JPH05295U - レーザ溶接におけるブレードチツプ固定保持装置 - Google Patents
レーザ溶接におけるブレードチツプ固定保持装置Info
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- JPH05295U JPH05295U JP030232U JP3023291U JPH05295U JP H05295 U JPH05295 U JP H05295U JP 030232 U JP030232 U JP 030232U JP 3023291 U JP3023291 U JP 3023291U JP H05295 U JPH05295 U JP H05295U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 チップを適正にレーザ溶接でき、軽い力でク
ランプ部材によるチップのクランプを解除できるブレー
ドチップ固定保持装置の提供。 【構成】 基板載置面12及びチップ載置面16が形成
された回転ディスク10と、回転ディスク10の周縁部
に周方向に複数配設され、縦方向に揺動してチップ載置
面上のチップ2を基板載置面上のブレード基板1に固定
保持するコ字型レバー式クランプ部材20と、クランプ
部材20と回転ディスク10間に介装されて、クランプ
部材20を回転付勢するばね部材30とを備えたブレー
ドチップ固定保持具Wを、垂設された回転駆動軸50A
で係合連結して水平回転させ、回転ディスク10上のブ
レード基板1とチップ2との圧接部にレーザビームを照
射するレーザ照射部84を設け、ブレードチップ固定保
持具Wの外側に、レーザの照射されるチップ2に対応す
るクランプ部材20に摺接し、チップ2をブレード基板
1に押し付ける方向にクランプ部材20を押圧付勢する
水平押圧機構90を設けるようにしたブレードチップ固
定保持装置。
ランプ部材によるチップのクランプを解除できるブレー
ドチップ固定保持装置の提供。 【構成】 基板載置面12及びチップ載置面16が形成
された回転ディスク10と、回転ディスク10の周縁部
に周方向に複数配設され、縦方向に揺動してチップ載置
面上のチップ2を基板載置面上のブレード基板1に固定
保持するコ字型レバー式クランプ部材20と、クランプ
部材20と回転ディスク10間に介装されて、クランプ
部材20を回転付勢するばね部材30とを備えたブレー
ドチップ固定保持具Wを、垂設された回転駆動軸50A
で係合連結して水平回転させ、回転ディスク10上のブ
レード基板1とチップ2との圧接部にレーザビームを照
射するレーザ照射部84を設け、ブレードチップ固定保
持具Wの外側に、レーザの照射されるチップ2に対応す
るクランプ部材20に摺接し、チップ2をブレード基板
1に押し付ける方向にクランプ部材20を押圧付勢する
水平押圧機構90を設けるようにしたブレードチップ固
定保持装置。
Description
【0001】
本考案はコンクリート製品や石やタイル等の固い製品を切削するための切削機
に用いられる切削用ブレードの製造技術に係り、特に円盤型のブレード基板の外
周縁部に高硬度のチップをレーザ溶接する際に用いられるブレードチップ固定保
持装置に関する。
【0002】
この種の切削用ブレードは、図15に示されるように、円盤型のブレード基板
1の外周に高硬度のチップ2が溶接一体化された構造となっている。そして従来
の切削用ブレードは、チップ2をロウ付けによってブレード基板1に溶接するよ
うになっていた。しかしロウ材を溶かしてチップを基板に接合するロウ付に比べ
て、レーザ溶接はチップと基板の当接部を直接溶接するためブレードの片面側だ
けを溶接すればよく、従って短時間で溶接ができ、さらに溶接強度も高く、しか
も溶接部を巾狭にできること等から、最近ではロウ付に代わってレーザ溶接が主
流となっている。しかしレーザ溶接の際に、溶接中のチップには、溶接熱応力に
よって、チップの外側縁部2aを反り上がらせたり、チップと基板との間に隙間
を形成するような力が作用する。このためブレード基板1に対しチップ2を真っ
直に、しかも隙間なく溶接するためには、斜め方向に向かう大きな力でチップを
クランプすることが必要である。
【0003】
このため従来のレーザ溶接におけるチップ固定保持装置は、図16に示される
ように、円盤形状の基台4のブレード基板載置面4aとチップ載置面4bにそれ
ぞれブレード基板1とチップ2を載置し、チップに対応して設けたトグル式クラ
ンプ機構(図示せず)によってブレード基板1の外周にチップ2を大きな力Fで
押圧保持する構造となっており、この基台4を回転させつつ、チップ2とブレー
ド基板1との圧接部に上方よりレーザ6を照射して溶接を行なうようになってい
る。
【0004】
