JPH0529562B2 - - Google Patents

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JPH0529562B2
JPH0529562B2 JP63313786A JP31378688A JPH0529562B2 JP H0529562 B2 JPH0529562 B2 JP H0529562B2 JP 63313786 A JP63313786 A JP 63313786A JP 31378688 A JP31378688 A JP 31378688A JP H0529562 B2 JPH0529562 B2 JP H0529562B2
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JP
Japan
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control
angular velocity
detection means
control time
steering angular
Prior art date
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JP63313786A
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JPH023507A (ja
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Tadao Tanaka
Mitsuhiko Harayoshi
Yasutaka Taniguchi
Masanaga Suzumura
Shozo Takizawa
Naotake Kumagai
Minoru Tatemoto
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
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Publication of JPH023507A publication Critical patent/JPH023507A/ja
Publication of JPH0529562B2 publication Critical patent/JPH0529562B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G17/00Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
    • B60G17/015Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2400/00Indexing codes relating to detected, measured or calculated conditions or factors
    • B60G2400/20Speed
    • B60G2400/204Vehicle speed
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2400/00Indexing codes relating to detected, measured or calculated conditions or factors
    • B60G2400/40Steering conditions
    • B60G2400/44Steering speed
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2800/00Indexing codes relating to the type of movement or to the condition of the vehicle and to the end result to be achieved by the control action
    • B60G2800/01Attitude or posture control
    • B60G2800/012Rolling condition

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (発明の技術分野) 本発明は車体のロール変位を抑制する車両用サ
スペンシヨン装置に関する。
(従来の技術) シヨツクアブソーバの減衰力や空気ばねのばね
定数を電子的に制御して乗心地や操縦安定性を向
上させるようにした電子制御サスペンシヨン装置
が考えられている。そして、このような電子制御
サスペンシヨン装置においてはハンドルを操舵し
て旋回すると共に生じる車体のロール変位を抑制
することが望まれている。
(発明が解決しようとする課題) そこで、例えば米国特許第3124368号に示され
るように、各輪毎に流体シリンダ機構を設け、車
体に作用する姿勢変化の大きさに応じて縮み側の
シリンダ機構を伸長させる方向に伸び側のシリン
ダ機構を縮小させる方向に付勢することにより車
体の姿勢変化を抑制するサスペンシヨン装置が知
られている。ところが、この米国特許に示される
装置は、上記シリンダ機構の制御に精密なフイー
ドバツク制御を行つているため、コストが嵩むば
かりでなくその保守整備作業も極めて難しく、こ
