014-11-06 トヨタ自動車株式会社 ロボットハンド
US20160178430A1 (en) 2014-12-17 2016-06-23 Norgren Automation Solutions, Llc Apparatus and method for detecting multiple workpieces
JP2016175137A (ja) 2015-03-19 2016-10-06 株式会社イシダ 質量測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018089734A (ja) 2018-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108290297B (zh) 用于在自动系统中提供高流量真空采集的系统和方法
JP6666094B2 (ja) 吸着支持装置、および物品把持装置
KR101952767B1 (ko) 로봇
CN114734472B (zh) 把持工具以及把持系统
JP7110546B2 (ja) 物体の持上げ可否判定方法
TWI621510B (zh) 用於基板提升設備的力傳感系統及力傳感方法
JP2012240166A (ja) ビジョンセンサ及び吸引装置を備えた吸着搬送装置
JP7480600B2 (ja) 目標力上限値設定方法およびロボットシステム
EP3808515B1 (en) Transport device and fetching unit
TWI709467B (zh) 搬送系統及其運轉方法
TWI823001B (zh) 移載裝置
JP2010082782A (ja) 吸着装置および吸着方法
JPH09141588A (ja) 産業ロボットの把手装置
US12037208B2 (en) Unloading apparatus and unloading method
JP6773588B2 (ja) 搬送装置
JP5398146B2 (ja) 荷役機械の制御方法
JP2011156610A (ja) ロボットハンド及び搬送ロボット
JP2755101B2 (ja) 荷積み装置
KR101505963B1 (ko) 테스트핸들러의 픽앤플레이스장치용 픽킹모듈
WO2022137918A1 (ja) ウエハ治具、ロボットシステム、通信方法、及びロボット教示方法
JP7155467B2 (ja) 荷役機械
CN215149180U (zh) 一种轮胎抓手弹性顶测装置
JP2016203201A (ja) 自動プログラミング装置、ローダ装置、及び板材搬送方法
JP6860880B2 (ja) 物品把持具
US20220212884A1 (en) Controller

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201027

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210608

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220323

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20220323

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20220405

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20220412

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220621

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220704

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7110546

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151