しかし前記した従来技術では、各チップはクランプ機構によって大きな力Fで
クランプされているため、適正状態にチップを溶接することができるものの、レ
ーザ溶接終了後、チップの溶接されたブレードを取り出す際に、クランプ機構に
よるクランプを解除しなければならず、クランプ力が大きい分だけクランプ機構
のクランプを解除する力もそれだけ大きな力を必要とするという問題があった。
【0005】
本考案は前記従来技術の問題点に鑑みなされたもので、その目的は、チップを
適正に溶接することができるとともに、軽い力でクランプ部材によるチップのク
ランプを解除することのできるブレードチップ固定保持装置を提供することにあ
る。
【0006】
前記目的を達成するために、本考案に係るレーザ溶接におけるブレードチップ
固定保持装置においては、
上面に突設されたマンドレルの周りに同芯円状の基板載置面及び円環状のチッ
プ載置面が形成され、下面に回転駆動軸との係合連結部が形成された回転ディス
クと、前記回転ディスクの周縁部に周方向に複数配設され、ディスク周縁部下方
に設けられた揺動支点である枢支軸回りに縦方向に揺動し、チップ載置面に載置
されたチップを基板載置面に載置されたブレード基板の周縁部に圧接状態に固定
保持するコ字型レバー式クランプ部材と、前記各クランプ部材と回転ディスク間
にそれぞれ介装され、クランプ部材にチップ固定方向への回転付勢力を与えるば
ね部材からなり、前記クランプ部材の揺動支点がばね部材による力の作用線の揺
動範囲内に設けられて、クランプ部材の揺動により、力の作用線が揺動支点の反
対側に移動して、ばね部材によるクランプ部材の回転付勢方向が自動的に切替わ
るブレードチップ固定保持具を、下方の係合連結部を回転駆動軸で係合連結する
とともに、上方のマンドレルを軸受で支承して、水平回転可能に支持し、
前記ブレードチップ固定保持具の上方に、回転ディスク上のブレード基板とチ
ップとの圧接部にレーザビームを照射するレーザ照射部を垂下し、
前記ブレードチップ固定保持具の外側に、レーザの照射されるチップに対応す
るクランプ部材に摺接し、チップをブレード基板に押し付ける方向にクランプ部
材を押圧付勢する水平押圧機構を設けるようにしたものである。
【0007】
また請求項2においては、請求項1記載のブレードチップ固定保持装置におい
て、水平押圧機構を、ばね付勢された押圧面円弧型の水平押圧部材によって構成
し、この水平押圧部材を、1のチップの溶接終了前に次のチップに対応するクラ
ンプ部材にも摺接する大きさに形成したものである。
また請求項3においては、請求項1記載のブレードチップ固定保持装置におい
て、クランプ部材側の水平押圧部材押圧面との摺接部を球面とするようにしたも
のである。
【0008】
レーザ溶接の際には、チップに生じる溶接熱応力に起因した力がコ字型レバー
式クランプ部材に作用するが、チップをクランプするクランプ部材のチップクラ
ンプ点とクランプ部材の揺動支点とは、回転ディスクの半径方向に接近して配置
されているので、溶接熱応力に起因してクランプ部材に作用する曲げモーメント
が小さい。即ち、力の作用点とクランプ部材の揺動支点間の長さが短いので、溶
接熱応力に起因してクランプを解除する方向にクランプ部材に作用する曲げモー
メントが小さい。またチップ内に生じる熱応力は、コ字縦棒状部に軸方向引張力
として作用するが、この力はクランプ部材の剪断力に対し強い揺動支点である枢
支軸によって支持される。従って従来のように大きな力でチップを押圧保持しな
くとも、ばね部材のばね力で、チップが変形する(上方に反り返る)ことなく固
定保持できる。またクランプ部材に対し水平方向に作用する力をブレードチップ
固定保持具とは別部材である水平押圧機構で支えるようにしたので、クランプ部
材のばね力はクランプ部材を回転付勢するだけの大きさでよく、従ってクランプ
部材の解除に要す力が小さくなる。
【0009】
請求項2では、溶接の行われているチップに対応するクランプ部材と、次に溶
接の行われるチップに対応するクランプ部材とが同時に水平押圧部材によって押
圧付勢される状態が確保されているので、水平押圧機構の押圧力の隣接するクラ
ンプ部材への移行がスムーズである。またクランプ部材側の摺接点が水平押圧部
材の押圧面に沿ってスライドするが、円弧型押圧面が摺接点に作用する押圧力を
一定に保持する。
【0010】
請求項3では、クランプ部材側の球面形状の摺接部は、クランプ部材と押圧部
材間のスムーズなスライドを可能とする。
【0011】
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図1〜図10は本考案に係るブレードチップ固定保持装置の一実施例を示すも
ので、図1はチップ供給クランプ工程における同装置の平面図、図2は同工程に