のため一般車に採用するには不向きであつた。
この目的は、上述した精密なフイードバツク制
御を用いることなく、かつ急旋回時のみならず定
回転半径で旋回する定旋回走行時のどちらでも確
実に車体のロールを低減できる車両用サスペンシ
ヨン装置を提供することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段及び作用) 本発明は、各輪毎に設けられた夫々流体ばね室
を有するサスペンシヨンユニツトと、各サスペン
シヨンユニツトの流体ばね室に夫々供給用制御弁
を介して流体を供給する流体供給装置と、各サス
ペンシヨンユニツトの各流体ばね室から各々排出
用制御弁を介して流体を排出する流体排出装置
と、左側の上記サスペンシヨンユニツトの流体ば
ね室と右側の上記サスペンシヨンユニツトの流体
ばね室とを連通制御弁を介して互いに連通せしめ
る連通手段と、操舵角速度を検出する操舵角速度
検出手段と、車速を検出する車速検出手段と、車
体に作用する左右方向の加速度を検出する加速度
検出手段と、上記各検出手段により検出された値
に基づき車体のロールを検出して所要の上記供給
用制御弁および排出用制御弁を設定制御時間の間
制御して車体のロールを低減するロール制御を実
行する制御装置を備え、上記制御装置は、上記加
速度検出手段により検出された加速度が設定加速
度以上であるときに上記連通制御弁を閉じる連通
制御部と、上記操舵角速度検出手段により検出さ
れた操舵角速度および上記車速検出手段により検
出された車速の大きさに応じて設定された制御時
間を記憶する第1の制御時間記憶部と、上記加速
度検出手段により検出された加速度に応じて設定
された制御時間を記憶する第2の制御時間記憶部
と、上記操舵角速度検出手段により検出された操
舵角速度が設定操舵角速度以上であるとき同検出
された操舵角速度および上記車速検出手段により
検出された車速に基づき上記第1の制御時間記憶
部を参照して求めた制御時間に沿つて上記給排制
御を実行すると共に、上記操舵角速度が上記設定
操舵角速度より小さいときでも上記加速度検出手
段により検出された加速度に基づき上記第2の制
御時間記憶部を参照して求めた制御時間に沿つて
上記給排制御を実行する給排制御部とを有するこ
とを特徴とする車両用サスペンシヨン装置であ
る。
(実施例) 以下図面を参照して本発明の一実施例に係わる
車両用サスペンシヨン装置について説明する。第
1図において、エアサスペンシヨンユニツトFS
1,FS2,RS1,RS2はそれぞれほぼ同様の
構造をしているので、以下、フロント用と、リア
用とを特別に区別して説明する場合を除いてエア
サスペンシヨンユニツトは符号Sを用いて説明
し、かつ車高制御に必要な部分のみ図示して説明
する。
すなわち、エアサスペンシヨンユニツトSはシ
ヨツクアブソーバ1を組込んだものであり、この
シヨツクアブソーバ1は前輪あるいは後輪側に取
付けられたシリンダと、このシリンダ内において
摺動自在に嵌挿されたピストンをそなえ、車輪の
上下動に応じシリンダがピストンロツド2に対し
上下動することにより、シヨツクを効果的に吸収
できると共に車輪のストロークに応じてその減衰
力が変化するものである。
ところで、このシヨツクアブソーバ1の上部に
は、ピストンロツド2と同軸的に車高調整流体室
を兼ねる主空気ばね室3が配設されており、この
主空気ばね室3の一部にはベローズ4で形成され
ているので、ピストンロツド2内に設けられた通
路2aを介する主空気ばね室3へのエアの給排に
より、ピストンロツドの昇降を許容できるように
なつている。
また、シヨツクアブソーバ1の外壁部には、上
方へ向いたばね受け5aが設けられており、主空
気ばね室3の外壁部には下方へ向いたばね受け5
bが形成されていて、これらばね受け5a,5b
間にはコイルばね6が装填される。
しかして、11はコンプレツサである。このコ
ンプレツサ11はエアクリーナ12から送り込ま
れた大気を圧縮してドライヤ13へ供給するよう
になつており、ドライヤ13のシリカゲル等によ
つて乾燥された圧縮空気はチエツクバルブ14を
介してリザーブタンク15内の高圧側リザーブタ
ンク15aに貯められる。このリザーブタンク1
5には低圧側リザーブタンク15bが設けられて
いる。上記リザーブタンク15a,15b間には
コンプレツサリレー17により駆動されるコンプ
レツサ16が設けられている。また、上記低圧側
リザーブタンク15bの圧力が大気圧以上になる
とオンする圧力スイツチ18が設けられている。
そして、上記圧力スイツチ18がオンすると上記
コンプレツサリレー17が駆動される。これによ
り、上記リザーブタンク15bは常に大気圧以下
に保たれる。そして、上記高圧側リザーブタンク
15aからサスペンシヨンユニツトSに圧縮空気
が供給される経路は実線矢印で示しておく。つま
り、上記リザーブタンク15aからの圧縮空気は
給気流量制御バルブ(C.V)19、フロント用給
気バルブ(F.Sup)20、チエツクバルブ21、
フロント右用のソレノイドバルブ(F.R)22、
フロント左用のソレノイドバルブ(F.L)23を
介してフロント右用のサスペンシヨンユニツト
FS2、フロント左用のサスペンシヨンユニツト
FS1に送られる。また、同様に上記リザーブタ
ンク15aからの圧縮空気は給気流量制御バルブ
19、リヤ用給気バルブ(R.Sup)24、チエツ
クバルブ25、リヤ右用のソレノイドバルブ
(R.R)26、リヤ左用のソレノイドバルブ(R.