おけるブレードチップ固定保持装置の縦断面図(図2に示す線II−IIに沿う断面
図)、図3はブレードチップ固定保持具の回転ディスクの一部拡大斜視図、図4
はクランプ部材の右側面図、図5はチップ供給クランプ工程における同装置の動
きを説明する説明図、図6はチップ押圧保持機構の平面図、図7はチップ押圧保
持機構の側面図、図8はチップがチップ載置面に対し不適切な状態でクランプさ
れる様子を説明する説明図、図9及び図10はチップがブレード基板外周縁に対
し不適切な状態でクランプされる様子を説明する説明図である。
【0012】
これらの図において、符号10は円盤形状の回転ディスクで、回転ディスク1
0の上面中央部にはブレード基板位置決用のマンドレル11が上方に突出形成さ
れ、マンドレル11の周りには円形状のブレード基板載置面12が形成され、さ
らにこのブレード基板載置面12の周りには円環状凹部14を隔てて円環状のチ
ップ載置面16が形成されている。また回転ディスク10の上面周縁には、ブレ
ード基板1の周縁部に形成されているスリット3と係合できる周方向の位置決め
ピン13が突設されている。位置決めピン13のベース部13aは回転ディスク
10にねじ固定されている。ブレード基板1の大きさは種々の直径のものがある
が、ブレード基板1の大きさに合わせて回転ディスク半径方向にベース部固定位
置をずらすことにより、位置決めピン13の位置を調整できる。この位置決めピ
ン13の作用については後述する。回転ディスク10の下面中央には、垂直に配
設された回転駆動軸50に係合連結可能な係合連結部である円筒部18が突出形
成されている。
【0013】
また回転ディスク10の周縁部には、周方向等間隔にチップを固定保持する複
数のレバー式クランプ部材20が設けられて、ブレードチップ固定保持具(以下
、単に固定保持具という)として一体化されている。そしてこの固定保持具は、
間欠回転する回転駆動軸50に係合連結されて、回転駆動軸50と一体に間欠回
転するようになっている。なお符号52は回転駆動軸50の係合先端部51の基
部において軸と直交する方向に延びる凸条で、この凸条52は回転ディスク10
の円筒部18に形成されている凹部19と係合し、円筒部18と軸50とが周方
向に一体化されている。
【0014】
回転ディスク10の周縁部下面にはL字ブラケット28が周方向等間隔に設け
られており、このL字ブラケット28にコ字型のクランプ部材20が枢着されて
いる。クランプ部材20のコ字上側横棒状部21の先端には、チップ2の外側周
縁部に係合できるクランプ用係合凹部21aが形成され、クランプ部材20の揺
動支点である枢支軸29はディスク周縁部真下近傍位置(枢支軸29がクランプ
用係合凹部21aに接近した位置)に設けられている。またクランプ部材20は
後述するばね部材である引張コイルスプリング30によってチップ2をブレード
外側周縁部に圧接する方向に付勢されている。このためチップ2は高剛性のコ字
型クランプ部材20によって上下方向に固定保持されて、チップがレーザ溶接さ
れる際の溶接熱に起因した熱応力によって変形することなく保持される。即ち、
ブレード基板1とチップ2との圧接部がレーザ溶接される際のチップ2内に生じ
る熱応力は、チップ2の外側周縁部2aを上方に反らす方向に作用するが、揺動
支点(枢支軸)29が溶接熱応力のクランプ部材20への作用点(クランプ用係
合凹部21a)に近接しているため、換言すればチップクランプ点と揺動支点間
の距離dが短いため、熱応力によってクランプ部材20のクランプを解除する方
向に作用する曲げモーメントは非常に小さく、圧縮コイルスプリング30のばね
力によって十分対抗できる。そして熱応力によってクランプ部材20に作用する
力は縦方向の力、即ち剪断力としてクランプ部材20のコ字上側横棒状部21に
作用するが、この剪断力は剛性の高いクランプ部材20の縦棒状部22を介して
L字ブラケット28に支承されている耐剪断強度の高い枢支軸29に支えられる
ので、溶接時にチップ2は変形することなく、即ち反り返ることなく保持される
。
【0015】
L字ブラケット28とクランプ部材20との間には、クランプ部材20にチッ
プのクランプ作用及びクランプ解除作用のためのばね付勢力を与える引張コイル
スプリング30が介装されている。即ち、引張コイルスプリング30は、力の作
用線Lが枢支軸29の近傍位置となるように配設されており、クランプ部材20
が揺動することによって力の作用線Lが枢支軸29の内側となったり外側となっ
たりする。このため図2で示す状態では、スプリング30のばね力がクランプ部
材20をしてチップをクランプする方向に作用しているが、クランプ部材20を
揺動させて、図2仮想線に示すように、力の作用線Lが枢支軸29より外側とな
ると、クランプ部材20に作用するスプリング30のばね付勢方向が切り替わり