L)27を介してリア右用のサスペンシヨンユニ
ツトRS2、リヤ左用のサスペンシヨンユニツト
RS1に送られる。一方、サスペンシヨンユニツ
トSからの排気経路は破線矢印で示しておく。つ
まり、フロントのサスペンシヨンユニツトFS1,
FS2からの排気はソレノイドバルブ22,23、
フロント用排気バルブ(F.Ex)28を介して上
記低圧側リザーブタンク15bに送られるかまた
はチエツクバルブ29を介して上記ドライヤ13
の排出側に送られる。また、リヤのサスペンシヨ
ンユニツトRS1,RS2からの排気はソレノイド
バルブ26,27、リヤ用排気バルブ(R.Ex)
30を介して上記低圧側リザーブタンク15bに
送られるかまたはチエツクバルブ31を介して上
記ドライヤ13の排出側に送られる。ところで、
上記エアクリーナ12と上記ドライヤ間には排気
ソレノイドバルブ32とチエツクバルブ33とか
らなる排気通路が上記コンプレツサ11と並列に
設けられており、ドライヤ13を介して破線矢印
方向に排出される圧縮空気は排気ソレノイドバル
ブ(A.Ex)32、チエツクバルブ33、エアク
リーナ12を介して大気に解放される。
また、34は車高センサで、この車高センサ3
4は自動車の前部右側サスペンシヨンのロアアー
ム35に取付けられて自動車の前部車高を検出す
るフロント車高センサ34Fと、自動車の後部左
側サスペンシヨンのラテラルロツド36に取付け
られて自動車の後部車高を検出するリヤ車高セン
サ34Rとを備えて構成されていて、これら車高
センサ34F,34Rから車高調整制御部として
のコントロールユニツト37へ検出信号が供給さ
れる。
車高センサ34における各センサ34F,34
Rは、ノーマル車高レベルおよび低車高レベルあ
るいは高車高レベルからの距離をそれぞれ検出す
るようになつている。
さらに、スピードメータには車速センサ38が
内蔵されており、このセンサ38は車速を検出し
て、その検出信号を上記コントロールユニツト3
7へ供給されるようになつている。
また、車体の姿勢変化を検出する車体姿勢セン
サとしての加速度センサ(Gセンサ)39が設け
られている。
また、40は油圧を表示するインジケータでこ
のインジケータ40の表示はコントロールユニツ
ト37により制御される。また、41はステアリ
ングホイール42の回転速度、すなわち操舵速度
を検出する操舵センサで、その検出信方は上記コ
ントロールユニツト37に送られる。さらに、4
3は図示しないエンジンのアクセルペダルの踏込
角を検出するアクセル開度センサで、その検出信
号は上記コントロールユニツト37に送られる。
また、44は上記コンプレツサ11を駆動するた
めのコンプレツサリレーで、このコンプレツサリ
レー44は上記コントロールユニツト37からの
制御信号により制御される。さらに、45はリザ
ーブタンク15aの圧力が所定値以下になるとオ
ンする圧力スイツチで、その出力信号は上記コン
トロールユニツト37に出力される。つまり、リ
ザーブタンク15aの圧力が所定値以下になると
上記圧力スイツチ45はオンし、コントロールユ
ニツト37の制御によりコンプレツサリレー45
が作動される。これにより、コンプレツサ11が
駆動されてリザーブタンク15aに圧縮空気が送
り込まれ、リザーブタンク15a内の圧力が所定
値にされる。また、46にリヤのサスペンシヨン
ユニツトRS1,RS2の主空気ばね室3を連通す
る連通路に設けられたリヤのサスペンシヨンユニ
ツトRS1,RS2の主空気ばね室3の圧力を検出
する圧力センサである。この圧力センサ46で検
出される圧力信号は上記コントロールユニツト3
7に出力される。なお、上記ソレノイドバルブ2
2,23,26,27,32及びバルブ19,2
0,24,28,30の開閉制御は上記コントロ
ールユニツト37から制御信号により行われる。
また、上記ソレノイドバルブ22,23,26,
27は3方切換弁よりなり、その2つ状態につい
ては第2図に示しておく。第2図Aは3方切換弁
が駆動された状態を示しており、この状態で矢印
Aで示す経路で圧縮空気が移動する。一方、第2
図Bは3方切換弁が駆動されていない状態を示し
ており、この状態では矢印Bで示す経路で圧縮空
気が移動する。また、バルブ19,20,24,
28,30及びソレノイドバルブ32は2方向弁
よりなり、その2つの状態については第3図に示
しておく。第3図Aはソレノイドバルブが駆動さ
れた状態を示しており、この状態では矢印C方向
に圧縮空気が移動する。一方、ソレノイドバルブ
が駆動されない場合には第3図Bに示すようにな
り、この場合には圧縮空気の流通はない。
さらに、給気流量制御バルブ19の構成につい
ては第4図に示しておく。第4図Aはソレノイド
バルブが駆動された状態を示しており、この状態
では小径オリフイス50を介して矢印C方向に圧
縮空気が移動する。このため、移動する単位時間
当りの空気量は少ない。一方、ソレノイドバルブ
が駆動されない場合には第4図Bに示すようにな
り、この場合には大径経路E及び小径のオリフイ
ス60を介して圧縮空気が移動するため、単位時
間当りの空気量はオン時よりもかなり多くなる。
次に、上記のように構成された本発明の一実施
例の動作について説明する。本装置は車高調整及
び姿勢制御機能を備えているもので、車高調整時
及び姿勢制御時のバルブの開閉は第5図に示して
おく。第5図に示してあるように、姿勢制御には
右旋回のロールを制御する「右旋回」モード、そ
の「右旋回」モードを保持する「保持」モード、
左旋回のロールを抑制する「左旋回」モード、そ
の「左旋回」モードを保持する「保持」モード、
車のフロント側を上げる「Front Up」モード、
車のフロント側を下げる「Front Down」モー
ド、車のリヤ側を上げる「Rear Up」モード、
車のリヤ側を下げる「Rear Down」モード、車
のフロント側及び上記リヤ側を上げる「F〓&R
Up」モード、車のフロント側及びリヤ側を下げ
る「F&R Down」モード、車のフロント側を
上げてリヤ側を下げる「F.Up−R.Down」モー
ド、車のリヤ側を上げてフロント側を下げる
「R.Up−F.Down」モードがある。また、車高調
整として車のフロント側の車高を上げる「Front
Up」モード、車のフロント側の車高を下げる
「Front Down」モード、車のリヤ側の車高を上
げる「Rear Up」モード、車のリヤ側の車高を
下げる「Rear Down」モード、車のフロント側
及び上記リヤ側の車高を上げる「F&R Up」
モード、車のフロント側及びリヤ側の車高を下げ
る「F&R Down」モード、車のフロント側の
車高を上げてリヤ側の車高を下げる「F.Up−R.