、スプリング30のばね力はチップのクランプを解除する方向に作用することと
なる。即ち、クランプ部材20を揺動支点回りに揺動させた場合に、当初揺動を
妨げる方向に作用していたスプリング30のばね付勢力が途中から揺動を促進す
る方向に切替わるので、クランプ部材によるチップのクランプ及びクランプ解除
を簡単に行うことができる。
【0016】
またクランプ部材20のコ字縦棒状部22には縦ブラケット23が垂設され、
この縦ブラケット23の先端部にガイドローラ24が設けられている。そして上
方からクランプ解除用突き押し部材60を下降させてこのガイドローラ24を突
き押しし、クランプ部材20を外側に揺動させてクランプ部材20のクランプを
解除する構造となっている。即ち、突き押し部材60は、中央に孔が開けられ、
クランプ部材20配設位置に対応する形状の円盤型で、突き押し部材60の下降
により、ガイドローラ24は突き押し部材の下面62に沿って外側に転動し、こ
れに伴ってクランプ部材20が枢支軸29回りに拡開方向に揺動する。そしてス
プリング30の作用線Lが枢支軸29を越えると、スプリング30の引張力はク
ランプ部材20を拡開する方向に作用し、クランプ部材20はスプリング30の
ばね力によって自動的に拡開され、チップ2の固定保持が解除される。
【0017】
図5に示されるように、符号120は、固定保持具のチップ載置面16にチッ
プ2を供給するチッププッシャーで、間欠回転する回転駆動軸50に係合連結さ
れた固定保持具近傍に配置されている。このチッププッシャー120は、チップ
2が積層されているチップスタッカー121内の最下部のチップをプッシャープ
レート122が突き押しする構造となっている。符号123はプッシャープレー
ト122を支持するスライドプレートで、プッシャープレート122が直接連結
されているシリンダロッド124aとこのスライドプレート123間には圧縮コ
イルスプリング125が介装されている。符号126はスライドプレート123
のストッパ兼スライドガイドである。即ち、固定保持具の間欠回転の一時停止す
るタイミングに合わせて、エアシリンダ124が作動し、スライドプレート12
3及びプッシャープレート122を前進させて回転ディスク10に接近した位置
(図5仮想線位置)とする。さらにプッシャープレート122だけが前進してチ
ップ載置面16上にチップ2を押し出すとともに、チッププッシャー120は元
の位置に復帰する。
【0018】
符号130はチッププッシャー120の下方に配置され、固定保持具のクラン
プ部材20をチップクランプ方向に揺動させるクランプ作動用プッシャーである
。クランプ作動用プッシャー130は、エアシリンダ132の作動により、シリ
ンダロッド133の先端の突き押し部材65が拡開状態に保持されているクラン
プ部材20を斜め上方に突き押しする構造となっており、チッププッシャー12
0によりチップ2が供給されてスライドプレート123が元の位置に復帰し始め
、スライドプレート123がクランプ部材20の揺動と干渉しない位置となるや
否や、クランプ作動用プッシャー130が作動する。そしてばね部材30のばね
付勢によりクランプ部材20が図5反時計方向に揺動し、基板載置面16上のチ
ップをブレード基板1に圧接状態に固定保持する。再び回転ディスク710が所
定角度回転するとチッププッシャー120,クランプ作動用プッシャー130が
作動する。このように間欠回転する回転ディスク10の一時停止のタイミングに
合わせて、チップの供給及びクランプが行われ、固定保持具が一回転することに
よってすべてのチップがクランプ部材20によってクランプされた状態となる。
【0019】
図6及び図7に示されるように、符号140は、チッププッシャー120の側
方位置から回転ディスク上を水平にチップ供給装置まで延出し、チッププッシャ
ー120によってチップ載置面16に押し出されたチップを、クランプ部材20
が固定保持するまでの間押圧保持するチップ押圧保持機構である。この押圧保持
機構140は、エアシリンダ141によって水平に揺動旋回するアーム142と
、このアーム142の先端部に設けられた垂直エアシリンダ144と、このエア
シリンダ144によって昇降動作するチップ押圧ロッド146とから構成されて
いる。そしてチップ押圧ロッド146は、チッププッシャー120によって押し
出されたチップの上方に位置しており、クランプ部材20がチップ2をクランプ
するまでの間チップをチップ載置面16に押圧保持するようになっている。なお
アーム142は回転ディスク10の上方に十分離間した位置に設けられているた
め、クランプ部材20が揺動してチップクランプ状態となってもアーム142と
干渉することはない。またクランプ部材20のチップクランプ部には、チップ押
圧ロッド146に対応する切欠21b(図1参照)が形成されており、押圧ロッ
ド146がチップを押圧保持した状態においてクランプ部材20がチップをクラ
ンプしても互いに干渉することがない。
【0020】
そしてこのチップ押圧ロッド146の作用は次のように説明できる。即ち、高
硬度材料からなるチップ2にはバリが残っていたり、個々に大きさが異なってい
たり等、中には寸法精度が悪いものもある。このためチッププッシャー120に
よって供給されたチップがクランプ部材20によってクランプされたときに、図
8に示されるように、バリ1aが原因でブレード基板1に対し真っ直とならない
おそれがある。そしてこのような状態でチップが溶接されると、チップ両面の研
削代がないという不具合が生じる等、適正な切削用ブレードを製造できないおそ
れがある。しかるに本実施例では、チッププッシャー120のプッシャープレー
ト123によって押し出されたチップがブレード基板1に当接するや否や、チッ
プ押圧ロッド136がチップをチップ載置面16に押圧して密着状態に保持する
。この間にクランプ作動用プッシャー130が作動し、クランプ部材20が揺動
してこのチップ載置面16に密着保持されているチップをクランプすることとな
る。このためチップはチップ載置面16に密着した状態、即ちブレード基板1と
真っ直な状態に固定保持され、この真っ直な状態でレーザ溶接され、溶接後のチ
ップとブレード基板とは真っ直な状態となる。
【0021】
また回転ディスク側の位置決めピン13とブレード基板側のスリット3とが係
合する構造となっている旨、説明したが、このピン13とスリット3との係合構
造には次の様な働きがある。即ち、チップ2はブレード基板1の外周面と整合す
る当接面の形成された円弧形状とされているが、前にも説明した様に、バリ等が
付着していたり、いびつ形状である等、中には寸法精度の悪いチップも存在する
。またチッププッシャー120のプッシャープレート122の先端は、図9に示
されるように、チップ2を収容し、適正な位置まで押し出すことができるように
平面形状コ字型とされているが、チップ2をブレード基板1の外周縁に当接させ
て戻る際に、チップのバリ等が原因で、図9仮想線で示すようにチップ2を引っ
かけてブレード基板側取付部に対するチップの位置を適正位置からずらす場合が
ある。この様な不適正な位置にあるチップ2をクランプ部材20がクランプした
場合には、クランプ部材20がチップ2をクランプする際に、チップ2を介して
ブレード基板1に周方向の回転力(図10矢印参照)が作用し、ブレード基板1
が基板載置面16上において周方向にスライドしてしまう場合がある。しかし本
実施例では、クランプ部材のチップクランプ時に基板ディスク1を周方向にスラ
イド回転させようとする力が作用しても、ブレード基板1は回転ディスク側の位
置決めピン13と周方向に係合しているため、ブレード基板1が回転ディスク1
0に対しずれるようなことはない。従って本実施例では、ブレード基板1の周縁
部のチップ取付部に対しチップを正しく固定保持することができ、溶接されたチ
ップはブレード基板外周に周方向等間隔に並ぶこととなる。
【0022】
なおブレードチップ固定保持具の上方に突出しているマンドレル11の側面に
は矩形状の凹部11aが形成されており、この凹部11aに係合する凸部42を
備えたチャック機構40が上方から下降し、このブレードチップ固定保持具を吊
り下げて所定位置まで移送できるようになっている。
図11〜図13はチップ溶接工程におけるブレードチップ固定保持装置を示し
ており、図11は溶接工程における同装置の平面図、図12は同工程における同
装置の縦断面図、図13は同装置の水平押圧部材の大きさを説明する説明図であ
る。
【0023】
これらの図において、符号50Aは垂設された回転駆動軸で、先端部は前記し
たチップ供給クランプ工程に設けられている回転駆動軸50と同一形状となって
いる。そして固定保持具の回転ディスク下方の円筒部18がこの回転駆動軸50
Aに係合連結されている。符号54はエアシリンダ(図示せず)により上下方向
に昇降できる軸受部材で、上方より下降して固定保持具のマンドレル11と係合
して、マンドレル11を支承している。回転ディスク10上のブレード基板1と
チップ2との圧接部の真上にはレーザ照射部84が配置されており、回転ディス
ク10が回転されるとともに、ブレード基板とチップとの圧接部にレーザビーム
85が照射されるようになっている。符号90はレーザ照射部84に対応した位
置に設けられ、溶接時のチップに対応するクランプ部材20を回転ディスク半径
方向内側に押圧付勢する水平押圧機構で、ケース91内に前後摺動可能に収容さ
れた水平プッシュプレート92が圧縮コイルばね94によって前方にばね付勢さ
れた構造となっている。符号91a,92aはストッパー、符号95はばね付勢