Down」モード、車のリヤ側の車高を上げてフロ
ント側の車高を下げる「R.Up−F.Down」モー
ドがある。
次に、この発明の一実施例のロール制御につい
て第6図のフローチヤートを参照して説明する。
イグニシヨンキーをオンするとコントロールユニ
ツト37により第6図に示すフローチヤートの動
作が開始される。まず、ステツプS1において、
ハンドル角速度θ〓及び車速V及び左右方向の加速
度gデータを記憶するコントロールユニツト37
内の所定メモリ領域が0クリアされる。次に、ス
テツプS2に進んでマツプメモリTMがリセツト
(TM=0)される。そして、ステツプS3に進んで
前輪及び後輪の左右の主空気ばね室3がそれぞれ
連通していることが確認され、もし連通していな
ければコントロール16により連通される。
つまり、ソレノイドバルブ22,23,26,
27がすべてオフされていることが確認される。
さらに、ステツプS4に進んでGモンサ39で検
出される左右方向の加速度gがコントロールユニ
ツト37に入力され、この左右方向の加速度gが
読み込まれる。さらに、車速センサ38で検出さ
れる車速がコントロールユニツト37に入力され
る。さらに、操舵センサ41から出力されるハン
ドル角速度θ〓がコントロールユニツト37に読み
込まれる。そして、ステツプS5に進んで上記加
速度gの絶対値は第6図に示した設定加速度gL
絶対値より小さいか否かが判定される。そして、
このステツプS5において「YES」と判定される、
つまりハンドルが急操舵されていないと判定され
ると上記ステツプS2の処理に戻り、ロール制御
は行なわれない。
一方、上記ステツプS5において「NO」と判定
されるとステツプS6以降のロール制御処理に進
む。まず、前輪及び後輪の左右の主空気ばね室3
がそれぞれ連通されなくなる。これは、ソレノイ
ドバルブ22あるいは23の一方がオンされるか
ソレノイドバルブ26あるいは27の一方がオン
されることにより行なわれる。そして、上記ステ
ツプS4で読み込まれた加速度gにより操舵方向
が判断される(ステツプS7)。ここで、g>0を
左旋回とする。そして、操舵方向か時計まわりか
否か判定される(ステツプS8)。このステツプS8
において「NO」、つまり反時計方向に操舵され
たと判断されるとステツプS9に進んで「g<0」
であるか否か判定される。つまり、右旋回である
か否か判定される。このステツプS9において
「NO」、つまりハンドルが左方向に切りたしなが
ら操舵されると判定されるとハンドル角速度θ〓が
しきい値θ〓0以上か否か判定される。このステツプ
S10において「YES」と判定されると第9図に示
した車速−ハンドル角速度マツプから制御時間
TPが求められる(ステツプS11)。この制御時間
TPはT1′〜T3′の3つの種類がある。一方、上記
ステツプS10において「NO」と判定されると第
8図に示したGセンサマツプから制御時間TP
求められる。この制御時間TPは左右方向の加速
度gに応じて変化する。上記ステツプS11あるい
は12の処理が終了するとステツプS13に進んで制
御時間T(=TP−TM)が算出される。そして、
ステツプS14に進んで「T>0」か否か判定され
る。このステツプS10において「NO」と判定さ
れると上記ステツプS4に戻る。つまり、この場
合には車体姿勢制御は行なわれない。一方、上記
ステツプS14において「YES」と判定されるとス
テツプS15に進む。このステツプS15において上
記ステツプS13で求めた制御時間Tだけ第5図の
左旋回モードの「0」印のバルブがオンさせる指
令が出力される。これにより左旋回時に右側の車
高が下がり左側の車高が上がろうとするのを抑制
して、車体を水平に保つている。
そして、上記ステツプS15の処理が終了すると
ステツプS16に進んでマツプメモリが更新、つま
りTMにTPが設定され、再びステツプS4に戻る。
したがつて、車速−ハンドル角速度マツプあるい
はGセンサマツプの同じ領域において該旋回走行
を継続した場合、または同マツプのより制御時間
の小さい領域において該旋回走行を継続した場
合、ステツプS11あるいは12で求められる制御時
間TPは既にマツプメモリーに記憶されているTM
と同じか、またはより小さいのでステツプS14に
おいて制御時間T≦0となり上記ステツプS4に
戻される。
そして、ハンドルを左方向に操舵してから右方
向に戻そうとすると、上記ステツプS9において
「YES」と判定されてステツプS17の処理に進む。
このステツプS17において「|g|≦|gH|」で
あるか否か判定される。このステツプS17におい
て「YES」と判定されると前輪及び後輪のサス
ペンシヨンユニツトの左右のそれぞれの主空気ば
ね室3が連通されて、両室が互いに同圧に保たれ
てロール制御が解除される(ステツプS18)。
一方、ステツプS17において「NO」と判定、