力調整ねじである。水平プッシュプレート92の押圧面93はクランプ部材20
の外側面に突設されたピン96に摺接し、このピン96を介して押圧力(ばね力
)がクランプ部材20に伝達される。押圧面93は水平方向に円弧面とされてお
り、回転ディスク10の回転によりピン96が押圧面93を水平方向に摺動して
もピン96に作用する押圧力は一定である。またピン96の先端部は球面とされ
て、押圧面93との間の円滑なスライドが可能となっている。またプッシュプレ
ート92の水平方向の巾は、1のチップの溶接の終了する前に、隣接する次のチ
ップに対応するクランプ部材20にも摺接できる大きさとされており、押圧面9
3の両側にはピン96の導入が容易なようにピン案内面93aが形成されている
。このように溶接工程において回転する回転ディスク10上の溶接時のチップは
、水平押圧機構90によって半径方向内側に付勢力を受けており、この付勢力が
チップを半径方向外側に開こうとする力を打ち消すので、チップとブレード間に
隙間が形成されることなく溶接される。
【0024】
図14はブレードチップ固定保持装置を適用したチップ自動溶接装置の実施例
の平面図で、この図14を参照してチップのレーザ自動溶接工程を説明する。
まずA位置には、枠状ケース内に多数のブレード基板1が積層されたブレード
基板スタッカー72が設けられており、ブレード基板吸着搬入機構70Aがスタ
ッカー72からブレード基板1を取り出してB位置に搬入する。B位置には、ブ
レードチップ固定保持具(以下、これを治具という)Wが担持されており、回転
ディスク10の上方に突出するマンドレル11及び位置決めピン13によりブレ
ード基板1が治具Wの基板載置面12に位置決めされて載置される。次にブレー
ド基板1を載置した治具Wは、昇降動作かつ左右スライド可能なチャック機構4
0(40A)によってチャックされ、隣のC位置へ移送される。C位置にはチッ
プ2を供給するチッププッシャー120が設けられており、C位置に移送されて
回転駆動軸50に係合連結された治具Wのチップ載置面16には、チッププッシ
ャー120によってチップが供給される。即ち、治具WはC位置において回転駆
動軸50によって間欠回転し、回転ディスク10の一時停止するタイミングに合
わせてチッププッシャー120からチップが供給される。またこのC位置にはチ
ップ押圧保持機構140及びクランプ作動用プッシャー130が設けられており
、チッププッシャー120によりチップが供給されると同時に、チップ押圧保持
機構140が作動し、押圧ロッド146がチップ載置面16上のチップを押圧保
持する。同時にクランプ作動用プッシャー130が作動し、クランプ部材20が
揺動してチップ2をブレード基板1の周縁部に圧接状態に固定保持するとともに
、チップ押圧ロッド146が引っ込む。そして治具Wが間欠1回転することによ
り、ブレード基板1の外周縁部にチップ2がクランプ材20によって等間隔に固
定保持された状態となる。次にC位置においてチップを固定保持した治具Wは、
チャック機構40(40B)によってチャックされ、隣のD位置に移送される。
D位置には、垂設された回転駆動軸50A及びこの回転駆動軸を駆動させる駆動
モータ(図示せず)等の一体化されたスライドユニット(図示せず)が位置して
おり、治具Wはこの回転駆動軸50Aに係合連結される。このスライドユニット
は、チャック機構40A,40B,40Cによる移送方向と直交する方向に延び
るボールねじ82に沿ってスライドするスライド搬送機構80を構成しており、
D位置に移送された治具Wは、このスライド搬送機構80によってE位置にスラ
イド搬送される。なお符号Mはボールねじ82を回転させる駆動モータで、ボー
ルねじ82の回転によりスライドユニットがボールねじ82に沿ってスライドす
る。E位置の上方には、レーザ照射部84が垂下されており、E位置におけるス
ライドユニットのスライド搬送路上には、治具Wのクランプ部材20に水平押圧
力を与える水平押圧機構90が配置されている。そしてスライド搬送された治具
Wが水平押圧機構90の水平プッシュプレート92に押し付けられた状態となる
と、上方から軸受部材54が下降してマンドレル11を支承する。そして治具W
の溶接チップに対応するクランプ部材20が水平方向からプッシュプレート92
による付勢力を受けた状態で、治具Wが回転され、かつ、上方のレーザ照射部8
4からブレード基板1とチップ2との圧接部にレーザが照射されて、チップがレ
ーザ溶接される。回転ディスク10の1回転により、全チップについての溶接が
終了する。そして溶接が終了すると、軸受部材54が上昇してマンドレル11の
支持が解除され、治具Wは再びスライド搬送機構80によってD位置にスライド
搬送される。D位置にはチャック機構40Cの下降に連動して下降するクランプ
解除用突き押し部材60が設けられており、この突き押し部材60が下降するこ
とによって、クランプ部材20が外側に揺動してチップのクランプが解除される
。同時に治具Wはチャック機構40Cによってチャックされ、F位置に移送され
る。そしてクランプの解除されたブレードは、ブレード吸着搬出機構70Bによ
ってブレード搬出位置であるG位置に搬出される。なおF位置においてブレード
が搬出されて空となった治具Wは、F位置の下方からB位置の下方まで延びる搬
送ベルトコンベア(図示せず)で搬送されて再びB位置に戻される。
【0025】
なお前記実施例では、スライド搬送機構80のスライド搬送路上に水平押圧機
構90が設けられて、E位置の固定保持具のスライド搬送を停止した位置におい
て、クランプ部材20に水平押圧機構90による押圧力が作用する構造となって
いるが、固定保持具のスライド搬送停止後、軸受部材54によってマンドレル1
1を支持させた後、水平押圧機構90を固定保持具にエアシリンダ等で接近させ
てクランプ部材に押圧力を与えるように構成してもよい。
【0026】
以上の説明から明らかなように、本考案に係るレーザ溶接におけるブレードチ
ップ固定保持装置によれば、チップをクランプするクランプ部材のチップクラン
プ点とクランプ部材の揺動支点間の距離が短いので、溶接熱応力に起因してクラ
ンプ部材に生じる曲げモーメントが小さく、またチップ内に生じる熱応力に起因
してクランプ部材に生じる剪断力は耐剪断強度の高い揺動支点である枢支軸によ
って支持されるので、わずかなばね力でクランプ部材を付勢するだけで、溶接時
のチップを変形させることなく確実に固定保持することができる。またクランプ
部材によるチップのクランプを解除するには、ばね付勢力に抗してクランプ部材
を揺動させて、ばね部材の力の作用線位置をクランプ部材の揺動支点の外側に位
置させれば、ばね部材によるばね付勢力がクランプ部材のクランプを解除する方
向に作用するので、小さな力でしかも簡単にクランプ部材によるチップのクラン
プを解除することができる。
【0027】
特に溶接時のチップからクランプ部材に水平方向に作用するの力は、クランプ
部材を押圧する水平押圧機構の押圧力によって打ち消されるので、チップとブレ
ード基板間の溶接部には隙間の全く生じない適正な溶接が行われるとともに、ク
ランプ部材と回転ディスク間に介装したばね部材のばね力をさらに小さくでき、
それだけクランプ部材の解除も軽い力で行うことができる。
【図1】本考案に係るブレードチップ固定保持装置の平
面図
面図
【図2】同装置の縦断面図(図1に示す線II−IIに沿う
断面図)
断面図)
【図3】回転ディスクの一部拡大斜視図
【図4】クランプ部材の右側面図
【図5】チップ供給クランプ工程における同装置の断面
図
図
【図6】チップ押圧保持機構の平面図
【図7】チップ押圧保持機構の側面図
【図8】チップがチップ載置面に対し不適切な状態でク
ランプされる様子を説明する説明図
ランプされる様子を説明する説明図
【図9】チップがブレード基板外周縁に対し不適切な位
置となる様子を説明する説明図
置となる様子を説明する説明図
【図10】チップがブレード基板外周縁に対し不適切な
状態でクランプされる様子を説明する説明図
状態でクランプされる様子を説明する説明図
【図11】チップ溶接工程におけるブレードチップ固定
保持装置の平面図
保持装置の平面図
【図12】同工程における同装置の縦断面図
【図13】同装置の押圧部材の大きさを説明する説明図
【図14】ブレードチップの自動溶接工程の工程説明図
【図15】切削用ブレードの斜視図
【図16】従来のブレードチップ固定保持具の概要図
1 ブレード基板
2 ブレードチップ
10 回転ディスク
11 マンドレル
12 基板載置面
16 チップ載置面
18 係合連結部である円筒部
20 コ字型レバー式クランプ部材
29 クランプ部材の揺動支点である枢支軸
30 ばね部材である引張コイルスプリング
40 チャック機構
50,50A 回転駆動軸
60 クランプ解除用突押部材
65 クランプ作動用突押部材
84 レーザ照射部
90 水平押圧機構
92 水平押圧部材である水平プッシュプレート
93 円弧型押圧面
94 水平押圧力を与える圧縮コイルばね
96 水平押圧部材との摺接部であるピン
120 チッププッシャー
130 クランプ作動用プッシャー
140 チップ押圧保持機構
W ブレードチップ固定保持具
Claims (3)
- 【請求項1】 上面に突設されたマンドレルの周りに同
芯円状の基板載置面及び円環状のチップ載置面が形成さ
れ、下面に回転駆動軸との係合連結部が形成された回転
ディスクと、前記回転ディスクの周縁部に周方向に複数
配設され、ディスク周縁部下方に設けられた揺動支点で