つまりハンドルを左に操舵した後に右に戻し始め
たものの、まだ車体には横加速度が作用している
場合には上記ステツプS4に戻つて、左右の両室
は非連通のままとされる(ステツプS6)。そし
て、このハンドルの戻しによりハンドルが右方向
になつた場合にはステツプS8において「YES」
と判定されてステツプS16以降の処理に進む。以
下、ハンドルを右に操舵した場合ステツプS19〜
S26の処理は上記したステツプS9〜S16の処理と
同様である。
また、旋回走行中に車速−ハンドル角速度マツ
プあるいはGセンサマツプのより大きい制御時間
の領域へ変化するような走行状態になつた場合、
ステツプS11,12,21,22で求められる制御時間
TPは既にマツプメモリーに記憶されている制御
時間TMよりも大きいので、ステツプS13あるいは
23において追加が必要な制御時間T(=TP−TM
が求められ、ステツプS15あるいは25においてそ
の制御時間Tの追加制御が指令される。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明によれば、上述した
精密なフイードバツク制御を用いることなく、か
つ急旋回時のみならず定回転半径で旋回する定旋
回走行時のどちらも確実に車体のロールを低減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わる車両用サス
ペンシヨン装置を示す構成図、第2図A及びBは
3方向弁の開閉を示す図、第3図A及びBはソレ
ノイドバルブの開閉を示す図、第4図A及びBは
給気流量制御バルブの開閉を示す図、第5図は姿
勢制御及び車高調整時のバルブの開閉を示す図、
第6図は同実施例の動作を示すフローチヤート、
第7図は左右方向加速度Gの時間的経過を示す
図、第8図はGセンサマツプを示す図、第9図は
車速−ハンドル角速度マツプを示す図である。 15a,15b…リザーブタンク、19…給気
流量制御バルブ、20…フロント用給気バルブ、
24…リヤ用給気バルブ、28…フロント用排気
バルブ、30…リヤ用排気バルブ、37…コント
ロールユニツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 各輪毎に設けられた夫々流体ばね室を有する
    サスペンシヨンユニツトと、 各サスペンシヨンユニツトの流体ばね室に夫々
    供給用制御弁を介して流体を供給する流体供給装
    置と、 各サスペンシヨンユニツトの各流体ばね室から
    各々排出用制御弁を介して流体を排出する流体排
    出装置と、 左側の上記サスペンシヨンユニツトの流体ばね
    室と右側の上記サスペンシヨンユニツトの流体ば
    ね室とを連通制御弁を介して互いに連通せしめる
    連通手段と、 操舵角速度を検出する操舵角速度検出手段と、 車速を検出する車速検出手段と、 車体に作用する左右方向の加速度を検出する加
    速度検出手段と、 上記各検出手段により検出された値に基づき車
    体のロールを検出して所要の上記供給用制御弁お
    よび排出用制御弁を設定制御時間の間制御して車
    体のロールを低減するロール制御を実行する制御
    装置を備え、 上記制御装置は、上記加速度検出手段により検
    出された加速度が設定加速度以上であるときに上
    記連通制御弁を閉じる連通制御部と、 上記操舵角速度検出手段により検出された操舵
    角速度および上記車速検出手段により検出された
    車速の大きさに応じて設定された制御時間を記憶
    する第1の制御時間記憶部と、 上記加速度検出手段により検出された加速度に
    応じて設定された制御時間を記憶する第2の制御
    時間記憶部と、 上記操舵角速度検出手段により検出された操舵
    角速度が設定操舵角速度以上であるとき同検出さ
    れた操舵角速度および上記車速検出手段により検
    出された車速に基づき上記第1の制御時間記憶部
    を参照して求めた制御時間に沿つて上記給排制御
    を実行すると共に、上記操舵角速度が上記設定操
    舵角速度より小さいときでも上記加速度検出手段
    により検出された加速度に基づき上記第2の制御
    時間記憶部を参照して求めた制御時間に沿つて上
    記給排制御を実行する給排制御部とを有すること
    を特徴とする車両用サスペンシヨン装置。
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JPH043324A (ja) * 1990-04-19 1992-01-08 Nec Ic Microcomput Syst Ltd 磁気テープ

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