ある枢支軸回りに縦方向に揺動し、チップ載置面に載置
されたチップを基板載置面に載置されたブレード基板の
周縁部に圧接状態に固定保持するコ字型レバー式クラン
プ部材と、前記各クランプ部材と回転ディスク間にそれ
ぞれ介装され、クランプ部材にチップ固定方向への回転
付勢力を与えるばね部材からなり、前記クランプ部材の
揺動支点がばね部材による力の作用線の揺動範囲内に設
けられて、クランプ部材の揺動により、力の作用線が揺
動支点の反対側に移動して、ばね部材によるクランプ部
材の回転付勢方向が自動的に切替わるブレードチップ固
定保持具が、下方の係合連結部を回転駆動軸に係合連結
されるとともに、上方のマンドレルを軸受に支承され
て、水平回転可能に支持され、前記ブレードチップ固定
保持具の上方には、回転ディスク上のブレード基板とチ
ップとの圧接部にレーザビームを照射するレーザ照射部
が垂下され、前記ブレードチップ固定保持具の外側に
は、レーザの照射されるチップに対応するクランプ部材
に摺接し、チップをブレード基板に押し付ける方向にク
ランプ部材を押圧付勢する水平押圧機構が設けられたこ
とを特徴とするレーザ溶接におけるブレードチップ固定
保持装置。 - 【請求項2】 前記水平押圧機構は、ばね付勢された押
圧面円弧型の水平押圧部材によって構成され、この水平
押圧部材は1のチップの溶接終了前に次のチップに対応
するクランプ部材にも摺接する大きさに形成されたこと
を特徴とする請求項1記載のレーザ溶接におけるブレー
ドチップ固定保持装置。 - 【請求項3】 前記水平押圧部材の押圧面に摺接するク
ランプ部材側の摺接部は球面とされたことを特徴とする
請求項2記載のレーザ溶接におけるブレードチップ固定
保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP030232U JPH05295U (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | レーザ溶接におけるブレードチツプ固定保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP030232U JPH05295U (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | レーザ溶接におけるブレードチツプ固定保持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05295U true JPH05295U (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=12297969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP030232U Withdrawn JPH05295U (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | レーザ溶接におけるブレードチツプ固定保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05295U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5334007U (ja) * | 1976-08-31 | 1978-03-25 | ||
JPH0188849U (ja) * | 1987-12-01 | 1989-06-12 | ||
CN117102676A (zh) * | 2023-10-23 | 2023-11-24 | 宁波胜克换向器有限公司 | 一种电机换向器弹簧衬套的两端定位自动焊接装置 |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP030232U patent/JPH05295U/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5334007U (ja) * | 1976-08-31 | 1978-03-25 | ||
JPH0188849U (ja) * | 1987-12-01 | 1989-06-12 | ||
CN117102676A (zh) * | 2023-10-23 | 2023-11-24 | 宁波胜克换向器有限公司 | 一种电机换向器弹簧衬套的两端定位自动焊接装置 |
CN117102676B (zh) * | 2023-10-23 | 2024-01-12 | 宁波胜克换向器有限公司 | 一种电机换向器弹簧衬套的两端定位自动焊接装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950713 |